My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

六道の辻

2011-06-04 13:19:07 | 京都の寺
建仁寺の南側少しいったところに六道珍皇寺があります。

さほど大きくはない寺なのですが

平安時代に創建された寺ということなのですが

この寺は・・・いわゆる野辺送りの寺です。

ちょうど清水寺の南、五条坂から今熊野あたりが鳥辺野といわれいわゆる葬る土地で

たぶん自分の知ってる限りではたしか風葬していたと思います。

鳥辺野てさだまさしの歌でもあります・・

その野辺送りするのにこの寺からしていたということです。

あの世と現世の境界がこの寺といわれてるのです

六道の辻・・・あの世への入り口

京都の寺のイメージが少し変わってくるようですね、京都にはあと十二坊のあたりにも

同じ野辺送りの蓮台野というのがあってそこには閻魔堂があります。

子供のころお盆になったら祖母につれられて閻魔堂にいった記憶があります、先祖さんを

むかえにいくといってました・・・

京都の神秘的な裏のところです、冥土と現世と・・・

あと有名なのが化野

ここには小野篁があの世へ通ったという伝説の井戸が残ってます

中にははいれませんが、格子から見てくださいと書いてあったので・・・

あれが井戸なんだろうか・・・

そして閻魔様もおられます

しかし京都の周りでは風葬をしていた土地があったので、京都のイメージもかなり

変わってくるだろうと思いますが、風葬といえばまだチベットか中央アジアあのあたりは風葬だったか

鳥葬だったか・・まだ実際やってると思います

しかしながら・・・心痛むのは

まだ発見されない行方不明の被災者の方

そして被災地でご遺体を身元不明で火葬処理された人々・・

処理しきれないので関東の火葬場でも移動して火葬したとのこと

人生の最後がこうゆう形で終わるというのは・・

きっちりともらう事もできずに人生を終わる多くの人たち


考えただけで心が痛みます

PS

今日もいい言葉を・・・・・

「我らはこの世に何も持たずに生を受け、また、何も持たずこの世を去っていく」

新約聖書テモテヘの第一の手紙

この言葉とても深い
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