My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

天下 家康伝 上下 火坂雅志を読む

2022-12-31 08:44:14 | 2022年本

今年の本の読み治めは

天下 家康伝 上下  火坂雅志

来年の大河ドラマ どうする家康 なんで読んで見た。

家康の三河での若い城主から物語がスタート 三河の一向一揆との闘い

からはじまる。

最後の関ケ原 大阪夏冬の陣は省略になってるが

家康のダイジェスト版のような感じです。

徳川家康といえば山岡荘八の徳川家康全26巻

いつか読もうと思っていたがまだ読んでいない、これを機会に読んで
見るかと思っている・・・
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もっと自由に生きるための禅入門 ひろさちやを読む

2022-12-25 16:53:45 | 2022年本


以前に読んだことのある本ですが久々に再読しました。

年末になるにあたりすこしでもおだやかにすごしたいと思いながら・・・

こんな感じで読んで見ました。

「莫妄想」 余計なことは考えない いわゆるノープロブレム
莫妄想は、するべきことをすることです。
自分のできることをしっかりした上での余計なことは考えないのです。

明日のことまで思い悩まない
キリスト
だから、明日の事まで思い悩むな、明日のことは明日自ら思い悩む。
その日の苦労は、その日だけで十分である。

釈迦
過去を追うな。
未来を願うな。
過去はすでに捨てられた。
そして未来はまだやってこない。
だから現在のことがらを
それがあるところにおいて観察し、
揺るぐことなくどうずることなく
よく見極めて実践せよ。
ただ今日なすべきことを熱心になせ

世間の物差しを捨てる!
それだけで悩みが消えるのです・・・
現代の日本人は損得の物差し一本で生きてるようです。
ほんとうは仏の物差しが必要だ・・
釈迦は、私たちに世間の外に立つところを教えておられるのです。
世間に迎合し、世間の奴隷となるような生き方をするな!
もつと自分を大事にした生き方をせよ!
と教えているのです。

・・・

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庶民の発見 宮本常一を読む

2022-12-18 17:36:41 | 2022年本


歩く 民俗学者 宮本常一を知ったのは以前もいいましたが

会社のリベラルアーツセミナーで三浦先生の話の中で宮本常一を紹介された

のがきっかけでした。

何冊か本を読みました。

庶民、貧困層 農民たちにあたたかいまなざしを向けて歩く宮本常一・・

日本の農山漁村は昔から貧しかった。

そして古い時代からこの貧の問題の根本的な追求が欠けていたのではないか

と宮本氏はいう。

特に戦中戦後における嫁の座、私有財産、出稼ぎ、村の民主化 村里の教育

民話の伝承などを通して、その生活を克服するためにあらゆる工夫を試み

ながら精いっぱい生きる庶民を多角的にとらえた本。

庶民の生活史

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慶次郎覚書 脇役 北原亞以子を読む

2022-12-18 17:27:54 | 2022年本

慶次郎縁側日記のシリーズの中のひとつで覚書・・・

いわゆる慶次郎縁側日記に登場する人物(脇役)を主役にした連作短編

元定町廻り同心、われらが森口慶次郎に心底惚れ込み、陰に日向にその活躍

を支え続ける縁側日記の登場人物たち。

岡っ引きの辰吉に吉次、飯炊きの佐七や嫁の皐月・・・

込み入った過去を背負い、一筋縄でいかないへそ曲がりもいるけれど、他人の

涙を見過ごさない心根の出来の良さなら慶次郎にも負けはしない・・・

いつも脇役・・今回は主人公・・・


今日は釘抜地蔵にお参り

最近はしゅっちゅうお参りに行く、行き始めたらくせになるような感じで

いかないと気持ちが悪いかんじもする。


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承久の乱 酒井孝一を読む

2022-12-17 08:47:56 | 2022年本

酒井孝一 承久の乱を読む

鎌倉殿の13人は日曜日が最終回で承久の乱

今回の大河はかかさず全回見た・・今までで一番面白い気がする
幕末ものよりも、戦国時代以前のものがいい

主人公が北条義時というのが歴史好きにはたまらない

1219年、鎌倉幕府三代将軍源実朝が暗殺された、朝廷との協調に努めた
実朝の死により公武関係は動揺。
二年後、承久の乱が勃発する。
朝廷に君臨する後鳥羽上皇が、執権北条義時を討つべく兵を挙げた。
だが義時の嫡男泰時率いる幕府の大軍は京都へ攻め上がり、朝廷方の軍勢
を圧倒。
後鳥羽ら3上皇は流罪になり、六波羅探題が設置された・・・

