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スマホですったもんだ

2025-02-28 | 日記

スマホの契約は時間がかかると決まっている。

2019年、遅まきながらのスマホデビュー。なぜか時間がかかり、受け取るまでにSCの中、隣の眼鏡屋でつい眼鏡を作ってしまった。

今回はなるだけシンプルに、契約は今まで通り、機種変更だけ。それでも写真データの移行に時間がかかった。午後6時過ぎたので中断、帰宅。後は自動的に移っているとの店員さんの説明だったけど、今朝見たらやはり途中までだった。理解不足による私の聞き間違いだと思う。

何か私の方で操作が必要だったのかもしれないけど、全データを移すお任せの手数料が約5千円なので、もう一度店へ持って行く。スマホ2台預けて、午後から受け取りに行く。出来たということなので持ち帰ったけど、写真フォルダは数種類、お気に入りとか、ラインの写真とかあるのに、写真フォルダだけしか移っていない。

元のスマホには残っているのでまた店へ行くのが面倒。出たり入ったりで、時間が細切れになり、まとまったことができない。

今回も店員さんの言うことが半分くらい理解できない。私は学校時代は人並みに近い能力はあったはずと密かに自負しているのですが、この21世紀の新しい機器のこととなるとほぼお手上げ。

悔しいけど圧倒的な情報量の差。店員さんは親しみを込めているつもりなのか、たまにため口、毎回面倒な説明してうんざりしているようですが、そこはお仕事なので、年寄りにもわかりやすい説明をお願いしたいところです。

スマホは便利だけど、ついて行くのは大変です。でもここで置いて行かれたら、人と連絡は取れない、道に迷う・・・と予想もしない困りごとが押し寄せてくることでしょう。

織りの世界では命落としても綾は落とすなという諺があります。

綾とは、経糸の一本ずつの順番がずれないよう、2本の棒(竹が多い)に、上から下、下から上と交互に通すことですが、これが狂うと織り機に糸を掛けることができません。

おやまあ、蘊蓄失礼しました。私はずっと下手で、綾の狂うことしばしば、早々と綾棒を外して「綾、全落ち」というあり得ない失敗もしました。

でも綾は何とか回復できますが、スマホの場合は落としたらどうなるのでしょう。想像するだけで怖い。

命落としてもスマホ落とすなが新しい諺。持ち歩くのは面倒。面倒だけど、仕方ない。

私の憶え違いでなければ、30歳の頃、確か、今はなき週刊朝日に、その頃やっと高価なパーソナルコンピュータが出始めたのですが、「将来は家庭の主婦がコンピューターで家計簿つけるようになる」との記事が。

それは想像もつかない未来の話でしたが、今は現実になりましたね。もちろん、つけない人はいくら時代が進んでもつけないのですが。

夕方は証券会社の営業の人が新しい商品の説明に来る。これも何のことか。パンフを置いて行ったけど、面倒な話はもうこの体が受け付けない。

シンプルこそ貴けれ。

最近のヒットは、食器用布巾と台拭きを古い浴衣地にしたことです。浴衣地は高松名産の保多織、平織りの変形で、緯糸が四本目ごとに一回浮く。ワッフル織りに似ています。通気性がよくて、一日の台所仕事の終わりにしっかり絞ってそこら辺に掛けておくと朝には乾いています。(縁は縫わない。乾かなくなるので)

ああ気持ちいい。だいぶ楽になりました。

スマホも追々慣れていくと思いますが、今は注文したスマホケーズが届くのを楽しみにしています。

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テスト

2025-02-26 | 日記
ひょんなことから、スマホの機種変更。
前のはブログの文字入力がうまくいかなくなったので。
新しいことに慣れるには時間がかかる。
しばらくはスマホをいじって遊びます。
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織りの道具、いろいろ

2025-02-25 | 機織り

今回は使う糸の色が多いので、大管、小管をたくさん使います。

初めから使っているのは、左側の東京手織機の大管に小管。

一度にたくさんの糸を整形するとき、たくさん巻けて場所を取らない優れもの。専用の整経台とセットで使う。小管は巻いた糸が外れないように鼓型、中にシャトルに固定するための穴が開いている。

