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「珈琲屋の人々」 池永陽

2015-09-27 | 読書

景気がイマイチの小さな商店街、そこで親の代からの喫茶店を一人でやっている行介。喫茶店にはいろいろな人がやってきて、みな自分のままならない人生を抱えている。行介もまた、人を殺したという過去がある。

一人を一話にして、ワンクールのテレビドラマが作れそうな小説だった。人物はやや類型に流れているけれど、ドラマだとこのくらいわかりやすい方がいいのではないかと思う。読むテレビドラマ。

ところどころ、あり得んだろと突っ込みたくなる話もあった。景気の悪い和菓子屋、景気悪いから自殺して保険金もらえという親の会話を聞いて、売春して親を助けようとする高校生。

ちょっと待ってよ。店の売上落ちたくらいで自殺する?自分の店でテナント料要らないみたいだし、そう慌てなくても。娘も娘、いきなりそんなハードな仕事しなくても、アルバイトいくらでもありそう。だいいち、そのお金、どう言って親に渡すの。

世の中にはお金に困る人もたくさんいるけど、不動産を売るとか、自己破産とか、生活保護とか、生きる手立てはいくらでもある。そう早まらないでもらいたい。

ちょっと単純化して書きすぎ。もっとも娯楽作品としては楽しく読めると思います。


 

今月初め、誕生日のプレゼントに長男のお嫁ちゃんが持ってきた。

金沢のお菓子を取り寄せしてその一つだとか。ゼリーですが、表面は砂糖の結晶でカリッとしていて、咬むと中が柔らかいという初めての食感。おいしかった。

それと家にあったというブドウ一房。「**ちゃんが持って行かないでって言ったんですけど」とのことだったけど、うちでは別のブドウ出したから、孫娘も納得したはず。

そこら辺にあるものをテキトーに持って来てくれたのが、家族らしくて嬉しくも面白かった。

また別の日に上の孫を抱っこしてやったら、ぶあついーーですと。初め、暑いと言ってるのかと思ったら、私の体がぶ厚いんですと。おやまあ、言葉をたくさん覚えたわね。そして、うまく使えること。

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渓谷から高原へ、熊本の旅

2015-09-22 | 旅行

9/19 

仕事おえて自宅発。九州道南関インターを降りて、大牟田市の甘木山頂上、おおむたハイツに投宿。

宿は少し前の作り方、若い頃、研修なんかこんな宿でしていた。部屋に風呂なし、トイレなし。でもお値段リーズナブル。料理もレトロ。スタッフさんは皆さんとても丁寧。家族連れや、孝行旅行の人たちなど、賑やかでした。

9/20

8時過ぎ、宿発。南関インター通り過ぎて、阿蘇外輪山手前の菊池渓谷と、草原の展望台を目指します。熊本インター手前で昼ごはん済ませ、九州道を人吉まで。そこから球磨川沿いに八代まで戻り、宿泊。

途中の道の駅。果物豊富。ブドウ一房買ったら、新鮮でとてもおいしかった。

阿蘇外輪山の中にあり、伏流水が流れます。うっそうとした原生林が続き、とても涼しい場所です。

九州のツリフネソウは色鮮やか。

また滝

水しぶきが上がります。

黎明の滝。水しぶきが太陽の光に照らされて朝靄のように見えることから名づけられたそうです。


 

しばらく行くと高原の快適なドライブコースになります。

遠くまでとてもよく見えます。

西湯蒲園地展望台からの眺め。噴煙が上がっています。遊覧飛行のヘリコプターが飛び立ちました。

説明版

左方向に涌蓋山わいたさん(尖っている山)と九重連山(雲がかかっている山)が。登ったのは7,8年前でしょうか。懐かしい山々です。

さらに行くと一部草を刈ってとても眺めのいい場所が。雄大な阿蘇の眺め。

名残惜しいけど、熊本へ向けて降りていきます。外輪山の縁がくっきりとした姿を見せています。


 

