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「KYOのお言葉」 入江敦彦

2016-11-24 | 読書

2012年12月初め 京都、天龍寺前で。ツアーバスから降りた女性多数、紅葉を拾っています。


京都方言60を衣食住、愛と変の5つのカテゴリーに分け、使われる場面とその意味を解説する。あわせて、京都の食べどころや雑貨屋などを紹介、ハンディかつ深い京都案内になっている。

千年以上都を張り、昔からずっと都会だった京都では言葉一つとっても重層的な意味があり、また短い言葉に感情をうまく載せるなど、なかなかに面白かった。

新たな発見は、京都の人は「冷たい」とか「意地悪」と言われることに傷ついていると、京都出身の著者の言葉。なるほど、みんな割とそういうので、言われ慣れてるのかと思ったけど、そうでもなさそう。悪口言われてうれしい人いませんものね。これからは私も気を付けます。

で、私の出身は香川県なんですが、言葉は京と共通のがたくさんあることが今回の発見。

以前このブログでも書きましたが、白みそ丸餅の雑煮文化圏、瀬戸内海を渡り、淀川、桂川とさかのぼれば、都も近かかったのではとの思いを新たにしました。

とはいえ、讃岐は流刑の地、崇徳上皇などなど。あまり威張るのも見苦しいので、畿内文化圏の辺境の地とわきまえ、あまりこの地でいざこざ起こさないよういたします。

共通語をいくつか挙げると、たいたん、イキリ、いわしたろか、あんじょー、めーぼなどなど。

わが故郷ではイキリはイキっとるとか、イキリマツとかという風に使う。(使っていた)。

いわしたろかは広島弁でいうと、しごうしちゃるでということになろうか。

いわしたろかではなく、イワッしゃげようか(いわし上げようか)とさらにバージョンアップ。でも祖父が人のけんかを形容して使っていたのを聞いたぐらい。今はほぼ絶滅していると思われます。

祖父はたいそう穏やかな人で、人とけんかなどまずしない人だったので、あくまで人の様子を話す場合です。本人が口にすると最上級の恫喝の言葉。


各地の人の暮らしとともにあった方言は、汚く恥ずかしい言葉ではなく、それぞれの土地の風物詩。風景みたいに心癒されるものだと思いますが、最近テレビのインタビューに答える子供は日本全国、どこでもはきはきわかりやすく、しみじみと自分が昔人間になった気がします。

最近立ち上げるとこんな画像が出る。秋らしい。


先日の話を夫にしていると、うちの学校にも、かっこいいやつとそれを悪く言うやつがいたということでした。

なるほど。到底かなわないから難癖つけるとしたら、ちょっとみじめかも。私もその弊に陥っていたかも。

彼の人は、上の学年の男子にも、下の学年の男子にも知られた存在。誉め言葉ではなく、妬みの言葉で語られるのを何度か聞いた。

学年一の美女も30になるかならない頃、事故死したとずいぶん後で聞いた。

あの学校で、大勢の生徒がいて、あんなこと、こんなこと、いろんなことがあった日々からうんと時間がたったけど、あの二人のことも時々思い出して、私なりの供養にしたいと思う。

 

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三瓶山へ紅葉を求めていく

2016-11-20 | 旅行

 

