12月初めころ、夫が唐突に「武雄温泉行きたい」と申しますので、年明けの連休を予約、九州を旅行していました。
宿だけ決めてどこへ行くかのイメージがないので、とりあえず長崎まで。
1/8、自宅発、8:00頃。なぜかR2のバイパス通らずに、廿日市インターまで地道で行き、時間ロス。
朝は雨、山口県では結構降っていたけど、14:00頃、長崎についた頃には雨も上がり、暑いくらいのいいお天気。
グラバー園近くの店で遅い昼食。私、長崎ちゃんぽん、向こうはハヤシライス。最近できたらしいカフェ風レストラン。長崎湾が見えていい感じ。
場所はグラバー園入り口から右へ数分。マンション一階のKIZUNAさんです。
グラバー園内のグラバー邸。30何年かぶりで感動しまくる夫。写真は別人。3か月ぶりで全然感動しない私。
日差しがきつくて暑い。気温は16度とか、そんな感じ。
そのあと、長崎出島へ行く。街中で駐車場を探すのに手間取る。ガイドボランティアの方と写真撮る。
建物はどれも新しく、最近復元されたものが多い印象。展示は興味深かったけど、また佐賀県武雄温泉まで引き返すので時間が気になる。
専用駐車場がなくて、ツアーの立ち寄りなどはちょっと難しいかも。その分静かに観光できます。
武雄温泉は、御船山という、元藩主の別荘地にある旅館に宿泊。建物は古いけど、中は改装してきれいでした。
料理は量と種類が多くて、最後はギブアップ。夫に食べてもらう。
これは伊万里焼でしょうか。階段みたいな器。トントントンと上がって、丸い輪ッカの中で遊ぶ。そんな楽しげな器。
佐賀牛の蒸篭蒸しに海鮮蒸しに。蒸し物は調理の手間が省けるので、旅館の料理に最適。
隣はすき焼き食べてた。うーーむ、プランが違っているようで。うらやましがっていると思われたらいけないので、なるべく見ないようにした。
翌日は伊万里焼の窯元が集まる大川内山おおこうちやまへ行く。山の中。いい陶土があるのだと思う。左に見える寛右衛門窯さんで器を買う。
散々迷っていたら、夫がひょいと手に取って「これにしんさい」と、さっさと買ってしまった。
カレー皿だそうです。
なんで迷うかというと、我が家はもう、すでに、とうから、皿屋敷だからです。ものを増やしたくないのに、増えていくものの数々。
新しい仲間を迎えて、あちこちに隠れていた器が出てきました。って、出したのは私ですけど。
とりあえずサラダを作って盛ってみました。たくさん入ります。
今回はわずか二日で遠くまで行き、疲れました。夫が腰が痛いというので、運転を替わり、私も激しく疲れました。
一昨年末、超激安ドイツ車の中古を買い、それ以来、運転がとても疲れます。ウィンカーとワイパーが左右逆、ライトは少し離れた場所にあるし、ナビにも慣れないし、遠くへ運転して行くのはもう限界かも。でも荷物もって駅に行くのも疲れるし、年寄りは家でじっとしておけということでしょうか。
今日嬉しかったこと。
孫娘から年賀状の返事が来た。今年は鉄棒が上手になりたいそうで、おばあちゃんは何が上手になりたいですかと書いてある。4月から一年生。字もしっかりしてきました。
おばあちゃんはお料理と絵が上手になりたいです。と返事書こうかな。
それと、高校時代の同級生♂から同じく返事が来たこと。うーーーん、一年間くらい好きだったかな。
付き合ってたかって?それはないです。サークルとクラスがおんなじ、毎日ずっと一緒にいて、家族みたいまではいかないけど、友達。いろんなこと一緒にした。
でもあまりにもクラスの女の子にモテまくるので、私の方から嫌気がさして、私の方から心の中でおしまいにしたんだった。
次の子は大学入学後も遠距離で三年くらい続いたけど、それも諸般の事情でおしまいに。そのあとに私の人生に現れた人が、今年の元日、私の棺桶作ってくれると親切に言ってくれて、誠にありがたいことであります。
今夜の会話。
「やっぱり杉板がいいんじゃないの。軽いから。でも板は規格が一間だから私はいいけど、あんたは身長が余ってしまうかも。どうする?」
「いや、作るのやめた。お金がもったいないから。二階にスーツケースの余ったのがあるからあれに入れる」
「そんな、犯罪みたいな。。。。スーツケース入れた遺体を火葬場に運ぶなんて前代未聞」
お舅様の葬儀の時、高い棺桶勧められて断り、一番安いのにしたそう。私はあたふたしててよく覚えてませんが。葬儀では上から錦の布かけるので、棺桶の材質の良しあしまで、わからないし、わかったとしても、文句言う人もいないでしょう。
旅行のタイトルがいつの間にか自作の棺桶の話に。すみません。わが人生も今年は迷走の年かも。