先日の工房で分かったこと。
先日の工房で分かったこと。
昨日の工房で、織った時にできる端の糸で、タッセルを 作って販売していました。
次を織ります。土曜は休養日 。昨日から 整経を始めて 21cm分まで、848本です。
夜 160cm まで織りました。 あと40cm 、3日間くらいで、できればいいんですが。
斜めに柄を入れるので 、型紙を当てます。
毎日暑い。35度が続く。夜は昨年まで窓を開けて熟睡していたけど、今年からエアコン入れて、暑いか寒いかで目が醒める。
昼間は暑くてやる気が起きず、しかし一日一行程で少しずつ前へ。
土曜日は筬まで全部通す。
日曜日は芋堀りで疲れて休む。
月曜日、手前に糸を結び付けて機ごしらえ完了。
火曜日。小管に糸を通してシャトルにセット。時間にして10分くらい。ああ、よう働いた。
暑いのでやる気が起きず。
今朝は織り始めたけど、通し間違いが何か所か。やり直すのに時間がかかる。
一本足りなくて後から糸を足したけど、他の場所で通していないのが一本現われた。それで追加の糸は外す。
昼前にここまで。一部間違ってます。ほどきます。なかなか進みません。
しかし少しずつでもしていれば、いつかは終わるでしょう。
織ってみると案外地味。私は組織織り出身なので、派手なことができない。
糸の順番に凝って手間はかかるけど、出来上がりは・・・
一つ仕上げれば、一つ山を越えれば、向こうに新たな山が見えてくる。
機織りとは果てのない旅路。太宰治は「小説書くうち、行くも千里、帰るも千里の平原の真ん中にいることに気が付いて驚いた」と、何かに書いていたけれど、私の場合は行くは万里、帰るのは振り向いたらすぐ後ろ。
私が機織りしなくても誰も困らない。そう見極めてそれでもやると覚悟を決めてこそ、見える景色もあるでしょう。
これを仕上げて街へ売りに行き、そのお金でお米を買って帰らないと子供が飢えてしまう。そのくらいの覚悟がないと、たとえ趣味でもその入り口にもたどり着けないのかもしれませんが、自堕落に流れるのは人の私の常。自堕落な自分をだましだまし。
それにつけても今日の暑さよ。
午前中、知り合いの出している職美展鑑賞。
今年で70回目だそうで、昭和29年、広島市内の各職場の美術愛好家が連合で美術展をしたのが始まりのようです。
私の知り合いは会の世話役。私も四回くらい出した記憶があります。初めの二回は水彩画、あとは機織りでした。出展料は当時3千円、搬出入は自分で。参加しやすい展覧会でした。
殆どが小品でしたが、力作多数。勉強になりました。
展示室 催し物スケジュール9月|催し物案内|広島県民文化センター (rcchall.jp)
昼までには帰宅。電停降りて近くのローソンで買い物した時、無印良品の品物を少し置いているのに気が付いた。基礎化粧品と文具です。
数年前、三男嫁ちゃんに勧められて無印の化粧水など買い始めましたが、街中まで買いに行くのがやや億劫。これなら安心です。と、こんな些細なことに喜ぶ私。
今日はめでたく誕生日ですが、明日、近所のクリニックで、年に一度のいろいろな検査の予定。数値が気になるのでご馳走食べるのは明日以降にして、今日は地味に過ごしています。
地味ついでに毎度おなじみの機ごしらえの画像。
綜絖はあと6㎝分=38本くらい。そしてあとは手前に巻き取るだけ。先が見えてきました。
毎度毎度、とりあえず15分だけがんばろう、と自分をなだめて機織り機の前へ行く。
やり始めると15分では終わらないけど、嫌になるまでしない。まだ続けたい気持ちのあるうちに止める。
そうすると、その気持ちが一日くらいでまた育ち、次にも頑張れる。
頑張った自分には自分でご褒美を。といってもささやかなものです。ジュース飲むとか、録画していた番組を見るとか。
地味ですねぇ。地味な生活。人がしていないようなものを織って、ちょっと人を驚かせたい。ささやかに自己表現。