本日は、紅葉を求めて島根県へ遠出です。

浜田道大朝IC降りて、まずは川本町手前、断魚渓へ行きます。

駐車場もいい感じに色づいています。

道路上から見下ろす渓谷。目もくらむ高さ。

遊歩道を谷底まで下りていきます。

着きました。江の川の支流、水量、豊富。

一枚岩の川床。千畳敷。

続いて三瓶山、西の原。定めの松ほか、松の古木があります。

山は今にも雨が降りそうです。

本日、山へは行かず、遊歩道を歩きます。秋深し。

北の原キャンプ場で、持参のお弁当を食べて、山小屋風のサンベバーカーの店でコーヒー飲んで引き返します。

秋、いよいよ深し。

帰りは眠いという夫を助手席に乗せて、私が運転です。道はずっといいのですが、一部工事中や、見通しの悪いところもあります。高速乗ってからは早く帰れます。

帰りに広島市広域公園へ寄ります。

旧市内よりは秋が早いらしく、楓はほぼ終わっています。残念。

いよいよ秋も終わりでしょうか。暖かい一日でした。

道の駅瑞穂で珍しい野菜を買いました。

左から、フェノッキオ、赤大根 トレビスなど。左右のはちぎってサラダなんかにするらしい。

明日、水彩画のモチーフに持っていきますが、さてどんな味がするんでしょうか。

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「世界を変えた10冊の本」 池上彰

2016-11-13 | 読書

11/11 三景園で。快晴。


 読みやすくて面白く、かつ深くて、今年私がささやかに読んだ本の中のベスト3に入れてもいいと思いました。

他は「大世界史」と「帰郷」でしょうか。

取り上げた10冊とは「アンネの日記」「聖書」「コーラン」「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」「資本論」「イスラーム原理主義の「道しるべ」」「沈黙の春」「種の起源」「雇用、利子および貨幣の一般理論」「資本主義と自由主義」。私自身読んだ本もあればそうでないのもあります。「資本論」なんて当然読んでません。

この本を読んで、今の世界を構成する一大勢力のキリスト教とイスラム教について、パレスチナ問題、生物の進化と環境問題、資本主義を学問的に体系付け各時代でどうコントロールしてきたかという政策の問題など、なんとなくわかっていたけどよくわからなかったことが、今の私の能力の限りではありますが、曲がりなりにも理解できて頭すっきりです。

心に引っかったフレーズを挙げて、私自身の備忘としたいものです。

ヒットラーは、自国の中に敵を作り出します。それがユダヤ人でした。ドイツは、アーリア人という優れた民族なのに、ユダヤ人によって貶められている。ユダヤ人を絶滅させて、アーリア人国家に純化させることが必要だと訴えて、支配を確立したのでした。

経済状況が悪化し、失業率が高まり、民衆の不満が高まると、「敵」を作り出して民衆の支持を得る。そんな政治勢力が生まれやすくなります。それは、ナチスドイツに限りません。アンネの日記

あとは・・・引用につかれたので、またいつの日か。

今では常識と思われる事柄も、優れた書き手によって発見され、また組み立てられたものであると分かった。それが理屈に合うからこそ、広く受け入れられたこともあるけれど、イスラム教とキリスト教の対立は深く、イスラム原理主義による限り、ほかの宗派との和解もないのだと改めて思った。

仏教徒の(特に日本の)慈悲深さと融通無碍な傾向の対極にあるのだと思った。

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「手のひらの京」 綿矢りさ

2016-11-09 | 読書

ただいまベストセラーだそうで、私も面白く読みました。

京都に両親と住む三姉妹。図書館に勤める長女、新入社員の次女、大学院を出て東京の会社に勤めたい三女。

それぞれの生き方が、京都の四季、行事、着物を背景にし、会社勤めの機微、恋愛の駆け引きにあれこれを通じて生き生きと描かれている。

私は、この小説の想定する読者の年齢層からは大きく離れているけれど、今の若い女性のたくましさに目を見開かれる思いでありました。

男女混ざった会社の仲間でバーベキューをするとき、どういうポジションを目指すべきか。私にはもう用はないはずだけど、これから社内恋愛して結婚する(したい)人にはハウツー本として読んでもいいかもですよ。

露出の多い服を着て、派手な言動、見栄えのいい役をやり、何かというと男に甘える。

地味な服装で、手を出すタイミングが遅れたばかりに気の利かない女としての烙印を押され、人が楽しんでいるのに黙々と片付け始めて、一層浮いてしまう。

あなたはどちらでょうか。

私は断然後のタイプでした。でもわかってくれる人もいると思っていた。

でもそうじゃないんですね。若い男はその場を華やかににぎやかし、何かというと鼻にかかった声で甘えてくる女の子が大好き。その子が口先ばかりで、共同で何かをするときは見えないように手抜きするとしても、男にはそんなもの見えませんもの。

