2021年4月 元安橋たもとより
本文はブログに全部上げているのですが、表紙だけはプロバイダーのホームページサービスにそのままリンク付けていたので、サービス終了と共にリンクは切れるし、レイアウトはぐちゃぐちゃだし、さながら廃墟の如し。ガックリ。
ホームページビルダーというソフトを導入して(確か9,800円だった)作っていたけど、本当に面倒だった。ファイルをネットに上げるのに設定いろいろ。上がっていないこともしばし。容量が少なくてフリーズしたり。
それに比べたらブログはレイアウトの設定も簡単、写真もたくさん使えるし、極楽みたいなものですが、その楽なのさえなかなかはかどらない。
とりあえずは今年の8月6日を目標に頑張ります。
パソコン立ち上げると暗礁に乗り上げている結婚問題に関する記事がよく目に入る。
きょうは、親族の住むマンションの推定査定価格まで。ああいう記事見ると本当に気分悪い。書かれる方は書かれっぱなし、相手が相手だけに何一つ反論できない。大衆の劣情におもねるマスコミの人権意識のなさに、この温厚な(←どこが!!)私も、きょうは本当に腹立ってきた。
これは結婚の問題ではなくて、今後の皇位継承の在り方について、深いところでの意見の対立から来るネガティブキャンペーンだと私は思う。
この際、天皇制の是非はとりあえず横に置いといて、制度を存続することを前提とするなら、これから天皇になる人がほとんどいなくなることに、当の天皇家の人々が危機感を抱いているのではないかと私は思っている。
国民統合のために天皇制は必要と考えるならば、(私はなくてもいいと思う。何よりも嫁いだ女性への、男子を産むべきという抑圧がとてもひどい人権侵害と思うから)女性宮家をとりあえず作り、皇位を継承する人を増やしていかないと行き詰まるのは明らか。
でも女性の血筋が天皇になったり、ましてや女性が天皇になるのが受け入れられない人がいるんですよね。たぶん男尊女卑の考えから抜けられない人が、女性天皇が生まれると女がのさばるとでも思っているのでしょう。
昔は側室がたくさんいたし、明治以後は天皇は軍の最高司令官、大元帥でもあったので男性の方がよかったのかもしれないけれど、今は側室は世間に受け入れられないし、軍もないので女性でも全然いいのではないでしょうか。天皇になるのは男女問わず大変なことだけど。
天皇家からは何も発言がありませんが、女性宮家はたぶん天皇家の人たちの望むことでもあるのかなあと、一庶民が拝察します。
相続や、血統やそんなものに万世を貫く原理などはありません。前の時代の都合のいいところを、力を持ったものが都合よく利用しているだけ。
さる旧宮家の人、明治天皇のひ孫ということが売りでマスコミにももてはやされているけれど、私は当然、男系かなと思っていました。
そうではなくて明治天皇の皇女(娘さん)が、江戸時代かもっと前に皇室から出た宮家に嫁いだ、明治天皇からは母方の系統だそうで。知らんかった。私は男系だろうが女系だろうが、どっちでもいいけれど、ひ孫、ひ孫と触れ歩いて、あたかも男系でつながっていると人に誤解してもらいたいような言動の数々。
権威の中心にいる人は案外鷹揚に構えているんですよね。周辺にいる人が、その権威を身にまとって尊敬してもらいたがる。
なんかねえ、身近にもいませんか。自分の成績は地味だけど、進学校出たのを誇りにしている人。東大や京大行った人と同じ教室にいたことを、いまだに引きずっている人がたまにいますよね。そこしか誇ることないんかと突っ込みたい。
先日その人が、今回の結婚相手のおかげで女性宮家がなくなったと喜んでるそうで。ご自分だって女系なのに。それだからこそ女系が許せないのかも。心が狭いですね。元宮家の人として、本当に天皇家のことを思うなら、皇統が続く方法をあなたも考えたらいかがでしょう。
テレビ番組で「皇族に戻るよう要請されたらどうしますか」と聞かれ、満面の笑みで「お断りしますって」。あたかも自分にはその資格があるように扱われたのが嬉しくてたまらない様子。
男系を言うならばあの人にそんな要請があるはずもなく。そこまで遡るなら、資格のある人は何万人といるかもしれませんね。
人は分かりやすい言説になびきやすいもの。耳当たりのいい話を聞くときには、なぜこの人はこんなと言うのかな、許されている背景は何なのかと考えることも大切。
だいたい、別れて何年も経ってあの時のお金返せって、それは無理だと思う。
別れて何年もして、自分よりいい男と結婚するって聞いて腹立って、あの時のヴィトン返せって言うのとおんなじ。んなもの、返さんでいい。蒸し返す男が悪い。わざわざマスコミに言いに行かずに、直接連絡とればよかったのに。まあ、私はどちらでもいいけどね。
大体、人さまの結婚、いいとか悪いとか考えないといけませんか。口に出さないといけませんか。お相手の方が母子家庭だとか、貧しいとか、それを口に出すのははしたないというものです。
あなた様のお考えとは違うこともあろうかと思いますが、私があなたの考えを変えられないように、あなたも私の考えは変えられないのですから、コメントいただいても反映しないこともあります。あしからずご了承ください。