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6/13 グラナダからバレンシアへ

2016-06-30 | 炎熱のスペインを行く

宮殿の見学の後、土産物店に立ち寄ります。

自分用に寄木細工の箱を買いました。グラナダの名産とのこと。JTB指定の土産物店。スタッフに日本人もいて、ユーロでも円でもカードででも買えます。

自分用に思い切って。35€でした。今回の旅行中、一番高い買い物(泣)。

帰った後、ユーロが対円で10円くらい値下がり。悔しい。でもきれいだからよかったことにしよう。

お嫁ちゃんにも買うつもりだったけど、好みでないかもしれないしと躊躇する間に時間切れ。

乾電池、回収ポスト

食事は市内で。

ガスパチョは冷たいスープ。トマト、キュウリ、パプリカなどの夏野菜、ニンニク、塩、パン粉(またはフランスパン)などをミキサーにかけ、冷やしていただきます。

野菜ジュースのようでおいしいです。家で何度か作りました。ナス、ズッキーニなども合います。トマトは高いので、トマトジュースで代用しました。

久しぶりのごはん。付け合せだけど、おしいかった。

レストランに楽団が来て生演奏して、CDの販売がありました。スペインの歌謡曲のアルバム、10€だったのでお土産に買いました。

グラナダ、アルハンブラの思い出、アマポーラなどが入っていました。

外へ出ると、熱いスペインの太陽が降り注いでいます。

見送ってくれたスタッフが写真撮らせてくれました。

しばらく歩いてバスまで。誰も歩いていません。木陰が濃い。

バスで七時間かけてバレンシアまで。

途中休むつもりだった店はシャッター締めてシエスタの最中。川原へ下りて高速へ引き返します。

川は温暖化で干上がり、今はもう水が流れなくなったとか。このあといくつか、干上がった川を見ました。

スペイン、それは乾燥の大地。水のある国のありがたさ。水がありすぎるのはありがたくないけど。

途中のSA。派手な建物はホテル。その手前GS。カフェなどは左手に。たぶん40度くらいの気温。駐車場は全て屋根つき。炎天下に停めたらとんでもないことになりそう。

ここでは水1.5ユーロを買う。バスのドライバーさんから買った方が安上がりだけど、小銭を作りたかったので。

地中海が見えてきました。

リゾートマンションばかりの街があります。未来都市のようで、現実感がないけど、スペインは夏休みが長いので、こういう場所へ家族で来てのんびり過ごすんだとか。

夕食はバレンシアのホテルで。シーフードパエリア。シーフードはあまり入ってないけど、本場なのでありがたく頂く。出来た時、厨房から鍋ごと持って来てみんなに見せるというパフォーマンスがありました。


 

ホテルはMAS CAMARENA 広い部屋でした。風呂場もトイレも部屋も同じ清掃しやすそうな床で、事務所みたいで落ち着かなかったけど、そんなこと言ってはいられません。

明日は9時出発なので、久しぶりに洗濯。朝までに乾いていました。さすが、乾燥大国スペイン。

ホテルの前に日本では見ない紫の花が。向こうは泊まったホテル。

同行の方がジャカランダと教えてくれました。中南米原産、イスラム教徒がスペインに持ってきたとか。

各地に並木や公園樹として植えられていました。

葉は羽根状。花はキリに、葉はフジに似ています。キリモドキ科だそうです。

日本でも宮崎辺りには作っているらしく、それを見る関西発のツアーもあるそうです。

ということを教えていただいた同行の方と。ホテル前で。

今回のドライバーさんは無口だけど、道に迷わず、狭い場所にも的確に停め、8日間お世話になりました。

最後の日は勤務の関係で別のバスでした。

6/14 バレンシアの見学です。それはいずれまた。

今日から三日間、孫二人を預かります。夜は息子も我が家へ帰宅、我が家から通勤します。体力と相談しながら頑張ります。

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6/13 イスラムの精緻、アルハンブラ宮殿を見学

2016-06-29 | 炎熱のスペインを行く

6/13 10日間のツアーも後半に入りました。きょうは午前中アルハンブラ宮殿と庭を見学して、午後からバレンシアへ向かいます。

最もスペインらしい素敵なアンダルシア地方ともいよいよお別れです。

グラナダはイスラム勢力の最後の拠点で、王たちの暮らしたアルハンブラ宮殿は13世紀前半に着工、170年かけて完成、キリスト教徒の再征服運動にも最後まで持ちこたえ、1492年無血開城したそうです。

それにはこの城がとても気に入ったカスティーア王国の女王イサべルの思いがあったそうで、死後、この地に葬られることを望んで、トレドからすでに出来上がっていた石棺を運ばせたという説明もありました。

異国情緒あふれるとても魅惑的な街に映ったのでしょう。


ホテルから20分くらいで宮殿の駐車場に到着。朝一番の予約らしい。

通路を通って入口へ向かいます。案外緑が多いです。

手入れしています。スプリンクラーもたくさん設置、乾燥した土地で、緑を維持するのも一種の贅沢のようです。

紫のシモツケに似た花

一番奥、車両の門というところから入ります。

サンタマリア教会が出迎えてくれます。こちら当然、イスラムの滅んだ後に造られたもの。

イスラムの建造物を何日も見てきた眼には、シンプルでおとなしい印象です。

こちら16世紀に建てられたカルロス宮殿。ルネッサンス様式です。

この暑いスペインでは、重厚過ぎて、私の感性が悲鳴あげています。窓小さくて暑苦しいーーー!!

入ります。スペインではなくて、北欧みたいな感じ。

中庭です。イベントの準備しています。建物は美術館、博物館になっていてます。

西端のアルカサバ。キリスト教軍から城を守るための砦。13世紀中ごろの建築で、一番古い建物。

上がると、テラスからアルバイシン地区が見えます。昨夜はあそこからこちらを見たのでした。

中庭には昔の建物の遺構があります。

一番高い堡塁に上がるとグラナダの街が一望できます。

城壁は三重になっています。ここで敵が来るのを見張っていたのでしょうか。

この宮殿には、遠くシェラネバダ山脈から水を引いてきたそうです。カルフォルニアにも同じ名前の山脈がありますが、こちらが本家。スペイン人が入植してつけたと思われます。


 

続いて宮殿へ行きます。

天井の寄木細工。今の技術では再現できないとのこと。

天井、壁、細かな細工の連続。

細かな模様はイスラムの宇宙観?それとも花咲き乱れる豊かな土地の再現?