おやおや、私、何を熱くなっているんでしょう。何を思い出しているんでしょう。

でも今になれば、地味な人間は地味なりに出会いが待っているということで、華やかな女の子が好きな男は一人の女性にとどまる確率も低い。私の学生時代のささやかな体験からですが。

地味な女性も神様は見捨てないと思う。おばちゃんは今になればわかる。

若いときには心も不安定で、好きな人には振り向いてもらえず、楽しそうな人がとてもうらやましく思えるもの。

でも恋愛がお休みの時は、本読んだり、映画見たり、絵を見たり、音楽聞いたりして、心の中に自分を支えるものをたくさんためておいてね。それがいつか花開くときもあるから。

おやおや、もてない女の子への応援歌みたいになりました。

若い女性が読んだら、自分が行き惑っていることの答えが隠されている。そんな小説でした。

私は、そうかバーベキュー一つにも戦略が必要なのだと気が付きました。

お局様への反撃も痛快。今はパワハラ、セクハラに対して社会の認知度も上がり、泣き寝入りする必要ないんだと勇気をもらいました。会社勤めはもうしないと思うけど、集団のカでの自己主張の仕方について参考になりました。


昨夜は昔の友達から思いがけない電話。懐かしくて長話してしまった。

とりあえず体に気を付けて、やりたいことをやっていこうという結論に。

Mさん、お電話ありがとう。また会いたいですね。

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2009・京都女二人買い物旅

2016-11-08 | 旅行

うーーーむ、前に移した気もするけど、どうだかな。。。。


2009・京都女二人買物旅

京都女二人買物旅
  
ふだん着の着物と帯を求めて、女の二人旅。さてどうなりますことやら…  
                       
                          2009/10/1~10/3



                         








 京都駅で従妹と待ち合わせ。従妹は一つ下の同じ日の生まれ。
  お互い、やっと家を空けて遊べるようになりました。
  京都タワーが写りこんでいます。
  (写真は別人です
)


 午前中に買物を済ませ、とりあえず七月と同じようにとらやへ 
  あの時はカキ氷、今回は抹茶グラッセに秋の和菓子。



 雨がひどくなったので宿へ行き、荷物を置いて散歩します。
  こちら七月にも行った商店街。二人で和菓子、そのほかを買いました。


 2002年秋から半年くらい、息子が住んでいたあたり。部屋は七畳半、真ん中柱ありの変な部屋だった。 
 子供用自転車があるので、下宿屋は廃業したみたい。
 建築基準法ができるはるか以前からの道?ここへ軽トラを切り返して車庫入れする人もいるとか。
 すばらしい技です。
 場所は京七つ口のひとつ、荒神口からの志賀越道至近。どんだけ古い道?!!
 


 2002年から2008年まで息子が在籍していた大学、サークルの車庫で 
  話をするうち、我が家や私の実家へ泊まったことのある人だと判明。
  夏休みに、息子と二人で、毎日高速を千キロ走行して写真撮影のバイトをしていたのでした。 
  それを基にカーナビを作るそうで。
 


 一日三組限定の宿はなぜか私たちだけ。一階の座敷で食事をいただきます。
 写真は、突き出し、お造り、炊き合わせなど。

 


 てんぷら、焼き物など。薄味、素材の味が生きてます 



  賀茂ナスの素揚げ八丁味噌かけ。感動の一品 

 
  
 
ンク
 
 
 
 


