不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

東洋経済 2019年大予測

2018-12-29 19:53:34 | 2018年 本

年末になると、2019年予測の年末年始の特集号がでる。

週刊ダイアモンド 東洋経済 エコノミスト 日経ビジネス

で毎年 東洋経済の予測を読んでいるのです。

来年はどうなるか・・考えれば考えるほど気が重たくなる 憂鬱な1年になりそうですね・・

いい材料がなにもない、マイナス要因ばかり 

何がこわいといえばやはり日銀の信用不安、中央銀行の不安が一番怖い

2002年から日経上場投資信託(ETF)の買い入れが雪だるま式に増えてきている

安倍になり、異次元の金融緩和の中で日銀が国債を大量に買い

そしてETFの買いで株式市場へのオペレーション、年間6兆円超え、上場株式の6%は日銀が保有してる

ことになる、大丈夫か・・・・大丈夫ではない・・

先週の一連の株暴落そして大納会も19000円台後半で推移、最後の最後で昼から20014円とかろうじて

20000円キープ 650億円ほど日銀がETF]を買ったようだ、そこまでして株価を2万円にキープして

印象操作を安倍はさせているのが明らかだ 汚いもんだわ

で今日はゴルフをテレビで流していた、笑うスイング・・おいおい運動音痴もほどがあるロボットみたいな

へっぴり腰のスイング 笑い やつがゴルフすると災害が起こるジンクス

なにも正月からないことを祈る。

来年はなんとかいい年にしたいもんですね・・・

コメント

絶望読書 頭木弘樹

2018-12-16 19:42:01 | 2018年 本

帰りに八重洲ブックセンターで手に取ってさっそく買った・・

このタイトルと表紙のデザインにひかれた・・

「なあ、アリューシャ、絶望ってどんなものか知っているのかい?」(ドストエフスキー)

生きることは、たえずわき道にそれていくことだ。

本当はどこに向かうはずだったか、振り返ってみることはない(カフカ)

絶望したときは絶望に寄り添ってくれる本が必要・・絶望から立ち直るのには時間が必要

絶望の時は絶望の本が必要・・同質効果

絶望しているときには、明るい前向きな本は逆効果・・明るくふるまわれるのもよけいに絶望感が増す。

絶望には絶望を・・・

本を紹介している

ドストエフスキーが一押し  学生のころにドストエフスキーは読んだ、貧しき人々の群れ 地下室の手記 罪と罰・・

内容もかなり忘れてしまったけど・・もう一度読んで見よう・・

そしてカフカ あの変身

金子みずずと寂しい時をすごす・・

はままつりのようだけど 海の中では 何万のいわしのともらい するだろう・・

ポジティブシンキイングの本はほんとに多いですね、本屋の平積になっている吐き気がしそうな

自己啓発本・・昔は自分もあんなの読んでたのかなと思うとあほらしくなるね・・・

コメント

日本が売られる  堤未果   

2018-11-26 22:25:20 | 2018年 本

ああ日本も終わったねと最近特に思う、ぜ

国会が顕著だ、売国奴安倍麻生一味がたくらんでることは売国、国の基本的な根幹にかかわるものをアメリカに

売り飛ばす外資に売り飛ばす、売国奴

北九州の市長に麻生の馬鹿は、税金で大学にいった人だと東大卒業の市長に選挙の時にののしった

おい麻生 お前は学習院大学卒業 小学校から学習院のエスカレーたーのボンボンが何をいう、

学習院大学にも私学助成はいってるだろうよ

それに義務教育を税金で受けてそれが悪いことか?こんな大ばか者が財務大臣という恥さらしの日本ではないか?

とにかく水道だ!水道民営化!ふざけるんじゃない!これは民間に委託といいながらおそらく、水メジャー フランス

のスエズ社などに渡すのだろう・・ヨーロッパでは料金がうなぎのぼりになるイギリス300% フランス250%

民営化の例としてボリビアの例

採算の取れない貧困地区の水道工事はおこなわれず、月収の4分の1の水道料金を払えない住民は井戸を掘ることを禁止

する、井戸の使用量を請求する、公園の水道はすべて止めて使えないようにする、人の生命にかかわる水を民営化すると

どういうことになるのか・・

今民営化した水道はヨーロッパを中心に公営に戻している、それなのになぜ?民営化にするのか

莫大なる利権がある 売国奴の安倍麻生黒の一味である。

ということでこの本は今日本を売ろうとしてる安倍麻生黒の一味の陰謀の全貌が明らかになってわかりやすい

必読の本)

