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引き続き整理

2015-06-29 | 日記

サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者はホタテ貝のしるしを身に付けます。

最終地が海に近く、ホタテ貝を食べて記念に持ち帰ったという説やらいろいろあるようです。

リュックの後ろにつけてもよし、胸に吊るす場合もあり。

フランスのコンク、村はずれの革細工の店先で、ホタテのネックレスを売っていました。

外気温35度。とても暑い日でした。2014年6月


梅雨には珍しい晴天である。朝から洗濯したり布団干したり、歩いて買い物行ったりして主婦をし、その合間に織り機の後ろの飾り棚を久しぶりに整理した。

引き出しは、上からいろんなもの突っ込んで何が何だか分からない状態。全部出して、織りの道具と糸を入れ、今まで入っていたものは捨てたり、他へ移したり。

でも時間ばかりかかって捗らない。疲れたのでパソコン立ち上げて、蓮茶と緑茶をネットで注文、お茶は飲んでみないと分からないので、つい今までのを買ってしまう。

先日の織り、二枚目はものすごく間違っている。ちょっとへこむ。あれこれ手を広げて、結局、時間に追われる毎日。整理するのはものだけではなく、することもですよね。

織りも習いに行っていたのと同じ金曜日だけ、10時から15時までと決めないとついつい夜更かしして生活のリズムも狂いがち。

夜は2週間ぶりの水彩画、宿題は先延ばし。こちらも頑張らないと。

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「3日もあれば海外旅行」 吉田友和

2015-06-28 | 読書

オランダの空港で飛行機待ってます。

乗り継ぎが悪い時には退屈。

ツアーなので勝手に空港の外へも出られません。

2014年3月


海外旅行と言うと、最低一週間の時間がいると思い込んでいるけれど(私は)、金曜の夜出て、月曜の朝、仕事に間に合うように帰るアジア中心の旅のいろいろな例、面白かった。

航空券やホテルの上手な取り方、自分で組み立てる旅の楽しさなど、知らないことばかりで参考になった。航空券もうまく買えばとても安い。世界一周のビジネスクラスで60万円くらいでしたか、これは激安でしょ。

でも旅先でもスマホ駆使していろいろやらないといけないし、荷物は自分で運ぶし、英語もある程度は出来ないといけないし、おばさんは窮屈でも人に連れて行ってもらうしかないのかとちょっと寂しい。

今度頑張って海外個人旅行、挑戦してみますか。

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「下流老人」 藤田孝典

2015-06-28 | 読書

枷掛持ってないので、いろんなものに掛けて糸を巻く。これは花瓶。

糸は2012年11月、東寺の弘法市で買った麻糸。あとで先生に見せたら「高い」と叱られた。ショボーーーン、、、


下流と言う言葉がいつから世間に流布するようになったのだろうか。そう古いことではないはずだけど、今ではすっかり耳馴れ、その意味についても共通理解ができてきたように思う。

その上に立っての本書である。時宜を得たタイトル、社会運動の実践として具体的な例を挙げ、年金に頼れないこれからの老人が、どういう目に遇うか、リアルに予測してみせる。

恐ろしい本だと思う。人はちょっとしたことで貧困に陥る。それは今の社会で親族などのセーフティネットがうまく機能しなくなったからでもあるけれど、若い人ならまだリベンジの可能性がある。お金も家も親しい人もない孤独な老人の最後を著者は何度となく見てきた。

悲惨で、ここではとても書けない。興味ある人は読んでみてください。

現役の間に将来の金銭的な設計をきちんとすること、子供は自立させて家を出すこと、いざとなると頼り合えるネットワークを持つこと。若い時からの心得としてはそんなところかなと思う。

がしかし、人は予期せずに貧困に陥ることもある。その時には助けてほしいと声を出すことが大切。本当に行き詰るとそれさえできなくなるとか。そして生活保護を受けることを恥ずかしいと思わないこと。健康で文化的な、市民として当然の生活、それをする権利が誰にもある。生活保護費を値切る先には最低賃金の切り下げ、という陥穽が待っている。他人事ではないとしみじみ思った。