 宿は元料亭。ゆったりした造りです。この他、川の見える隣の洋室も利用できます。



 六畳の続き間の外は廊下。山や川が見えます。左へ周るとお手洗いです。
 建具もレトロで立派で、ポイント高いです。


 昨夜の雨も上がって、朝日が差してきました。庭と茶室の見える一階の座敷で食事をいただきます。
 私たちのほかにお客さんがいないのでとても静かです。贅沢な空間ですね。ニッポンの朝、京都の朝。



食事もさることながら、欅のくりぬきのお櫃に感動 
 川が見えます。自転車で通勤している人がいます。



コストパフォーマンスのいい宿でした。家族経営のようで、全館、掃除が行き届いていました。
予約サイトのポイントがついてラッキ~♪


 宿は静かな住宅街にあります。看板もありません。道も微妙に曲がった昔の道です。



 高山寺:開山堂 


 神護寺手前、ひっそりとたたずむ女人禁制の石柱。「山内女人禁制」… 
  後ろは清滝川 


 神護寺前からバスで京都駅まで帰ります。バス便は多いです。



 西陣会館で。
  中国人のツアー客が、着物のファッションショーの写真を撮っています。
  国慶節の連休で、日本へ観光に来たのでしょう。凄い熱気です。



 モデルさんが最後に勢ぞろいします。赤い振袖が人気でした。

 いろいろな技法を見せてくれます。これは螺鈿を織り込んだ帯です。本当の押し葉も帯にします。


 若い職人さんが京鹿子の実演をしています。手袋のようなものをはめ、爪の先で糸をくくります。細かな仕事です。

 こちらは何回にも分けて染と脱色を繰り返し、訪問着などの着尺を作っています。
 黒いのは注文を受けた十三参りの訪問着?お値段に仰天しました。
 左の訪問着だと出来上がりに一年くらいかかるそうです。

 この方は歌手の都はるみさんの絞りの振袖や、宮沢りえ貴乃花の婚約会見の着物も手がけたそう。
 「私が作ったので別れた」などと笑いながらおっしゃってましたけど、もちろん着物のせいではありません。


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京都・紅葉・2006年

2016-11-08 | 旅行

もうすぐ停止する古いホームぺージサービス、まだまだ移してないのがあって焦ってます。

うーーーむ、時間とのたたかい。

レイアウトはあとで(できたら)ゆっくり直す予定です。見苦しくてすみません。

京都・名残の紅葉 2006・12・6  
             


急に思い立って京都へ。
紅葉の盛りも過ぎ季節は初冬へと。
好きなところを好きに見て、気楽な一人旅です。



広島発6:00 京都着7:41 地下鉄国際会館着8:06 バスで大原へ。朝霧が少しずつ晴れてきました。




大原の朝



山里


民宿前の車


寂光院参道


漬物屋


朝霧と関西電力の電柱


大原からさらに北へバスで。若狭へと続く旧街道沿いに集落が続きます。
ここまで来ると観光客は皆無。バスも地元のお客さんばかり、言われた場所で停まります。
初冬の陽はいつまでも低く、長い影が伸びています。
古知谷で降り、今から阿弥陀時へ行きます。
この付近は民主党、前原さんの選挙区のようです。




阿弥陀寺は江戸時代初めの開基。浄土宗知恩院派。
山王権現の古い掛け軸、木食上人を納める石棺など、修験道との関連をうかがわせる山寺です。
紅葉は終わってます。街道沿いの山門からは30分とのことですが、普通に歩いて15分くらいで本堂着。



静か。観光客はいません。ご住職が受付で朝刊を読んでいます。
「41年前、ここへきて奥のお堂を見た。あそこへ行きたい」とお願いすると、「行場なので今は立ち入り禁止」とのこと。残念。
その昔ここへきたとき、ご住職が(多分先代の)、「鞍馬寺に用事があると京都まで降りずに山を越えていった」と話されたのを覚えています。
小さなお堂でとても静かな場所でした。念仏三昧の修行をされるのでしょうか。


石仏





バス便が少ないので歩いて大原まで引き返します。静かな旧街道です。


茅葺きの民家・「水」は火除け?



