KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC登山部2020.02.05 大仙山・遠見山・竜王山

2020年02月06日 | 香川の里山

今日のWOC登山部は自主トレ日?の予定でしたが、

山友のグランマー啓子さんのホームページを覗いてみると、

近場の庵治の三座を歩いているレポートがありました。そこで、もし興味が

あるなら一緒に歩いてみませんか?とFBにアップしたら、予想以上に参加者が集まりました。

お久しぶりのキョウちゃんと、さらにお久しぶりのさおりん

さらには徳島から初参加のもとちゃんにいつものあっちゃんとルリちゃん

女性陣に囲まれて、これはハーレム気分?と思っていたらコアラさんも早々に参加表明。

最後の山さんも、『面白そうやから行く!』なんて。果たしてコースが面白そうなのか、

メンバーが面白そうなのか、疑問点が残るところですが、当初のハーレム山行(笑)のイメージは脆くも崩れ、普段の山行となりました。


取りあえず今日は各自で現地集合という事で、高松市庵治支所(旧役場)の駐車場に集合。

漁港の側にある庵治支所。車から降りて開口一番『おはようございます。寒いね~』と。

今年に入って初めて顔合わせになったあっちゃんが『明けましておめでとう!』と、もう立春なのに。

するとまた私の顔が変だと言い始めました。『顔がまん丸やね!』と・・・・。

『丸いニット帽を被っているから顔が丸く見えるんや』とルリちゃんがフォローしてくれているのに

さらに『あごの下がぶよぶよやん!』と遠慮なしに散々なことを。 (T_T)



全員が揃ったところで、支所から今日の取付き地点になる皇子神社向かって庵治の街中を歩いて行きます。



その途中でさおりんが道の脇にある喫茶店風のうどん屋を指さして、ここの『あさりうどんが美味しいんです!』

『シーフードうどんや他にも変わったメニューがあるんです。』それを聞いたメンバーが『食べてみた~い!』と言い始めました。




予定では竜王山辺りでお昼かな?と思っていたのですが、『それじゃ~お弁当は軽く食べて、うどんを食べましょう!』

などと言いながら歩いて行くと、漁港の北側にある皇子神社の石段まできました。







急な石段を登ると、『世界の中心で愛を叫ぶ』のワンシーンであったブランコが

本殿前の庵治の漁港を見下ろす広場にありました。

その主人公の長澤まさみになりきって?ブランコを漕ぐ女性陣!

『逆光でよかったね!』(笑)







御殿山への入り口は本殿右奥にありました。擬木の階段と遊歩道のような道が続いています。








道の脇には水仙が植えられ、所々ケルンが積まれ木の枝には漁師の町らしい漁具がつるされています。













御殿山は地形図には山名はなく、山頂は東屋があり展望広場になっていました。

西南に白波のたつ海の向こうに屋島がきれいに見えています。




広場の奥にはさらに展望台の大岩とベンチ。ここでまた女性陣が何かになりきっています。

寒風の吹く中、兜島と鎧島の手前をフェリーが横切って行きます。







あっちゃんが何やらコアラさんに島か山の名前を聞いているようですが、

質問する相手を間違っていますよ!

もとちゃんも凍えながらハイ、ポーズ!

東屋の下で集合写真を撮って、遊歩道を北側に下って行きます。










江ノ浜方面に舗装路を歩き蛭子神社を見学した後、江ノ浜漁港へとくだって行きます。

途中にはガメラの顔のような巨岩。

古くからの漁港の町は、車も通れないほどの狭い路地が入り組んでいます。その路地を歩き県道への道を登って行くと

道の下に山羊が一頭。慣れているのかメンバーが声を掛けると寄ってきました。










急な坂道を登り県道を渡って旧庵治観光ホテルの横から大仙山への取りつきを探します。

駐車場の上の道を登り回り込むと登山口がありました。取りつきからいきなり急登が始まります。










急登が終わると一旦下がり、また登り返すと大仙山山頂です。

山頂の広場には大仙社の石造りのりっぱな雨乞いの祈祷所と、

その横には石仏群の一番上には観音様が南を向いて直立していました。










また周りには巨岩があちらこちらに有り、その内の一つにもちろんあっちゃんが飛び乗りました。

これくらいなら自分にもできると高所恐怖症の山さんが挑戦するものの

手前の低い方の岩の上で腰が引けながら立つのが精いっぱい。『そんなんでいかん。もう一つ向こう(高い方)へ』と

メンバーに言われて、渋々移動して見るものの、立つ事が出来ずにあっけなく 沈!