漆喰細工のようです。

腰壁のタイルも細かなパーツを組み合わせている。

説明するガイドさん。

天井

うーむ、どこを見ていいのやら。と仰ぎ見る。

アラヤネスの中庭。水が何よりの贅沢。

回廊に花嫁が。日本風の前撮りではなく、商業写真のようでした。

アラヤヌスの中庭。こちらからの方がきれい。正面、コマレスの塔。

軽快で涼し気で、水を景色に取り入れるのが独特。

続いてライオンの中庭へ。

12匹のライオンが水盤を支えています。ヨーロッパではなくて、異国的。

中庭に面した夏の住居。天井の装飾が見事。

二姉妹の間。鍾乳石彫りと言うらしい。光をうまく取り入れて、装飾がよく見える。

楽しい時は短く、あっという間に歳とるけど、楽しい思い出は忘れないようにしよう。

いよいよ見学も終わり。回廊のようなところへ出ました。

お世話になったN川さんと。

毎日楽しく過ごしたツアーの皆さんと。女性は総勢6人、ここには5人しか写っていない。残念。


 

続いてヘラネリーフェの庭園へ

糸杉で囲って影を作っている。

東京からのツアーの人と一緒になった。飛行機で移動するとか。我が添乗員さん、飛行機よりバスで寝ていく方が楽。確かに。

花色々。花だって乾燥した土地では贅沢。

セイヨウマツムシソウ。日本のに比べて花期が長い。日本の園芸店で売っているのはこちら。

アセキアの中庭。

向こうに今見てきた宮殿が。

緑のトンネルをくぐって見学はおしまい。

細かな細工がいっぱいの不思議な宮殿でした。

 

 

 

 

 

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6/12 グラナダでフラメンコを見る

2016-06-28 | 炎熱のスペインを行く

さてフリヒリアナでは42℃の村の坂道を駆け上がり、走り下り、カフェでスペイン人のおじさまに親切にされ、あっと言う間の楽しい一時間は終わりました。

今回のツアー、ゆっくり度は1、すなわち時間の追いまくられる毎日ですが、それだけ広範囲を盛りだくさんに観光しているということです。

自分で来るには語学も不安、治安も心配ということで、パックツアーは窮屈だけど、今の私には最善の方法。

何よりも旅仲間に親切にしていただき、自分も毎日少しずついい人になっている気がする。

睡眠時間はめちゃくちゃ。朝8時出発だと6時半には起きて身支度して、7時にはスーツケースを部屋の外へ出して朝食、8時10分くらい前にはバスに乗れるよう、要領よく動かないといけません。

毎日の自堕落な暮らしから一転、時間に追われるし、一人部屋で寝過ごしたら皆さんに迷惑かけるので緊張でホテルの部屋では何度も目が覚めます。

その代り、バスで移動中に熟睡するわけで、この日は26℃くらいのバスの中で眠ってしまい、体調悪くなりました。

冷房は本当に苦手。

100キロ離れたグラナダには午後7時頃着きました。

途中、シェラネバダ山脈が。

残雪。まだスキーができるそうです。


グラナダのホテルについて、すぐ食事です。今回は夕食に関しては市中のレストランはバルセロナ以外は行きませんでした。

ドライバーさんの勤務時間の関係だそうです。私達もその方が楽でよかったのですが、食事はやや単調になりがち。

そろそろ日本食も欲しい。みんなで、食べたいものを言い合います。寿司とか蕎麦とか、私はきりりと冷たいキュウリのなます。ああ食べたい。

と言いつつ、前菜。サケのムースみたいなもの。体調悪くてほとんど残す。

鶏肉とジャガイモ、ズッキーニ、パプリカにホワイトソース。これも少し食べて残す。私としたことが。

アイスとメモしてるけど、スペイン風ティラミスだったかも。激甘でほとんど残す。

だって欲しくないんですもの。食べられないときには無理しない。お酒も欲しくないので水頼んだら2ユーロ。水は高い。

このあとバスで、郊外の洞窟フラメンコショーに行きます。帰着は23:30。本日は特に盛りだくさん。

他の会社のツアーでは、送迎付きフラメンコツアーはオプションで1万円だった。今回は旅程に入っていて、無料。

ホテルへマイクロバスが迎えに来ます。他のホテルからの中国人客も一緒です。バス降りたら、向こうにアルハンブラ宮殿が見えます。午後9時ですが、まだ明るい。


フラメンコは縦長の小さなお店であります。舞台は洞窟風ですが、裏へ回れば多分普通の作りと思います。

アルハンブラを望むこの丘は昔ユダヤ人が多く住んでいて、今も迷路のように入り組んだ道が続きます。雰囲気満点です。

いよいよ始まります。歌とフラメンコギター、あとはダンサーです。

私達のグループは一番前、さすがJTB。スペイン読みだとホッタテベー。

しかも私は通路席で大変よく見えました。

先ず若い人。踊りの切れがいい。

オーレッと声かけたら、いいと事前に言われたけど、どこで言えばいいのか分かりません。

合いの手って難しいものです。

続いて年配の人。人生の酸いも甘いもかみ分けた人特有の味わいがあります。

いろんなことがあるけど、すべては時が解決してくれる、この世に起きることは全て神様のおぼしめし・・・とかそんなことです。

男性がこれまた、性的アピール満載。

踊りは台本なくて、すべて即興だそうです。すべての芸能には性的アピールが隠れていますが、フラメンコの場合、前面に出しきって、全開ですね。

いえ、特にやらしい動きがあるわけではなく、音楽に合わせて踊るだけなのに、体のすべての部分を使って自分の身体性を表現する。体がかくも雄弁とは・・・

そしてしいたげられた民族の情念もまた、感じることができるのでした。

歌詞は全然理解できないけど、何を歌っているのだろう。知りたいものです。

中年ダンサー。表情。

いゃあ、迫力ありました。

最後の挨拶。拍手。終了。約1時間。ワンドリンクつき。私はサングリアをチョイス。

店の外。次の公演が始まります。

ドライバー兼ガイドさんに連れられて、夜道を歩いて観光です。暗くて石の浮き出た坂道、ちょっと怖い。

ユダヤ教の教会?

イスラム寺院の跡。

スペインはいろんな宗教が共存してきたところ、と英語で説明しているらしい。こちらははぐれないように付いていくのがやっと。

観光客多数。

 ライトアップしているアルハンブラ宮殿。写真イマイチ。


 

翌朝6:45。グラナダは街中のいいホテルでした。向かいもホテル。

窓際に座って、体はカーテンで隠して部屋の中を撮ってみる。広い部屋だった。

前夜は12時過ぎに寝て、翌朝は5時頃起きたんだったかな。夏時間なので、夜明けは案外遅く、その代り、日はなかなか暮れません。15時頃がいちばん暑くて、人通りがありません。

スペインに来てみて、初めてその暑さも実感。暑いと寝るしかない。別に怠けているわけでもなく、そうするしかないのかなと思います。

きょうはグラナダを観光して、午後から520キロ、7時間ののバス移動。ひょえーーーー

スペインは広い。

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6/12 美しい村、フリヒリアナ

2016-06-27 | 炎熱のスペインを行く

どこにあるか、今回の旅行に行くまで全然知りませんでした。と言うか、地名も初耳。

まだまだ観光客は少ないようで、特に団体ツアーは私達だけでした。

写真のきれいな旅行記、リンクしておきます。

http://pompadour.hatenablog.com/entry/2012/11/11/164410

途中、マラガの辺り。リゾートマンションの林立。日本みたいな眺め。

着きました。きょうは日曜日で何かイベントやってます。

どんどん坂道を登ります。道もオシャレ。

白い壁は日光を反射して暑さを和らげるため。春先、一斉に塗り替えるそうです。

植木がきれい。

とここまで来たら、後ろから呼び止められました。私が先頭で、みなさん写真撮りにくかったみたい。ごめんなさい。

写真撮って貰って、先を譲ります。

花と鉢植え

またまた写真撮って貰います。

上がってきました。もう少し上がるとあの向こうに地中海が見えたらしい。残念。

村はキリスト教徒に追われたムーア人が、山の上に逃れて作ったとのこと。当時は厳しい暮らしだったことでしょう。

暑いのでとっとと降ります。この日は道端の掲示で42℃、スペイン人はシエスタ(昼寝)の時間らしい。誰も歩いていません。

 