老人はいつから、若い人の世話になりたくないと思うようになったのだろうか。その代りの介護保険はまだまだ不十分だし、すぐそばに住んで時間もあるのにいっさい面倒見ない息子の嫁ならそんなもんいらんでしょ。

もちろん嫁姑のいろいろいきさつがあるにせよ、私は節約家なので、国全体のお金のこと考えたら、介護が嫁のシャドウワークなんて屁理屈言う前に、家族でできることは家族でしてもいいんじゃないかと思う。

介護の社会化という流れは止められないと思うけれど、介護保険掛けてるから使わないと損するという考えはいけないと思う。また雨のあとのタケノコみたいにいろんな施設ができてますが、家で畑仕事して、一人で高速バス乗って娘のところへ来られる年寄りに週三回も通わせてビーズ細工させたりしなくてもいいと思う。私の母のことです。

みんなその時がよければいいと、先のこと何にも考えてないように思う。私達の世代が介護享けるころにはもう国にお金がなかったりして。恐ろしや。

戦争できる国にするより、こちらが先決。

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「旅好き親父の自転車巡礼記」 小林健一

2015-06-28 | 読書

フランス、コンクの巡礼宿 ホタテ貝がそのしるし。ただし今はもうやっていないようでした。2014/6月


この本は二つの巡礼記からなっている。すなわち、著者50歳台前半の1998年、自転車による四国八十八カ所の巡礼、この時は外資系航空会社に勤める身で、休みを利用して4回に分けて四国一週を果たしている。

もう一つは、2008年?パリからスペインの巡礼地、サンチャゴ・デ・コンポステーラまでの1,500キロ、29日間の自転車の旅。この時には会社を早期退職し、旅行作家となっていて時間はあるけれど、60歳になっているので、大変だったと思う。途中きつい時には列車も利用しながら、見事聖地へ到達している。

どちらも面白かったですが、やはり外国の方が見るもの聞くもの珍しく、景色もスケールが大きくて楽しめました。写真多数。体格のいい、たくましい人のようですが、どちらもお天気いいばかりではないし、坂道も自転車で登るのだから、歩くよりもずっと大変と思う。

旅の途中で各国の人と出会い、励まし合いながら旅を続ける。著者のフレンドリーな性格で、出会った人誰もと楽しく交流する。そして、毎日自転車をこぎながら、世の中のしがらみや欲得を離れて、魂が次第に純化すると言うか、人生において何が必要か、見えてくる。その過程が感動的だった。

ふだん、私たちは、いえ私は、何と多くのものを所有し、それに振り回されていることか。今朝も机の横の棚の整理に午前中かかった。旅行雑誌に山の本、捨てずに整理しただけ。午後からは留袖のクリーニングを受け取りに本通りまで歩いていく。ひとえに脂肪を落とすため。

こんな要らんことしているうちに一日が終わる。断捨離ですよね。要らないものが多すぎ。

一度人生リセットするために巡礼に行こうかとふと思った。歩いて手軽に回れるコースが近くにもあるといいんですが。いやいや、もう仏門に入って千日回峰行くらいやらんと痩せんじゃろと、思ったりしています。


昨夜は、近況のあれこれを人と話した。お互い差しさわりのあることは言わないので、話題は限られる。私をリアルで知っていてくださる方は、私がいかにいい加減で、バカなことばかり話したり、したりするかご存知たと思いますが、この際はしっかり者をやらないといけない。これが辛い。

人物評については誰についても、反対も賛同もしない。「まあいろいろな人がいるから」でかわす。

それにつけても、私は何でも言える友達が何人もいて、ありがたいなあと思った。親に言えないようなことも何度聞いてもらったことか。皆様、これからもよろしくお願いします。