オーミケンシは紡績会社の名前のようです。これも穴開きの丈夫な木製、買わなくても巻いた糸を注文したらどんどんたまる。会社名いろいろ。今はもうなくなっている会社もあることでしょう。かつて日本経済を支えた繊維工業。大管の名前は実にいろいろで面白いので書き留めたりしていたけど。

右端は西陣で使う(と聞いた)小管。細くてたくさん糸が巻ける。

先日の懇親会での准教授の話、織も染も廃れていくので、道具を作る人、撚糸に染色、その他いろいろな業者も減り、この先が心配とのお話でした。

鼓型の小管もずっと欠品です。木を削って全く同じものを大量に作る。それをする人がいなくなっているのかもしれません。

合成樹脂でも金属では糸の馴染みがよくないのではと思います。プラスティックは力かけると割れるし。

たまにヤフオクに出るけど、結構高価。ネット通販の世界に掘り出し物はありません。どこかのフリマに20個で300円くらいで出ていないかなと、思いは駆け巡るけど、最近フリマも全然いかないし。


今日は織り機から二枚目を外し、三枚目の整経に機ごしらえ。先日の失敗を反省してやり方を少し変えたら夕方には終わった。そこから近所のスーパーに買い出しに行き、今日最初の外出。

気が付けば日差しがずいぶん春らしく、庭のヤブカンゾウも小さな芽を出している。クリスマスローズも咲き始めた。

明日から三枚目を織る。水、木は頑張って、金曜日は友達に会い、以前の織りの先生の家に遊びに行く予定。そのあと日曜日までには仕上げたいものですが、どうなりますか。

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「ゆきてかえらぬ」を注文した

2025-02-24 | 日記

家の中のあちこちを探したけど、本は見つからず。だいぶ前に処分したらしい。

初版は1974年、記憶はないけど、体裁はこんな本でした。アマゾンよりお借りしました。

当時の読後感は、男性二人、しんどかっただろうなあと。

どちらと一緒の時だったか、料理しないので納豆と海苔ばかり食べてたと本人が語っていた。ご飯は炊いていたのでしょうか。電気釜のない時代なので、それも大変。まさか男性がしていたのかな?

でも、本人も波瀾万丈の人生、大変なこともあったようです。

本は私の記憶違いでインタビューで構成されたもののようです。

この本の出た当時、小林秀雄はまだ生きていた。もう関係ない人と、何も言う気もなかったのでしょう。

人は己の宿命に従って生きるしかない生き物。その中で、時代の制約に縛られながらも精いっぱいに生きた人と今は思える。

若い時は、料理もしないで、男性を渡り歩いて、おかずもつくらずに(楽していると)拒否感が強かった。

私もこの年になって、どんな読み方をするのか、本が届くのが楽しみであります。

文庫本はこちら。

私たちは「小林秀雄はよく入試に出るので読んでおくように」と教師に言われた世代です。

「でも模試も入試も一度も出たことなかった」と言うと、夫は「あれは悪文、分かりにくい」のだとか。分かりにくいから入試に向くのかな。

私たちの前の時代には出ていたのかもしれないけど、そういう話が巷間流布されると出題者は避けるのかも。そもそも、いくら問題文とは言え、好きでないと出題しないのでは。好きな人がたまたまいなかったのかもしれない。

三男のセンター一回目(涙)には津島佑子(太宰治の次女)の「寵児」が出たそうで、「あれは想像妊娠の話。想像妊娠って知ってる」と18歳の息子に言うと「知らん!」と激怒していた。マニアックななかなかに難しいものを出すのだなあと、母の感想。

津島佑子氏とは私が30代終わりに、あるところで話したことがある(どこだあ?という詮索はなしよ)。背が高く物静かな方で、小説を書く人の密やかなオーラを感じました。もう亡くなられたのが残念です。

今は入試にはどんなものが出るのでしょうか。村上春樹の初期作品なども最早古典になっているのでしょうか。

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遅々として・・・

2025-02-23 | 機織り
 
伝統工芸展、 市大生の作品。

 
蝶々が舞う。七宝?

