さて、4/20観光4日目、トリアーで昼ご飯食べて、(写真撮り忘れ。どんなものかも忘れた。パスタ料理のケーゼ・シュベツツレとのこと)午後からルクセンブルクに戻って観光のあと解散、19時に再集合してホテルへ戻るという段取りです。
憲法広場というところでバスを降ります。
暑いです。とても暑いです。ツアーの日程表にはルクセンブルクの四月の最高気温が12度、最低は6度とありましたが、去年の四月初め、パリがものすごく暑かったので、絶対嘘だと思い、夏の登山服持って行きました。この日差しです。正解でしたね。気温も最高が23度、最低で12度くらい。出発日の日本よりずっと暑かったです。
朝だけちょっと寒いけど、と言ってもホテルの建物からバスに乗るまで、そして暖房が効いてくるまでの僅かな時間で、あとは暑いです。
緯度が高いので太陽は斜めから差します。これがけっこうきつい。中緯度地方の西陽状態です。朝はダウンコート着ていたり、皆さん服装まちまち。私は脱いだ服を入れるエコバックを常に携行です。脱いだ服手に持つのはとても邪魔!!
すみません、つまらないうんちくを。話を進めます。
ガイドさんと合流。体格のいい女性でした。まずはアドルフ橋へ。只今工事中。包帯を巻いたデザインの、遊び心のある工事幕です。
続いてノートルダム大聖堂へ。
出発間際、旅行会社より速達。何事かと開けて見たら、この教会が宗教行事で入場できないというお詫びの手紙。それなら仕方ないと思っていたけど、なんとか入れました。ミサなどは午前中に終わったのかも。
広い祭壇と立派なステンドグラス。
柱列も立派です。大理石のようでした。
大聖堂の裏手に回り、こちら市庁舎だったと思いますが、それにしては旗が立っていません。裏側だったかも。
こちらが表側ですね。この女性は第二次大戦中のドイツ占領時代に亡命したシャルロット女大公だそうです。
市庁舎から坂道を少し登ると、城壁のある所へ着きます。眺めがいい場所で、アルゼット川の浸食で深い谷になっています。
この眺めが世界遺産になっているそうです。
世界遺産・・・どういう基準で選ぶのか知りませんが、タイトル貰うと急に観光客が増える現象を見ると、町おこしとして運動したくなるのでしょう。松下村塾が選ばれたとお隣山口県は盛り上がってますが、認定のためには委員を招へいしないといけないそうで、当然、接待もあるはず…などと不届きなことを考えました。
観光に世界遺産は一つの目安になるけれど、そうそう立派なところばかり巡らなくても、地元の人が集う街角の小さなお堂や教会にも心癒される眺めと新たな発見がある。私はそう思っています。
もちろんここからの眺めは、そういうエクスキューズをつけなくても、充分見応えはありましたが。レッテルに惑わされず、虚心にいろいろなものを見たいなあと思っています。
いやいや、何たわごと言ってるんだか。
川の付近の建物。
地形を巧みに利用した要塞都市、それがルクセンブルクのようです。崖を利用して築かれたボツクの砲台は内部が見学できるそうです。
ぐるっと歩いて北東方面を。あの高台の付近が、EUの機関が集まるキルシュベルク地区。ベネルクス三国はEUの母体になった国々でもあります。
左端のベージュの建物がホテル近くの翻訳センターです。
城塞の内側。
再び中心部に戻ります。こちら大公宮殿前。体格のいい衛兵が銃を担いで歩哨に立っています。
こちらはギョーム二世広場。只今工事中でした。
自治宮殿前のパフォーマンス。人間三段重ね。二段目までが本物の人間。三段目だけは人形。
感心した人は壷にお金を入れた方がいいようですが、誰も入れません。(この私も)。ただ写真に撮るだけ。
そして16時頃ここの前のダルム広場で解散。19時に再び集合です。付近は飲食店やいろいろなショップがあり、道も分かりやすいのでそう大変ではありません。
城塞の下まで降りたという人もいましたが、私はお土産物探してウロウロ。いゃあ無駄に時間を過ごしました。次回からはおみやげはGSで停車した時などに簡単に。観光優先で行きたいものです。
それに一人だと帰りはスーツケースの重さが気にかかります。今回は22キロ、なんとかクリアーしました。
解散のあと絵葉書を買い、知人と孫に出します。
ダルム広場から西へ向かい、大通りに面して郵便局はあります。番号札とって順番が来たら窓口へ行くのは日本も同じ。
トゥージャパン、バイエアメール、ハウマッチ?と言いつつ、描いた絵ハガキ二枚見せる。