水が売られる(水道民営化)土が売られる(汚染土の再利用)タネが売られる(種子法廃止)食の選択肢が売られる

(遺伝子組み換え食品表示消滅)牛乳が売られる(生乳流通自由化)農地が売られ(農地法改正)

森が売られる(森林経営管理法)海が売られ(漁協法改正)労働者が売られる(高度プロフェッショナル制度)

日本人の仕事が売られる(改正国家戦略特区法)ブラック企業対策が売られ(労働監督部門民営化)

ギャンブルが売られる(IR法)学校が売られる(公設民営学校解禁)医療が売られる(医療ただ乗り)

老後が売られ(介護の投資商品化)個人情報が売られる(マイナンバー包囲網拡大)

知らなかったことも多かった・・・公設民営学校とは知らなかった・・

どこまで売国なのかこの政権は・・頭はからっぽのあほ

コメント (2)

春昼 春昼後刻 泉鏡花を読む

2018-11-17 16:36:02 | 2018年 本

先月訪れた坂東三十三カ所の神奈川県逗子の岩殿寺が

この小説の舞台

泉鏡花が逗子に移り住み、よく散策で岩殿寺を訪れていたとのことで。

読みながらこの寺を思い浮かべて結構リアルに読むことができた・・

うとうとと夢のような春の昼下がりを情景いっぱいに書いてある。

機織りの女性・・その出会い

そして住職からきかされた、不可思議な男女の結びつきの物語り

独特の世界観 春の昼下がりも寂しい感じがするそんな独特な世界だった・・・

コメント

玄冬の門を読む

2018-11-17 16:18:28 | 2018年 本

人間の一生を分けると

古代インドの場合

学生期 家住期 林住期 遊行期にわけること

家住期は言葉通り、現役でバリバリで一家の長として時間・・

林住期は人通り人生の役割を終えて子供の巣だった、仕事もやりつくした リタイヤして若い人に譲る 自然をともとして生きる。

遊行期は高齢期 インドで年寄りが家族を離れて一人さまよい行く

高齢になればなるほど、一人で生きていくというその練習が必要だということらしいです。

孤独を嫌がらない、孤独の中に楽しみを見出す、後半生はそうゆうことが必要だと・・

家族に囲まれて幸せに生きたとしても家族には甘えない

死ぬときは一人一人で行き一人で死んでいくその幸せを自分で自分に作るしかない

遊行期・・・こどものこころに還るなつかしい季節だそうだ・・

さてさて自分はどの時期だろうかね

家住期の末期というところだろうか・・こどもの下の子が大学生だがあと2年で卒業

アラフォーといってたらアラフイフで今はアラ還になった。

アラ還といってもピンとこない嵐勘十郎と思える。

コメント

終わった人を 読んだが気分が悪い

2018-11-03 23:42:09 | 2018年 本

三年前に得意先の人に面白いから読んだらいいよと言われた本

でも本屋で買う気にもなれず、たまたま図書館にいったら目にとまったので借りてきた。

主人公は東大をでて大手銀行へエリートコースを進み本社部長職になり役員になる手前で

競争(派閥力学)で負けて子会社の専務へ出向し63歳で定年退職

奥さんは手に職をつけて美容師にアルバイトにでている、家ではさほど相手にされず、今から新しい趣味とか

いろいろ探すとかよくあるパターン、文学講座で知り合った40前の女性にときめいたりして悪あがきをする。

スポーツジムでしりあったIT会社社長の鈴木に会社で顧問としてむかえられ、はりきる主人公・・・

そこで社長は急死・・社長を引き継ぐが・・・

といろいろばたばたとありますが・・

なんかねえ・・

違う世界というかねて感じですね、まず退職した時に不動産以外の金融資産を1億5千万ももっている・・

て?これ65歳の全人口の何パーセントの話しだ?