展示をスマホで撮ったので画像が悪くて残念。県内作家の作品は撮影可でした。



先週は、何はともあれ作業をする。遅々として進まず。
2/16、整経。昼前から美術会派の総会と懇親会。着物着て疲れる。
2/17、友達と映画に。着物着て暑かった。
2/18、機ごしらえ。糸の数え間違いなどで手間取る。
2/19、10㎝くらい織る。途中で地元織り友達の家に行き、元気が出る。
2/20、55㎝。
2/21、映画と伝統工芸展。「思い切って服で行く」と言って夫に笑われる。
2/22、110㎝。
2/23、155㎝。

月曜日に一緒に映画見た友達が、共通の、東京在住の友達と連絡とってくれて、初日に美術館で会うことになった。以前広島にいた人。懐かしい。15年は経っている。一緒に被爆証言集を作っていた。
 
いや、この際、懐かしがっている場合ではない。肝心の作品が未完成。落選するかもしれない。いゃあ、頑張るしかないので、頑張れ私。
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映画「ゆきてかへらぬ」と伝統工芸展

2025-02-21 | お出かけ

月曜日に104歳の哲代さんの映画を見たとき、予告編を見た。

暗い画面から面白くないのかなと懸念はしつつ、あの中原中也です、小林秀雄です。どのように描かれているのかなと興味をそそられて本日初日の初回上映に出かけました。

行く前に、夫に話をすると、「あの二人は何か関係があるんか」と聞いてきた。文学史上は有名な話、でも知らない人多数。

初め中原と、後に小林と同居する駆け出し女優の長谷川泰子は広島の生まれ、裕福な家のお嬢様で、初め高等師範付属小へ、後に今の女学院へ進む。広島では今も昔もお嬢様の王道コース。

女優になりたいと伝手を頼って上京し、関東大震災の後は京都へ移る。勝ち気で自分の思うように生きる女性というイメージだけど、中原と小林、二人の男を虜にする魅力があったのでしょう。映画ではそこのところが深くは表現できていなかった印象。生きた女優さんがセリフをしゃべるので、それに引きずられるのが映画。

私が若いころ、中原の評論集のようなのに長谷川泰子の聞き書きが併催されていた記憶がある。探したら家のどこかにあるはずだけど、探すのも面倒。

1993年に死去したそうなので、その本の出版当時は60代くらいだったはず。


で、きょうの映画ですが、見ていて疲れてしまった。セリフが思わせぶりで取ってつけたようで、生きた人間の感情がうまく表現で来てないように思った。

酷評ですみません。月曜日にほのぼの系のドキュメンタリー映画見て、それの対極にある映画はなかなか入り込めなかった。

さすがに男性が女性を殴る場面はなかったけど、逆は再々。何かというと大声出して暴力振るうのは女性でもしてはいけないのでは?暴力反対。

映画の見方としては浅いのは承知ですが、女性が去った後の中原の表情などを長回しで見たかったかな。それこそ、汚れちまった悲しみが見る者の胸にも迫って来たかも。

能天気なギター?弾きでトータス松本氏が、公園で泰子にラムネを渡す行きずりの紳士には我らが道長さまがご出演です。


映画の後、徒歩で県立美術館まで。県内出品作家は撮影自由。市大院生の作品は金工。水に浮かぶ桜の花びらの様子。硬い金属なのに花弁の重なりは色を違えて、とても柔らかく見える卓越した技法。若いのでこれからが楽しみです。

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友達の家に行く

2025-02-19 | 日記



今日は友達の家に行って、お土産にお菓子とお寿司を貰いました。

海の向こうに宮島の見えるマンションの最上階の14階。いいな、いいな。
ビルの影で午後2時には陽の陰る我が家、いつか日当たりのいい家にと思いながら今日まで来ました。
 
