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My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

首都感染 高嶋哲夫を読む

2020-05-22 21:15:48 | 2019年本

2013年の作品、ちょうど新型インフルエンザが2008年だったと思うが

新型インフルエンザのより最強にしたウイルスが出現するという小説。

中国雲南省で村人が全体が亡くなるウイルスが発生 ちょうどそのころ北京でサッカーワールドカップ

が行われており、世界から多くの人が北京へ

中国の発表は遅れて発表・・すでに北京にもウイルスが蔓延。

中国から帰国する飛行機を受け入れあとは封鎖、帰国者は隔離へ

世界各地へ新型最強のインフルエンザは致死率が60%

隔離したが、ついに市中へ感染・・・

都内に患者があちこちに発生、地域を封鎖していくが追いつかず、病院も崩壊寸前で

空前絶後の首都封鎖をする、多摩川~環状八号線にぐるっと自衛隊で封鎖。

首都封鎖でパニックになるが封鎖はとかない、全国に広がらないように封鎖

・・

すごい予告のような小説

総理大臣のリーダーシップと厚労大臣の医学的見地(元ドクター)

と現場の医師のすばらしさがでていた。

まあ・・・

今のアホの安倍とは月と鼈 ほんとにあほですね・・なさけない 日本を滅ぼしますよ安倍は

もう早いとこ逮捕しないと

最近ネットで東京大学先端医学研究所名誉教授の児玉龍彦先生の話を聞いているが、最初のころから

だんだんとわかってきたことがあると、抗体検査で1000人のサンプルでigm iggの出方が

初感染する動きになっておらず、推測ではなんらかの風邪ウイルスにすでにかかっており一定の免疫が

あるかもしれないとの話があった、致死率が欧米と中国内陸部は高いが、台湾 香港 中国沿岸部

韓国 日本 は極端に致死率が低いというのがこれではないかと推察されると、まだまだ解明はでき

ないがと・・これが進めば治療薬の開発にも早くできるとおっしゃっていた。

それは自分もすごい疑問だった日本の致死率がなぜ低いか・・清潔にしてるとか、マスクの習慣があるとか

手洗いの習慣とか いろいろいわれたが・・先生が言われたあたりにすごい納得した。

 

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この国の品質 佐野眞一を読む

2019-12-30 19:39:41 | 2019年本

佐野眞一の本

2007年刊行の本なので10年以上も前の本ですが、読んでみて全然古くはない、今現在の時差も

内容に読むことができた。

ルポルタージュ ノンフィクション作家

自分が初めて読んだのは、カリスマ 中内功とダイエー王国 

東電OL殺人事件

最近では宮本常一が見た日本

佐野さんの本はすべて弱いものの視点からすべてをとらえている、見たもの歩いて感じたものを中心に

書かれている、これはこの本でも歩く民俗学者宮本常一さんを尊敬し、宮本さんの人間としての

あたたかいまなざしに影響をされているのだろうと思う。

この本の最後は日本の下層社会として足立区でおきてる問題をあぶりだしている。

読んでいて、この10以上前のこの状況からより貧困化は進んでいるのだろうといえる。

日本の子供の6人に1人は貧困な環境にいるというデーターもある、確かに朝食はとらない

親がダブルワーキングやネグレクト状態でまともに食事できるのは給食しかないという子どもも多い

朝 授業中に寝てしまうこどもや倒れるこどもも増えていると聞く、低血糖症になっている。

こんな事態は10年以上前からあった問題で、これに輪をかけたのが小泉 竹中の構造改革

派遣労働法の改悪のくりかえし、爆発的に派遣労働が増大し 非正規雇用が増える。

日本は二流国だといえる・・・これほどの貧困がすすんでいる国は二流三流国だろう

ましてや安倍の身内や縁故経済を回すような独裁政権内では以前の中南米の独裁国とかわらない

外国訪問して落としてきた60兆円もの金、不良品のアメリカの戦闘機を買う言い値で買うムダ金

イージス アショア3000億円の無駄、沖縄辺野古基地工事の軟弱地盤工事でかかるばくだいなる費用

安倍は何をかんがえてるのだろうか、漢字もろくに読めない男が・・・

この国のトップのレベルは国民のレベルと一緒だということです。

年末に最後にいいたいとをいいました。

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田園発港行き自転車 宮本輝 を読む

2019-12-25 19:13:52 | 2019年本

舞台は富山 入善 魚津

父が駅前に自転車を残してなくなった、そこからはじまる、家族のものがたり

富山と京都 東京の三都市の家族が運命を交差する。

すごいこの物語には人の縁という不思議さがある、こうつながるのか・・・と

入善から黒部川の上流にいったところの愛本橋からみる月がすばらしく美しい

雪月夜・・

読んでいて最後は少し眠くなる感じでした。

 