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織りの完成

2015-06-27 | 日記

出来ました。

緯糸

ピンクの部分:(株)アナンダ 染色綿糸 色名不明(教室で買った) 

白の部分:同じく染色綿糸きなりと友達からもらった紙の糸の2本取り

紺の部分 シルケット加工の綿糸 カキツバタ色2本取り

経糸

緯糸のピンクに同じ2本取り


 

整経

長さ120センチ 幅は約19センチ 113本/10センチが60の筬

経糸2本取り 


 

綜絖 4枚

教室では手前から1,2と数えていたのでその通りにします。

2本取りで右から43214321432123432123412341234321432143212343212341234123と通して次の4が作品の中心。ここまで57本。中心の4が重複するので113本の総本数となります。

ここから32143214・・・と今まで通したのとは逆に、左右対称になるように糸を通す。 

合計で113本。続いて踏み方ですが、私の織り機のタイアップは右から13/12/34/23/14/24です。

平織は左右両端の踏み木を交互に踏んで織り出します。

織り柄は中の4本を使います。中4本も右から1234と番号を振り、次のように踏みます。

3241324231423142313242313241までが一模様。これを繰り返します。

こちらを参考にしました。図版にも著作権あると思うので、これでMAXです。

 

 

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織りを頑張る

2015-06-26 | 日記

通すのに時間がかかりましたが、きょうからやっと織り始めました。

組織図です。糸の通し方と踏み木の踏み方を本から書き出して、見ながら織ります。

 

踏み木は七本で、右端は菊(歯車)を調節、他の六本で模様を作ります。

平織と、綾織りの変化組織です。短いのですぐできます。

織りは織る準備が大変、織り始めるとあとはするすると・・・行くはずですが、まだ一山二山ありそうです。


今朝は近所のスーパーのお魚市、ささやかながらいろいろ買いました。

チヌ、ハマチ、カレイ・・・

穴子、イカ、ギザミ。実家地方ではベロコと言う。父がよく釣って来ていた夏の魚。今年も夏が来る。

穴子1尾100円、ベロコ1尾100円、するめいか150円。瀬戸内の夏ももうすぐ。

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猫のマスク

2015-06-24 | 日記

http://item.rakuten.co.jp/cxc/mask?scid=af_pc_etc&sc2id=249194170

可愛いです。鼻だけ出して、暴れるのを防いで爪を切ってやるそうで。大小サイズがあり、結構なお値段。いゃあ、ペットの世界は至れり尽くせり。

レビューによると、マスクしたまま暴れて逃げたそうで、無意味だったと。でも満点の5・・・4がついていたので、ちょっと間抜けな感じで逃げていくのが、飼い主にはおかしくも可愛かったのかも。

これって赤ちゃんに帽子被せると嫌がって脱ぐのに似てますね。下の孫二歳♂は、食事したくないときはビニールのエプロン外して逃げます。

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古い着物の整理

2015-06-24 | きもの

きょうは着物の整理です。

好きだったけど、解いて布団にします。

と言っても、この私に布団仕立てられるわけもなく、ホームセンターで買ってきた薄いポリ綿の蒲団の上から袋状に縫ってすっぽり被せ、ふとん針で綴じる予定。

蒲団針で綴じる・・・なんか昔っぽくて、私が嬉しい。

こちらはもしかしたら孫娘に譲るかも。解くのは中止。

お任せモードが正方形になる!!焦って室内のパノラマ画像撮ってみる。こちらは大丈夫。

(結局そんな設定になっていただけ、直したら直りました。ウッカリ、またカメラ叩くところだった。)

 

お姑様から以前いただいた赤ちゃん用の着物。一つ身。桜、青海波、桃、お団子持つ猿、雉?犬などの柄。男の子用と思われます。お宮参り用?

