先日の土曜日は、某団体主催の一日ツアーに友人と参加。
今年で9回目、見知った顔も増え、楽しく旅しました。
友人はその昔、一度旅行しただけだそうで、県庁近くのわが母校を「基町高校みたいなものなんですね」と言いえて妙。
そう、私立も国立もないわが実家地方では、(あることはあるけど)、優秀な子は旧制中学と旧制高校が合併した県立高校に集まる。
多彩な面々、思い出いろいろ。昼休み、休み時間、学校抜け出すのもフリー。45分で県庁の食堂で昼済ませるのが謂わば通のT校生。
県庁は有名な建築家の設計。今見ても斬新でしかも心地よい。いい服を着た時のような心地よさ。
一階ピロティ、通行自由。あの人と子の子と、どれだけ遊んだことか。なんて話していたら、同行の同じ高校出身者「**さんはいっぱい遊んだだろうけど」なんて言うので、いやはや、私ってそんな風に見られてたんだと認識新たにしました。
遊んでたのは女の子と。話題は男の子の話、それとあの人とこの人が付き合ってるとか、埒もないことを。
10時ころ、坂出の製麺所併設の店で軽く一杯、製麺所の見学は社長さんの立て板に水を流すような説明を聞く。土曜日で工場は動いてないけど、いまでも人が踏んで小麦粉こねるそうで。まさにうどんの原点。
中央公園は球場がなくなって、木がうっそうと茂って見違えた。県庁のお役人が待っていてうちわなどのお土産いただいた。
そのあと各自でうどん食べて、買い物。できれば工場見学を短く、こちらはもう30分でも多い方がよかったかな。
県庁からさらに西の有名店へ行く。土曜日で割と空いていた。何度か行ったことがあるけど、あれッ、こんなに麵が堅かったかな思った。案の定、お腹がやや緩くなった。わが体も年相応に軟弱になっているらしい。
最近は毎日こちらに立ち寄るのもきつくて、お返事遅れるかもしれません。ごめんなさい。
でもこちらでできた友達にわが青春の地を案内できて幸せだった。最後はとてもきれいな丸亀町グリーンで手洗いお借りして買い物もする。
アーケード街の両側の店を引いて広い空間を作り、二階部分に回遊できる通路をめぐらす。できるのは街の中の広場。人は集まり、出会い、語り、去っていく。そこに生まれる町の物語。
以前行ったときには学校帰りの高校生が楽しそうに遊んでいたり、中学生からアンケート求められたり。
人が留まるところに町の文化が生まれる。広島にもぜひ欲しいところであります。
そのあと神社と札所に。
ツアーの景品。
自分でも購入。子供時代からある老舗乾物店。店先の削りガツオの匂いが懐かしい。
親と街へ買い物行くと、必ず立ち寄る店だった。
昆布、炒り子、文担風の柑橘類。おいしかった。うどんに海苔にしょうゆ豆など。
帰りは去年と同じSAへ。バラが名物。
素朴で可憐なのから、豪華なのまで各種。
地元同好会の方が育てているらしい。それ用の通路が裏側にあった。いつも楽しませていただいて、ありがたいことです。
今年も無事ツアーに参加できて結構でした。
実はポーランドへ行く前日、幹事さんから人が足りないので集めてほしいと言われ、あちこちメールしたり、電話して、心配しつつ参加してみると今年もほぼ満席の盛況でした。
来年もまた参加したいもの。
お世話してくださった皆様、ありがとうございました。