なんとか最終回までに読めてよかった・・・・
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年収443万円 小林美希を読む

2022-12-10 12:18:14 | 2022年本

年収443万円・・・・

この数字は国税庁が毎年発表している民間給与実態統計調査では
2021年度の平均年収が443万円で平均年齢は46.9歳
この年齢はちょうど就職氷河期と重なる。

正社員の平均年収は508万円  正社員以外は198万円だった。

443万円はあくまでも平均値、中央値はこれよりひくい、300万円から
400万円が一番多く 次に200万~300万 このあたりが中央値
になりそうだ・・

1997年から2021年までの40代の男性の平均でみると年間65万円
減っている、さらに社会保険料の引き上げによって可処分所得も減少、物価は
上昇している、もらえる年金は先細りが予想される・・・

本書では具体的な事例がたくさん紹介されている。

平均年収でもつらいよ
1毎月10万円の赤字、何もできない中流以下を生きる
2私は下の方で生きている コンビニにはいかず、クーラーもつけない生活

3不妊治療に対する経済不安 リーマン氷河期世代の憂鬱
4教育費がとにかく心配 昼食は500円以内 時給で働く正社員
5三人の子育てしながら月13回夜勤をこなす看護師の激務
6夫婦で手取り65万 ウーバーイーツの副業でちょっとした贅沢を実現

平均年収以下はもっとつらいよ
1月収9万円シングルマザー 永遠のような絶望を経験した先の夢
2子供に知的障害、借金地獄 マクドナルドにもいけない窮状
31個80円のたまねぎは買わない、子供の習い事が悩みの種
4共働きでも収支トントン、賃金と仕事量が見合わない保育士
5何もかもつかれた認知症の母と地獄の日常を生きる非常勤講師

小泉竹中の労働者派遣法改悪から非正規が増大し、安倍はなにもせず
アベノミクスで格差を拡大し、弱者を見殺しにしてきた。

日本は失われた10年アベノミクスを通じて貧しい国になった、先進国の給与は
この10年倍増に近い伸びをしてるが日本は伸びずに沈んでいる・・

まったく日本は貧しい国になった現実・・こんな中岸田のは防衛費倍増といって
アメリカから言い値でトマホーク500発をはじめ武器を買う。
それを増税・・おそらく消費税増税をみこしてるのだろう・・
許せないではないか・・・
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世界インフレの謎 渡辺努を読む

2022-12-10 11:57:59 | 2022年本
世界インフレの謎 渡辺努
日経新聞の本の広告3面に乗ってるのをみると思わず
楽天ブックスで購入するパターンが多い・・・

1 なぜ世界はインフレになったのか・・・
大きな誤解と二つの謎
2 ウイルスはいかにして世界経済と経済学者を翻弄したか

3後遺症としての世界インフレ

4日本だけが苦しむ二つの病
 デフレという慢性病と急性インフレ

5世界はインフレとどう戦うのか・・・

中央銀行が2021年の物価上昇を無視した理由
当時は新型コロナウイルス感染症対策のためのロックダウンからいかに経済
再開を果たすかが課題になっていました
その取り組みを阻害することのないよう、金融引き締めをできるだけ避けたい
という考えがあったのでしょう、そうした思惑がインフレ率の上昇を軽視
することにつながったのだと思われます・・・・

フリップス曲線の異変・・
今回のインフレの原因が需要の過多ではなく、供給の過小になることを示唆してる。

異次元の緩和開始から10年近くたっても安定的なデフレ脱却が果たせない中
急性インフレという別の物価問題が日本を襲ってきたことになる。
そして日本は急性インフレと慢性デフレが同時進行する、世界でも稀有な国に
なりました。

パンデミックは経済に対する供給ショックであり、需要ショックであった
リーマンショックとは正反対のものなのです。
・・・
米国のインフレ
経済再開で労働に対する需要が増加する中、自発的な離職が増えるので人手不足が起こる。
人出が足りないのでモノやサービスの生産が充分にできず供給不足におちいる
こうしてインフレがもたらされる・・・