左の道で帰ってきました。途中出会ったのはバイク1、ロードレースの練習中の自転車2、軽トラ3、歩く人は0。右はバイパス


市街地へ戻り仁和寺へ。向こうは双ヶ岡。兼好法師が隠棲していたといわれる場所です。

徒然草には仁和寺の法師の人間味あふれる話がいくつかありますが、分けても面白いのは53段
ある法師、宴会の座興で「鼎」をかぶって抜けなくなり、頭から帷子をかぶせて医師のもとに。
「道すがら、人の怪しみ見る事限りなし」そりゃそうだわな。
医師の見立て「かゝることは、文にも見えず、伝へたる教へもなし」。(こんな症例、文献にない!!医学部でも習わんかった!!)
「死ぬよりまし」と思いっきり引っ張ったら取れたけど、鼻や耳を大怪我して長く寝込んだそうで。

なにごともほどほどに。




仁和寺



竜安寺


京都の紅葉はほぼ終わり、寂しい眺めでしたが人も多くなくてよかったかも。
このあと神戸に立ち寄りルミナリエを目指すもデジカメのバッテリー切れ。北野あたりだけを歩いて帰ってきました。





風見鶏の館 
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滋賀・京都・春の旅2 2010年

2016-11-08 | 旅行

 滋賀・京都春の旅その二

湖東の城、安土、長浜は楽しかったが、彦根は町が大きくて人も多すぎ。  
いろんなひこにゃんに元気付けられて歩きました。  
京都はいつ行っても新しいことの発見。楽しみました。
                                                         

                        2010/3/21~22





  京都駅烏丸中央口出て左、鉄道案内所で教えてもらって、今から宝鏡寺へ行きます。堀川通りを市バスで北上中。  



つきました。塀の五本線は門跡寺院の印。





等身大の人形宝鏡寺は和宮が一時期住んでいたそうでゆかりの品もあります。





すぐ近くに茶道の家元の屋敷が。。。





同じく家元。





ふらふら歩くうち枝垂桜に遭遇





門は聚楽第の遺構だそうで。恐れ入りました。





同志社前から市バスで八坂神社まで。桜も咲き始め「今宵会う人みな美しき」





境内フリマもあります





枝垂桜と長楽館




丸山公園内「鳥久」さん。時間がないので早く食べられるものを注文。このあとバスで京都駅まで。
ダッシュで新幹線乗り場まで。

その一へ
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滋賀・京都・春の旅1 2010年3月

2016-11-08 | 旅行

 滋賀・京都春の旅その一

琵琶湖周辺のお城が見たいという人と一緒に関西へ。強風で寒かったです。  
京都では桜もちらほら。一足早いお花見を楽しみました。   

                                                                  2010/3/21~22






京都・城南宮 鳥羽伏見の戦い発端の地






  天下布武のお膝元安土で回転する織田木瓜。正しくは↓

 



安土城址・遠いです





安土城址・近年の発掘で大規模な当時のようすが判明石垣は復元





近くの歴史博物館で安土城の天守閣の上二層が復元





朝の琵琶湖





朝の伊吹山





長浜城





紅梅、白梅





北国街道・長浜市内





慶雲館
1889年明治天皇夫妻が琵琶湖の汽船から列車に乗り換えるときの休憩所あと。
地元有力者が二か月の突貫工事で作らせ、当日の朝に完成。
天皇夫妻は一時間滞在。個人所有を経て現在は市が管理。





小川治兵衛の庭
明治の気分。隣のマンションの借景にもなっているようです


 


伊吹山





歓迎ひこにゃん





石ひこにゃん





傘持ちひこにゃん、寝るひこにゃん



 
戦うひこにゃん




垂れ幕ひこにゃん@彦根市役所

 
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奈良・三重・初夏の旅・・・3

2016-11-08 | 旅行

 奈良・三重・初夏の旅

 

