My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

鹿王院

2012-05-23 00:19:19 | 京都の寺

まだまだ京都でいってない寺が多いです、この鹿王院もそのひとつです。

いろいろと煩雑なことが多い最近なので、ゆっくり寺にいくことにしました。

なにかあれば寺にいくのが一番。

山門を入りアプローチの緑があざやかです、新緑のシャワーの中を歩くようです。

舎利殿を望む庭でゆっくり腰をかけてのんびりとする。

嵐山の近くではありますが、訪れる人もまばらで落ち着きます。


舎利殿の中へ天井には竜が・・・

中は外と違い一気に冷やかな感じです、クーラーもないのにこの涼しさ

そして本堂へ

堂をお守りする十二神将


しばし、静かな時間をすごしました。

毎日煩雑な日々の中でこんな時間がないとやられてしまう・・・

ちなみに寺の沿革は

足利三代将軍 義満が1380年に24歳の時に寿命をのばすことを祈って建てた寺

です。

拝観料は良心的に300円
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知恩院

2011-11-20 04:11:39 | 京都の寺

京都で生まれ育って・・知恩院にいったことがない

おまけに我が家は浄土宗なのですが、総本山の知恩院にいったこともないなあ・・・

ということでお参りにいきました。

境内も本堂も無料で入れるので、京都の寺といえばほとんど500円かかるのですが

ここは浄土宗の総本山お金はいりません。

五木寛之の親鸞を読んでから・・知恩院いかないといけないなあと思ってたので

本堂へ入りお参りです。

畳の本堂に座ってゆっくりと心落着いて

流れてくる僧侶の清明の御経 南阿弥陀仏~ときれいな声を聴きながら

大晦日のNHKのゆく年くる年の定番、知恩院の除夜の鐘

法然上人が最初に開いたといわれる吉水草庵、ここに親鸞も教えを乞いに

日参したところです。

小説 親鸞でも吉水ということででてくるので

ほんとに小さい寺、ここで弟子たちに教えをといてたころにしてはほんとに

小さい・・

吉水草庵は小高いところにあります。

それにしても・・・

じじくさいかな(笑)

これだけ寺とかいってたら自然と知識がついてくるもので

このままいけば・・ほんとのじじいになった時にお寺の知識とか仏像の知識

とかひけらかして、ばばあにもてるのでは(笑)

じじいになっても、やはりもてたいだろうしね。

よし、あのばばあ、ひっかけたろうか!てね

あかんあかん煩悩・・・・おまえはじじいになっても色欲があるのか

南阿弥陀仏・・・南阿弥陀仏・・・
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あだしの念仏寺

2011-11-10 04:06:14 | 京都の寺

このあたりは、昔からよくきてたのですが・・・

あだしの念仏寺はどうも足が向かなかった

なんといっても千灯供養で有名な・・・無縁仏が一面にあるのはなにか少々気をひく

もともと、この あだしのは・・清水寺の鳥辺野と、北大路の蓮台野とあわせて

京都の埋葬の地です、たぶん平安時代あたりまでは風葬してたと・・その後土葬

になったとのことです。
まるで賽ノ河原を思い起こすような感じです、中に入って写真は撮れませんので

このあたりから・・

本尊は阿弥陀如来坐像 鎌倉時代の湛慶の作

寺縁側には花梨の木が飾ってありました。

そして鹿ケ谷南瓜も

観光の人へのサービスで並べておられるのかと思います・・・

この言葉・・・・気に入りました

年寄り笑うな・・こどもしかるな・・ 意味ある言葉だなかなり単純だけど

考えれば深い言葉のような気がします。

訪れたのはまだ紅葉が早い時期でした・・・・
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常寂光寺

2011-10-28 04:24:59 | 京都の寺

嵯峨野は昔からよくうろちょろしていたのですが・・・

意外とお寺に入ったことはありません・・・

常寂光寺に入ってみました・・・嵐山から歩くこと15分ほど山裾にある寺です

苔の美しい寺です・・・

寺 全体が苔で緑という感じも

しかしながらなんと寂しい寺の名前なんだろうか・・・

常に寂しい光の寺

という言葉も境内に入ってみてなんとなくわかるような感じがする、どことなく寂しげな

・・さびの世界のような境内です

さほどおおきくないめだたないぐらいの本堂

庭園というのには京都のほかの寺の庭園と比べたら小さい庭・・・

どことなく寂しい感じのする庭

開山は1561年 日しん上人

なんでも秀吉建立にかかる東山方広寺大仏殿の千僧供養の際に出仕に応せず

この地に隠棲し常寂光寺を開創するとのこと

多宝塔・・・・   重要文化財

この寺の雰囲気に一気にでてきたという感じで 少しにあってないような印象がある

しばし、ゆっくりと時間をすごした、寂しい感じ 少しは味わえたかもしれない・・・
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石峰寺