これだけみてもあほらしい感じになる、そんな金があるなら好きなことしたらいいのにねと思うけどね

0.1%いるかいないかいや0.01%いやそんなないか・・

その設定からして作者はずれているねと思いながら読んだ、話のストーリー上で1億5千万ないとうまく展開

しないんだけど、そんな設定読者はどう思うのかね?て

われわれはたぶん年金支給は70歳からひょっとして75歳からと特典付きでとかそんなんだろう、厚労省の試算が

新聞にのっていた厚生年金の65歳からの平均支給額は22万とでていたあくまでも平均値だけど

どこの階層の話よこの小説

読んで気分が悪いなあというのが正直な感想 読まなければよかった。

コメント

維新の影 姜尚中を読む

2018-10-12 18:19:27 | 2018年 本

姜尚中さんの維新の影を読む

テーマからわかるように維新の影、日本の近代化 戦後の成長期 そして現在に至る中で

明るい部分に対し、その犠牲になった 隠されてきたものにスポットライトをあてて

今声高にいってる胡散臭い明治150年に対して警鐘をならす。

中を少し紹介とメモをした部分

エネルギーは国家なり

成長に消された歴史、夏目漱石の坑夫からみた日本の近代化の闇・・

漱石の文書 もっとも苦しくてもっとも下等とみなされたのが坑夫だとすれば輝く日本の近代化の象徴から

かき消されたのは彼らの歴史だったのではないか。

世界遺産になった三池炭鉱跡

大陸からの強制連行 囚人労働者など牛馬のように使い、殴り、殺し、地底に投げ込んだ 目をそむけたくなる現実

山河敗れて国あり、福島の原発事故のあとの住民 避難民に対しての今の国家のしうちははっきりいって国民としての

目ではみていない、いわゆる棄民と言える、今の政治は棄民を作り出す政治ともいえよう。

エネルギーは国策の歩みに数えられない血と汗の涙が染みついている。

貧困と格差の源流・・・

貧困を生みだす豊かさが現代の豊かさ・・こどもや一人親家庭のような社会の最も弱い部分を犠牲にして増殖する

豊かさである・・・

人作りの軌跡

開国と統制の二律背反 明治をほうふつとさせる時代 政治家は経世済民の気概はなくし、政治が家業化し

ばかな二世三世の政治家がでてくる

そして近代の奈落 これが一番のみそだ

水俣病の差別構造 時代遅れの人間性無視の足尾鉱毒事件と渡良瀬遊水地 渡良瀬遊水地の拡大の歴史をみると

足尾鉱毒の拡大を防ぐために谷中村をつぶして鉱毒が東京へ流れるのを阻止したということ

帝都東京がその背中に負う近代の奈落・・

とりとめもないメモですが

明治150年はかなり危険な動きである、文部大臣がさっそく教育勅語はと言っている、これが彼らの本性で

ある、どれほどの近代化に多くの人々の犠牲があったのだということを隠して安倍は明治の明るいとこしかいわぬ

日露戦争まで美化してる(2015年8月15日)どれだけ意味もない203高地で人が死んだのかそれ以降の

日本の帝国主義のアジアに残した非人間的行動を隠している。そうかれらはすべてを隠す 隠すことが政治家に仕事

みたいに隠す 影を隠す 影は国民 我々であって 支配者一部階層が支配し 支配するために影を隠す。

冷静に考えただけで1年間にどれだけの物を隠したか 森友 加計 日報 裁量労働データー ・・

 

コメント

帰郷 浅田次郎を読む

2018-10-08 17:03:46 | 2018年 本

浅田次郎 帰郷

このインパクトのある装丁!