奈良・三重・初夏の旅・・・3
三日目は三重県の赤目滝と橿原市の今井町へ。旅もいよいよ終わり   2005/5/3~5/5

赤目四十八滝  場所はココ

 

入口には「日本サンショウウオセンタ」ーが。中でも人気のアホロートル。ビラビラしているのはエラ。可愛い滝への入場料はサンショウウオセンター込みで300円。


いよいよ滝が・・・
役行者が修行した時、赤目の牛に乗った不動明王が現れたという伝説から。
渓谷沿いに次々と滝が現れ、変化に富んだ遊歩道は飽きることがありません。



不動滝 高さ15幅7m。涼しげ。





    

千手滝                        布引滝




布引滝 
上から覗くと白い布を垂らしたよう。落差30m。ちょっとしたビル並みの高さ。



橿原市今井町


一向宗本願寺派の寺内町。江戸時代も自治が認められ、古くから商業で栄えた町。整然とした街並みが残っています。
今も人が住んでいるのが凄い。大阪
伊勢、京都吉野の二つの街道の交わる場所。交易で大いに栄えたと思われます。






旧米谷家住宅 元金具商。蔵前座敷のある土蔵

この他にも古い家多数。

  

今西家 総年寄筆頭。寺院のような豪壮な建物  


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奈良・三重・初夏の旅・・・1

2016-11-08 | 旅行

  奈良・三重・初夏の旅

 

奈良・三重・初夏の旅・・・1

せっかくの連休、楽に登れて眺めのいい山へのつもりながら・・・トホホの珍道中

                               2005/5/3~5/5

 



飛鳥に古代史の舞台を訪ねる  5/3



石舞台の遠景 何もない田園の中に石舞台古墳はあります。木立の向こうが石舞台公園です。


石舞台は近寄るとかなり大きい。1933年に奈良県と京大が調査するまでは畑の真中にあったらしい。
今は古墳風に周辺を整備。拝観料250円也。 
レンタサイクルで移動する人多数。起伏が多く車も多いのでちょっと大変そう。

高松塚古墳 発見されて約30年、その間に劣化が進み防水工事中。塚を覆う木や竹を全て引っこ抜きシートで囲っている。
永遠の眠りにつくはずの被葬者。これではおちおち眠れまい。どうやら我々の時代は高松塚を消費し尽くしたらしい。
といっても本物は見せてもらえず、隣の壁画館にレプリカ展示。入館料350円也。周りは遊歩道、公園、案内所、駐車場、
国営飛鳥歴史公園館・・・・

高松塚古墳 南面から 発見後水抜きの工事をしたらしい。元は斜面の竹薮の中




犬養万葉記念館 

万葉集の研究家、大阪大学教授だった故犬養孝先生の記念館。原稿や遺品なども展示
現地に出向き万葉集を講義する独特のスタイルが人気だった。

 



坂乃茶屋 草壁皇子の岡宮のあとに建つ岡寺。そこへ向かう坂道にはひなびた茶屋が。





岡寺 大きな観音が本尊。古くから信仰されたようです。






橘寺 

聖徳太子生誕の地と伝えられる。日本に蜜柑を伝えた田島守(たじまもり)の木造の他、文化財多数


石楠花の室生寺   5/4  



境内は石楠花の花盛り




室生寺五重塔も見上げると花の中


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2005年 奈良と三重の旅

2016-11-07 | 旅行

先日来、旧ホームページの内容をこちらへ移したつもりでしたが、まだ残っていました。

こちら奈良三重境の俱留尊山です。麓はススキの有名な自然公園、人多数。山へ登る人はごく少数。

頂上に若いカップルがいていろいろしていたので、若くないカップルは即退散。

11年前ですが、もうずいぶん前の気がします。家から全行程車で、まだまだ元気でしたね。

本日は帰りは私が運転して、結構緊張しました。もうあまり運転したくないけど、運転しないと好きなところへ行けないし。。。。

レイアウトが崩れていますが、なにとぞご容赦を。

あと5日で昔のホームページは消滅予定。焦るうーーー。


広島花と絵付けのページ  奈良・三重・初夏の旅2

 