織りをする唯一の地元友達。今朝、作業に飽きて電話したら遊びにおいでと言われ、着替えて化粧して、コンビニでお菓子買って、30分後には到着しました。
 
今、鎌倉のギャラリーで、世話をする人がいて展示即売をしているそうで、娘さんと彼女の友達があす見に出かけるとか。
 
いいなあ。私の作品は誰も買ってくれそうにありません。
 
情報交換したら元気が出て午後からも頑張ったけど、気に入らないところがあるので初めからやり直す予定です。紆余曲折、我が人生もかくの如し。
 
本日より伝統工芸展の巡回展。習っていた大学の院生が入選したそうで、全国最年少とのこと。
 
2001年生まれって、多分まだ23歳。テレビで見ると、物静かなそして賢そうな人でした。工芸をする人はたいていそうですよね。(私は例外ですが)
 
家の外に面白いことがたくさんあるのに、根気よくものを作るのは、そこに自分の拠り所があるから。地元の織り友達ともそこのところでは波長が合う。
 
大学の先生方も一つの道を進んでいく揺らぎのなさが人格にまで昇華された方が多かった。普段出会うことのない方たちなので、それだけでも行ってよかったと思う。
 
これからは最終学歴を〇〇大学芸術学部にしようかなと思う今日この頃。正式の卒業でないので学歴詐称になるかも。
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終日、機ごしらえ

2025-02-18 | 機織り

いろいろと手違いに勘違いが重なり、わずかの本数に夜までずれ込んだ。

本日は庭へ何度か出ただけで外出しなかったので、夜になってから近所のローソンで温州ミカンのジュースとおやつを買った。

スーパーのミカンは高いので買えない。

何もか値上がりして、老いの心は安らかならず。着替えるのと出かけるのが面倒で全然外で食事しなくなった。

寒い一日、一日中糸と格闘していた。自分のいい加減さととろさにあきれる。明日は織り始められることを期待。2月はあと10日しかない。2日は遊びの予定があるので、実質8日。

これが家計を助けるため、身を削って機を織るのなら美談だけど、下手な機織りをしてどこへも行けないストレスで、コンビニでジュースとおやつを買う。美談でも何でもない。

春よ来い、早く来い♪


昨日の映画で一つだけ物足りないところがあるとしたら、善意の人ばかりで、ややは歯ごたえがない所でしょうか。

年寄りは年寄りとひとくくりにされて、若いものの手を煩わせず、感謝の日送り。それを期待されているのでしょうが、我儘な人、気の短い人と、人がいろいろいるように、年寄りだっていろいろ。

我儘な人が年取って善人になれる?むしろ性格は先鋭化すると思う。

身内で介護施設に働く人がいるけど、守秘義務に抵触しない範囲の話でも人生の縮図、いろいろなドラマがありそう。

自分はどうなりたいのか、どこでどう最期を迎えるのか、不確定要素は多々あれど、今から考えても早すぎることはなさそうです。

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友達と映画に行く

2025-02-17 | お出かけ

映画はこちらです。

Bing 動画

テレビや新聞で、県内では有名な方。百歳になっても感謝の毎日、自分で出来ることは自分でして、そして愚痴や悪口を言わず、明るく楽しく、周りを幸せに出来る方。

百を超えると生きていることだけで素晴らしい。教えられることはたくさん。

地元の為もあって、映画は先行上映、大ヒット中とのこと。ほぼ満席で、私は帯が胸を押さえたことと、暖房の暑さと、もしかしたら人が多くて酸欠気味だったのか、気分が悪くなりながらも、最後まで見ました。

映画を見るもう一つの目的は、新聞掲載時に知ったのだけど、昔あるところで一緒だった人が親族だそうで、その人を見るのも。

出ていましたね。百歳を過ぎた人に比べるとまだまだ若い。車に乗せたり、墓参に同道したりとお世話をしていました。彼女もひとり暮らしとのことなので、ご主人は亡くされたのかな?