何でも大姑様がなくなって、その遺品とのこと。もう90近い夫の叔父たちのものかも。いずれにせよ約1世紀前の着物

どうするすべもなく放っておいたけど、昨日の友人の話。

裂き織りは、傷んで弱った生地を手で裂いて、目の見えなくなった年寄りが(時間を気にせず平織で)織っていたもの。とのこと。

そうなんだあ。織りの教室では新しい生地を五ミリ幅くらいに鋏で切りそろえてテープ状にし、織っていた。切るのが面倒で、私の場合すぐ挫折。

ううん、胴裏の古いのとか、手で裂ける柔らかい生地の方がいい。私は古い胴裏を草木染してもらっている。

なるほど、教室では平織よりも複雑な織りを先生は教えたがった。それはそれでよかったけど、これからは自分の好きなものが好きな時に織れる。しみじみと嬉しく解放感いっぱい。

僅かな生地だけど裂き織りにすることにしました。

裏はこうです。90年経っても何と言う鮮やかさ。胴裏は紅絹裏、八掛は・・・何と言うのでしたか、朱子織で模様を織りだした柔らかな生地。朱子織でいいのかしら?

やっぱり、薄く綿を貼っています。冬の着物?

身頃はこうです。衿と裾の綿を厚くして、細かな仕事です。もうこんな着物、日本のどこでも縫ってないかもしれないので、私自身のこの世の記憶として写真撮りました。

布団は男ものは久留米絣の着物と羽織で。切り裂いて手芸するのは忍びなく、かといって着物仕立てても息子たちは着ないし。女ものは紬の着物二枚分で。夏の終わりを目途に頑張ります。


夏には冬用布団の綿を洗って、新しい綿を足し、布団側も洗濯して広い座敷で仕立て直していた。母の実家へ夏休みに行くと、叔母がせっせと布団を作っていた。従兄たちも手伝っていた。昔の大人も子供も勤勉。

あの涼しい座敷、今はもうないけど、楽しい夏休みでした。

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カメラを直した!

2015-06-23 | 事件、事故

約二年間と四か月使っていたのはLumixのDMC-FT20の黒、http://kakaku.com/item/J0000000147/

先週、モード設定が動かなくなり、画面は超ピンボケに。しばらくするとシステムエラー(ズーム)というメッセージが出てあとは全然反応しない。

諦めて買った新しいデジカメ、イマイチ画像がよくないので、ダメもとでLumixの方を直すことにしました。

先ずレンズを指でふさいで真っ暗にして、モード設定を何度か押すと切り替わるようになりました。でもまだ超ピンボケです。

室内がこんな感じ。

今度はレンズを木綿のワンピースの裾で拭きまくり、そのあと、レンズの付近を椅子の上の座布団に何度も打ち付ける。座布団柔らかいけど、その下の椅子は堅い木という場所。

その後インテリジェントオートにして何度か写すうちにいきなり直りました。

これ、届いたばかりだけどどうしますかね。予備に持っておこう。

デジカメ、落としたりよくするのでこれからは気を付けよう。なにはともあれ、レンズの周りを強く叩いて直ったのでよかったです。

この修理方法、お勧めしませんが、試してみたい方は自己責任でお願いします。家電製品、壊れたらとりあえず叩くといいと聞いたことがあります。

電子レンジも分のところが作動しなくなったので、以前貼り付けていたガムテープの上にもっと厚くガムテープ貼ったら直った。よかった。

壊れたら、取り敢えず叩いてみる。ガムテを活用する。これからもこれで行こう。修理費はカメラが0円、電子レンジはほぼ0円でした。引き続き節約生活は続きます。

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裂き織りを貰う

2015-06-23 | 日記

きょうは近所のお友達の家に遊びに入って、おみやげに裂き織りを貰った。

彼女は家に二台の織り機があり、どちらもコンパクトな二枚綜絖、使いやすそうだった。引き出しいっぱいの作品はきれいに丸めて整理している。ご実家の蔵を整理して、古い着物約300枚分の胴裏があるので、少しずつ染めて作るそうです。