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鬼平犯科帳12巻 13巻 池波正太郎を読む

2019-12-19 21:54:41 | 2019年本

間をおいて、池波正太郎 鬼平犯科帳12巻 13巻を読む

13巻の方は特にユニークな話が多い

長谷川平蔵一行 妻と 蜜偵 彦十 おまさ 弁吉が熱海温泉に湯治にいつたときに

温泉であった盗賊利平治を江戸まで連れてきた話なんぞユニークで人情あり

鬼の平蔵といえども人情深い 裁きをする。

盗賊にもモラルがある、盗まれて難儀するものに手を出さぬこと、人を殺傷しないこと

女を手籠めにせぬこと この三ケ条を守らない盗賊を畜生盗めという・・・

そうそう政治家にもモラルがあるだろう・・

私利私欲の為にしないこと 私物化しないこと  金持ちの為に庶民から年貢を巻き上げないこと

漢字がちゃんと読めること 自分の頭で考えること

これができないのが安倍と麻生だね

どうみても反社 極道の妻たちに出てくる岩下志麻の旦那の親分

こんな感じよ

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周平独言 藤沢周平を読む

2019-12-16 21:33:39 | 2019年本

小説家で日本の作家で一番好きな作家 である藤沢周平

あれとあれはまだ読んでないという本はあるがほぼ90%ばかしは読んだ。

中学生から大学生まで時代小説と言えば司馬遼太郎だった、そのあと山本周五郎を読んで

30代からは藤沢周平を読んだ・・

藤沢周平の時代小説の特徴とはなんであろうかと考えるのですが言葉でうまく言えない

言葉を選ぶなら 清らかな 下から見る視線 肩肘をはらない 目立とうとしない

見えないところに光をあてる  雪国 ・・・庄内

この本は藤沢周平氏が新聞や週刊誌に乗せたエッセイ集です。

歴史の裏話 鳥居元忠の奮戦 庄内藩主酒井忠発 大石内蔵助の真意 一茶という人

などなど・・それと独り言

読んでいてここちよいのは、読者の視線からというのと自分を自慢しない 自分の大きく

見せない のが藤沢周平さんの人間性がでているような感じがする。

エッセイで残念なのが小説は好きだが浅田次郎のエッセイ 伊集院静のエッセイは好きになれない

なぜなら上から目線だからだ、自分はどうしようもない奴だといいながら大きく見せるのがうまい

のがなぜか鼻につく、その手のエッセイは好きになれない 読んでいてやる気もわかんし

・・・たぶん若いときに読んだら 30代に読んだら共感するのかもしれない

もう60が見えてきた今はやはり藤沢周平さんの言葉に共感する。

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倒産の前兆 帝国データーバンク情報部 を読む

2019-12-12 21:14:52 | 2019年本


八重洲ブックセンターに帰りにいつもどおりぶらりとよる。

目についた 倒産の前兆 

営業の仕事をしている中でも結構自分の仕事は債権保全などの仕事が重点的にあるから日常的には

いろいろとデーターなり、現場 倉庫なり目利きはしている。

とりわけ小規模な会社では経営者の健康状態が重要でもある、日常的ななにげない会話にそれをみいだすのは

重要な仕事、世相の話から消費税の話、小規模経営者はかなり怒っている。

法人税の特別控除についても大企業優遇と怒っている、たしかに法人実効税率は29.97%

資本金100憶超の大企業は租税特別措置で16.3%平均になっている。

安倍政権になってから」法人の減税措置は1兆円をこえる。

そして消費税は上げる。

小規模経営者の怒りは半端ない!消費税というがこれは売上税だ!といわれている、ほんとそのとおり・・

机の上が乱雑な得意先は危険というのはあたっている、以前自分の老舗得意先の事務所の机 営業の机はかなり

乱雑でなにがどこにあるのかという感じだったが10年後廃業した・・

この調査ポイントは間違いない

そうそう今の若い人は小切手を知らない人とか多い、見たことがない人が多い・・

 