九州道で約一時間、宮崎県との境、人吉へ。盆地の中の城下町です。

城跡に小さな神社一つ。城は石垣を残して何もありませんが、礎石などが当時の建物のようすを留めています。

盆地のためか、とても暑く、本丸跡まで上がってちょっと疲れてしまいました。以後次回に。乞うご期待。


今朝は夫と二人、墓掃除に出かけ、墓所の後ろの木を切ったりしてとても疲れました。姑様が元気なころ山を切り開いて墓所を造営。

今は管理は私たちの役目。草も木も自然の摂理に従って元気よく育つ。その勢い止めがたし。管理すべき墓地を持たぬ者こそ幸いなれ。

いえいえ、不必要な不動産はすべからく持たぬが吉。不動産を資産として持つには、長い目で見たキャッシューフローを考えられるだけの能力が必要。

起きて半畳、寝て一畳、遺灰は海の見える丘の上から風に向かって振りまいてもらう。これが理想かも。

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九州へ旅行してました

2015-09-21 | 旅行

土曜日午後出発、その日のうちに大牟田まで。急に決めて宿が全然なくて、山の上の公共施設みたいなところに泊まりました。

宿の下はソーラー施設。その向こうに夕日が沈みます。

朝です。部屋から大牟田市内と有明海、雲仙岳まで見えます。

六畳一室に一人泊まっても二人泊まっても同じ値段なので、二部屋予約。なぜか九畳の部屋にグレードアップされていて、宵の口は一つの部屋で話した後解散。広い部屋でゆっくり寝ました。

この歳になるとお洒落な部屋より、広い和室がくつろぐ。

菊池渓谷というところへ行きました。谷沿いの木陰の道から水辺に降りてみます。

こちら黎明の滝。涼しそう。

阿蘇外輪山、兜岩展望台近く。噴煙を上げる中岳。

福岡市志賀島。玄界灘でサーフィンしています。

志賀島、金印公園で。

飯塚の旧伊藤伝衛門邸は二度目。なぜか赤毛のアンの扮装用セットが置いてあるので遊んでみました。

そうそう、テレビドラマ以来お客さんが増えたそうで、広い駐車場ができていました。


 

二日半、交替で車運転して今夜9時前帰宅。山に登ったわけでないので、疲れてはいませんが、連日とても暑くて、日焼けしたかも。

連休はあと二日あります。皆様もいいお休みをお過ごしください。

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友達の家に遊びに行った

2015-09-18 | 日記

昨年の今頃、八幡湿原で。マツムシソウとススキ。


 

今日は友達の家に遊びに行った。郊外の山の斜面にある団地、バスセンターから40分くらいバスに乗り、降りたところから5分くらいのはずが道に迷い、10分以上団地内をさまよった。

同じような家が並び、人通りがない。やっと向こうから坂道を自転車押し押し上がってきた、私と同年配の女性に道を聞き、辿り着く。

予想した通り素敵な家だった。15年くらい前に建て替えたという。ということはご主人の定年を機にリニューアルということでしょう。いいなあ、お勤めの人は。我が家は定年もなく、退職金もなく、どのように仕事を終えるか未確定。

でも先のことは不確定なことも多いので、今現在、体に気を付けて無駄なことにお金を使わないと、そのくらいかな。

しかし、大規模な団地にスーパーが一軒もないという。あったのだけど、撤退したので、家族の一人一台車がないと生活も不便そう。

まあいろんなことはいいこと悪いことが表裏一体、人をうらやむことをせず、自分の暮らしの中で、より良い方法を考えるということかな。

お喋りしていたら、あっという間に3時半、街へ出るという彼女の車に乗せてもらって、帰りは半分くらいの時間でバスセンターまで戻った。

来月またお出かけの約束して、解散。

外国暮らしをしていた彼女はとてもいい食器をたくさん持っていた。日本では売っていないような大ぶりのサイズもあった。あちらでは大勢のパーティなど、大きな食器の出番もあることだろう。

珍しいお料理もいただき、私はお寿司屋や、京都の竿菓子など持参、とてもいい一日だった。

先日お嫁ちゃんと話しているとき、私が友達と遊びまくる話になり、大丈夫よ、縁さえ切れてなければ、子育て終わったらまた付き合うようになるから、今は子育てに頑張ってねと言ったりした。