ちょっと尾道を思い出す。歳とるときついかな。

広場まで下りてきました。まだ30分くらいは大丈夫。左側のヤシの下から向こうの通りへ行って、カフェに入りました。

マスター一人でてんてこ舞いしています。英語で、一人だけど構わないかと訊ねたら、食事出せないと言われたので、アイスコーヒーのノンシュガーでいいとお願いしました。値段は1€だそうです。

空いた席に座るとすぐ持って来てくれました。仕事が早い。

熱いコーヒーと氷入りグラス。自分で作ります。

おいしいです。一度にたくさん作って冷やしているのはおいしくない。そして1€、スペインは素晴らしい。

テラス席が空いたけど、陽射しが強いので移動しません。

でも、ちょっと覗いてみます。麓からの風が涼しい。

店を出るとき、マスターが不在だったので、カウンターに1€置いて、どうしたものかと思案していたら、そこにいた男性がスペイン語で、「大丈夫だから、あんたはもう行け」と言っているらしい。さらに躊躇していたら、「行け、行け。俺が言ってやる」と言うしぐさ。

そのうちマスターが現れたのでお礼言って店を出た。

飾り気がなくて親切なスペイン人。良心的な値段のコーヒー。うーーーむ、来る前は好きでも嫌いでもなかったけど、スペイン・・・好きになったかも。

広場に戻って、もう集合時間です。

バスに乗って

フリヒリアナともお別れ。

高速をさらに走り。。。。海になだれ込む山並み。

青いのは橋桁。スペイン全土同じ色。派手すぎず地味すぎず、言ってみればスペインの空と同じ色。心が落ち着く。

そこが橋だと分かる仕組み。

小さな集落を抜け、グラナダへと急ぎます。 

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6/12 英国領ジブラルタル

2016-06-27 | 炎熱のスペインを行く

ジブラルタルは海峡に面した英国領の小さな街。元々オランダ領、17世紀のユトレヒト条約で英国になって現在に至る。

モロッコまでは15キロと近く、大西洋から地中海に抜ける海上交通の要衝。

 

国境超えたら、地元観光会社のマイクロバスに乗り換えます。トヨタです。

あの尖った山は通信施設などがあり、一般人は立ち入り禁止でした。

ナンバープレートにBZとあるのはジブラルタルを示すとのこと。

バスでいちばん先の灯台手前まで。ヨーロッパ岬と言うそうで、ヨーロッパの最南端。

灯台より右が大西洋、左は地中海。

モニュメントは何だったかしら?失念・・・

アフリカが指呼の間。

急な山道をジグザグに登ります。中腹に鍾乳洞があります。聖マイケル鍾乳洞は予定外でしたが、なぜか観光できました。

ドライバーさんはずっと英語で案内していて、添乗員さんの言葉を挟む余地がありません。黙って連れて行ってもらいます。JTBの力の及ばないところ、とN川添乗員さんは残念そう。

小さな鍾乳洞でしたが、中は見ごたえありました。

入ってすぐのところはコンサートホールになっています。夏は涼しいことでしょう。

けっこう見応えがありました。予想していなかったので、実に盛りだくさんのスペイン旅行であります。

そして鍾乳洞の外には野生の猿までいました。ヨーロッパでは唯一だそうで、我が物顔に出没しています。

いゃあ、いろんなものを見せていただきました。

麓へ下りて、今度はロープウェイに乗ります。

モロッコが見えます。

あちらスペイン方面。見晴らしがいいですね。

山の向こうに滑走路があり、イギリス本土から一日に何便か、小型機が来るそうです。

滑走路を道路が横切っている珍しい空港。私達もその道路を通ってきました。

飛行機の発着時には通行止めになるそうです。

こちらジブラルタル。高僧アパーーとの付近は後に埋め立てたそう。狭いジブラルタルです。

地元の元宇品を思い出しました。元宇品が外国になったら、ワカメ採りに行くのにいちいちパスポート持参です。やれやれ。

頂上のカフェに地図がありました。

降ります。

滑走路に飛行機が。

easy Jet 小さな会社の小さな飛行機。


 

麓レストランで食事です。

ロゼワインは添乗員さんの驕り。その節はありがとうございました。

野菜たっぷりのサラダ。

定番。初め、何でイギリスの食べもの?と、英国領だったのを忘れていました。

ブランデーケーキだったかな?激甘。


 

食事を終えて、マイクロバスで国境まで。再びパスポへと見せて審査を受け、スペインに戻ります。

EU離脱したら、住民はいちいちパスポート見せるのでしょうか。何とも煩雑なことです。

今日になって、EUは抜けるけど、経済的にはダメージを受けたくないというイギリスの言い分が聞こえてきます。ちょっと虫がいいように思いますが、どうなんでしょうか。

というか、国民投票は一票違ってもどちらかに決まってしまう、危険な掛け。

EUとイギリス、そして世界経済の混乱はしばらく続きそうです。

と言う愚にもつかない戯言はさておき、195キロ先のフリヒリアナへと旅は続きます。

フリヒリアナって・・・それはスペインの一番美しい村に選ばれたこともある、とっても素敵な街でした。

 

 

 

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6/11~12 国境の街ラリネア

2016-06-27 | 炎熱のスペインを行く

午後7時頃、今夜のホテルAC ラリネア バイ マリオットに着きました。

二階(ヨーロッパ風には1階)の部屋には広いベランダがついています。

その向こうはもう海です。向こうに見える山はアフリカでしょうか?

リゾートホテルで、中庭にはプールあり。まだ人が泳いでいたので、撮影は遠慮する。

そうと知っていれば水着持ってきたのに。と言ってちょっと受けた。

8時半の夕食までまだ間があるので、添乗員さんに連れられて歩いて7分くらいのスーパーへ行きます。

これは迷わないために撮った写真。ホテルは南欧風。

スーパーはMERCADONA。土曜の午後8時前、店は買い出しの人で混雑していたので、急いで買って急いで帰ります。

主な買い物 ムール貝の缶詰5 オイルサーディンの缶詰2個入り5、グミキャンデー5 ナッツ1、そしてワイン。

ワインは一本2ユーロもしない。つまり750mlのボトル一本180円とかそんな値段。安い、安すぎる。信じられない思いで、棚の上の方の高そうな赤を一本買う。それでも4.95ユーロ。600円くらい。いゃあ、安い。

帰ってから飲んだけど、コクがあって本当においしいワインだった。

結局、この店で買ったのは25.46ユーロ。税金色々かかるらしく、カード支払い日本円決済で、3,140円になるらしい。

買い物はなるだけカードで。ロンダの街でしおり買ったらおつりが少なく、英語と身振り手振りで訴えたらきちんと計算し直してくれた。やれやれ。語学力よりは必死な心。それで通じる。

夜8時半、やっと夕食です。スペインビール2ユーロ。こちらも安い。

毎日、似たようなおかず。でも好き嫌い言わずいただく。

毎日似たような、甘すぎるデザート。半分くらい残したと思う。


 