きりがないのでこのあたりで・・・



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傷を愛せるか 宮地尚子を読む

2022-12-03 10:27:14 | 2022年本

日経新聞の書評欄を読んで楽天ブックスで注文

トラウマ研究と臨床医の第一人者の著者のエッセイ

ケアとは何か・・・エンパワメントとは何か・・・

抜粋・・・
トラウマを負った被害者が回復し、自立した生活を取り戻していく際にエンパワーメントが重要であるということはよく知られている。
エンパワーメントとは、その人が本来もっている力を思い出し、
よみがえらせ、発揮することであって、だれかが外から力を与えることではない。
けれども忘れていた力を思い出し、自分をもう一度信じてみるためには
周囲の人々とのつながりが欠かせない。

・・・・・
自分がだれにも連絡を取らず、だれにも連絡がないまま休日が過ぎると
世界にひとり残された気がして、自分なんて存在しなくてもいいんじゃないか
と思ったりする。
そういう時も「ああ、これは明日の出会いの前の静けさなんだ」と思える。
外からのインプットを排除して繭の中にこもる。
そんなときにこそ中でなにかが醸成していたり、励起状態になっていって
まもなく鮮烈な化学反応が起き、新しいものが生まれてくるかもしれない。
・・・・

日本にも強く波及しつつある米国のネオリベラリズムが危険なのは、
弱みに付け込むことがビジネスの秘訣として賞賛されることで、弱さを
そのまま尊重する文化を壊してしまうからだと思う。
・・・・

人生とは案外、毎日のささいな選択、それ自体はどちらを選んでも大差がないような
選択の積み重ねによって、軌道が延び方向性が決まっていくものではないだろうか
つまり人生とは、十字路ではなくY字路の連続によって形つくられてるのではないか・・・
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小説 すずめの戸締り 新海誠を読む

2022-11-20 10:00:21 | 2022年本

姫路に仕事でいった時に駅の本屋でなにげなく見ていて
平積みになっていた・・・そういえば映画もうすぐ公開されるなあ・・
ということで買ってきた。

映画はもう先週ロードショーだったが・・

ものがたりは・・
九州の静かな港町で叔母と暮らす17歳の少女 鈴芽。
ある日登校中、美しい青年とすれ違った鈴芽は「扉をさがしているんだ」
という彼を追って山中の廃墟へとたどり着く。
そこにあったのは、崩壊から取り残されたようにぽつんと佇む古ぼけた
白い扉だけ。
何かに引きよされるように、鈴芽はその扉に手を伸ばすが・・・。
過去と現在と未来を繋ぐ。
九州から愛媛県から神戸 そして東京 福島 宮城へと
もの語りは進む・・
新海ワールド全開だった・・
とりあえず映画は見に行こう・・
オリジナルしおりが入っていた・・
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捨てない生き方 五木寛之

2022-11-14 12:40:24 | 2022年本

おお!!捨てなくていい!!
今の流れの断捨離とかのアンチテーゼ!!

自分はどちらかというと捨てるタイプに代わってしまったなあと思いながら
以前はどちらかというと物を捨てないでもっておくタイプだったのですが・・
よくよく考えたら断捨離ブームに乗って結構いろいろと処分したなああ
と思います。

特に本とかパンフレット 資料関係と写真これはスキャナー取り込みで保存
して捨てた。

いざとなってみたら少し寂しい感じもする、あの写真の原本はもうないのかな
とか

本もかなりの量を処分したブックオフにもっていったり、マルエン全集は神田の古本屋に売った。

処分しても本はどんどんたまる・・本を買うのは躊躇しないで読みたいとか
話題になってる本があればどんどん買ってしまう、ので積読もある。

鴨長明の方丈記を読んで、そんな生活にあこがれを持ってはいるが・・

実際にそういう生活をすればどれほどまでに寂しいかもとか思ったりもする。

自分の部屋が自宅にあります、とっても次女の部屋だった6畳の部屋で
テレワークするのに自分の机を持ってきて次女の机の横に並べてます。
次女は東京で就職してるので・・
雑然としてる部屋で仕事の資料やその外の資料、本 スクラップ CDコンポ
CD 薬箱 テレビ 鞄が5つ その他あれやこれやと雑然としてる部屋