山さん僅か背丈ほどの岩ですよ!・・・・・。

岩の上で屈んだままでぐるぐる回る山さんを見てメンバーがひと笑いした後は、次の遠見山を目指します。




山さんが撮ってくれた写真。タイミングが合わず・・・・!




一旦車道迄下ってまた登り返します。以前に遠見山からこの道を登ろうとしたときは凄い藪だったのですが、

今はきれいに草も刈られ皆さんトントンと下って行きます。













しばらくは急登が続きますが、今日のメンバーは登りに強いメンバーばかり

苦も無く登って行くので、付いて行くのが精いっぱい。




急坂を登りきり尾根道を進んで行くと、南側に展望大岩がありました。

庵治の田園風景の向こうに屋島が見えています。キョウちゃんともとちゃんもにんまり!










尾根道にはゴロゴロと大きな岩があちらこちらに転がっています。




遠見山山頂も以前に比べると草が刈られて広い広場に、木の丸太で作られたベンチが置いて降りました。

南に広がる景色を見ながら休憩します。













ここでメンバーから『今日はどこまで歩くん?』との声が。東に見える竜王山を指さし、

『あそこが最後の山です!』というと『まだ、けっこうあるね。』どうやら皆さん、先ほどのうどん屋の

あさりうどんが売り切れないか気にし始めたようです。ただ時間的には竜王山まで廻ってもお昼を少し

過ぎるくらいの時間になりそうなので、竜王山でのお弁当は止めて、最終目的地はうどん屋を目指すことにしました。








遠見山山頂からの尾根道の途中には、今度は北側に大岩の展望台がありました。

麓には鎌野の集落と瀬戸内の海の向こうに小豆島。この大岩からの眺めも低山ながら最高の眺望です。







ここからの尾根道にも大岩が点在します。その内のひとつの大岩に上がってみるとまた

屋島や五剣山の見える眺望が広がっていました。










ウバメカシの林の道を下って行くと車道に出ました。













車道は尾根に沿って続いていますが、尾根にも道は続いています。ただ尾根道を歩くとまだアップダウンが

あるので『どうしますか?下道歩きでいいですか?』と聞くと、即『OK』の返事が。

既にみなさん、あさりうどんしか頭にないようです。




竜王山はあじ竜王公園として最近きれいに整備されています。

駐車場でトイレを済まして公園の山頂を目指します。ただとにかく風が強くて寒い!










以前、公園になる前にセニョさんが探して見つからなかった三角点は移設され、

公園の中にコンクリートに埋まって佇んでいました。

公園には石の町らしい、石材のアート作品が展示されています。










展望台まで登ると360度の眺望。東には陽の光で輝く志度湾の海の向こうに前回登った五瀬山も見えます。

皆さんのなびいた髪に風の強さがわかります。







鉄製の展望台のには手摺の上にかわいい鳥のオブジェ。足元を見るとこの鳥の陰が日時計になっています。







展望台のアーチを降りて、南に歩くと竜権さんのある竜王山山頂です。




山頂から遊歩道を歩いてさらに南側に下って行きます。










さあ~ここからは下道歩きで最終目的地のうどん屋を目指します。

途中にあった石の狸の横で、体形が一番近いと皆さんに言われてコアラさんが並んで写真。







下道を3.5km近くも歩いてやっとお目当てのうどん屋に到着。丁度お昼時でお店は満席。

しばらく待ってやっとあさりうどんにあり付きました。







出てきたうどんの上に載っているあさりが意外に少ないと思っていたら、

椀の底から出てくる出てくる、たっぷりと入っていました。これでなんと480円。

しかも食後にコーヒーまでついてきます。










あっちゃんはシーフードうどん、さおりんはなんとカツとじうどんを注文。

いずれもボリューム満点です。さらに今日はもとちゃんが手作りのシホンケーキを持ってきてくれていました。

お店の人の目を気にしながら、ふあふあのケーキとコーヒーを頂いて大満足の昼食となりました。







なんだか半分近くは下道を歩いたような一日でしたが、途中で計画変更、臨機応変?なところが

またWOC登山部らしくて、楽しい里山歩きとなりました。










今日の3Dでのトラックです。 (このアプリの無料版は編集ができないので、距離や写真が合致していません)