ぼろ布の整理なので、平織しかしないとのことだけど、なかなかどうして、古い着物や草木染の落ち着いた色合いがとても魅力的でした。

私も初めは裂き織りをするつもりでしたが、先生が複雑な織り方を教えてくださったので、今はいろいろな組織織りばかりしています。でもまた余裕が出来たら裂き織りもするつもりです。

一枚はチェストの上に。

もう一枚は座卓の上に。

彼女の友人が風通織りの大家だそうで、http://www.nihonkogeikai.or.jp/work/1250

その作品の切れ端も見せてもらった。細い木綿糸の色が織りなすハーモニー、糸で絵を描くように。でもとても根気のいる仕事。

伝統工芸展に出品して、購入希望者がいると売らないといけないそうで、でもご本人は売りたくないんだとか。

そうかあ・・・私なら100万とか200万とか吹っかけるけど、きっと謙虚な人なんでしょう。

いゃあ、きょうはいいもの見て、おみやげまで貰っていい日でした。オートロックのマンションなんて、今までもこれからも住むことないけど、なかなか住み心地もよさそうでした。

反省して、家に帰って少し掃除しました。この反省がいつまで続くことやら。

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カメラが壊れた

2015-06-22 | 日記

連日の酷使に耐えかねたのか、カメラがシステムエラーというメッセージが出るだけで反応しない。松江へは夫のデジカメ持参。

Lumixは機能いろいろだけど、いちいちシーンを設定するのが面倒だったし、オートにするとコントラストの強い屋外などできれいに撮れない。

昨年、フランスのサンシルクラポピーで、砦に上がる石段の途中にコクリコ(フランスの野生のヒナゲシ)が咲いていたのに、きれいに撮れてなかった。残念。

夫のがシンプルで使いやすいので「私に頂戴」と言うも「ダメ!!」とのことで昨日、アマゾンで注文しました。明日までには届きそうです。便利な世の中になったものです。最近電気屋さん行ってもデジカメ殆ど置いてないし、でも旅行にはコンパクトデジカメ、愛用しています。


 

土曜日は笠岡の小野竹橋美術館へ。小野竹橋と戦死した長男春夫の絵を見るつもりでしたが、別の催しでした。ああ、早とちり。

http://www.walkerplus.com/spot/ar0833s42840/

もう一回出かけるつもりですが、鎮魂の夏にふさわしい企画も。以前、無言館の巡回展で見て、他の作品は若描きのも多かったけど、春夫のはみずみずしさと卓越したした技量で、抜きんでていました。生きていればどんなに素晴らしい絵を描いたのかと思うといたましい限りです。

替わり見た作品展も小磯良平風でよかったけど、幸せな家族の肖像画を見るにつけても、戦死した若い画家が惜しまれることでありました。

帰りに三景園のアジサイ見物。今年も立派に咲いていましたが、シチダンカとヤハズアジサイ、見つけられなかった。残念。

立派な鯉も。

アジサイ

奥には菖蒲も。

オカトラノオ。涼しそうで好きです。これは自然に生えている。

山野草もいろいろあって楽しめます。

 

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城下町松江を歩く

2015-06-20 | 旅行

梅雨の晴れ間、昨日は松江に出かけました。

広島~松江は高速バスが便利。乗り換えなしで3時間弱、一日16便も出ていて、待たずに乗れます。

終点、松江しんじ湖温泉から徒歩で10分くらいの月照寺にまず行きます。藩主松平家の菩提寺で、アジサイが多く、山陰のアジサイ寺と呼ばれるそうです。

本堂に上がります。庭がきれいです。そのうち、待ち合わせている知人が四国から到着しました。

刺繍の曼荼羅?頼山陽の漢詩を螺鈿で刻んだ香炉台?など、いい品物が置いてあります。

木がたくさんある境内。

浄土宗だそうです。

阿弥陀如来。

境内、アジサイが見ごろです。

歴代藩主の墓所があります。

宝物館には、寺宝の数々。その他に昭和天皇と同級生だった旧松江藩当主の子孫の写真なども。

同行者、「いいところの人なので子供のころから東京へ出していた…」というので、「それは違うでしょ。明治維新の後、昔のお殿様は東京へ行って華族になった」と話してあげました。いわゆる公候伯子男であります。これこそが明治維新の性格を最もよく顕しておりまする。

