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オーバーショット織り、通し方と織り方

2018-02-23 | 機織り

昨日10:30、出来上がり。

350cmかけて、280cm織れました。

ハサミで男巻側の際をカット。

手前の女巻きも切って、水洗い、糊付け、乾かします。

あとはアイロンかけて縁の仕上げ。


今回は経糸を同じ通し方、緯糸の踏み順を替えていろいろな柄にしてみました。面白い経験でした。

通し方は綜絖の手前から1234と考えて次の通りです。

左←4 3214 3214 3432 3212 2 2123 2343 4123 4123 →右

白抜きの4と2で左右対称に通します。

34本で一模様。あとはこれを繰り返します。完全に左右対称にしたい場合は通し終わりの左端の4は省略すればいいと思います。

私は2模様半で通したので左右不対象。反省しています。


続いて踏み方です。

私の織り機のタイアップは上の通りです。左右に平織のタイアップがあります。

あなた様の織り機と照らし合わせて、同じタイアップのところの番号に読み替えてください。

例えば、あなた様の織り機で左端に向こう二枚の綜絖のタイアップがあり、右から1,2,3,4と番号つけているのであれば、私の踏み方1をあなた様の踏み方4と考えます。

すみません、えらそげで。

教室では丁寧に教えてもらえず、苦労したので、なにかの参考にしていただければ幸いです。織りの組織図は基礎が分かればあとは簡単。自分の織り機で織れるかどうかも見てすぐわかります。

初めにこの二枚を織りました。

下からこのように踏みました。

1324 1324 1133 222  3311 4231 4231

白抜きの2が中心です。

先生から頂いた織り見本は4弁の花びらのようでしたが、緯糸が細すぎて柄の立ち上がりが悪く、人の顔に見えてきもいので、赤は少し太い糸で。やっぱり顔に見える。

ダイソーで買ったラメ入り綿糸。ざっくりと撚りが甘く、だいぶ花びらに近付いてきました。

オーバーショット織りでは緯糸が太めの方が柄がきれい。一つ勉強になりました。

続いてこちらです。

131 222 33 1 33 222 を繰り返します。

最後だけ131を余計に踏んで、全体で対称形になるようにします。

草色は3132の繰り返し。簡単。

青は2222 4411 3241 323 1423 1144 の繰り返しで、最後だけ2222を追加して柄を整えます。

青は4 1133 222 33 11 最後だけ4を追加。

紫も草色と同じ3132の繰り返し。

上は221122の繰り返し。

下は3322233の繰り返し。簡単だけど、どちらもきれいな柄。

上は1324 1324 1 4231 4231 

下は423132のくりかえし。最後に4を入れて終了。

全部で9種類の織り方を試してみました。

今回は踏み方が単純でもきれいなのができることが分かりました。

次は何を織りましょうか。

糸を出してあれこれ考えるのが楽しい。

織り始めて柄が出てくるまでが楽しい。

あとはひたすら単純作業。でも縫物と違って10分織れば10分分進む。しただけの成果が見えるのが楽しい。

今度は短くかけて早く仕上げましょう。

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機織り、そろそろ終わり

2018-02-21 | 機織り

もうすぐ経糸が尽きそうで、これが最後の柄。初めの頃もした記憶がある。去年のこと。

これも蛇の柄みたいで、イマイチ、ピンときません。

菱形のところは好きですが、そればかりでは単調だし、まあこれもありかなとは思いますが。


きょうは昨日、いやもっと前からの疲れがたまっていたらしく、午後から爆睡。気が付くと15時半。慌てて郵便局、病院へと回る。

姑様は本日、頭がクリアーでちゃんとした会話になるので驚く。今回はせん妄はなし。私と義妹で何度も説明していたからかも。部屋のスペースも余裕があり、見舞いに行くには楽ですが、食事が質素だとこぼしている。

帰り際にはもう食事が出て、見ると、確かに。

私も病院の経営みたいなことしていたから(正確にはベッド数20以下なので医院)、食事出すのは大変なことはわかるけどと、数年前の会話が成り立つので驚いた。

認知機能も天気と同じ、いい日も悪い日もある。

用事がなくても覗いて話をする。一時間後には仕事終えた夫が見舞いに行った。

いゃあ、これは長期戦になりそうです。共同の食堂で、質素な食事している姑様見るとかわいそうになったけど、とりあえずリハビリを頑張ってもらい、元通りに近いところまで回復していただきたいもの。