奈良・三重・初夏の旅・・・2
連日とてもいいお天気、まぶしい新緑の中、行楽を楽しむたくさんの人がいました   2005/5/3~5/5

長谷寺 源氏物語にも出てくる長谷寺。門前町が広がりさすが古寺の風格。ボタンの花盛りで人も多かった ココ

新緑の中の塔





朝の勤行を終えた僧侶達





境内は花、花、また花


室生赤目青山国定公園
奈良から三重にまたがるこの地域は火山活動で出来た不思議な地形の連続、山への期待が高まります



屏風岩 奈良県宇陀郡曽爾村




兜岩 奈良県宇陀郡曽爾村


曽爾(そに)高原と倶留尊(くろそ)  

曽爾高原はススキで有名。景観維持のため毎年草焼きをするらしい。植生は単調。湿原は退化しススキが侵食。
オートキャンプ場、少年自然の家など。殆どの人は車でここまで上がってくる。見えている山は
本ボソ。頂上はまだ先
 




お亀池、亀山、古光山 高度を上げると次第にいい眺めに池は殆ど消滅




倶留尊(くろそ) 二本ボソまで来るとやっと頂上が見えます。

鋭いキレットを登り返しもう一頑張り





頂上 誰が立てたか立て札がポツンと



二本ボソ、亀山、古光山 倶留尊(くろそ)山は吉野の林業会社の持ち山なので入山料500円が要ります。

二本ボソに小屋があり女性がビールなどを販売しています。

ボソとは「ははそ」のことで以前大きな二本のクヌギ?があったらしい。




登山道から見る三重側。切り立った崖で足がすくみます。そのかわり眺めは抜群





亀山と二本ボソ 横から見ると険しいことかよく分かります




涼しい林道を歩く  車道とほぼ並行。歩くのは山道が断然楽。もうすぐ麓へつきます。


登山メモ

誰だア~、遮るもののない大展望なんて言うのは。頂上は木が茂ってます。

1037.6mの低い山ですが上り下りが激しく、登り甲斐あり。
ふもとの太郎路を9:30出、帰着は15:00。東海自然歩道は案内板がなく脇道が多いので地図は必携。

急ぐ人は曽爾高原からがいいでしょう。
名阪国道針ICからR369で曽爾高原まで45分。そこからだと上山80分、下山60分くらい。

 

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「山女日記」 湊かなえ

2016-11-02 | 読書

2009年 長野県四阿山から クリックで拡大


今月6日から、NHKでドラマも始まるそうで。知らずに読んだけど、なかなか面白かった。

元々はミステリーの人らしい。しかし、この作品では人は死なないし、無理矢理の結末もなく、面白く読めました。

8つの短編から構成されていますが、ある章の主役が別の章では相手役になったり脇役になったりで、全体として緩やかなつながりを持った長編としても読めます。

全て山に登る女性の話。単独行もあれば、職場の友人同士、姉妹、婚活で知り合ったばかりの二人、恋人同士と様々。

しかし日常生活を離れ、山を歩き自然と触れるうちにその人の性格、抱えている問題がくっきりと浮かび上がり、これでいいのだろうかと自問自答したり、人とのつながりを改めて見直したりと、ドラマを作り、心理を描写するにはうまい設定だと思った。

山の景色、山で食べる食事やおやつなどもよく描写されていて、山好きの人もそうでない人も楽しく読めるのではと思います。

私もまた泊りがけで遠くの山へ行きたいものですが、夜9時くらいに消灯する山小屋では全然眠れないので、10年前ならともかく、今はきつそう。せいぜい近郊の山で楽しみましょう。

 

コメント (4)
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