断捨離とかおかたずけとかには程遠い部屋

読みかけの日経新聞は寝かしてしまってるし・・

けれども意外と慣れてきたら平気になってきた、現役で働いてる間は仕方ない
かなとあきらめている。

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円安と補助金で自壊する日本 野口悠紀雄を読む

2022-11-13 12:09:16 | 2022年本


円安進行で150円近傍まで行ってたが一気に今週140円付近まで円高になる、FRBの金利上昇に少し上昇率に緩和の兆しがでたことで一気に動いたものとみられる。

日本政府と日銀はあのばかのアホノミクスの付けの為に金利が上げられずに
イールドカーブで0.25範囲内といいながら金融緩和をまだやっている。
どうするのだろうか???
アホのミクスで積みあがった銀行の日銀にある当座預金は500兆円もあり
この状態で金利を上げれば日銀が債務超過になる。

政府のマクロ経済政策は基本的な点で深刻な矛盾を含むものになっている。
一方で物価高騰が問題だとしながら、他方で大規模な金融緩和を継続している
それにより円安を放置している、この状態では絶対賃金は上がらない、実質賃金も名目賃金もだ・・・
経済のもっとも重要な問題に関して矛盾した政策が続けられてるのは日本の
政策決定体制が深刻な機能不全に陥ってることを示すものだ。

確実に日本の国際的地位は確実に低下している。

野口先生の結論は・・

日銀は取るべき方策は金利抑制策を放棄し、長期金利を市場の実態にゆだねる
ことしかない!

*円安になると、企業利益が増える、それだけでなく、名目GDPも増える。
しかし、これは、輸入額増加分を企業が消費者に転嫁するからだ、消費者、労働者
は実質賃金低下という形で負担を負う。今の円安局面で、これがはっきり意識
されるようになった。

日銀の債務超過・・・
債務超過の本質的な問題は、過去の無謀といえる巨額の国債購入(アホのミクス)が明るみに出て、中央銀行が信頼を失うことだ。
それはこうした形式的な措置だけで解消できない。

それでも金利のコントロールは市場経済に任せることが必要だ・・

なんだかんだといって、安倍のアホノミクスの付けが思い切りきてる。

金利だけでもなく安倍以降の10年で日本の産業は衰退一途をたどった
重厚長大の従来の産業にたいしての手厚い政策をとり、あげくのはては
原発の海外輸出ですべてアウトにして、その間に半導体 液晶はすべて
韓国 台湾に市場を奪われ、家電商品は中国に買収され ITにかんしては
全くなんら政策をせず、いわゆるITゼネコンの利権をまもりあらたなIT産業
はうまれず、それどころか日本の政府のシステムの一部はAWSに委託する
というありさまでアメリカに情報が筒抜けという事態・・・

日本は自民党と官僚と各団体の利権村を破壊することにしか将来はない。
感染症村、原発村、土地改良村、漁協村・・・
10年前の民主党政権がやろうとしたことは利権村を壊し政治主導にするのを
やろうとした、小沢一郎が先頭にたってやっていた、政権がうまく機能できたら今の日本は違う姿になっていただろう・・・


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乱読のセレンディピティ 外山滋比古を読む

2022-11-12 10:06:48 | 2022年本


乱読・・自分もどちらかというと乱読だろうと思う。

経済 歴史 小説などジャンルをとわず、がつがつとさっと読むタイプでも
あります・・

読んで・・あれどうだっかなとか思って読み返すこともありますが、極力気にせず新しいのを読んでいくそんな感じです。

姫路駅の本屋で本の題名にひかれて買った 知の巨人といわれる外山滋比古先生の本

内容は・・・要約すると
本は身銭を切つて買うべし
精読か速読か??生きる力に結び付く読み方
本は読み捨てでかまわない
知識信仰にとらわれるな
読書の化学反応

一般に乱読は速読である、それを粗雑な読みのように考えるのは偏見である。
ゆっくり」読んだので取り逃がすものを、風のように早く読むのが案外、得るところが大きいということもあろう。
乱読の効用である。
本はあふれるように多いのに、読む時間が少ない、そういう状況においてこそ
乱読の価値を見出さなければならない。
・・・本書より・・
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パンとサーカス 島田雅彦を読む