それにしても絵に比べて何と時間のかかることよ。5月から始めてやっと織り始めたところ。来年3月半ばには仕上げたい。気が付くとすっかり工芸の人になっている私。雑で不器用な私が、はててどこまでやれるのか。残りの人生の時間との競争であります。
夜「光る君へ」を見た後、21時頃から、気乗りしなかったけど、15分だけのつもりで始める。
どんな嫌なことでも15分なら我慢できそうなので。
でも始めたら、早く仕上げたいのが人の常。気が付いたら2時間も織り機の前に座っていた。
通した糸の本数は16×5×4+8=328本
あまり根を詰めると疲れるので本日はこれまで。時に23時過ぎ。
明日も引き続きしたいけど、午前、午後に用事あり。
毎日少しずつでも。やがて先が見えてくることでしょう。
内裏の局、女房達の寝室の俯瞰の映像が面白かった。几帳で仕切っただけの合宿生活。髪の毛は枕元の箱に入れて休むんですね。知らんかった。
寝相それぞれの中に、黒い影とともに部屋を出ていく女房一名、誰とどこへ行くのでしょう。
源氏物語は初め私家版として、簡易な装丁で流布して次第に評判になり、それ以後藤壺に出仕したのが定説のようですが、ドラマはドラマとして見ていきましょう。
雀を逃がした幼いころの紫の上を、光源氏が見つける場面はドラマに、二人の主役の出会いの場面として描かれ、それはドラマの中の物語に生かされる展開と予想します。
今に残された物語をドラマがオマージュし、それがドラマの中では物語に生かされる(と私は予想)。順次入子構造になり、確かにあったことのように錯覚しそうになる。しばし、虚構がどこまで行ってしまうのか、見ていたい。
十二単来て、机の前に座って、墨擦って、小説は無理なので習字してみたいけど、着物が邪魔だし、正座は長時間無理だし、照明も暗そうだし、今の私には無理。
無理なのでせめていい物語が書けるよう応援したい。いえいえ、書きあがったのは知っている。出来るまでにどんな葛藤があったのか、それを見たいと思います。
頭の中で想像していた宮中の様子が次々映像になるので見飽きません。
今夜は吹き抜け屋台の手法で、面白かった。
デザインをもとに、糸の配列を見やすいように大きく書きなおす。
上、デザイン。下、糸の配列。
1㎝に20本の糸を使う。
23時半までで23㎝分+端の補強8本で468本。
草色がメーカーの色が変わって地味になった。小物を作るのには落ち着いた色が使いやすいけど、展示するには派手な色が見映えがする。
織る人は自分で糸も染めるらしいけど、今の私、とてもそこまでの余裕がない。
色が地味になったのは返す返すも残念。
この色も昼夜織りで鮮やかな紫にはよく合うけど、地味な紫に合わせると、紫はより一層くすみ、空色はやたら派手になる。色の組み合わせって難しい。
自分で染めても思う色が大量に出来ないかもしれないので、初めから手を出さない。
今日は途中で一度買い物に出ただけで、ずっと家にいた。家にいて糸と格闘する地味な暮らし。
いつものスーパーでいつもの売り場で卵買って、帰宅して気が付いた。
一ダースのケースになっている。初めて。12個で226円税抜き。
アメリカやヨーロッパでは12個一ダース売りなのかもしれない。未確認。
12個の方が使いやすいけど、売る方にはどんなメリットがあるのでしょうか。
夏に活用したアイスカード。
いちいち買いに行くのは暑いので、氷菓はまとめ買い。
テーブルの上にこのカードを出しておきます。
なくなるとこのカード。アイス食べつくして真夏の涙雨。
こんなバカなことをしているうちに、来月には一つ歳をとる。
時間を大切に、毎日を楽しく、したいことは先に延ばさない。要らないものを捨てる。などなど。
それにしてもお米ですよね。前回、なんで5キロしかないのかなと思いながら買って、今はそれを消費しているけれど、今は全然置いてない。
年末に買ったもち米の残りを少しずつ足して、炊いているけれど、次は買えるでしょうか。
まあなくても、エネルギー源はいろいろ。慌てない。