子育ての日々にあるときは、一日一日が終わるのがやっとだったけど、振り返ってみれば遠い景色。後期高齢者になる前の凪のような時間、大切にしたいものです。

彼女の家の写真はありません。よその家でブログネタ探すのも失礼なので。帰ってから、日頃の生活を反省した私。。。。

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川辺のオープンカフェ

2015-09-17 | クッキング・ランチなど

きょうは用事で出かけ、お昼は京橋川の堤防上のオープンカフェで。名前はteagarden Pul Pulです。

google Mapにはなぜか猿猴川えんこうがわと間違っているけど正しくは京橋川右岸、稲荷橋たもとにあります。

向こう京橋。広島城京口門より東へ向かう最初の橋。西国街道が通っていたそうです。

水辺が嬉しい季節になりました。暑くなく、寒くなく、ちょうどいいお天気です。

名前は洋風、でもご飯が付いてます。野菜いっぱいで嬉しいワンプレートランチ。

この付近は他にも川の見えるオープンカフェがいくつかあります。どれも素敵な店ばかりです。すべて広島駅から徒歩圏内、出張のついでに、観光の仕上げに、広島ならではのきれいな川べりで食事したり、のんびりお茶してください。

こちら広島市のサイト

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1111583774214/index.html

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「山のパンセ」 串田孫一

2015-09-17 | 読書

2010年8月立山ツアーに参加。後列左から三番目。この時も一人で参加した。元気な女性ばかり、男性はガイドの方とあと一人だけ。

数日のツアーの間に各自ニックネームがついた。私はどう呼ばれていたかは不明。アミューズ、今でもあるんだろうか。

後ろは最高峰の雄山と思う。連日の雨、雨、雨・・・・


 

登山リュックに入れて山小屋で読むのにいい本らしい。文庫本で、どれも短いので読みやすいとのことだったが、ふだん、エッセィを読まない私にはとても時間がかかった。

随想なので、山の具体的な姿が思い浮かないのが原因かも。文章には5W1Hが必要と子供のころ学校で習ったけど、これはそういう約束事を超越した文章が多く、近年老化が激しくて想像力が枯渇しつつある身には読み切るのがつらかった。

1960年代初頭、各雑誌に掲載した短い随想が殆どらしい。その当時の山装備や山小屋、山行のようすなど、当事者には当たり前すぎて書き残す気にもならないようなことが、今になっては知りたいと思う。

山の本は、まずどの山へいつの時期に入り、何日で踏破したこと、装備、登山道のようすなどの記述が期待されるのではないだろうか。その上に立っての感想である。あまりに山の描写が少なくて、私的には不満足だった。別な方はまた別な感想だと思うけど。

ただ一つ、エーデルワイスはよかった。外交官の親とスイスにいたことのある女性にエーデルワイスのドライフラワーを貰い、額縁に入れて大切に保管していたが、虫に食われてしまった。女性はまたスイスへ行ったという話を聞いただけで、その後の消息も分からない。額は友達の弟にあげ、弟はとても喜んだらしいが、会うこともないまま、戦争のころに死んだ…とだけある。

エーデルワイスを巡って、人は出会いかつ別れ、久しくとどまりたる例なし。そしてそれにも戦争が影を落としている。。。。

今まで私が読んだ山関係の本、印象に残ったものをいくつか挙げておきます。

日本アルプスの登山と探検」 ウェストン 日本に近代登山を導入した先駆者の好著。明治時代・・・だったかな日本にきた宣教師。山が好きで、好きで、ついには宣教師をやめて登山家になった。

平坦なイギリスから来ると、日本の険しい山がとても魅惑的だったことだろう。装備は原始的だけど、各山には案内人や強力(ヒマラヤのシェルパみたいな人)がいるので、今より楽な面も。ワクワク感が伝わってきて読んで楽しい。お勧めです。