6/12はゆっくり9:15出発です。

窓を開けます。けっこう涼しいです。

天気予報やっています。今日も暑そう。でも初日マドリードの45度よりはまし。あの日は本当にびっくり。

ホテルのプール。朝は誰もいません。

バスに乗って出発。あの山のある所が英国領ジブラルタルです。

駐車場でバスを降りて、私たちは歩いて国境を渡ります。

真ん中が車の検問所。通行の許可証のようなのを見せいてました。

徒歩のスペイン人、英国人はフリーで行き来できますが、私達は右手の白い建物でパスポートを見せて通ります。帰りは反対側の建物でパスポート見せてスペインへ入ります。

ジブラルタルではEUに留まるという意見が大半だったとか。この地では通勤、通学、買い物、商取引など人の行き来も多いはず。いちいちパスポート見せてハンコ押すようになるのでしょうか。何ともはや、煩わしいことです。

ここまで書いたら疲れたので、残りは明日以降に。ああ、いつになったら終わるのか、我がスペイン旅行たび日記。


備忘として、昨夜は長男一家が来た。長男は四国の大学へ学会出張だったとかで、8時半頃遅れて到着。

孫二人が揃ってくるのは一月振り。大きくなっていた。6歳の孫は平仮名もすらすら書けるし、びっくり。

お母さんは全然教えないのだけど、保育園でよくお勉強する子に教えてもらったんだとか。

コーティングした平仮名のお稽古用ノートとホワイトボード用のマーカーを二人に渡すと大喜びで遊んでいた。


 

先月、解散した織りの教室の集まりに行きそびれて残念だったけど、ひょんなことから私が幹事になってまたまた集まることになった。

連絡取ったらみんな元気そうでよかったけど、それぞれ用事があり、何人集まるかは未定。

行きたいところへは行き、会いたい人には会っておく。もう7、この歳ですからね、誰にも遠慮しなくていい。はず。

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6/11 要塞都市ロンダ

2016-06-25 | 炎熱のスペインを行く

セビリアで食事の後、南東120キロのロンダへ向かいます。

着きました。15:28、この時間帯がいちばん暑い。黄色いのはポスト。バスセンターのトイレをお借りして、いよいよ観光です。

今回のツアーで唯一トイレチップを払いました。普段は30セントだそうですが、観光シーズンで50セントに値上がりしてました。帰りには一度払ったからいいと無料にしてもらいました。

先日の地元新聞の投稿で、スペインは街が汚くてトイレにお金は要るし、日本の良さを再認識したとありましたが、どこのスペインでしょうか。

私の行ったスペインはとてもきれいで、トイレもほとんどが無料、治安の悪さも全然感じませんでした。スペインはイスラム教徒に友好的で、ヨーロッパでは安全な国の一つだとか。

南部へ行くと街も少ないし、暑い中、わざわざめんどくさいことしようなんて思わないのでは。

スペインでは自然が圧倒的。人は卑小な存在。何をカリカリすることがある?と思う頃には私もまたこの地の魅力にはまっているわけで。

 取り敢えず、目先の暑さから逃れ、木陰でお茶してのんびりする。イスラムもキリスト教も関係ない。ただ広大な乾いた大地があるだけ。細かな違いを気にする気持ちもなくなりそうな、スペインの懐の広さ。

街を歩きます。暑い。

暑さでデジカメもおかしい。いやいや、これは私が見た白日夢だったのかも。

公園につきました。アラメダ・デル・タホ公園。木が茂って、市民の憩いの場所だそうです。

私達は憩わずに、せっせと歩いて、見どころを写真にとります。

ロンダは近代闘牛の発祥の地。スタイルを編み出したマタドール(闘牛士)の像。

公園の端へ行くとこの眺め。高度感いっぱい。

闘牛場。18世紀の建築。

疾走する闘牛。闘牛士も有名になると多額納税者、子供たちのあこがれの的だそうです。

動物虐待ということで、スペイン各地では闘牛場が廃止されていますが、この地だけは伝統文化として残されているとのこと。

以前は闘牛見学もあったそうですが、残酷ということで不評、取りやめたそうです。

どこかで見た建物だと思ったら・・・・京都大学の楽友会館にそっくり。

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/rakuyu/

というか、京大の方がスペインの様式を取り入れたようです。大正の名建築。二度ほどお邪魔しましたが、いい建物は、いい洋服と同じように心地よい。いいものの持つ魅力ですね。ずっと保存していただきいもの。

観光用の乗合馬車。馬も暑い。

あちら旧市街。こちら、新市街。

繁茂するサボテン。

さっき写真撮ったのはあそこ。東尋坊より怖い))))

グアダダルビン川にかかるヌエボ橋。新しい橋と言う意味で、18世紀に40年かけて造られた石造りの橋。

ロンダはまずローマ人が街を築き、後にイスラム勢力が住み、後にキリスト教徒の街となりました。

遠くがよく見えて護るに容易、要塞としてはふさわしい土地ですが、水はどうするんでしょうか。

井戸を掘ったのではと、添乗員さんと話しました。

橋、渡ります。

深い深い谷底。

さっきのカフェはあちら。それにしてもヨーロッパの戸外の椅子席、気持ちよさそうです。

豪雨、蚊・・・日本では無理かも・・・

二日目におやつセットを下さったYさんの奥様が、こまめに声かけてくれていつも写真撮ってくれました。

去年ロシアへ夫と言った時、一人参加の学校の先生に写真撮ってあげるべきだったと、今にして後悔します。

次、同じような機会があれば人に親切にしたいものです。

ロンダの町案内。陶板画。

教会。小さいけどお洒落。塔が二つあります。

街路樹はオレンジ。晩柑類らしく実がついています。酸味が強く、食用ではないそうです。


 

続いて115キロ南のラリネアに。ジブラルタル海峡に面した国境の町、バスで約二時間です。

人は左、車は右。

海に近付くにつれ、山の緑が多くなりました。

「モロッコが見える!!皆さんはとってもラッキーですよ」と添乗員さん。

「私は何十年も、数えきれないくらいジブラルタルへ来ますが、こんなにはっきり見えたのは初めて。モロッコの山肌まで見えている!!」と感激しています。

超ラッキーな私達は、そんなもんかなあと思いつつ、一斉にパスの中から写真撮ります。

右、英国領ジブラルタル海峡に面するターリクの山。島に見えるけど、地続きだそうで。

左にうっすら見えるのがモロッコ。茶色で平らな沙漠のイメージだったので、意外。

高速のロータリー降りて、ラリネア、そしてその先のジブラルタル目指します。

ラリネアは漁師町で、国教の町、楽しく買い物したり、思い出深い街になりました。それはまた明日以後に。

SEE YOU AGAIN!!