そうそう、清掃奉仕へ入った話も聞きました。広くて大変だったそうです。ヘヘヘッーと頭下げるのではなく、普通に顔見てもいいそうです。素朴な信仰によって維持補強されていくシステム。世界的に見てもまれ。というか他に例を寡聞にして知らない。

あらあら松江でしたね。すみません、またまた寄り道。深謝。


 

続いて藍染め体験をします。

木綿布をテキトーに輪ゴムで縛ります。

 

藍甕に藍が入ってます。

粭すくもです。

藍につけて、繊維に藍を吸着させ、絞って空気中で伸び縮みさせて酸素と化合させます。

それを四回繰り返します。

出来ました。とても楽しい体験でした。これは500円。タオルハンカチや大き目の布巾は800円です。


続いてお城へ行きます。

天守閣は江戸時代の初めに建てられ、焼けていないオリジナル。先日、国宝になりました。

お城近くの小泉八雲旧居へ。そう広くはありませんが、いい雰囲気のお庭です。

文化活動いろいろして疲れたのでちょっと一休み。冷たいものを頂きます。


 

これには愕然。県庁から8.5キロにある原発。いざというときには県庁でヨウ素剤を配布するそうで。そんな悪夢が現実となりませんように。

このあと駅までぶらぶら歩き、夕方駅で解散。楽しい一日でした。帰りのバスは若い人でほぼ満席。広島は手軽に行ける身近な都会なのかも。

たまにバスで行くとまた違ったものもあって、楽しい街歩きでした。

 

 

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元宇品へ行く

2015-06-18 | 日記

毎日、梅雨空。でも昨日の晴れ間、元宇品へ出かけました。

ハウスウェディング会場で。テイカカズラの園芸種?

街路樹はエゴノキ。不食。

タチアオイ

北米原産、ワルナスビ。花は可憐、茎に鋭い棘があり。乾燥した荒れ地を好む。

バスの転回所。

バスの終点が好き。昔だと、運転手さんの休憩所で、近所のおばさんが切符売ってたりする。切符は当然硬券。裏も黒くない。

早くに行ってバスを待つ。昔は30分くらい待つのは短い方。人間、だんだんせっかちになるようで。

プリンスホテルの横の車道を進む。この石段二つで上の車道に行ける。必殺!!ばあちゃんの近道。

石垣のキランソウ。平たいところの好きな花。

咲き残り。五月頃、セイヨウジュウニヒトエを人様の花壇で見たりするけど、この花の仲間だったと思う。・・・・といろんなこと考えながら歩きます。

イヌビワ。一部熟し始めている。夏近し。

トキワツユクサ。これも外来種だったと思うけど、今では海に近い林間によく見られる。花がピンク、葉が覆輪になったのは鉢植えで売ってたりする。

灯台前広場で。いろいろな木があります。

観察会があります。クリックで詳細確認してください。

クスノキ。絵のサークルで、次は地元を描くことになり、私が選んだのはここ。うーーーむ、難しそう。


 

帰ります。

木と土でできた、元はレストラン。今は無人らしい。

土壁、木戸、ヤブカラシとナツヅタなどが繁茂し、独特の雰囲気に。

オオバギボウシ。保育園で。


 