山と渓谷」 田部重治 こちらも名著。古典。八月初めの白馬岳に登るが、誰もいない。出会うのは水晶を探す人や、珍しい植物を探す人くらい。登山道を外れてはいけないという規制もないし、本当に山懐に抱かれる感じがよかった。この百年で、登山は本当に大衆化した。

百年前の山を旅する」 著者失念。ヤマケイ社。確か雑誌「山と渓谷」の編集者だったと思うが、昔の山岳紀行と同じように山を歩いてみる。これもなかなか面白かった。

若狭から京都の出町柳まで24時間で歩くというチャレンジ、やってみたら本当にできたのに著者は驚き、私も驚いた。ルートは今のような平地ではなく、尾根伝いに行く。途中であった人にどこへ行くかと聞かれ、京都へ行くと自慢したら、「まあ、あんたならいけるやろ」と軽く言われた下りが面白かった。

あとはニュージーランド人の山岳案内人、クレイブマクラクラン氏の「ニッポン百名山よじのぼり」。友人と車で登山口まで行き、あとはひたすら登山。山であれこれ考えない。登って降りて、食事して宿を探して、その繰り返し。その潔さやよし。白山だって駆け上り、駆け下り、半日で下山しているのにはびっくり。私は15年くらい前、二日掛けて登って下りました。

あとは新田次郎の強力伝などですか。でも山の本は小説にするよりもデータを書いた方が読む気になるのも事実。登山は事実を書くだけで、充分読ませると思うので、小説にするのはなかなか難しいのでは。

また、山に行きたくなったかな・・・でも寝つきが悪いので、山小屋で8時ころに消灯するのは辛い。全然眠れない。もう歳だし、遠くの山はそろそろ卒業の時期かも。


昨日のお茶。最近買った器。

古い家具にはブルー一色の器が納まりいいような気がする。

昨夜お嫁ちゃんが孫二人連れてきたので見せたら、和風ですねと言っていた。そう、日本のメーカーです。世間的には地味かも。暈しの繊細さが日本的。

本通り歩いていたら可愛い服を見つけたので即購入。今の時期、別に理由もないので、「たまたま見つけたから」と言って渡す。

昨夜はお嫁ちゃんとお喋りしていたら21時前、下の子は寝てしまうし、慌てて解散。またおいでね。

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倉敷を描く

2015-09-16 | 水彩画

 

水彩サークル、先週のお題は倉敷でした。モチーフ当番の人が写真撮って来て、好きなのを描きます。

私は定番の、水路の遊覧船。

二時間くらいで描く予定が、結局、昨日6時間もかかってしまった。

途中、家事が入るし、ご飯食べる人がいるし、で、出来上がったのは夜の8時過ぎ。

いゃあ、体動かすわけではないけれど、背中が痛い。

高校の恩師の言葉を思い出す。人生は短い、本当に自分のやるべきことをやってください。

やるべきこと・・・私の場合なんだろう。あれこれ手を広げて収拾のつかない状態。健康だけには気を付けよう。

上の絵では強弱のバランスがまだまだ、あとまだ手直ししの予定。

しかし、こういう絵葉書的画題、とても気恥ずかしい。富士山の恥ずかしい太宰治と同じというのはおこがましいけど。


 

疲れたのでしばしのティーブレイク。冷蔵庫の中から、夏の名残の水羊羹。でも結局食べずに他のおやつにした。

器は近くでイオンが開店したときの記念セールで。とても安かった。エンズレィのバラのマグカップはヒビが入ったので、スプーン入れにしている。

イギリスの器、好きです。スポードがいちばん好きだけど、とても高くなった。20年くらい前は広島のエクセルにも置いていたけど、今はどこにも見かけない。たまにデパートのイギリスフェアなどで見るくらい。

三男夫婦が私の誕生日にわざわざ送ってくれました。毎日おいしいお茶しています。ありがとね。

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自分への戒めとして

2015-09-14 | 断想

いやはや・・・・

生活は体型に出る・・・

 

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器が割れた!!