でも元気そうでよかった。

歳をとって見えてくる景色もある。常に前向きに。元気なうちは出来ることは無限にある。生きる勇気の沸いてくる映画でした。

これから行く方はネットで席を予約するのがいいかと思います。映画館があんなに混んでるのを久しぶりに、たぶん何十年かぶりに見た。

T代さん、いつまでもお元気で。

友達が手製のチョコをくれました。容れ物は別のお菓子です。

夫が、店で買ったものと勘違いしていました。

有難うTさん。

今度東京へ一緒に行く約束をしました。4月です。向こうで共通の知り合いに会う。楽しみです。

おっとその前に、機織り、応募、入選以上という関門があるのでした。

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ミュンヘン、11月の雨

2025-02-16 | 水彩画
 
ミュンヘンの街角の絵を描くことにしました。
 
2012年11月。ドイツは連日の雨。庶民御用達のツアーで食事は地味。
この日は中日も過ぎて、お昼は初めて中華レストラン。久しぶりにご飯(炒飯)なども食べて、「中華ってこんなにおいしかったんだ」と皆さん感激。
レストランを出てバスに乗り込むまでの、つかの間のミュンヘンの街角。
 
この時も私は一人参加。関空からオランダのキスポール空港まではKLM、6時間待って・・ドイツの何とか航空で(ルフトハンザではない)ベルリンへ。航空会社が違うのでオランダでスーツケースが出てくるのがきつかった。とは言え、まだまだ若かった私。
 
ミュンヘンの街角に、背の高い黒人男性が立っています。誰かを待っているのか、タクシーを探しているのか、想像力が膨らみますが、人を描くのは大変なので省略。
 
 
池みたいに見えるのはアスファルトの道路です。
黄葉する木はヨーロッパナラ(イングリッシュオーク)のようでした。
ヨーロッパの北の方にはよく見られます。
 
 
私が描くと、落ち葉なのに紙くずみたい。今後の課題ですね。
同居する元美術部長、説明的すぎる・・・ですって。
というか、線を強く描くと漫画風になってしまう。楽でいいけど、次はどうしますか・・・
 
 
手持ちの額に入れました。マットは他の絵の使いまわし。額に合わせて切りました。
 
内側にさらに手持ちの紙を入れて、絵は締まって見えますが、どうしょうかなあ~
 
 
紐を通す金具も付け替えないと・・・
金具は他の額の使いまわし。紐は捨てた登山靴の紐を流用。
長くて丈夫で、何かと便利です。
 
 
これもいつか描きたいけど、いつになりますか。
レーゲン川とドナウ川の合流するドイツ南部の街、レーゲンスブルク。
 
11月のドイツは景色全体がグレー一色に沈む。描く方の気分も無彩色に。
もちろん、その中に表現できるものもありそうですが。

今日は所属する美術団体の広島支部の集まりがありました。

着物で行こうと約束していた人は、他にも行くところがあるのでと洋服で来ていました。着物着てももう変に構えないことにした私。いつも変なもの着ている変な人というポジションに収まってしまえば、それも楽。

人生は人と違ってこそ。ばあちゃんのささやかな自己主張です。明日は友達と着物着て映画に行く予定。

今朝は出かけるまでにわずかに200本を整経して、整経台から外して織り機の所へ持って行った。あ~よう働いた(笑)

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ザスバッハバルデン…ドイツの村

2025-02-15 | 旅行

ザスバッハバルデン・ドイツの美しい村 - ブログ

昨夜の続き、今朝から写真探しています。

やっぱりドイツが好きかな。景色に要らんものがない、店の商品も食べ物もドイツ的でシンプル。絵に描きやすい。

絵葉書的。うーーむ、前にも描いたけど少しはうまくなっている?

2015年4月。

ライン川中洲の何とか城。航行する船から税金取ってたそうで、上流に向かって流線型の城壁がユニーク。2012年11月。

ライン下りの船。乗っているのはほぼ日本人。

修学旅行生多数。きっといい思い出になったことでしょう。

昨夜のファミリーヒストリー、広島の一般人の応募の中から、最後は被爆して15歳で亡くなった少女の話。

途中でつい眠ってしまい、目が醒めたらテレビの中では皆さんしんみり。

エッ何?何があったの!!と、うろたえる私。

あれから何十年とたち、同世代の少女たちはライン川を川下りしながら岸辺のドイツ人に手を振っている。この平穏がいつまでも。

学校にも行けず、戦禍にさらされている子供たちを思うと胸が痛い。痛いばかりでほぼ何もできないのが悔しい。

これも前に描いた。

モーゼル川沿い、ベルンカステルクース。

山の斜面はすべて葡萄畑。手前に目の周りの黒い、大きな鴨?がエサを探していました。夫婦でしょうか?