12年前、安いツアーでドイツを旅行した時には昼夜はジャガイモが主食。朝は普通にパンを食べましたが。ジャガイモ、トウモロコシ、サツマイモ。。。食べるものは今の時代にたくさんあります。慌てない。
嫁ちゃんは一年間農家と契約してお米買ってるそうで、全然困ってないとか。毎回、新鮮な野菜がおまけについているそうで、いゃあ、話聞いてちょっと羨ましかった。
便利な街中の暮らし、何か一つ歯車が狂うともろいものと思い知らされました。
今朝から織り始めました。
織り始めて、筬目が粗くてきれいでないので、外して50羽/10㎝の筬に通し変える。
幅は10㎝から8㎝に縮小。
その他、各種の間違いがあり、昼前にはここまで。
黄色のクラフトテープの向こうからが本番。
17~18㎝くらい織ったところ。
幅が狭いのでシャトルも板杼も使わず、小管の直接手渡し。簡単で速い。
きょうは23時過ぎまでで70㎝まで織った。全体で150㎝の仕上がり丈。あと一日の作業量。
考えるのに3か月弱、機ごしらえが一週間、織るのはわずかに2日。
「織り始めたときにはもう終わっている」のが機織り。やれやれ。
150㎝のをたくさん繋いで作品にします。11月には会派の先生に見てもらうので、それまでには何とか・・・
とりあえずネット通販でこれを買いました。乾電池でスマホの充電。ライトとしても使えるそうで。
中国製の安価なのはすべて品切れ。
夫と二人分、2個買いました。
ソーラー電源もあるけれど、夜間、雨天、曇天の場合もあるので、こちらで。
使わないで済むことを願う。
前の南海大地震は私の生まれる前。その話はよく聞かされていた。余震なのか小学校の低学年まではよく地震があった。
我が祖母は大変に怖がりで、どんな小さな地震でも外へ飛び出していた。それで私も地震の時はつい玄関先へ出てしまうけど、これいいのかな。
広島では昭和南海地震の被害はあった?
原爆の話はよく聞くけれど、戦後すぐの室戸台風はわずかに、そして地震は聞いたことない。
復興途中でそれどころではなかったのか、それとも被害はなかった?
広島県に被害をもたらした主な地震について (jma-net.go.jp)
広島気象台のホームページによると、とりあえず、被害は軽微だったようですが、次の地震の被害の予測はどうなんでしょうか。
木曜日8日に綜絖を通す。上の写真は通し終わって手前から見たところ。
金曜日は大学へ行ったので自宅作業はなし。
本日は少しずつ緒巻に巻き取る。
最後に筬をセットした筬框を水平に織り機に括り付け、筬框の中に立って
筬を通す。40羽/10㎝の筬。一羽に4本ずつ、端だけ補強に8本。
手前、女巻に結び付けて出来上がり。
このやり方は大学で習ったのを私なりにアレンジした。巻取りがとても楽になった。
今までは粗筬に通して床に置いて巻き取り、最後に粗筬を綾返しで抜くのがコツが必要でとても大変でした。
昼夜織りの場合、糸が密なのでもつれるのをほどきつつ巻きとるのにものすごく時間がかかり、綾返しでも間違いまくりでした。
今度のやり方はいきなり糸を織り機に持って行き、筬、綜絖と通し、最後に向こうへ巻き取る。
粗筬と綾返しをしなくていいので、時間が短縮しました。
思うに習っていた工房では織り機の間が狭くて、その作業する場所がありませんでした。大学は工房が広く、織機の前後左右に余裕の空間があるのでいきなり機に取り付けるのも可能なのです。
昨日、誰もいない時に織り機の数を数えました。大型機が3台、普通の高機が11台。私のだけ2枚綜絖です。
習っていた教室は個人経営でしたが、高機が11台、4枚綜絖の卓上機もありました。
教室とは全く逆のやり方ですが楽な方がいい。込みみ羽でなければ、筬、綜絖で作業すればいいと思います。
やはり大学へ行ってよかったと思います。機ごしらえか合理的かつ楽、目からうろこの経験でした。
9月末までの夏休み、自分の作業、頑張ります。
機織り途中で長男来る。旅行土産貰う。
明日の墓参りの相談もする。
毎年お盆は巡って来るけれど、そろそろ次の世代にバトンタッチの準備。