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6/11 セビリア、栄光の跡

2016-06-24 | 炎熱のスペインを行く

前夜、セビリアに泊まり、この日は朝ゆっくり、9時の出発。ツアーの人たちとも打ち解け、楽しく旅行が続きます。

まずはスペイン広場へ。ここは1929年に、万国博覧会の会場としてつくられたそうで、セビリアとアンダルシア地方のムデハル様式と言う建物が並んでいます。

豪華ですが、どこか作り物らしいのは博覧会のパビリオンだったためでしょうか。

半円形の庭を囲んでたてものがあります。各国からの観光客多数。

布一枚に商品並べて土産物売っています。違法らしく、係官が来そうになると、くるんで撤収しています。

壁面にはスペイン各県の歴史のタイル画が。説明する現地ガイドさん。日本語でした。

各コーナーにタイルのベンチあり。涼しい。

回廊がアラブ風。

またまた写真撮っていただきました。皆様、ありがとう~

私は一人で平気なんですが、却って気を遣わせてしまいました。ごめんなさい。

橋の欄干もタイルです。

いろいろなロケにも使われるらしく、有名なところではアラビアのロレンス、エジプトのホテルの場面。ハリーポッターも撮影されたとか。

細かなタイル画。

朝から強い陽射し。20分くらい自由に散策してまた集合です。

歩いて・・・だったかな、大聖堂に行きます。

入場までまだ時間があるので、広場で待ちます。オレンジの木のある中庭風の場所です。

中庭、噴水、オレンジの木。スペイン南部の定番です。まだ朝ご飯の時間、地元の方がゆっくり休んでいます。

店の中庭。小さな噴水。

教会へ行きます。アンティチョークの花と教えてもらいましたが。

セビリアの大聖堂(カテドラル)と、ヒらルダの塔が見えてきました。

またまた写真撮っていただきました。今まで、名所旧跡をバックに写真撮ることなかったけど、おかげで今回は各所で。

陽射しが強いので、今日も白いもので日除けです。

塔はイスラム寺院だったのを16世紀にルネッサンス様式に改装したそうです。窓のアーチなどはイスラム風に見えます。

中はものすごく豪華な祭壇があります。1000体以上のレリーフと45のレリーフで聖書のエピソードを再現。

ものすごく豪華な仏壇のようでもあります。

主祭壇右にはコロンブスの墓所が。1899年のアメリカとの戦争の後、棺がキューバから返還されたそうです。

セビリアはコロンブスが新大陸発見のために出航した港町。街はグアダルキビール川に面していて、後に新大陸からの富が運ばれた街でもあったそうです。

兵士?聖人?に担がれた棺。

旧教はマリア信仰もさかんと聞きました。マリア様の衣のひだが見えるよう展示しています。

洗礼するところと言う説明だった気がしますが。。。。

続いて高さ94メートルのヒラルダの塔に有志のみ登ります。階段ではなくてスロープが塔の中を巡り、すれ違えるほどの広さなので登ることにしました。

途中の眺め。教会の中庭もオレンジが植えられています。

鐘を撞くのは機械式の模様。

向こうは地中海でしょうか?

展望台から。

集合住宅?

塔を降りて昼御飯です。セビリア市内でいただきました。

線路を走る連接バス?

プラタナスの並木の下を通って

セルビアのパトカー。おしゃれな色合い。


 

午後0時過ぎ。スペインでは早い昼食の時間です。広いレストランはお客さんは私達だけでした。

塩漬けオリーブは日本で言うと漬物代わり?

サラダ。よく煮たホウレン草にヒヨコ豆など。

タイルがイスラム風で、アンダルシア風。外の席は日除けが掛かっています。

タラのような魚。

ケーキ。甘かったけど、頑張って食べた。

午後一時過ぎ。そろそろ人が出てきました。

影を探して歩きます。


 

さて、午後からは要塞都市ロンダの見学です。バスで二時間、南東へ向かいます。

次第に荒涼とした風景に。

山に殆ど木がありません。

雨が降ったら流れないのと心配ですが、元々雨が降らないから木もないだけ。土砂災害の心配はなさそうです。

広島では大雨警報の後、なぜかCメールに避難勧告が入ります。真夜中過ぎ、何度も鳴って最近は少々睡眠不足。

 

 

 

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6/10 郷愁のコルドバ

2016-06-23 | 炎熱のスペインを行く

昼ご飯食べて、またバスに乗り、午後4時前、コルドバに着きました。

グアダルキビール川にかかるローマ橋は、今から2千年も前のローマ時代に造られたそうです。

今もきちんと使えるのにただビックリ。

コルドバはイスラム勢力の支配した10世紀に後ウマイヤ朝の首都として最も栄え、100万の人口を誇ったそうです。当時、学術、文化に優れていたイスラムの文献がここで翻訳され、ヨーロッパ各国へ伝わったとか。

バスを降りてメスキータ(昔の回教寺院)へ行きます。サンミゲルの門。こちらの扉は塞がれています。

ヤシとオレンジの中庭を抜けて建物の中に入ります。

たくさんのアーチが並びます。大理石に煉瓦を組み合わせ、接着することなく、天井を支えています。

赤と白の繰り返しが美しい。

今は壁で中庭との間がふさがれていますが、イスラム寺院の時には中庭も含め、二万五千人が一度に入れたと言われる大寺院で、メッカに向けて祈りをささげていたとか。

あちらがメッカ方向。

天井も美しくも細かな装飾が。

でも、真中にいきなりキリスト教の祭壇が。なんか木に竹を継いだよう。

レコンキスタのあと、キリスト教会になり、カール五世の許しを得て改装しますが、王は「世界のどこにでもあるものを作るために世界のどこにもないものを壊した」と嘆いたと伝えられています。

これがスペインの歴史の特異なところ。今となっては世界のどこにもない教会になっています。

100万都市の中心のモスク、コーランの響き渡った昔は遥かに遠く。

しかしここに立つと、現在のISなどの持つイメージとは全く別の、イスラム世界の素晴らしさを感じることができました。8世紀当時の土木技術にも脱帽です。

人々はここの池で沐浴したあと祈りをささげたそうです。池はなくなり、井戸が一つだけあります。

まだまだ陽射しは強く、影は濃い。

続いて教会から続く小道を歩きます。

皆さん、途中で決して振り返らないように。と添乗員さん。

途中、中庭を通ります。本日のガイドさんはガイド協会の顔役で、お店の中を通らせてくれました。

中庭に噴水があるだけで、とても涼しい。上は日除けを掛けています。

オアシスに人が集まり、木陰で憩う、沙漠の民の知恵がこの中庭には生かされているようです。

緑を何よりも大切にしている気持ちが伝わってきます。

そして美しい中庭を持つことは一種の贅沢。

通りを抜け振り返るとこの眺め。路地の向こうにメスキータのミナレット(尖塔)。素晴らしい。

通りの先も中庭になっていて、土産物、雑貨、飲食店などがあります。そしてここにもお約束のオレンジの木が。

木陰がこんなにありがたいものだとは、スペインへ来るまでは分かってなかったかも。

木の下で人の心は安らぎます。木は大切。

おみやげと花鉢。中国人もイヤホンガイドつけて観光中。

洋服と花鉢

タベルナはレストラン?夜には開くでしょう。

鉢を青で統一しているのもいい感じ。目にうるさくない。

奥にはカフェが。アプローチにこぼれる花々。


 

さて名残は尽きませんが、今夜の宿、セビリアへと向かいます。

またしても牛の看板。ユーモラス。

途中、高速降りてヒマワリ畑へ行きます。別に観光地でもないただの道端、大型バズが止められるGS前のくぼみを知っているなんて、添乗員さんもドライバさんも素晴らしい。

私達はとっとと降りて、とっとと畑へ行きます。

咲いています。

どこまでも続くヒマワリ。油を採ったり、種をスナックにするようです。

 

ヒマワリ畑で。

 

 

 

 

 

 

 