二、三日前、帰ったら一週間くらい自分で食事作ってみると言っていた。そういう気持ちになるのが素晴らしい。できるかどうかは別にして。

私がいろいろ作ったのを食べるのは楽しかったそうです。そういう言葉に励まされて老嫁はもうしばらく頑張ります。

しかし、言葉は魔法ですね。手間は数秒の時間だけ。お金もかからず、力も入れずに人を動かす。

動かされるのはこの私。いい人になったり、いい人にはなるまいと思ったり。

古い写真が出てきました。15年以上前、夫と小豆島へ旅行しました。

帰りのフェリーを追いかけてくるカモメたち。乗客の放り投げるカッパえびせんを空中でうまくキャッチします。

夫婦二人の旅行、何とか工夫して時間作っていきたいものです。

夫は音楽が好きなので、いつか本場のクラッシックコンサートに行けるといいなと思う。それとフィレンツェ、ローマの美術品各種。ロンダニーニのピエタはミラノでしたか。

あれは未見。見たいものです。

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引き続き機織り

2018-02-16 | 機織り

オーバーショット織り(綾織をいろいろ組み合わせて柄を出す織り方)、経糸もそろそろ終わりが見えていますが、やっと面白くなってきました。

またまた別の踏み方。14種類の中では一番簡単、222211の繰り返し。

小さなコースターは大きな柄より、細かく織る方が断然きれい。

コースターたくさん作って、誰彼となく上げる予定。落ち着けば、このブログ読者の方にプレゼントしたいと思ってます。

いつになるか分からないけど、乞うご期待。

最大の後悔は、経糸が二模様半になっていること。左右対称じゃないので落ち着き悪いけど、次は70/10cmの筬で頑張ってみます。


昼過ぎ、病院へ行く。食事は一部残したけど、よく食べていた。下膳している間に歯を磨き、うがいした水を飲みこんだらしかったけど、見ていなかったのでもしかしたら歯磨きそのものをしてなかったかも。今気が付いた。

午前中のリハビリは何したんですかと聞いたら、もう忘れた、もうどうてもいいと気弱なこと言うので、頑張って歩けるようになりましょうね。と言ってみる。

毎日退屈でしょと聞いても返事がない。退屈という概念がもうなくなったのかも。時間の流れ方が、きっと赤ちゃんにまで戻っているのかも。赤ちゃんは、毎日生きることが生活のすべてで、退屈なんかしている暇ないもの。最後はみんな、生きることだけに特化した時間を生きていく。。。。