先生は何も言わず・・・いかにもな構図に頼らないようにとのことでしょうか。

雨のミュンヘン。却ってこんなのがいいのかも。うーーむ。

この大きさのパンで1€ちょっと。ミュンヘンのスーパー、リドルで。

余計なオプションがついてない素朴なパン。日本人のご飯に当たるのでしょうか。

おやまあ、こんなことしていたらいつまで経っても絵が描けません。残りはまたの機会に。

機織りは昨夜、一枚目を終える。残り三枚、そして仕上げ。来月半ばまで、頑張れ、私。

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写真、大捜査中

2025-02-15 | 日記

来月の美術展に水彩画を出す。

風景画3に静物2。額縁もマットもあるもので済ますというか、額に合わせて絵を描く。

風景画はあと一つ、海外旅行の写真を探しているのですが、保存したはずのUSBメモリーの上に夫が何か上書きしてスペインなんて、全然写真がない。かろうじてこのブログのだけ。

いえいえ、管理がいい加減な私が悪いのですが。

残っているのが少し。

イギリス、カッスルクーム。

うーーーん、絵葉書的。

一度大きい画用紙で描いたけど、故先生には酷評されました。描きすぎている。図画になってはいけない。って。

今度は少しはうまくなってる???

どうしょうかなあ~

遠近感のある構図はよろしくないと、その時の先生の話。

描きやすいけど、それに引きずられて他の描写がおろそかになるということ??

国旗のあるのは教会でした。家並みはあそこでお終い。

だいぶ前にカッスルクームをgoogleで引くとほんとにこの景色があったので驚きました。驚かなくてもいいんただけど。

ウィンダミア湖の見えるホテル。時は6月、場所はイギリス湖水地方、21時頃でもまだ明るい。恐れ入りました。これは翌朝です。

風が強くてドラバーさんがWindy!!とたった一言。


景色はドイツが好きです。

2020年1月、パソコンがいきなり壊れて、写真が残っていない。

これはその前に絵に描くつもりでタブレットに移していて、何とか助かった。

晩秋の雨、ミュンヘンの街角。

濡れた落ち葉の感じが好きです。でも私は建物描くのが下手なので、難しい。

写真、もう少し探してみます。

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必殺、糸屋敷

2025-02-13 | 機織り
今回の進捗状況
 
2/8までに糸を機に掛けた。合計200本。楽勝。
2/8午前はリモート研究会、東京本部と地元を繋いで作品のあれこれを。
 
こちらは会員の仕事場兼住居のマンションの一室。ホットカーペットにコタツ台を置いて、後ろだけ整理して、作品を見せて、何とか終わった。やれやれ。
 
午後は大学の作品展の会場当番に続いて懇親会。イタリアンの店で、織の助教の先生と、初めてゆっくり話した。有意義な話いろいろ。ありがたかった。織りは力は要らない、百歳になっても出来る工芸と言われて、自分で限界を決めなくてもいいんだと気が付いた。
 
隣は藝大を出た先生、気さくな先生でした。同期の社会人受講生が年寄りの私を何かといたわってくれるので、大変心地いい空間でした。甘えてはいけないけど、肩ひじ張らずに、若い人と競わずに、私にしか出来ないことをすればいいんだと気が付く。
 
月曜日、10日から織り始める。
今回はざっとしたデザインを決めて、糸をその都度選びながら、4本取り、3本、1本と色と本数を組み合わせつつ、織っていく。
 
 
模様がないので楽。糸の表情がすべて。出たとこ勝負。
織るのは超簡単。4321で通して1213で踏む。昼夜織りの変形。
昼夜とは言え、裏表同色なので、縁は青一色になります。
 
萌す、顕わる、たゆたう…仮題。文学的に過ぎるかな。
 
11日は午前中作業、午後からは水彩画の先生のお宅で春の合同展の相談。というか主要メンバー3人の集まり。私の留守に夫が電話を取り「(私も)参加する」と答えていたので、はるばると出かけたけど、用件は話せば3分程度のことだった。
 