2015-09-13 | 事件、事故

きょうは外出の予定がないので、食器棚を整理。夏のガラスの器、グラスを片付け、色の濃い食器を出す。

整理するとあら不思議、ずいぶん空間が空いた。

その前に別なところも整理するうち、ロイヤルコペンハーゲンのデミタスカップを割ってしまった!!

わあーーーー大泣き。

いきさつはこうです。これは割る直前の配置。

ホコリを取るつもりでデミタスを出すと、右隣の立てて飾っていた器が滑り落ちそうになったんですね。

それはこれです。

200円の器に自分で転写紙で絵付け。10年くらい前。ブルー一色が好きなので、まあ大切にしていた器。

落ちたら大変ととっさに手を出したら、その手にデミタスカップを持っていて、見事に当たりました。

ロイヤルコペンハーゲンは軽くて薄い。とても繊細な器です。安くてぶ厚い器には勝てるはずもなく、ものの見事に割れました。

ああ、なんか憎らしいハートの器。器に罪はなくて、私が悪いんだけど。

涙、涙、涙・・・・ごめんよ。器。

残るはこれだけ。もう箱にしまって片づけておこうかしらと。でも片付けると、これから先、あることすら忘れてしまう気がする。いっそのこと、北欧大好きなお嫁さんにあげようかしら。

いえいえ、まだまだ人が来た時、これでお茶出すと受けるかも。とこの世に、器に未練を残している

のでした。


 

お嫁ちゃんから、誕生日プレゼントに紅茶貰いました。ありがとね。普段はティーパックで済ませるけど、きちんと蒸らして淹れたお茶とそこらにあるもので、しばしのティータイム。

きょうはとても湿度が低くて、気持ちいい。しばらくはこのいい季節を楽しもう。 

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古民家ギャラリーへ行く

2015-09-12 | 日記

昔のママ友が田舎の古民家を購入。ギャラリーをしているので、きょうは出かけました。JR駅からは徒歩10分くらい。市内中心部からは車で1時間ちょっとでしょうか。

友達の作った洋服、バッグ、お嬢ちゃんの絵と織物、その他にいろいろな作家さんの作品があります。

手作りケーキでお茶をいただきます。ケーキはセルフ。木の枌へぎで作ったお皿を使います。おしゃれ。

 

お茶のコーナー。椅子は革製の高級品。。。。らしい。テーブルは手作り。お庭を見ながら頂きます。

アイスコーヒーとお菓子をいただいて、今から室内を見せていただきます。

囲炉裏も手作り。屏風二双は家のおまけだそうで。

古民家は母屋に蔵、納屋、家財道具一切合財まとめて購入。

広さは家の周りの菜園も含めて100坪以上あるそうです。

教会の椅子、蔵にあった樽、洗い張りの板で作ったテーブル。

医院の鏡を衝立に。鏡に映るのは古い診察台。脚には装飾としてロクロが切ってある。

消防ホースの先を花入れに。

全部で30畳くらい?広々。

縮緬細工。昔の風呂屋では、腰に手を当ててコーヒー牛乳を飲む。

達磨を持つ猫。

文福茶釜。

使いやすそうな器。

手作りの独楽

袋物各種。刺繍はお嬢ちゃんの作品。


 

