今年は文学作品をとにかく読もうという目標で夏目漱石を読んでいたが
少し休憩で 太宰治
昭和19年 津軽風土記の執筆を依頼されて3週間にわたって生まれ故郷の津軽を旅行した時のことが書かれている本
太宰の作品としては一風かわった作品、少々ユーモアな部分もありの感じで津軽の旧友との親交を深めえるところがあったりで
青森 蟹田 今別 浅虫温泉 五所川原 生まれ故郷の金木 中里
鯵が沢 深浦 最後は小泊
小泊では太宰を子供のころ面倒を見てもらってた女中さんを訪ねていくところで終わる。
旧家に生まれた者の暗い運命がある、古沼のような家からどうして脱出するか
さらに自分自身からいかに逃亡するか・・・・
それにしても文庫本の表紙がすごくきれいだ、山は岩木山・・