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6/10 ラマンチャ地方を抜けてコルドバへ

2016-06-23 | 炎熱のスペインを行く

さて、トレドに名残を惜しみつつ、今日の日程をこなしていかなければなりません。

ツアーバスの窓に、広大なスペインの国土が広がります。

丘の上の砦は、レコンキスタ時代のものだそうで、ときどき見かけます。

修復して観光施設にするのではなく、自然に朽ちるに任せているそうです。

カンポデクリプターナの街へ着きました。この町外れに風車群はあります。

昔は粉ひきなどに使われていたそうですが、今は観光施設になっているとのこと。

一つだけ内部が見学できます。一階は水、スナック、土産物などを販売。村長さんの娘さんが経営していて、添乗員さんとは顔見知り。水を一本ずついただきました。さすがJTBであります。スペインではホッタテベーと読むそうです。

風車で粉を引く臼を回します。

丘の上からの眺め。遮るもののないスペインの平原。

これは添乗員さんに撮って貰ったんでした。登山用Tシャツに日よけの麻のジャケット。

各国からの旅行者多し。マドリードから日帰りできる距離なので、現地ツアーもある模様。

次にドンキホーテと言う名の道の駅みたいなところで休憩します。

昔のはたごを再現しているそうで、中庭には馬車や、馬をつないで水を飲ませる場所もあります。

向こうはドンキホーテの像なども。

土産物屋、カフェ、資料館となかなか充実した道の駅でした。


 

さらに旅は続きます。

空に飛行機雲

牛の看板は、商品名消して今も目印として残しているそうです。あちこちにあります。

道走っていて、目に楽しいオブジェです。


 

13:30 昼食のレストランへ。

ゴムが茂っています。暖かいんですね。我が家の鉢植え、今年の冬、とうとう枯らしてしまいました。

長男の生まれた年、管弦祭で買ったのに。40年持ったので良しとしましょうか。

ワインビネガーとオリーブ油、塩が定番。

サラダ。野菜たっぷりでおいしい。

生ハムを豚ロースで巻いてフライにしたフラメンキン。おいしかった。

赤ワイン、グラスで2ユーロ。おいしくて安くて感動。

デザートは缶詰らしくてイマイチ。スペインでは缶詰をタパス料理として店で出すそうなので、手抜きということではなさそうです。

おしゃれなレストラン。道路沿いにあり、周りは何もありません。ドライバー専用のレストランらしいです。

すっきりとした外観。白い壁に、空と同じ色の差し色が効いている。

セビリアあっち、コルドバ向こう。私達はコルドバ観光して今夜はセビリア泊まりです。

盛りだくさんのパックツアー。頑張って日程こなしていきます。

 

 

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6/10 トレド 迷宮の古都を歩く

2016-06-22 | 炎熱のスペインを行く

8/10 ホテル出て、バスで北側にぐるりと回り、地元ガイドさんと待ち合わせて見学です。

あの門から入りました。ピサグラ新門と言うらしいです。トレドは6世紀から16世紀までの約千年間、都の置かれたところです。

双頭の鷲のレリーフはスペインハプスブル家のカール五世と息子フェリベ二世の時代、イスラム教徒から街を奪還した後、改装されたそうです。

奥に観光用のエスカレーターがあります。

またしても赤いヒナゲシが。

君もアマポーラ、我もアマポーラ。スペインの野も火の色す。

狭い迷路のような街、はぐれないよう着いて行きます。

 

 

カテドラルは左方向。

狭い曲がった道。隣の家に窓越しに跳び移れそう。

スペイン風中庭。通風、採光がよさそうです。

斑入りハランの鉢植え。日本だとお弁当のおにぎりとおかずの仕切りなどに、昔はよく使ってどこの庭にもあったものですが。

白いのはツアーの方の帽子、カットしてちょっと浮かんでしまいました。

空が狭い。

木工の・・・何かの工房。BS世界の街歩きみたい~♪

左、現地ガイドさん。右、添乗員さん。スペインは月に二回くらい来るスペインラヴの方でした。

朝なのでけっこう車が通ります。慌てて避けます。

ちなみに旧市街に住むのは一種のステイタス、とても家賃が高いそうです。

頭上の幕は日よけ。暑いですもんね。

この付近の家の二階ベランダにおじさんが立って、「ミゲル!!ミゲル!!」と叫んでいます。映画みたい。

ミゲルって男性?ミゲルさん、どこへ行ったのでしょうか?

ミゲル!!ミゲル!!

カテドラルと大司教の館を結ぶ渡り廊下。雨にぬれずに教会へ行けます。

トレドの大聖堂。1226年着工、1493年完成。スペインの首席大司教のいる教会だそうです。

こちらは広場の向かい側の建物。窓に花が。市庁舎のようです。旗各種が立ってます。

まだ9時前なので、開いていません。

広場を後に坂道へ

石畳の道とマンホール

金属細工のお店

イスラム風の細かさ。

マジパンはアーモンドの粉でつくるお菓子。修道院で作られ、この街の名物。

おいしそうですね。買った人によると甘すぎて日本人の口に合わないとか。

エルグレコ博物館。。。。らしい。

入り口。エルグレコはギリシャから来て、宮廷画家として活躍した人。初めは繊細な絵を描き、晩年には宗教画をたくさん描いたそうで、倉敷の大原美術館にも収蔵されています。

かつてのユダヤ人街を通ります。

町を去るとき、目印として残したそうです。スペインの地図と言う説明でした。

降りて行きます。

タホ川の見える公園まで来ました。絶景。昨夜のホテルも見えます。

皆さんが「写真撮りましょうか」と声をかけてくれます。

一人の私に気を遣ってくれてありがたいことです。

公園にサイカチが。痛そう~

サンマルチン橋が見えます。あの橋を渡ります。

渡ります。

旧市街南斜面にリュウゼツランが繁茂。

花が咲いています。暑い気候によく合うようです。

地元植物園では、時たま花が咲き、その時は話題になりますが、ここでは普通に咲いています。

渡った橋を振り返る。

バスに乗って出発です。

日本からの少年遣欧使節、支倉常長もトレドを訪ねたとか。この建物は遣欧使節の少年二人が入院した病院で、今は市の美術館になっているそうです。

バスの中でおやつセットを同行の方にいただきました。名前をメモして、全員分を準備したそうで、この方にはこの後も何かとお世話になったのでした。

11人でお互い気配りして、とてもいい雰囲気のツアーでした。遅刻、迷子、事故も全然なく、夫婦連れの人は皆さん旅慣れた人ばかりで、私はずいぶん助けられました。

今になれば、思い切って行ってよかったかなと。このあと風車を見に行きます。

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6/9 トレドの素敵なホテル

2016-06-21 | 炎熱のスペインを行く

暑すぎるマドリードとは早々にお別れして、午後7時、南へ約70キロのトレドへ向かいます。

川が見えてきました

さらにバスで20分、川沿いの丘に登ると、トレドの旧市街が見えます。

朝だと逆光になるので夕方の案内になったようです。夕方と言っても、もう午後7時45分です。まだまだ明るいヨーロッパの夏時間。

トレドはローマ帝国時代に開かれた街だそうです。ぐるりと取り囲むタホ川が、天然の要塞の役割果たしています。岩国城みたいなものですね。

遠くがよく見通せて、敵のようすがよく分かり、川があるので、敵を防ぎやすいという。いつの時代、どこの国でも考えることはよく似ているようです。

添乗員さんや皆さんが一人の私に気を遣ってくれて、写真撮ってくれました。ありがたいことであります。

邪魔にならないよう、足引っ張らないよう、おとなしくついていくばかりの私でございます。。。。。とは言え、やがて性格出てしまい、十二単を熱く語り、自分の体型をネタに笑いを取り・・・世界遺産のアルハンブラ宮殿遠景をマンションと勘違いするというバカなこともして、皆様の記憶の中に一人参加の変な人という記憶として定着したようです。