想像してみる。

そこはきっと白いきれいな霧がかかり、自分にとっての懐かしい人が、この世の人もあの世の人も替わる替わるに顕れ、幸せな記憶を思い出させてくれる。

楽しかったなあ、みんな有難う~、いい人生だったと思いながらこの世からfade outする。最期はそれが理想でしょう。きっと。

おやおや、先回りして姑様をあの世へ送り出そうとしていましたね。まだまだ元気。そして姑様のいる限り、この私はまだまだ不出来な嫁。

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オーバーショット織り、踏み方いろいろ

2018-02-12 | 機織り

通し方は同じ、踏み方を違えていろいろに織ります。

去年の秋、先生に教えてもらったのは複雑なのから簡単なのまで14種類。

簡単なのがきれいな織り上がりなのは意外。

手前二枚だと3132の繰り返し。たぶん小学生でもできる。

向こうは4113322233114の繰り返し。これも踏み方図見なくてもすぐできる。

間違いは作品が教えてくれる。柄が違うので一目瞭然。

毎日毎日、何かしら心に引っかかることがあっても、呼吸するように自然なリズムで織っていると気持ちが落ち着く。

色は無数にあるけど、経糸と合って自分が好きな色というとそうたくさんはありません。

手前の草色はコントラストが付かず、残念でした。

織りをしているとアピールしていると、あちこちから糸が集まってきます。

これは亡くなった方の刺繍糸だそうで、友達と分けた。二綛でコースター1枚分になります。

色はどれも上品。少しずつ使わせていただきます。

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二人で160歳、高齢親娘の珍道中

2018-02-01 | 旅行

海を渡って故郷へ。左、櫃石島までを埋め立てて一大石油化学コンビナートが。今はかつての勢いがない感じ。

着きました。

窓口で、さぬきうどん駅まで乗車券一枚、で買えるのでしょうか。試したことないけど。

14時過ぎ、駅前のめりけん屋で昼ご飯。

しっぽくうどんも海老天も私で最後。よかったあ~

海老天はこの店では「観音寺」と言います。産地の名前と思われます。

うどんは小だけど、野菜ゴロゴロでお腹いっぱい。好きです。しっぽくうどん。冬の定番。金時人参が実家風。

駅で母と待ち合わせ。いいお天気です。

でも、母がいくら待っても来ません。携帯にも出ません。来ないと置いて行くからねと前もって言ってありまが、一体どうしたのでしょうか。

そうこうするうちに、とんでもない方向からやっと来ました。

駅は海の方やと思ってーーーーずっと向こうまで歩いて行っとったーーーーよう歩いたあーーー。

駅が海の方って、いったいいつの話?瀬戸大橋ができてから駅は移転したでしょ。(瀬戸大橋は30年前に完成、国鉄本四連絡船が不要になり、そのあと、この付近は大々的に再開発したはず)

来たことないけん、知らんかった。(いえいえ、何度も来たはず。忘れているだけ)

まあ、タクシー下りて元気に歩いてこられるだけまし。これからの旅行、波乱の予感。。。。

宿に着きました。

三人で三部屋。母は一階の洋室、私たちは三階の和室です。

母は自分が起きると必ず同室者を起こします。朝、人が、自分より遅くまで寝ているのが許せない性格で、寝かせてくれません。それが分かってからは、旅行はずっと別室です。

マイペース一筋に90年以上、もう怖いものはありません。

夕食まで、散策します。ポケモンゴーを頑張る同行者。

宿はシーズンオフでお客さん少なめ、ゆっくりできました。

このあとも母のマイペース炸裂。いちいち書ききれませんが、大浴場に体をいきなり洗わずザブッ!!とつかるのにはびっくり。

「洗ってから入りなさい」と言ってもあとの祭り。前はこんなことなかったのに。

しかもタオルを首に巻いて結び、肩までつかるのでタオルが湯船に浸かっています。他のお客さんの手前、申し訳ないので、後ろからほどこうとしたらすでに濡れているので、タオルごと母の首をずるずると引いてしまいました。

母は喉を抑えつつ、湯船の中で引きずられるという漫画的光景。

「湯に入る前に体をよく洗うこと、タオルは湯船に浸けないこと」と説教すると「洗った、洗った」と見え透いた言い訳を。

この後すぐ、団体旅行で白浜温泉へ行くそうな。そこでもそんなことしていると嫌われてしまうのに。どこまで分かってくれたのかな。

人に文句言うのは好きだけど、注意されるのは大嫌い。いゃあ、その性格、私も受け継いでるわけで。気を付けないと。

翌朝の海岸。

反対側。

宿は、朝夕うどんが着きます。お腹いっぱいです。

で、レストランで改めて母の顔を見ると、眉を気合い入れて描きすぎです。

柔道漫画イガグリ君です。ちょっと古いけど。

受ける同行者と私。

お母さん、描くのはいいけど、左右同じにしようね。という私。

翌朝はさらにバージョンアップして、イガグリ君のお父さんみたい。

見かねて同行者がナプキンで拭いてくれました。いやあ、もう眉がどうこう言う段階ではないけど、太い眉は意思の強さの表れ。マイペース一筋の母にはふさわしい描き方でした。

私も90歳になるとあんな化粧するのかしら。それまで生きていればの話だけど。

離れて見れば、元気のいいおばあちゃん、でも身内にとっては存在感のある、ありすぎる人。

今朝はゆっくり雛人形飾りました。このほかにもまたまだあります。

飾りながら、母の両親がすでになかったので、実家から私の初節句の雛人形がもらえず、人形を一体自分で買って、里帰り中に着物縫って着せて、「貰った」と持って帰ったという話を思い出した。

すみません、ややこしい話で。私の雛人形がなかったという話です。

この歳になって、ヤフオクという結構な制度もできて、ひな人形を集めまくる私。

「お母さん、ありがとう」と心の中で言うと、鬼娘の目にも涙。ぽろぽろといくらでも涙が出てくる。でもこれは子供の頃の思いを流してくれる心地いい涙。

大きな不幸に遭わずこの歳までこれたことにただ感謝。

コメント (2)
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