昨日の作業

綜絖通して、筬通して、女巻に結び付け、勇躍織り始めたら、いろいろな不都合に気が付き・・・・近いうちに修正、またこの場でご披露申し上げまする。

それにしても雨。通勤しない身には雨の音を聞きながら家にこもるのも、心が落ち着く。梅雨明けまでの涼しい時期、この季節も私は好きですね。

好きな季節の順、11月の晩秋→二月の早春→五月の初夏かな。

好きでないのは8月末から9月初め。いつまでも暑く、誕生日がある。年末年始。ただただ忙しい。家の用事に加えて、年末調整から始まる一連の納税準備。と愚痴言っても仕様がないので気分転換。明日は早起きして日帰り旅行に行きます。この季節なので人は少ないはず。さて、どういう展開になりますやら。

 

 

 

 

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雨の日には織りをして

2015-06-16 | 日記

「**さん、ちゃんと織れとるんかしら・・・」と先生が心配していると風の噂に聞いた。

何で私ばかり心配してくださるの・・・それは私が不肖の弟子だから。

でももう自分で頑張るしかないので、頑張りました。

僅か1m20cmの整経なので、引き続き卓上機を裏返してstick立てて。

床置きで疲れたので、本日は階段に寝かせてみる。座布団は滑り止め。うんうん、いい感じ。

日曜日の整経済み糸に5本足す。綾返しの準備。

男巻を外す・・・お・も・い・・・

粗筬と綾棒の間に物差しを通して隙間を確認。

物差し立てて隙間を作り、粗筬に近い綾棒を筬の手前に移す。

続いてもう一度物差しを通し、綾を筬の手前へ移す。

もう一本の綾棒を筬の手前に移す。これで綾返しの完成。

短い整経なので、最後は卓上機に結び付けて引っ張る。なんだ、最初からこれでよかったんだ。男巻をスティックの間でガタゴト動かして粽の完成。木材の重さでしっかり巻けることが分かった。

うーーーむ、卓上機、侮りがたし。織ることはもうしないけど、整経から綾返し、粽までできるとは。びっくり。

夫が整経台作ってやろうと言っているけれど、短いのはこれで。長いのは二階の自作本棚の枠にスティック取り付けたらいいような気がする。

織り機に粽をセット、糸を引き出して綜絖に通します。ちょっと右に寄りすぎました。

糸を数えたらなぜか113本になっていた。100本で5本足りないと追加し105本にしたつもりが、初めに108本整経したらしい。なんのこっちゃ。

参考にした本では53羽/10cm、私の筬は60羽/10cmなので、20cmの出来上がりが19cmになりそう。それにしても自然数が三桁になるともう数えられないなんて。いつも注意されてましたよね。テキトーにやっていても、すぐばれる。織り目は正直だから。

ちなみに53羽なんて中途半端だけど、1寸20羽の計算らしい。10寸が1尺でしたか。着尺の37センチ幅は、腰で糸を引いていたいざりばたの時代の名残ではあるまいか。人間の標準的な体の幅がそのくらい、着物は身頃が着尺二枚幅、袖が各一枚分で、なるほど織物の単位としては合理的。などと、自分なりに考えてみました。

問題はタイアップ。参考にする本と私の織り機では違うので、組織図を書き直しなさい。でもそれは難しいので他の柄にしなさい、と昨日先生の指導。

でも頑張って、とりあえずやってみる。踏んでみてどんな模様が出るか明日以降試してみます。

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古民家料亭へ行く

2015-06-15 | 日記

本日はHATAORI教室のお別れ会、こちらへ行きました。

http://u-sa-gi.com/

我が家からはたいそう寄付きが悪いので、市役所前から阿品台北行きバスで行く。あの路線バスの旅御一行も使った路線だと思う。海側走るのがJRと広電電車、こちらはバイパス通ります。停留所降りて数分、分かりにくかったけど、何とか辿り着きました。

玄関周り

前菜。少し食べた後。

デザート。

オーナー氏は宮島の旅館にいたそうで、本格的会席料理でした。

一月振りに皆さんにおあいして、話は尽きないけれど、2時前解散。元の工房まで戻り、ちょっとわからないことも聞いて、またはるばると家まで帰りました。

夜は水彩画です。本日先生の講評の日。ドキドキ。

 

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