いゃあ、一人でツアーに参加するのも危険な技。

近景がまた面白い。日本で言うとホトケノザに似た草。こちらでは勢い良く、1mくらいに繁っています。

草むらに咲き残りの赤いケシ。これはヨーロッパ南部に自生する種類で、とても鮮やかな色をしています。

スペインではアマポーラ、フランスではコクリコと言うようです。2014年6月にフランス南西部を旅した時は、バスの車窓から燃えるような群落をいくつも見たのですが、写真撮れず、やっと願いがかないました。

与謝野晶子のこの歌

ああ皐月 仏蘭西の野は火の色す 君も雛罌粟 われも雛罌粟

はこのヒナゲシのことを歌っているらしいです。文学的に行き詰った夫、鉄幹に「洋行でもしていらっしゃい」とフランスに送り出し、半年後には追いかけて行きます。

ちょうど6月だったのでしょう。フランスの野は真っ赤なヒナゲシが咲き、晶子の高揚する心を代弁するようだったのかも。

当時は旧暦だから五月でいいんですよね。

アマポーラと言えば、その昔、ジュリーこと沢田研二氏が、紅白で「アマポーラ」と言う歌を歌っていましたね。最後に口だったか、ポケットだったかから出血する演出。スターもそろそろマンネリズムに差し掛かったころ。自分で、自分のスタイルを極端な形で模倣する。大いに流行ったものはその弊に陥りやすいのは、どの芸術の分野でも同じ。

それを自分で乗り越えるのは難しい。時代は貪欲で、常に新しいものを求めます。見慣れたスターではなく、違う別の人が新しいスタイルでさっそうと現れるのです。彼の場合は原田真二氏だったようで、あるテレビ番組の話でそんなことを私が勝手に思ったのです。

後ろからひたひたと追いかけてくるその足音。ご本人にはやるせなくも焦ることですが、世間とはそうしたもの。

花一つで長話陳謝。先へ進めます。

ホテルにつきました。AC HOTEL CIUDAD DE TOLEDO 外観ヨーロッパ的、でも中は清潔で機能的でした。四つ星ついてます。

この後もACホテルチェーンに泊まって、これがその最初。

小ぢんまりとしたホテルで川沿いにあります。


 

やっと夕食です。もう20時半になりました。 

野菜スープ。冷房で冷えた体に温かいスープがおいしい。

まだ明るくて、窓から旧都トレドが見えます。素晴らしいこのシチュエーション。ヨーロッパへ来ていることを実感。

小さなバッグは友達から頂きました。いつも旅のお供です。

豚肉をよく煮込んで、ジャガイモの上げたのを載せています。トマト味ではなくて、デミグラスソースだったような・・・記憶あいまい。

グラスの赤ワインを頼みました。3€とリーズナブル。コクがあって深みがあって、甘くなくて、つまりはスペインの土=風土の味。とてもおいしく頂きました。

ワイン一杯の中に、スペインの歴史が詰まっている。極東の老婆、感激。

瓶に入ったチョコレートムース。甘すぎて残す。


 

よく寝たような、眠れなかったような夜が明けて、昨日の暑さも一変、肌寒いです。私の部屋はベランダ付きで、外は駐車場です。6:49。

向こうは丘です。反対側の部屋の人はトレドが見えたことでしょう。

ツアーのマナーとして、自分の部屋からの眺めは言わない。いい悪いいろいろ、それも時の運。運命は黙って享受して、流していく。

これはロビーから。トレド旧市街が見えます。

朝ごはん。生ハム各種←おいしかった。手前はごろんとしたジャガイモ入りのスペイン風オムレツ←おいしかった。パンも固くて好きです。

リンゴは食べられずに戻す。

郷に入りてはその土地のものがおいしい。ハムなどはどのホテルもおいしく頂きました。結果として1キロ太って帰りました。


 

出発までの間、近くを散歩します。ホテルは町外れの道路沿いと言う場所です。

ホテル向かいのお宅の庭。横は山の斜面で、セメントを白く塗って花壇にしています。上は日本にもよくあるハランですが、斑入り。

下段はバラなど。日よけは暑さ除け。テーブルと椅子、向こうも階段上の花壇。寛げそうです。

日本で言うとオカメヅタ。

葉の切れ込みが深くてモミジみたいです。

家の前に周ります。お洒落でくつろげて、理想の庭ですね

大きな木は一本だけ、あとは鉢植えと椅子、テーブル。タイル多様はちょっとイスラム風。

うーん、おしゃれすぎる。木の根元にはおもちゃをお片付けしてます。

風通しが良くて木陰が涼しそうな庭。

集合住宅でしょうか。そしてその向こうはもう山です。

ホテルの窓にマンネングサの仲間。窓に映るツアーバス。

ホテルスタッフとドライバーさんが荷物積みこんでいます。6/10 7:45 そろそろ出発です。

今日はトレドを見て、ラマンチャ地方の風車、コルドバ見学のあとセビリアまで約490キロの移動です。

スペインは広い。

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6/9 マドリードは暑かった

2016-06-21 | 炎熱のスペインを行く

現地時間13:25 マドリッドの空港につき、早速観光です。

空港の外へ出ます。

タクシーはトヨタプリウス。がんばれ、トヨタ、がんばれ、ニツポン!!

大型バスに11人が乗って、まずスペイン広場を目指します。路線バスの停留所の温度表示が、45℃になっています。冗談かと思ったけど、そうでもなさそう。人は平気な顔して歩いています。

いゃあ、もう初めからびっくりです。こちらは10時間に8時間の飛行機の旅のあと、無事バルセロナまでたどり着き帰国できるのかと不安でいっぱい。何とも言えず体調悪い。

先ず着いたのはスペイン広場。ドンキホーテのブロンズ像の前に立ち、ポーズを一人一人とると、ガイドさんが写真写してくれます。

石とブロンズの照り返しで、くらくらするほどの暑さ。でも頑張って笑顔です。右側は順番待ちの方、すみません、消しました。

隣がスペイン王家の王宮です。現在はフランスブルボン家の血を引くフェリペ六世が当主とのことです。

ぐるっと回って門のところまで。ここは住まいではなく、儀式に使うと聞きました。案内なしで、各自で写真撮ります。

門の中にカメラを入れて写す。フランス風の端正な建物です。

乗合観光バスのようです。マドリードシティツアー、フラメンコの広告も入ってます。

王宮の東にある、フェリペ四世の騎馬像です。17世紀、スペインハプスブルク家の王で、このころからスペインはかつての栄光を失っていくらしい。子供の代で、スペインハプスブルク家は断絶。