2011-10-27 04:31:14 | 京都の寺
日曜・・・空はなにか今にも降りそうなうっとしい空

ここのところ週末はうっとしい天気

ふらっと昔いったことのある深草の石峰寺へ行ってきました。

JR稲荷駅から、人の波は稲荷大社へ向うのと反対に歩きます・・ひっそりとした住宅街

を歩くこと15分、石峰寺の入り口に

禅風というのでしょうか・・・唐風というのでしょうか

雰囲気のある山門をくぐります、参拝客は今のところだれもいないひっそりとした感じ

です。

本堂前のところで景色をみながらしばし休憩

ゆったりとした時間をすごします・・・

この寺の有名なのは石仏五百羅漢

寺の裏山に五百羅漢があるのでさっそく足をはこびます・・・・
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六角堂

2011-10-23 04:35:33 | 京都の寺
朝からの雨で予定していた信州のわすれものも・・延期で

ゆっくりして、よくいく阪急長岡天神前のドドールで珈琲飲みながら本を読んでいて

雨もあがったので・・阪急ででかけるか・・・

ということで烏丸駅でおりて向かったのが六角堂

最近お寺お参りしてないなあ・・長野に住んでる時はいつも善光寺にいってたのに

あまりにも最近いいことがないので、とりあえず無事にすごせるよう・・・

西国三十三ヵ所の霊場でもあります

本尊は如意輪観音像

なんといってもこの寺 名前の通り二層でお堂が六角形をしてるのが特徴・・・


水かけ石不動さん

お孫さんをつれての水かけのお参りをされてます・・・・

昔・・・たしか

記憶では自分も祖母に連れられてお参りにきた記憶があります

たしか大丸の帰りだったか・・・

なんとかわいらしいお地蔵さまなんだろうか・・こころがなごむな

一言願い地蔵というそうです。
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華頂殿 蓮

2011-06-19 12:36:16 | 京都の寺

青蓮院にはいって最初に華頂殿にはいるのですが・・

入ってすぐに、この鮮やかな襖絵が目に飛び込んんできました。

あまりにも鮮やか

襖絵の題は 蓮

補足で・・・

青の幻想 生命賛歌 極楽浄土

平成16年に木村英輝画伯によって描かれた、ほんとに最近の作品

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青蓮院門跡

2011-06-19 12:32:20 | 京都の寺

青蓮院門跡

院の御所といわれ旧仮御所という、歴史ある格式ある寺です。

小御所というだけあって御簾もさがっています・・

青蓮院門跡

院の御所といわれ旧仮御所という、歴史ある格式ある寺です。

小御所というだけあって御簾もさがっています・・

重要文化財の襖絵 濱松園、住吉具慶の作といわれてる。

江戸時代の代表的な作品

この小御所、しん殿には狩野派の襖絵がすべてあります



この言葉も好きな言葉

一隅を照らす
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青蓮院 相阿弥の庭

2011-06-15 13:02:35 | 京都の寺

室町時代の庭師 相阿弥作の庭

しばし座りながら時間をすごす・・・・何もいらないただ庭を見てるだけの時間

滝から流れる水が池に流れる、小さな海 島

そしてやわらかな感じのする築山

全体にやわらかな感じでのびのびとした庭で

門跡の寺だけあって、天皇がくる寺だけあって御所風の庭です
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青蓮院 小堀遠州の庭

