60代の論語 再読しました。
ちりばめてる言葉・・・
60代になっても学びはすべきだ・・60歳をすぎたら人格勝負。
「学べば則ち固ならず」 60代からの読書は素直になるために読むんだ
という風に考えて読書の領域を思い切って広げてみる、そんな読書は心を
若くする学びでもある。
「吾れ嘗て終日食らわず、終夜寝ず。以って思う。益なし。学ぶに如かざるをなり。」
一日をプラスにして終わる。
今日はこんな新しいことを学んだから、収支はプラスと一日を終えることが
できます。もやもやを抱えながら考え事をしてるより新しい知識を獲得して
満足するという生き方の方が、ずっと元気がでます。
「子、四を絶つ。意なく、必なく、固なく、我なし。」
60にして耳順うと合わせて考えると60歳になったら人の話に耳を傾け
「そうだね」とにこやかに柔軟に対応する姿勢が必要です。
若手を厳しく指導するのは40代50代に任せて、自分はできるだけゆるく
していくこと。いい年をして若手に青筋を立てたり、何か問題が起こった時に
責任のがれをしたりするのは、あまり格好が良くないし、自分自身も気分が良くありません。
周囲から「人格が丸くなったね」と言われる長老を目指してください。
君子的な楽しみの見つけ方
60歳をすぎれば、人生の勝ち負けは重要でなくなってきます。競争を勝ち抜いて
成功したとしても、早く死んでしまう場合もあるわけで、人生の幸せはそこにはないことを一度再確認したほうがよいでしょう。
これまでの人生を受容する。
などなど・・・
とても参考になりました。
60をすぎて確かに仕事でも丸くなったように思えます・・給料は減ったけど
そこは諦めでやるべきことをやるだけで、怒っているとみっともないと思う
ようになってきました。
なかなか難しいですね、領域を広げて読書するのは
そうしても慣れた感じの本をよんでしまいます。
私がそんな風に思って読みだしたのはもう70のころだったように思います。