2022-11-06 09:21:31 | 2022年本

島田雅彦の力作!東京新聞で1年半連載されていた小説
557ページの単行本ということでかなり分厚い本

ちょうど学生の時に読んだ資本論第一巻ぐらいの分厚さがあった。

ものがたりは、中学の時の友人がそれぞれの道を歩む・・
一人はアメリカに留学し、そしてCIAの情報官として日本に赴任して
そして内閣官房へ
もう一人は親が暴力団でもあり裏社会へ、芸能プロの社長の片腕としながらも
やばい仕事もこなす・・

ものがたりの最初は台風の日に一人のホームレスが避難場所に入れず・・
店の軒下でうずくまってるところを一人の女性に助けてもらったところから
はじまる・・

日本とアメリカの日米安保体制の日本が属国であるという立場がいやおうにも
わかる内容もCIAを通して描かれている・・

中には具能な三世の総理大臣という名前は犬養首相としてるが暗にあの総理を
創造させる・・

テロが敢行される・・・

サーカスの開幕だ・・・

ほんとに読み応えのある今年ぴか一の本でした。
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コロナ日本黒書 佐藤章を読む

2022-10-23 06:12:20 | 2022年本

いつもよく見てるYOUTUBE一月万冊のレギュラー解説者の佐藤章さん
の新刊
元朝日新聞記者、経済部 AERA編集部 週刊朝日編集部 退職後は
慶応大学非常勤講師(ジャーナリズム専攻) 五月書房新社取締役

今は特に統一教会事件と五輪汚職を解説しておられる。

コロナがいかに日本はだめだっったか・・・
その根底は感染症むらの利権にあった

厚生省 医務技官 いわゆる厚生省の事務次官とは別に医療免許をもった
役人が300名ほどいるが・・その役員と国立感染研 とその取り巻き感染
専攻医師(テレビでよくでてくるやつら)
の利権でゆがめられている。

ダイアモンドプリンセス号の時にすでに医学誌ランセットでは空気感染の
可能性が大であると主張、その後の香港大学の研究でも空気感染を実証
世界の趨勢は空気感染であるとしているのに、医系技官はその事実を見逃す
大きなミスをおかし、そのミスを隠ぺいするために、飛沫感染を声高く主張
していた。
そのために対策が間違った方向へ結果飲食店を潰す方向へ・・
空気感染が主なのでいくら手を消毒しても効果は薄い。

そして医系技官の主な天下り先が保健所所長というポストである、保健所も
行革により減らされてきたので、ここぞとばかりコロナ対策をすべて保健所
の下において、保健所のアピールをしたが・・・あまりにもコロナ患者の増で
保健所はパンク それででてきたのが37.4度以上が4日間という何の根拠
もない指標でPCR検査を抑制してきた。

コロナ対策の欧米でも対策は検査と隔離が徹底したが、日本は検査を抑制した
いくらでも方法はあったはずだ・・一般に無料で検査を大々的にして陽性者を
ホテルなどに隔離して、その間は法律で保護される(仕事 学校など)
あまりにも頭が働かない役人と自分のことしか考えていない感染症村の住人
と素人そのものの政府の対策会議 尾身なんかはその素人そのもの・・

この本は主に医療ガバナンス研究所所長上昌弘さんとのインタビューを中心
になっている。

なぜ日本のコロナ対策は遅れたか・・これは人災であるというのが
よくわかる本でした。

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グランドマンション 折原一を読む

2022-10-20 19:16:52 | 2022年本


マンションを巡るトラブルやなんやかんやの事件の連作集、おもしろく
読ましてもらった。

「グランドマンション一番館」には元名ばかり管理職の男、元公務員で今は

民生委員をしてるおせっかいな男 三世代同居のわけあり家族

独居老人 謎の若者 はてはアクのつよい管理人が住んでいる。

騒音問題、ストーカー、詐欺、空き巣

次々に住人が引き起こすトラブル、そして最後に待ち受けているどんでん返し・・

マンション、アパートと単身赴任の時に住んでいたが
たしかに、秋深し隣は何をする人ぞ・・・
て感じで全く仕事は何をしていて、どうしてるとか顔は合わせると挨拶
するが、それだけでしたね・・
長野の時は大雪が降った時はアパート総出で雪かきをしたりして少し
近い感じでしたが・・

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