JRの便数が少ないので、そろそろお暇します。

納屋。手水鉢?石臼?大八車。

玄関と縁側。

母屋と納屋

さよなら、また来ます。来月も開ける予定だとか。

瑞穂の国の秋。癒しの里山。

駅は右方向。

本日のお買いもの。古い羽織から作ったブラウス。

紋付。着るとほっそり見えるけど、真っ黒って若い時以来なので(葬式は別)、いろいろ組み合わせを考えて挑戦してみよう。

ギャラリーは明日もあります。

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ブルーイタリアンとハドンホール

2015-09-11 | 日記

きょうは絵付けの先生が我が家に遊びに来られました。

近くで用事があると伺ったので、それならぜひにとお願いして来ていただきました。

話ながら気が付いたこと、器好きならではの共通の話題に事欠かず、あれこれ話すうちに二時間があっという間。楽しかった~

先生とはもう10年以上のお付き合い、一緒に日帰り旅行したこともありました。

お茶を出す器にもいろいろ話が広がり、興味ない人には退屈な話も、手に入れた時のエピソードなどを聞いていただいて、いい日でした。

器はこちら

ミントン ハドンホールのトリプルセット

http://store.shopping.yahoo.co.jp/btd/4582207201320.html?sc_e=slga_pla

スポードティーカップ

http://www.sohbi-company.jp/shopdetail/026001000001/026/X/page1/recommend/

スポード19㎝皿

http://www.sohbi-company.jp/shopdetail/026001000057/026/X/page1/recommend/

我が家は5客揃った(西洋的に言えば6客揃った)ティーカップがないので、いつもその方のイメージに合わせていろいろ考える。

きょうはミントンがいいと言われたので、私がスポードを。スポードって少し前に倒産して、ウェッジウッドの傘下に入ったらしいけど、ウェッジウッドも一度倒産したんじゃなかったかしら。

いいものを少しだけ持って、ゆっくりお茶を楽しむという時代ではもうないのかも。

で、今私はこれが欲しいんだけど、ブルーの器って、一般的には地味で好まれないのかも。

少し憑きものが落ちた気がする。人と交わると、別な角度からものが見えてきますね。器はもうたくさん持ってるのに、ここらあたりで物欲に歯止めを掛けねば。

 

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尾道でバンクス花譜集を見る

2015-09-10 | 旅行

きょうはこれを見に行きました。関東地方は水害で大変なことになっているのに申し訳ありません。

Bunkamuraのサイトから

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_banks/exhibition.html

糸崎は機関区のある所。列車は糸崎で折り返す。

まだまだ夏の海

尾道大橋


 

尾道の商店街は一昔前の雰囲気と若い企業家の店が混在、歩いて楽しい街です。

レコード店。

緑のアジサイ

秋の和菓子

創作ジャム

魚の行商用手押し車。廃棄。

木箱と木戸

段ボール箱

路地の向こうは海

道端

結納店の翁と媼

ソファー

高所作業用の機械。廃棄?

