KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

水曜登山会⑥大高見峰~城山

2017年09月06日 | 香川の里山
前回の槍戸山から3週間ぶりに水曜登山会で山歩きしてきました。

案内には天気がはっきりしないので、県外はやめて県内の

大高見峰~城山を車をデポして縦走するとあったので、

大高見峰から北側の登山道を利用するんだろうと思い、

一人ではなかなか縦走路としては歩けないコース(山を下りた後の

下道歩きが長すぎるので)なので、またまた痛めた腰の様子を見るのに

丁度いいと思って参加してきました。

森林公園の駐車場に集合して、1台に乗り合わせて丸河の登山口へと向かいました。

登山口は道が広くなっていて何台かは車を停めるスペースがありました。






大きな案内看板があるのですが、入り口は草が生い茂っていて

半信半疑で進んで行くと直ぐに杉林の中に登山道が続いていました。

しばらく歩くと階段が始まりました。この階段はほぼ山頂近くまで続いていて

3週間ぶりの山歩きとスタート直後からの階段歩きは堪えます。

この時期に里山を歩くことはまず無いのは、とにかく暑い事、次に大嫌いな

ニョロニョロが出てくる事、そして道のあちらこちらに蜘蛛の巣が張っているからで、

今日の登山道もストックで度々蜘蛛の巣を払いながら歩いて行くのですが、

時々気付かずに顔や手にまとわりついて難儀しました。









息を切らせながらゆっくりと登って行くと「高見坊」と書かれた頭を擦りそうな、

背の低い鳥居と石灯篭がありました。





他のメンバーもきついのか普段に比べるとほとんど会話がありません。








次に現れたのが案内板に載っていた「行者の石像」です。





途中で何か所かは左に開けた箇所があるのですが、今日はガスがかかっていて

ほとんど何も見えません。





登山口から約40分ほどで目の前が明るくなり、大高見峰に到着しました。








まずは高見峰神社の天狗様にご挨拶をして、一息入れます。














それにしても前回冬に来たときは、きれいな広場になっていたように思ったのですが

ひと夏でかなり草が生えています。

水分補給をした後、三角点へ向かったのですが、途中も背丈以上の草が生い茂り

足元が全く見えません。茂ったカヤを掻き分け踏み跡を探しながら何とか三角点に到着。

しかし三角点も山頂標も草に埋もれてしまっています。








夏場のこの時期には猫山ぐらいまでで、ほとんどこの大高見峰までは歩く人はいないようです。

大高見峰から小高見峰へと歩き、猫山との鞍部の阿弥陀越えまで200mほど下って行きます。

大高見峰山頂までの階段登りと阿弥陀越えまでのけっこう急な下り坂に

歩いた距離の割にはずいぶんと疲れました。




阿弥陀越えで一息入れた後、猫山への急坂になります。

最初はそれほどでもないのですが、山頂に近づくにつれ勾配は急になってきます。

疲れもピークに差し掛かります。

高度差は150mほどですが、途中にあるロープに掴まりながらの急坂。

額から流れる汗が止まりません。









ようやっとの思いで猫山山頂に到着。ここまで登山口から2時間半ほどかかりました。

しばらく写真を撮ったり水分補給をしたりして休憩です。湿度は高いのですが、

木々の間を抜けて吹く風が涼しく心地がいい。









猫山からの下りも疲れた足には堪えます。何とか鷹丸山への分岐到着しました。

ここまで来るとあとはアップダウンもほぼ無く、ほっと一息です。





林道の脇の登山道を歩くと途中に子猫山らしきピークがありました。





子猫山からは林道を歩いて、城山へと進んで行きます。

途中で曇り空の下、薄く飯野山の姿を見ることが出来ました。












林道を進んで脇道から最後の山、城山へと登って行きます。












登りになった途端にまた汗が噴き出してきます。

それでも日差しがない分ずいぶんと助かります。


登山口から3時間半で今日最後の城山山頂に着きました。












城山でも一息入れた後、283mのピークを通り、駐車場の裏へと降りました。

6kmほどの距離でしたが4時間15分ほどかかり、腰の様子見どころか

腰の張りが出る始末。結構疲れた夏の終わりの大高見峰~城山縦走でした。