
親不孝長屋
人情時代小説傑作選
著者は・・・
池波正太郎 「おっ母すまねえ」
平岩弓枝 「邪魔っけ」
松本清張 「左の腕」
山本周五郎「釣忍」
宮部みゆき「神無月」
すべて、親と子供を主題にした作品
人情あふれるものがたりは涙がでそうな感じにもなる、こういう時代小説にどうも弱い(笑)
今のこの時代に忘れてしまったものが・・いっぱいつまってるような感じです。
ほんとに今の時代 人情とはどこにいったんだろうか・・・
ほんとそう思うとさみしいもんです。
特に宮部みゆきの神無月は泣けてくる・・
父親と病弱な5つの娘のものがたり、娘のために薬をなんとかするために、神様のいない暮れの12月に盗みにはいる父親・・娘をすこしでも長生きさせたいという気持がそうさせる、それも神様のいない12月に・・・