午後三時ころ、スペインで一番熱い時間帯。公園の芝生からペットの(多分犬の)排泄物の匂いが折からの熱気でもうわ~と立ち上ってくる。

木陰だけが涼しくて心地いい。このあと徒歩で、JTB御用達の土産物店へ。スカーフやバッグやいろいろと。

首は一つ、腕は二本、私はもうこれ以上何もいらないです。隅で椅子に座り冷たい水を飲む。

しかしまあ、暑いなあ~が感想。

続いてバスでプラド美術館へ移動。こちら正面玄関。

団体客専用入口へ向かいます。

こちらです。

館内撮影禁止。ホールのこれだけはOK

ベラスケスの大作、ラス・メニーナス エルグレコのいろいろ、ゴヤなどを見ましたが、印象派以降の絵は見ませんでした。たぶんないのではないかと思います。

ベラスケスに感動しましたが、なんとなく大塚美術館にいるみたいな気分でありました。いけませんね、三月に行ったばかりで、まだ記憶が鮮明。

先に見るんじゃなかった。

スペインのパトカーはシックな色合い。

このあと、その日のうちにマドリード南へ約70キロのトレドにバスで向かいます。

古代ローマの時代に開かれた都市で約千年間、首都でもありました。慶長の少年遣欧使節もトレドへ行ったそうで、日本で言うと京都みたいなところのようです。

スペインをたった一日だけ観光するとしたら、トレドと言われるほどの素晴らしい街らしいですが、さて、どんな景色が待っているでしょうか。

それはいずれまた。

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エミレーツでドバイ経由マドリッドまで

2016-06-19 | 炎熱のスペインを行く

6/8 関西空港発23:40 エミレーツ航空EK317便でドバイへ行きます。ドバイ着は現地時間04:50。5時間の時差があるので、10時間10分飛行機に乗ります。長いです。

出国審査終えて、搭乗を待っています。22:23、出発まであと一時間以上あります。

大きな飛行機です。二階建てのエアバスです。

28番ゲートから22:55搭乗開始、23:20搭乗終了 私の席は40Gです。

二回食事が出ました。こちらが夕食?ご飯に白身魚のあんかけ、サラダ、ケーキ、パンなど。

今まで食べた機内食の中では一番おいしかったかも。

二回目はジュース付き。サケのムニエル、野菜、フルーツなど。あまりお腹すいてないけど、頑張って食べました。

ジュースは飲まず、コーヒー頼んだかも。忘れた。ワインやビール、ウィスキーなど、頼むとどんどんくれるので、お酒好きの方にはエミレーツは嬉しいかも。

中国、インドの上を通ってもうすぐ到着です。

ドバイはアラブ首長国連邦の首都でアラビア半島の南東部にあります。世界中のどの空港にも便利だそうで、近年路線も増えていると聞きました。ものすごく広い空港で、飛行機降りてから空港建物まで、バスで20分以上走りました。

飛行機降りるのも、昔ながらのタラップです。


 

関空で水のペットボトル捨てたら、「最近は水は通してくれることが多い。沙漠では命の水ですから」とN川添乗員さん。そう言えばだれも捨ててなかった。やれやれ。

広い空港建物で、探しに探し、尋ねに尋ね、やっと水を売っているスーパー発見。カードで買いました。だって現地通貨持ってないもん。

水は1何とか現地通貨。JPYに換算で30円?としたら安い。

ドバイ発07:35、今度はスペインのマドリッドへ行きます。マドリッド着は13:25、7時間50分飛行機に乗ります。

二便とも、私は通路側で隣空席、楽でした。けっこう空席があり、横になって寝ている人もいました。

非常口から下を見る。地中海とチュジニア(らしい)が見えています。

初めてアフリカを上から見ました。沙漠ではなくて、山に緑もあります。

バルセロナ空港に着きました。ピカソ風の壁画がお出迎え。

入国審査、待つ人は少ないのにとても時間かかります。自分の番になってようやくわかりました。係官の若い女性、いろいろ雑談を仕掛けてきます。こちらはパスポート見せて緊張しているのに、あちらは余裕の態度。

私にはキャンユウ スピーク イングリッシュ?と話しかけてきます。面倒なことになってはいけないので、ノーと答えたのにオンリィ マドリッド?とさらに聞かれます。

ノー・・・・(えーと、どう言えばいいんだ)ぐるっと回って(ここは日本語)バルセロナと答えるとやっと通してくれました。ツアーの中で私が最後になりました。やれやれで゛す。

この私がテロリストに見えますか?胸に燦然と輝く「旅物語」のツアーバッジ、羊のようにおとなしく人に付いていく。これ以上善良な旅行者もないはず。

何日か後で、「英語はどこで習ったんですか?パスポートのところで長い間話してたけど」と聞かれました。

「いや、あの時は日本語で話したけど通じましたよ」と答える私。

しかしパスポートチェックのところで世間話は止めてもらいたいもんだ。それがラテン気質でスペイン気質かも。

マドリッドの観光は45℃という暑さの中で、ヘロヘロになりながら。それはまたいずれまとめます。

 

 

 

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楽しいスペインみやげ

2016-06-18 | 炎熱のスペインを行く

昼前、関空で預けていたスーツケースが届きました。早速、洗濯をして、お土産整理です。

高価なものは全然ないのですが、地元スーパーの食材など、けっこう買ってしまいました。

暑いのでチョコはやめて、ゼリー各種。ワイン、オリーブオイル、バルサミコ、蜂蜜、ショートパスタ、パエリアの素、スカーフ二枚(お嫁ちゃんに)、アンチョビの缶詰、ムール貝の缶詰、クッキー、チーズとベーコンのパイ(量り売りで1.48€、激安)、ついでにサンドイッチ(1.1€)買ったけど、バルセロナの空港で食べた。

ナッツにクルミ、孫二人のTシャツ、車とインテリアの雑誌二冊、しおり各種、などなど。

そんなに買ったつもりなかったけど、26キロ、heavyのタグがしっかりついていました。

私の場合、お土産物屋さんではほとんど買わない。ツアー中、何度か行ったバッグなどの高級品を置いた店では居心地悪くて、隅で、ただひたすら無料の水飲んでいる。

その替わり、地元スーパーで地元の人に混じって買い物してレジで並ぶのもとても楽しい。家飲み用のワインはめちゃくちゃ安い。水より安い。楽しそうだなあ~スペイン。羨ましいなあ~スペイン。

で、こちらですが、Fideo(フィデウア)というパエリヤ用の細くて短いパスタ。手前は米粒くらい。

これをパエリアの素と魚介類、野菜と煮込んで、フィデウアというパスタのパエリア作りました。

こちらでございます。パエリアの素はあまりだしが効いてなくて、ちょっとものたりない感じ。S&Bの方がうんとおいしい。でもサフランは本物らしい。初め真っ赤な色しています。

ナス、ズッキーニは夫の屋上菜園から。カラスの被害がひどいとしょげていた。

私は農家に生まれたので、買ってすむものを今さらわざわざ作りませんが、人の作るのはありがたく頂きます。

うーーーむ、やっぱりS&Bかな。


 

スペインは暑い。35度なんて言う気温が可愛らしいと思える今日この頃。

どうだ、セビリアは37度、これからスペインはますます暑くなるぞーと勝ち誇ったようなお顔。

添乗員さんによると、56度のことがあったそうで、さすがにその時は観光止めたそうです。私もそれがいいと思います。

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