トウユーロ、トゥエンティトゥセンツと言われるも、小銭出すのに手間取る。
ソーリーと謝るとノープロブレムと局員が。やれやれ、コインの種類が多くてよく分からない。
あちこち歩きまくり、最後は広場前カフェで冷たいものを。
イチゴのソフトクリーム。1.5ユーロ、195円くらい。暑かったのでおいしく頂きました。
夜はホテル内のレストラン行くのも疲れるので、街のスーパーで買ったバーガーで簡単に。コーヒーは部屋に備え付けのを自分で作る。
バーガーは4.3ユーロ≒560円と結構なお値段。冷たくてそうおいしくなかったけど、胃を休めるつもりで今夜は少食。
紙ナプキンにメモ書きしたけど、アムステルダムですって。自分がどこにいるかも忘れるなんて。ルクセンブルクのalimaというスーパーです。郵便局前をまっすぐ北へ、ふたつ交差点を渡ってしばらく行くと向かい側にあります。
海苔巻きなども割りばしとともに売ってました。「おてもと」という字が金釘流でとても変でしたが、こんなところでお寿司に出会ってびっくりです。
果物は量り売り。果物コーナーに係員がいて、計って札を付けてくれます。
リンゴ84セント≒109円、プラムは62セント≒81円でした。どちらも新鮮で甘味はほどほど。おいしかったので完食。
夜はお土産物の整理。しないつもりだったけど、午前中、トリアーでイースターエッグが2,5ユーロから1ユーロにバーゲン中で、爆買い(わずか三個だけど)。割れものなので泣く泣く梱包。大変。これからは気を付けよう。
ソファーの上に並べてみる。右手前がいかにも割れそうなイースターエッグ。買ってすぐ後悔。あとはチョコ各種。
孫のTシャツ、スープの素、ペーパーナプキン、クッキー、カレンダーなど。レース編みの花瓶敷きは大1,99ユーロ≒260円、小0,99ユーロ≒130円。
総じてドイツは物価が安い。四角な箱のチョコは1,99ユーロ≒260円。丸いいろいろなチョコが16個入っていた。私的にはお買い得。ドイツでは不必要な付加価値をつけず、必要なものだけが安く提供される印象。ルクセンブルクが物価高なのはなんでも輸入に頼る小国の故かも。
ルクセンブルクの人は車でドイツに買い出しに行くそうです。さすがEUです。国境に検問などないし、隣町感覚ですね。お土産見ながらおばさんもいろんなこと考えてます。
ツアーの中で仲良しも増え、毎日楽しく観光してきましたが、いよいよ明日は最終日、ラインの支流モーゼル川沿いのベルンカステル・クースとモーゼルワインの蔵元、それにラインとの合流点コブレンツ、ライン川沿いに上流のリューデハイムまで行き、最後の宿泊地フランクフルトまで。
名残惜しいですが、楽しい時間は永遠に続きません。いずれは日常に戻るのが旅の運命。それだからこそ、旅の日々はキラキラと輝いているのでありましょう。いろいろな土地のいろいろなものを見て、うんと元気になれた気がする私。
昨日三男と話していたら、英語しゃべれるなら、パリくらい一人で行けるでしょ。と言われてしまった。頼む、息子よ。そそのかさんでくれーー。英語はしゃべれんけど、行きたくなるじゃないの。
帰国の翌日、お嫁さんが来たので「ごめんね、みんな仕事や子育てに忙しいのに私ばっかり遊んで」と謝りつつ、お土産渡した。
ツアーの一人参加だと、何で一人なのか詮索される。夫は仕事と言い訳。何の仕事かと聞かれることはないので、私からはもちろん言わない。日本でのことは忘れて仲良く楽しみたいもの。
しかし関西(=広島より都会)の人たちはお互いの住んでいる場所、身なり持ち物などで、お互いの立ち位置を探り合う感じを受けましたです。広島人は田舎者なので別枠。
だいたい、広島だと言うと、たいていの方が地の果ての遠国のように思ってかのけぞるので、それはないだろと思う私。新幹線で新大阪まで80分。そこからが約一時間と、関西の不便なところよりは空港にアクセスいいと思う。だからどうなんだと聞かれればそれまでですが。
海外ツアーは福岡発が便利ですね。でもそうたくさんないし、成田廻るのも多いので、よけい面倒くさい。で、最近は関西が多い。
今回の反省。
荷物はテキトーに準備する。几帳面に詰めるのは疲労の元。服は昼間は基本登山服。夜はちょっとドレッシーなのがあればいいかも。
お土産を買うのに血眼にならない。割れ物買わない。小さな段ボール箱があれば梱包に便利かも。新聞紙、梱包用のプチプチなども。
ヘヤードライヤーなど持って行かない。すべてのホテルにありました。湯沸しも同じ。などでしょうか。