 

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ぼくたちにもうモノは必要ない を読む

2019-11-23 20:17:58 | 2019年本

ここ数年流行りのいわゆるミニマリスト

でもなにかネットとかで見てるとかなり極端な感じがしてこわい、一種の何もない精神病棟のような感じ

すらする動画が多い。

自分もモノを持たないでおこうと思ったのは2011年東日本震災以降 すべてが一気に流される

映像を見て、家族の写真も服も車もすべて流されてるのを見て、今までの生活の仕方が間違ってるというのに

気が付いた。

それからモノに興味がなくなりつつあつた・・・

千葉の家から単身赴任で今のアパートにい引っ越ししたときにかなりのものを捨てた、必要ない。

いらないものはジモティで無料でとりにきてもらった。

今は2DKのアパートですが。これでも広いと思えるようになりました。

江戸時代の裏店の間取り土間とたたきと6畳ほどの一間で生活する、家具やなべなどは損料屋というのが

あってレンタルするシステムになっている、江戸時代の下町の町民はモノを持たない

それが快適に思えるように感じる。

なんといっても自由に移動ができる、仕事がかわってもすぐに引っ越しできるというかトランク一つで

行けるような感じはいい。

死んでしまえば、残したものはただのごみ、残されたものに迷惑をかける。

昨日からアメリカの猿真似してブラックフライディーといいなら大安売りやポイント10倍とかいって

必死になって需要を喚起しようとしているが、消費税あがった上に、公共料金など基礎部分も消費税分が上がってる

んだからより懐は厳しい、

これはいい機会だからモノを買わない生活をできるだけ実践してもいいのかもしれないと思う。

ダウンサイジングな生活がこれからはトレンドになると思う。

でも本は買ってしまうね・・これだけはやめられないのが現実だな・・

さくらを見る会いよいよ化け皮がはがれてきた!うそもここまで平気でいえれば泥棒だ!

この国の支配者どもは税金の私物化と庶民からの搾取で暴利をむさぼり、国の基本の教育までベネッセなる教育

産業の餌食になっている、関電は原発マネーを高浜町の死んだ助役を通じて関電経営者に還流させ、世耕はじめ

原発推進政治家にも還流している、そして福島原発で働いている労働者は東電社員でもなく一次下請けの東芝子会社

でもなく四次 五次下請けの労働者であり、給与と別の一日の危険手当1万円は中継ぎのピンハネ会社を通じて

労働者には3000円しか払われないといううやくざなな原発利権、こんな日本は一流国でない三流国としかいえない

こんな搾取がまかりとおるのはどこかやばい国ではないか。

ありとあらゆる事象を見る目は支配するもの支配されるもの、搾取するもの搾取されるものという視点が必要だ

それがないと正しい社会の見方はできない、今生きているのは資本主義なのだからその視点が必要だ。

なんか話が熱くなった。

熱があるかも・・・

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東と西を語る 日本の歴史  網野善彦を読む

2019-11-04 09:23:13 | 2019年本

歴史学者 網野先生の本を読む

独特な歴史観 問題意識が日本人は同じ言語・人種からなるという単一民族説にとらわれすぎていないか?