キリン。丸顔。


いつも行くビストロルーシュさんへ。11:30開店が本日10分遅れ。

ハンバーグランチ1,300円を頂きます。場所は尾道ロープウェイ乗り場から海へ向かう道の左側。中国銀行斜め向かい。0848-36-5993

野菜スープ。

サラダ。黄色はマンゴー?甘くておいしかった。星形はキュウリ。

パンもおいしい。オリーヴオイルが暖かいのがおいしい。

ハンバーグはボリュームいっぱい。

お腹いっぱいになったので、ロープウェイには乗らず腹ごなしに歩いて上がる。

千光寺から。向島の向こうにまた海が見えて、四国の工場の煙突のけむりも見える。快晴。

尾道水道。この辺りでバッテリー切れ。不覚。

このあと市立美術館でバンクス花譜集を見る。

バンクスとは18世紀、イギリス人探検家キャプテンクックの船に同乗したプラントハンター。各地で珍しい植物を採集、記録。

生前、画家に頼んで絵を描かせ、細密な銅版画を作って出版する予定だったが、果たせず、はるか時代を下って20世紀末、イギリスで100部限定で作られたという。

その銅版画が今回、巡回展でやってきた。

植物図はどれも図鑑のように正確で、かつ美しい。珍しいものを目にしての純粋な驚きが伝わってくるよう。

そしてイギリスは西洋人未踏の地を次々と領有していくんですよね。その土地に住む人の意向とは関係なく。

植物は植物としてみれば美しい。イギリス人が発見するずっと以前からその地に花は咲いていたけれど、名前を付けて分類、登録するのが文明の仕事。

そしてそれは植民地の獲得競争と不即不離。などということをつい考えていた。

世界中へ出て行った先祖のおかげで、イギリス人は今でも世界中で言葉に苦労しない。これが今となっては最大の財産。


美術館のロビーでビデオ見るうちに眠ってしまった。美術館の椅子は疲れた体にはとても気持ちいい。

しばらく体を休めて、また石段を下まで降りる。途中、大林映画監督の生家の前も通る。起伏があって、どこからでも見通しのいい尾道に街は歩いて楽しい。

町全体がレトロで楽しい。手芸点、毛糸店、おもちゃや、陶器店などが今も頑張っている。きょうは定休日らしく閉まっている店が多かったけど、また行きたいものです。

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絵付け教室でした

2015-09-08 | 日記

本日、月に一度の絵付け教室。今日も楽しく学びました。先生とは14年のお付き合い。

「お互い歳とりましたね」としみじみと話しました。とは言え、先生は私より10歳くらい年下。一月に一度、まずは近況を含めていろいろな話をしてからやおらお稽古。

写真は先月のもの。きょうはこれが焼き上がり、持って帰りました。絵付けしたのはスプーン2本、マグカップ2個、今日は一人おやすみ、もう一人の人も早くに帰って、私一人で頑張りました。

私一人延々14年も通っていて、今の教室仲間も私の友人。とても居心地のいい空間で、好きなことできるのがしみじみと有り難い。

いつか必ず、どのような形かは分からないけど、おしまいの日が来る。その日まで、楽しみ、かつ頑張る。

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絵の宿題に追われる

2015-09-07 | 水彩画

この歳で、毎週、宿題に追われています。本日夜は先生講評の日、早くすればいいものを結局今日になって取り掛かります。

先日描いた絵にテーブルかけを足す。その心は、あのままではザルがUFOみたいに空中に浮いているので。

描いたり消したりするうち、紙が依れて穴が開きそうに。誤魔化すために絵具を濃くしたら、まるで劇画調。全体を劇画にしたんではモチーフが埋もれてしまうので、後ろはテキトーに。

例によって元美術部長は文句ばっかり言うので、見せるんじゃなかったと後悔。


買い物行く暇がなくて、あるもので必殺ワンプレートランチ。午後からまたがんばって描き、夜、なんとか間に合った。やれやれ。

いゃあ、質素倹約どこまでも。

千葉の方からお菓子貰った。

房総尓ただひとつうま以ものあ里くろしお最中=達筆

ずしりと重い。和菓子はたいてい重い方がおいしい。その心は空気を抜くから。洋菓子だと空気をふくんでふんわりと軽い方が高級品。

折りたたむ文化とふくらませる文化。和服とドレス、日本髪と洋髪、タイトでエッジの立った日本文化。自分の描く絵もこうありたいもの。

一個がでかいのでいまだ手が伸びず。子供たちがいるころだったら、すぐになくなっていたのに。

モモの大好きな三男、進物のでかいモモを三個一気食い、残りは二個ということもありました。

「ボク、Y輔がモモ食べてるの見た」

「ボクも見た」と目撃情報多数。

おーい、息子たち、歳とった両親はお菓子持て余してるよーーー、食べに帰っておいでーーーー母絶唱。


 

オリンピックエンブレムの騒動もやや納まってきたように思うけど、不思議でたまらないのは誰もパラリンピックのエンブレムに言及しないこと。無視するというよりは、あたかも初めから存在しないかのような扱い。同じ大きさで左右に並べて発表されたのに。

問題になったのはオリンピックのはず。パラリンピックはどうなるの。それも言及なくて、多分白紙撤回なんだろうなあ。

今回の騒動、障がい者の人たちはどう思うのだろう。自分たちが軽く扱われたと寂しく思い、中には怒っている人もいるのでは

撤回に至る経緯と合わせて、シンシンと心の冷える出来事ではありました。

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古民家ギャラリーのご案内

2015-09-07 | 日記

年下の友人が期間限定で手作り品のギャラリーを開催します。

建物は畑と一緒に購入、別荘として使っているようですが、私も今回初めて行くので詳細はまたお知らせします。

場所、時間などは上の写真の通りです。私は金曜日に行く予定。先日友達が来たのに、話に夢中で紹介するの忘れてた!!

道順はこちら

車で市内中心部から1時間くらいでしょうか。私はトコトコと芸備線に乗って出かけます。田舎道を歩いてみたいのです。

皆さんもよかったら覗いてみてください。 

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