ここのところ、というか以前からもそうなのですが、現代小説が少々読むのがしんどくなってきた
今のこの時代の小説というのが読んでいてしんどい、自分と比較してしまう窮屈さを感じる・・
おれたちバブル入行組とかロスイジェネの逆襲とか読んでいてしんどい・・現実の仕事のしんどさを余計に疲れさせる感じがする。
浅田次郎の小説はすんなりと入る、山崎豊子は別格だ、舞台が昭和ならすんなりと入る・・
どうしても時代小説になってしまう、藤沢周平が一番 山本周五郎 池波正太郎 司馬遼太郎・・・あと宮部みゆきも面白い
やはり藤沢周平の小説は南海でも読める、蝉しぐれ 雪明り たそがれ清兵衛は映画にもなったが何回も読んだ。
池波正太郎の真田太平記はただいま2回目を読んでいる、鬼平犯科帳 剣客商売も読んだ、少しの開いてる時間に読むにちょうどいい
結局小説は時代小説をこれからも読んでいくのだろう、それと長編作を読むのがやはり面白い
完璧に読書傾向が老人
最近の売れっ子時代小説家の葉室麟も結構読んだ・・傾向は藤沢周平によく似た感じ 九州を中心とした小藩ものが多い
これも藤沢周平の海坂藩ものに似たところがあり、かならずお家騒動や陰謀がある・・
国元と江戸屋敷詰めとの争いが多い、
この蛍草もその江戸と国元の若手との戦い、蛍草?て古今和歌集ではツユクサの事を蛍草というそうだ・・
このものがたりは最後は痛快時代劇エンターテーメントのような・・テレビ時代劇のようにタイミングよく危機的なところに
周りの人間がでてきてこらしめる・・このパターンやはり読んでて面白い
時代小説は悪物は最後は滅びる・・・
滅びてほしいい、現代の悪者 晋三 太郎 黒田 みんなほろんでしまえ・・
だれか破れ傘東洲先生のように、てめえたちゃ人間じゃねたたき切ってやる!とか
鼠小僧次郎吉が政治家の先生が持っている献金と政党助成金 政治活動費とか永田町に盗みに入って母子家庭に撒いてくれないだろうか・・
水戸黄門御一行が各県の議会をまわり不正資金をあばいてこらしめてほしい、このもんどころが間に入らぬか!!図が高い!議員ども!!
民の金を不正に遊興費や老後のためなど金をため込むとは不届き千万!追って藩主より沙汰があるであろう・・
現代の七人の侍が東京電力の無責任、原発事故の責任者をやっつけてほしい、国民の稼いだ金をかすめとり金持ちに運ぶ不届き野武士軍団
を征伐してください、志村喬様
天草四郎どの、沖縄で翁長さんと一緒に戦ってほしい。
時代小説はやはり基本は弱いものへのまなざし、理不尽なことに対する怒り、強く傲慢なものに対する反抗
これがあるからやめられない。