戦場から帰還した兵士が女性と子供に敬礼をしている、写真は米国公文書館に保管 GHQの写真

この写真から内容がわかると思いますが・・・

敗戦しその残された悲しみを描いている作品集 戦争の悲惨さは分かっているがこの浅田次郎さんの作品

から見る敗戦で残ったものの悲しみや苦しみを描く視点は今まであまり強調されてこなかったかもしれない。

反戦小説でもあるが、戦争の悲しみの小説というべきだろうか

標題の帰郷は

帰還兵の古越庄一は信州松本の総領息子で嫁と小さなこどももいるが出征をした、テニアンにいったが玉砕したと

いう知らせで、残された妻は弟の嫁にこどもの娘に・・そこに庄一が帰還したがことをしり戻らずに上野へ

そこでアメリカ相手の売春婦 綾子(マリア)と会う、体が目的でないがとりあえず話を一晩きいてくれと

一晩をすごす・・戦争により運命がひきさかれた男と貧困で娼婦との心のふれあい・・悲しみがいっぱいだ。

「私、神様なんかじゃないわ、アヤコと読んでよ!」

夜の遊園地は舞台は後楽園球場と遊園地 そこで働く苦学生 勝男の話し・・

父を戦争で亡くし、母と親戚ひきとられ、母は再婚、勝男は叔父に育てられた・・母にすてられた悲しみ

はずっと背負っていく

戦争だから仕方ないと人はいうが、女房子供をしった苦労を考えれば敵前逃亡だろうが捕虜の辱めを受けようが

生きる方法がなかったはずはない、自分ならきっとそうすると思うほどに、戦死という事実が父の悪意の様な気が

してくるのだった・・・

最後は無言歌

無言は学徒動員の象徴

信州上田に無言館という美術館がある以前長野にいたときにいったことがある、この美術館は学徒動員された

美術学生の作品が展示してる美術館です。

無言の歌、学徒動員で海軍に動員された学生の会話の作品

無言のうた・・・

このような反省はないのだおるか、今の自民党や日本会議は・・いやいや実際戦争を経験しない人や

戦争で出世した二世や三世などわかるはずはない、日本は超階級社会になつていると思うが

明治150年を念仏のようにいう政権を恐ろしく思う。

コメント

境遇 湊かなえを読む

2018-09-30 22:08:50 | 2018年 本

湊かなえさんの本は二冊目

表紙を見たら読もうと思った・・まず単行本の表紙を見て読む気になった本

タイトルとベンチにすわる女の子二人

読んでよかったな

主人公は二人 陽子と晴美

二人は施設で育った、陽子は母親が施設にあずけてひきとりにこない、そして里親に育てられた

晴美は母親が箱にいれて施設の前におかれた、母親の手紙と青いリボンをそえて

陽子は県会議員の母で祐太の母、祐太が誘拐された・・・

新聞記者の晴美と捜索する・・・

最後は大きなどんでん返しが・・

読みながら今のこどもの貧困化6人に1人が貧困化の日本・・・

なんでだ、これほど豊かになったのに・・この同じような境遇の子供が増えるのだろうか

熊本で赤ちゃんポストを思い出した・・ほんとに育てられない切羽詰まった女性

子供はどの子供も幸せに暮らす権利があるはずだ・・どのこどももだ・・

この世に生を受けた子供はすべてがその権利がある当たり前のことを理解できない大人や

政治家がいる、政治家は二世三世のボンボンだからそんなことが理解できる頭がない、そんな境遇の

人と知り合うこともなく見ることもなく育つ安倍のように、だから理解できる頭がないのだ。

そんなのが国のリーダーは不幸だ

コメント

東洋経済 物流危機は終わらない

2018-09-29 01:35:57 | 2018年 本

ほんとに物流危機だわ・・・

今年は最悪だ・・なんといっても西日本豪雨が大きな危機をもたらした、モーダルシフトで長距離を貨物列車で運ぶ

のが定着化してるが在来線が寸断されて、トラック運送に大きくシフトしている、物流事情はドライバー不足もあるが

トラックの確保も難しいのが今年の夏の事情だった、各社リードタイムを1日延ばすなど対応している。

物流が日本でぐっと進んだのはコンビニの台頭で短いリードタイムで正確な時間配送をする、メーカーも遅れずにセンター