日本列島の東と西に生きた人々の生活や文化に見られる差異が歴史にどんな作用を及ぼしてきたかを考察し

考古学から社会 民俗 文化人類等に分析して

通説化した日本史像を根本から見直した野心的な論考。

ゆがめられた日本史像が、それ自体、日本人にさまざまな形で影響を与え、歪んだ社会現象を生み出している

いるものを見逃すことができない。

現代の日本人である沖縄人、アイヌに対する屈折した差別、さらに朝鮮人に対する長年のいわれなき差別は

間違いなく単一の日本民族、古代以来の単一な日本国家を前提とする歴史像にその根拠をもってると氏は思う。

また被差別を異民族とする全く誤った偏見も、同じ根から発するもといえよう・・・

この縄文文化の分布をみれば日本が東の文化と西は大きく違う

もちろん稲作が伝わるまで相当の時間もかかった。

などなど読んでいてほんとにおもしろい、歴史の教科書でならったのをひっくり返す本だった。

なかなかいい、歴史の見方がかわる。

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鬼平犯科帳 11 池波正太郎を読む

2019-10-25 09:49:30 | 2019年本

忘れたころに読む、池波正太郎 鬼平犯科帳

短編7話 今回は火付け盗賊改長官 長谷川平蔵が落ちぶれた浪人姿汚い食い扶持にも困るホームレス

浪人に変装して立ち回りをする、変装は浪人姿はよくするが、ここまで乞食浪人姿になるのは初めて

かもしれない・・「土蜘蛛の金五郎」これがなかなかおもしろい、乞食には店のうらでただで食べさす

飯屋があると聞きつけ潜入、そこが盗人の連絡所であった・・

長谷川平蔵の裁きは人情あふれる裁き・・

今の日本では考えられない忘れてしまったものがあるように思える。

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楠正成 北方謙三を読む

2019-10-24 09:07:13 | 2019年本

北方謙三の歴史もの

楠木正成

楠井正成といえば・・青葉茂る桜井の~と歌が出てくるが 正行との別れ

北方謙三の楠木正成は建武の新政で正成が悩むところまでで終わっている。

河内で悪党として活躍した楠木正成を中心に悪党として如何して支配し暮らしていたかが

リアルに表している、表舞台だけでなく、畿内中心の悪党を描いている。

太平記とかではでてこないところをリアルを描いているのだ。

武士でもない農民でもない悪党というのを詳しくわかった。

おもしろい。

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雇用身分社会 森岡孝二を読む

2019-10-21 08:53:26 | 2019年本

小説ガラパゴスを読んで今の非正規雇用 派遣労働の実態が小説を通じてリアルに感じた。

そこまでか・・・・これは現在のカースト制度か・・

この森岡孝二本は

雇用形態が現在では身分として固定されていると述べている。

簡単に言えば非正規におちると正規への道が途絶える、ずっと非正規になる社会

労働条件は底が抜けた?派遣はいつまでも切られる身分。パートは賞与なし、昇給なしの低時給で雇止め

される身分。

正社員は時間の鎖に縛られて奴隷的に働くか、リストラされて労働市場を漂流する身分

こんな働き方があっていいのか。

この30年で様変わりした雇用関係を考えここから脱出する道を考える。

やはり悪の元凶は小泉構造改革 竹中の悪のするわざだといえるだろう

派遣労働法を30年前に戻すことがまずはすべきではないかと思うのだが・・・

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友罪 薬丸岳を読む

2019-10-20 08:19:49 | 2019年本

なかなか 考えさせられる本だった。

593ページの大作

2年前にTBSラジオ 久米宏ラジオなんですけどで薬丸岳が出演されて読んでみようと思いながら今になった

映画でも上映された。

ものがたりは

埼玉の小さな工場に就職した益田、もともとはマスコミ希望だったが週刊誌の世界に幻滅しとりあえず食べるために

寮完備の町工場に 同じ日に入社した鈴木と出会う。

無口で陰のある鈴木だつたが同い年の二人は打ち解けていく。しかしあるとき益田は鈴木が十四年前、連続児童

殺傷で日本中を震えさせた黒蛇神事件の犯人ではないかと疑惑を抱くようになり・・・・

だまされてAVの世界にはいってしまい、逃げてきた女性事務員 

すべてをリセットして生きていくことは難しいのか・・

身をひそめることは難しいのか・・・

色々と考えさせられる小説だった。

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上級国民下級国民 橘玲を読む

2019-10-15 20:53:13 | 2019年本

この上級国民 下級国民という言葉が ネットでクローズアップされたのが

池袋の車の暴走事故で母子が亡くなった事件で、犯人が元経済産業省工学院長かのということで