2011-06-12 12:45:53 | 京都の寺

青蓮院門跡に初めていきました、やはりこの寺は庭が有名

庭の奥は江戸時代 小堀遠州の作といわれる霧島の庭、緑が鮮やかで

山裾をぐるっと回るように作られた庭

庭と奥の好文亭とのコントラストがすばらしい・・・

霧島の庭の山裾から見る青蓮院

新緑の庭もほんとに鮮やかで美しい・・

庭はほんとに最近はまってしまった感じです・・
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六道の辻

2011-06-04 13:19:07 | 京都の寺
建仁寺の南側少しいったところに六道珍皇寺があります。

さほど大きくはない寺なのですが

平安時代に創建された寺ということなのですが

この寺は・・・いわゆる野辺送りの寺です。

ちょうど清水寺の南、五条坂から今熊野あたりが鳥辺野といわれいわゆる葬る土地で

たぶん自分の知ってる限りではたしか風葬していたと思います。

鳥辺野てさだまさしの歌でもあります・・

その野辺送りするのにこの寺からしていたということです。

あの世と現世の境界がこの寺といわれてるのです

六道の辻・・・あの世への入り口

京都の寺のイメージが少し変わってくるようですね、京都にはあと十二坊のあたりにも

同じ野辺送りの蓮台野というのがあってそこには閻魔堂があります。

子供のころお盆になったら祖母につれられて閻魔堂にいった記憶があります、先祖さんを

むかえにいくといってました・・・

京都の神秘的な裏のところです、冥土と現世と・・・

あと有名なのが化野

ここには小野篁があの世へ通ったという伝説の井戸が残ってます

中にははいれませんが、格子から見てくださいと書いてあったので・・・

あれが井戸なんだろうか・・・

そして閻魔様もおられます

しかし京都の周りでは風葬をしていた土地があったので、京都のイメージもかなり

変わってくるだろうと思いますが、風葬といえばまだチベットか中央アジアあのあたりは風葬だったか

鳥葬だったか・・まだ実際やってると思います

しかしながら・・・心痛むのは

まだ発見されない行方不明の被災者の方

そして被災地でご遺体を身元不明で火葬処理された人々・・

処理しきれないので関東の火葬場でも移動して火葬したとのこと

人生の最後がこうゆう形で終わるというのは・・

きっちりともらう事もできずに人生を終わる多くの人たち


考えただけで心が痛みます

PS

今日もいい言葉を・・・・・

「我らはこの世に何も持たずに生を受け、また、何も持たずこの世を去っていく」

新約聖書テモテヘの第一の手紙

この言葉とても深い
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雪舟庭園

2011-05-26 23:17:54 | 京都の寺

この前東福寺にいった時に、東福寺の塔頭の一つ芬陀院の雪舟庭園

に立ち寄りました。

雪舟が東福寺にきた時はいつもこの寺に滞在していて、この庭は雪舟が作庭したと

いわれています。

荒れ果てた庭を重森三玲氏が復元修理したもの

この庭は雪舟の動く石亀

雪舟が庭にでて石を動かし始め、石を亀のように配置したとのことで

よくみると亀です、亀が動いてるように後ろ脚をのばして歩いてるようにも

見えます。

そして茶室の丸窓から見る庭の窓景

しばし、この茶室のせまし空間から窓からの庭を見てゆっくりしました。

結構ゆっくりして半分寝ながらみたいになってました

頭がすっきりした感じです、ストレスがぬけていくような感覚

け軸は自分の好きな言葉

日どんな一日でもよい日であるぞ

一日一日

他から見たらいいことない一日もこれも良い日

一日一日

大切に行きましょう・・・

というのはわかるけどなかなか気持ちがこういかないのが自分

気分のアップダウンは激しいのです

少しでも日々是好日の境地にはいらないといけないとも思います

とりあえずは一日何があっても後悔しないことが大事ですね


々是好日
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東福寺 通天橋

2011-05-21 05:32:07 | 京都の寺


東福寺の方丈と開山堂を結ぶ木橋

今は新緑まぶしい、景色ですが・・・

秋になれば絶景、一面紅く染まります。

京都でも代表的な紅葉の名所です。

長く伸びる橋

下は洗玉潤と呼ばれる谷川が流れています・・







この橋の風景、ほんとにあきない景色

紅葉もいいが、緑のシャワーのこの時期もとてもいい

重要文化財の開山堂と庭

上に楼閣 伝衣閣といわれる

緑の庭がまたすばらしい・・・

よこの普門院といわれるお堂がありそこに腰掛けて

しばし庭を鑑賞してゆっくりした時間をすごしました。

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東福寺

2011-05-15 05:28:34 | 京都の寺



都で生まれ育った自分がはじめて東福寺に行きました・・・

ほんとに地元にいるのに、ほとんど寺いってなかった

意外とそんなもんだろう

地図で見てるととてもでかい寺、東福寺の本堂とその塔頭が25寺院あるので

それすべての敷地はかなり大きい

とりあえず三門(国宝)、現存するので最古で最大らしいです。

室町時代初期


本堂もでかい・・・

とにかくスケールが大きい寺、写真でお参りされてる人をみればスケールのでかさが

わかると思います。

こちらは建て替えしてるようで昭和9年築

お堂の中をのぞいてみると・・・

蒼龍図が・・

日本画家の堂本印象の作品

すばらしい迫力にしばし見入りました・・寺に堂本印象の作品があるて

すばらしい



こちらは禅堂

座禅道場・・・いや・・・でかい

修復はしてますが1347建立で我が国最古最大の道場・・

ほんとこの寺スケールが違うわ・・・

京都に来たらここと泉湧寺は必ず・・です。

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建仁寺  双龍図(法堂

2011-05-12 23:05:36 | 京都の寺
建仁寺に来て、これを見たかったのです・・・

10年ほど前に創建800年記念で描かれた法堂の天井の双龍図

このスケールはすごい・・・


この前にいった東福寺の堂本印象作の天井双龍図もすばらしかったけど

スケールでいけばここはかなりの大きさ

畳108枚分の大きさ・・

作者は小泉淳画伯・・1年八ケ月をかけて北海道帯広で作ったとのことです。

龍は雨を降らせる・・・そして天井に描くことで龍が上から法の雨を降らせるということ

らしいです。

しばし見入っていました。

本尊は釈迦如来坐像

本尊が明るく輝いて・・双龍図との一体化がとても幻想的な感じでした。

方丈には海北友松の雲龍図の襖絵がありました・・・

こちらもすばらしい・・・時代を感じる味わい・・・

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