へ納品を求められる、トヨタの看板方式の物流版

そしてなんといってもネット通販・・アマゾン 楽天・・

すぐにパソコンから商品を買ってすぐ届く いやあ便利だねて

自分も使ってるがCD ナッツの特用袋とか

でも、ほんとに必要だろうかすぐに持ってこいは必要か?と思う、すぐに来てくれるがそんなに急がずともと思うことも

多い、不在票が入る、再配達を連絡する。

これいつも思うが黒猫なりさがわなりの近くの配送所に引き取りにいったら100円引きとかしてくれたら

引き取りにいくのにねて思う。

ほんとにこのままでいいのだろうか日本の物流・・進歩を求めすぎだろう

ドローンで運ぶとか必要ないだろう、それを聞いたときに思わず笑った、アマゾンでもすぐに持ってくるサービス

があるみたいだけど、それでいいのかなと思う。

人間ばかにならないか?便利になりすぎて大丈夫かと心配になる、そうそう今からお花見するか?とアマゾンのデリバリー

に注文したらビール、つまみとか1時間以内に持ってきてくれる公園に・・

昔はテープデッキを買うのに電機屋を何軒も回って、あそこはいくらやったいくらになるの?て値切って

時間をかけて買ったもんだ・・今はネットで一発最安値でるもんね

いつも思うネットの発達で今一番便利性を求める人たち、一人ぐらしの老人 田舎くらしの老人には活用されにくい

必要とする人にサービスが行き届かないそのハードルが高い、郵便局も効率性を求めて過疎地の郵便局が切り捨てられる

限界集落へはサービスが行き届かない・・・

日本はすべてがその構造になってる社会になった。

必要とされる人のもとへ適切なサービスなフォローがされない、税金がつかわれない、反対にサービスを受けることを

恥だとするキャンペーンをはる、門前払いである特に生活保護でみられる、ほんとに支援が必要なところに行き届かない。

アベノミクスでなにがもたらされたか・・アホだから有効求人倍率はすべての県で1倍を超えたといってる→地方から労働

力人口が減っている、都会への労働力の流入 若者が地方から出ていく慢性的人出不足で産業が育たない、おまけに雇用が

200万人ふえた、正規雇用も50万人増えた!自慢するが・・非正規雇用が150万人増

コメント

太陽は気を失う 乙川優三郎

2018-09-27 20:13:14 | 2018年 本

乙川優三郎の本は時代小説を何冊か読みました。

人情物で男女のこころの機微を情景あふれる表現のものがたりでした。

現代小説は・・・

短編集の14作、短いものがたりにこころのふるえるような物語が・・

主人公は50代から60歳あたり、ちょうど自分ぐらいの年齢が中心のものがたりだ

それほど成功したような主人公もいないし、どちらかといえばいいことのない人生の主人公に

あたる一筋の光のようなもの

自分におきかえてみていろいろと考えたりした

なんか成功もしてないし、ぱっとするようなものもないし、それほど自慢するものもない

振り返ればなにもこれはというものはない

でもなんでもよい、世間でいう成功したてなんだろうかねと思う、

そんなカッコいいものでもない、ほんとのところは

そうそう、この本の坂道はおしまい、は主人公は60前の女性、印旛沼のほとりに住んでいる・・

海にたどりつけない川は外房の町

日曜にもどるからも外房の町(たぶん大原)

 

コメント

日本の歴史をよみなおす 網野善彦

2018-08-25 09:10:04 | 2018年 本

最近 三浦先生のリベラルアーツセミナーにでて歴史学者の網野善彦さんと民俗学者の宮本常一さんは

ほんとの日本の姿を知るにはといわれたので、読んでいる。

網野善彦の日本の歴史の分析はすばらしい、一体われわれは教科書でなにをならってきたのだろうかと思う。

内容は 1貨幣と商業 金融 2畏怖と賤視・・・古代の差別、悲田院の人々 けがれの問題 の出現

・・・東日本と西日本の違い(これに関しては自分も関東にきてからびっくりはしました)