実名はだされないし、おまけに容疑者扱いもされない 本来なら身柄拘束で逮捕なはずだが・・

次の日横浜だったがバスの運転手が居眠りがないがで人をひいて実名入りの」現行犯逮捕

これについて上級国民だから優遇されているというのが大々的にひろがった。

この本にかかれてる現象はほんとのことであろう

大本に非正規雇用から抜け出せない ずうっと非正規で結婚しないとか

一度下級国民へおちたらそのまま抜け出せない・・

いろいろと考えてる・・なぜこんなに生活が苦しいのに安倍の馬鹿を支持するのか・・理解できない

といつも思うが・・

自分の考えで行けば、マスコミの一億総馬鹿化戦略 台風でこれだけの被害があってももう平気で馬鹿な

番組を馬鹿な芸人集めてやっている、ニュース番組もワイドショー化している

もちろんワイドショーはどうでもいいことばかりやる、安倍を守るために安倍に都合の悪いニュースが

ある時はなぜかきまってゴシップがながれる、清原とか飛鳥とかワイドショーねた

そして韓国の法相のスキャンダルをこの日本で大々的に報道するあほさ加減、それにどんな意義があるのか

甘利は 稲田は 加計問題もうやむや 森友もうやむや 都合の悪いことは全部隠す。

新聞を読む人口が激減している。

それ以前に、自分の目の前のことで毎日せいいっぱい、考える余裕がない 明日のパンが」大事ということ

だと思う。

現象面でいけば上級下級となるが

資本主義社会においてはあくまでも資本家と労働者という階級社会ということを踏まえて考えることが

大事でこういう格差がでるのは当然のことで、はるか昔 マルクス先生が予言してる。

高度に発達した資本主義における搾取は頂点に達する。

いま世界は高度な人類として進むか 欲望をおいかける動物としてのホモサピエンスとして生きるか

の大きな選択にきてるだろう

今の日本は動物社会 欲望の肥大化した一部富裕層と政治家 官僚が富を牛耳る社会といえよう

富裕層は下品だと思ういや下品だね・・下品 

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二畳で豊かに住む  西和夫を読む

2019-10-02 17:07:04 | 2019年本

二畳で豊かに住む・・

ぱっとでてきたのが鴨長明 方丈記

この本で紹介されていたのは内田百聞の二畳で夫婦で住む・・戦後の空襲址で仮住まいで

二畳で住んでいた。

次は高村光太郎の岩手県花巻市の山小屋

高村光太郎の案内という詩

三畳あれば寝られますね

これが水屋

これが井戸

山の水は山の空気のように美味

この小屋には土門拳も何回か訪れたとのことで

山小屋での高村光太郎の写真が載っていた。

多摩川渡船場の二畳小屋・・・これは持ち運び可能で川が氾濫したら持ち運ぶという動く小屋

正岡子規の病床

四国八十八か所遍路のお茶堂 

なにか憧れてしまう・・テレビのCMで子供のころは狭いところが好きだったてあるけど

そうそう 子供ん頃はそうだった 若いときは部屋の大きさなんぞ気にもならなかった

ほとんどの学生が4畳半~6畳一間でトイレ 風呂共同の下宿に住んでいた。

どこから家族で住む家て意識したのだろうかな・・・

大きな家て必要か???てほんとに思う、

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ガラパゴス 相場英雄を読む

2019-09-30 18:46:45 | 2019年本

すごいショッキングな小説

殺人の動機が今まで想像できなかった事件

・・・

警視庁捜査一課継続捜査官 田川信一 は三重県亀山市 岐阜県美濃加茂市 を訪れる・・・

そこで田川が目にしたのは 国際競争に取り残された島国で独自の進化を遂げる国内主要産業の実態だった

過酷な労働環境の中で非正規労働者の実態

非正規雇用は厳しいというのはわかっていたが、こうして小説にリアルにしてみたら自分の想像以上に

厳しい状況だというか人間扱いされないのが現状 部品として扱われる 企業と人材派遣会社の欺瞞。

この小説ででてくる大手人材派遣会社はパーソネル(?)パソナを想像するね・・

派遣の大企業はトクダモータース 不正検査で新車を販売 

大手はイヨタ

読んで事件ものだが・・派遣から正社員にしてやるというモチベーションで犯罪に手を染めさす

派遣になれば一生派遣だ ここからは抜けられないという叫び

読みながら思った・・・

日本の大金持ちの生活というのは我々には見ることができないし、ほとんど接点がない・・

そして貧困層の生活もなかなか表に出てこない、あえてマスコミもださないのかもしれないと最近思う

いずれにしても悪の元凶は労働者派遣法改正した竹中平蔵 小泉純一郎が悪の根源。

大臣をつとめた竹中はパソナの会長とな 超悪者竹中は日本を潰したといつてもいいだろう

こいつは許すことができない。

八重洲ブックセンターでのサイン本です。

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