楽しそうな話も、私の入って行くこともほぼなく、2時間後に先に帰った。後は残ってまだ話をしているらしかった。次からは行かずに決まったことを後で知らせてもらうので充分かなと思う。結局午後からは作業ができず。
 
12日は午前中に3時間、夕方1時間、本日は午前中2時間半、午後2時間半で160㎝まで織った。
 
今回はなるだけいろいろな色を使い、1本、3本、4本の組み合わせ。
糸をすぐ取り出せるよう広げて出しておく。
 
 
京都のきんしょうの糸。木綿。
 
 
細いのは大阪の生川。コーマ糸は発色がいいけれど、滑りがよすぎて、扱いにくく、今回はあまり使っていない。
 
 
 
使う色が多いので、小管をいちいちシャトルにセットしない。
右から左へ、左から右へと手渡しで。
 
今日くらいから調子に乗って来たのではかどった。あと2日くらいの作業量。
 
同じ大きさのデザイン違いで4枚織り、組み合わせる。一週間で一つとしたら3月半ばには完成しているはず。
 
組織織は早い。終わったら遊びまくる。というか、明日は仕上げて週末は遊ぶ。日曜日はまたまた懇親会、着物で行こうと工芸の人と約束したけど、何着て行きますか・・・
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<染織の都>京都の挑戦

2025-02-12 | 読書
 
今、これを読んでいます。染織産業の通史です。主には幕末以後の期間を書いています。
 
表紙の白黒写真は、熨斗目模様の豪華な振袖に、昭和6年に始まり、戦争の激化で廃止になった染織祭の写真。
 
古墳時代から江戸時代までの時代装束を着た舞妓、芸妓が市中を行列したそうです。
 
見たかったあ~
 
その当時は衣装を再現できる技術が京都にあったということですね。さすが京都。
 
 
この本は固有名詞などは殆ど振り仮名振っているのがユニーク。
この本で東福門院和子はまさこと読むと知った。しかし、正確な読み方がすべて後世に残っているわけではないので、そこらあたりはテキトーでいいのでは。やや煩雑に過ぎるのでは?
 
吉川弘文館は歴史の専門書を出す出版社。ハンディな入門書とは言え、徳川家康や征夷大将軍が読めない層は対象外と思う。過度な振り仮名は読みにくいと、私の個人的印象です。
 
先日の懇親会、助教の先生の話(ちなみに教授は空席)、織はともかく染は仕事として難しい時代になり、人間国宝に認定された人でも、後継者がいるとかいないとか。
 
どの時代にもその時代特有の困難があり、それを乗り越えてきたのが京都の染織産業。私たちの娘時代、母親が戦争中の仇を取るように着物帯を買いまくったのがむしろ特殊なことだったのだと思う。
 
世界に誇る素晴らしい技が、日本の文化としてこの先も続いてほしいものです。並幅やめて幅の広い洋服地を作るとか・・・


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卒展、修了展へ行く

2025-02-11 | 機織り

昨日は午前中機織りをして、午後から大学へ行きました。

冬晴れ。最後の登校が先月21日、一月も経っていませんが、明らかに春の気配が萌しています。

この階段、歩くのがややきつかった。週一で通った頃は平気だったのに。体力の衰えは早いもの。

専攻の科目が多くてとても全部は見られないので、染織り、日本画、洋画を見る。

織りは修士の学生さんのノッティング織りと、椅子の座面にした複雑な色の紗が見ごたえありました。

左がその椅子です。窓の外は広場に続く山。

10か月間、その季節の移ろいを見てきました。木や山野草のその時々の表情に癒され、ヒントをもらい、とても楽しい日々でした。

遠山に春日差し、日陰は残雪。ばあちゃんはここで、何番目かの青春を過ごしたのでした。

青春とは何事にもとらわれず、未来を見る目。私も過ぎたことにこだわり寄りかかるより、これから自分にできることを探していきたいと思います。

向こうの山に僅かに残雪。

大学は終了したけれど、季節ごとの自然を楽しみに大学の周りを歩きたいと思います。

バスセンターからは直通バスでわずかに12分。広島は山が近いので、それでもこんな景色が広がっているのが嬉しい。

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