3女性をめぐって 4天皇と日本の称号 これは目から鱗 天皇の称号は天武 持統から 推古天皇あたりからと

思っていましたが随分あと700年ごろから天皇の称号になった そして日本国という称号もあくまで大和を中心とした

畿内をおさめる国の称号であったので、九州 東北 北海道 沖縄は違う国家民族であったということです。

あほの女性歌手が前のサッカー応援で混じりけのない青い血とほざいていた、お笑いもの・・一体当時の純粋たる

大和民族は日本の何パーセントいるのであろうか?0.0001%てなところかもしれない。

大いなる誤解がある統一国家としての天皇ではなかったということを知らない人が多すぎる。

5日本の社会は農業社会か? これも目から鱗・・ 6海からみた日本列島  西と東の文化の差

DNAの分析すると西日本に住んでいる人たちと朝鮮半島に住んでる人たちとかなり濃い類似性があるのがわかっている

そして東日本に住む人たちとはアイヌ人に近く 同じ日本で大きく異なるということ。

もともと国の形としては東日本と西日本はまったく別物であったと考えるのが適切だとおもわれる。

7荘園 公領の世界  8悪党海賊と商人 金融業者 9日本の社会を考え直す。

おもしろい!今まで読んだ歴史の本なんぞ足元におよばない先生の歴史はスケールが大きい

西と東の衝突という部分では長野県の諏訪大社がその歴史がいわれている 諏訪の山の民狩猟民族 に

弥生の農耕文化が入り込み 両方で争いになったのを静めたのが諏訪大社の成り立ちともいわれている。

このスケール感をみれば明治維新賛美の小説はやはり小説事実ではなくスケールも小さいように思える。

コメント

6・28 大正=歴史の踊り場とはなにか 鷲田清一 佐々木幹郎講演会

2018-08-25 08:40:05 | 2018年 本

6月28日 八重洲ブックセンターギャラリーで鷲田清一 山本幹郎さんの出版記念講演会があった

会社からも参加希望者は入場券をもらえるのでいってきました。

鷲田清一さんはなんといっても毎日連載されている朝日新聞の折々の言葉が有名な哲学者で京都市立芸術大学

学長。出身は京都。佐々木幹郎さんは詩人で中原中也研究の一人者

お二人の対談

今回はサントリー文化財団の研究会の可能性としての日本の中間総括として出された本ということです。

明治以降の日本を見る場合、大きく変動して花が開いたのが大正期、これが現在の日本の始まりともいえる

今ちまたでいわれている明治150年という言葉にお二人は否定的です。

明治150年という言葉は語りたくない。

なぜかといえば・・明治以降人 労働力の供給地としての東北 明治以降後回しにされた東北

沖縄にとっての150年 これは大きく意味が違ってくる。

民にとっての現代社会の原型は明治になく大正期にある。

流言ーヘイト(関東大震災) 地方(ちがた)-町方(まちかた) ジェンダー

サラリーマンの登場 モダンジイ

成金と細民 民衆 群衆 大衆という表現の登場 河上肇 貧乏物語ーベストセラーになり金持ちと貧乏が明確になる

現代的格差のはじまり。

集合住宅は文化住宅と呼び、包丁は文化包丁と呼ぶ

ざざっと後援会の自分のメモです。

ざっと2時間弱の講演だった。

明治150年を盛んに安倍の周辺と日本会議はいっているが、その裏にかくれた汚いものを読まねばならぬ

あの明治の天皇中心の皇国思想における長州閥支配の政治の復活、富国強兵時代の礼さんする

明治100年式典かなにか佐藤内閣の時にやって大面目にもめたとのこと。

明治は日本の夜明けではないということであろう、クーデターによる近代化藩閥支配と軍国支配の富国強兵

この思想があの朝鮮併合 満州事変 日中戦争 南京大虐殺 そして太平洋戦争 多くの戦死者は戦いであくなった人数

より飢餓と病気で亡くなった人が多い、無能な日本軍幹部無責任体質 そして東京大空襲 沖縄 広島と長崎原爆投下・・

ソ連参戦により引き上げの悲惨さ もとはといえば日清戦争と日露戦争に偶然勝った、それも乃木の人を無残に犠牲にした

203高地・・・くさった明治維新 自分は評価はしない 歴史は歪められて教えられている。

最後にサインをしてもらった・・

大事にしようこの本。

コメント

望郷 湊かなえ

2018-08-18 23:58:16 | 2018年 本

すっかり、外は秋の気配になってきました、今夜はエアコンを付けずに寝られます。

夏も過ぎ去った感じがします。

湊かなえさんの作品は初めて読みました、望郷 初期の作品です。

瀬戸内海のO市の向かい側の島 白綱島市がO市に合併された・・

ああ・・因島だ・・

白綱島を故郷に持つ主人公の故郷へ帰る物語りの連作です。

島にいるときに悲しい過去をもち島をでて帰ってきた人たちの心がえがかれている。

閉鎖的な環境でもあり、温かい島でもあり

自分のよめの故郷が広島の島なので、結構なんか風景がうかぶ感じだった・・

たまたま父がなくなる二日前ぐらいに、京都から定年を見越して島へ住むのもいいかもしれないと

思いながら住宅地の値段をみた、100坪で150万ぐらいの宅地 平屋で80平米ぐらいあれば

十分だなとか考えたりしていた。なんか不思議な感じがする。

 

コメント (2)

話術 徳川夢声を読む

2018-08-06 17:47:22 | 2018年 本

活動弁士の徳川夢声!

晩年はライフワークである宮本武蔵を初めてラジオ朗読をする NHKでマルチタレントとして活躍とあるが

自分の記憶にはない亡くなられたのが1071年

話というのは奥が深いもんなんだ・・話というのを体系的に書かれていてなるほどと思う部分が多々ある。

話し方。。この年になれば話し方もプレゼンや会議などを通じてある自分のパターンができあがってしまってる

ようです、とくにプレゼンは的を絞る相手にそこに関心を100%むけさせるようなパワーポイントを作る必要が

ある、一番だめなパターンは見た目にこだわり、あれもこれもと総花的にいろいろいれることにより関心が分散する。

メインの部分で合意が形成されればいい。

話し方、なかなか身に着いたのはなおらないが・・・話し方に気をつけていくことも大事なのかし

そして高齢の人との話をうまくできればこんご定年後を考えれば役にたつかもしれない。

コメント (2)