ここの所ずっと週中が雨模様。先週は体調もイマイチだったので、山はお休みして休息
日に。今週も雨予報だったけれど2週続けてお休みするのは身体がなまってしまうと思
い、雨が降っても安全に歩ける所はないかと探していたら、グランマさんが甫喜ケ峰の
コオロギランをアップしたのが目についた。そのページのURLを奥様たちに送ると、
ここ最近二人の共通の話題の、朝ドラの『らんまん』の牧野富太郎氏命名の花とあって
早速食いついてきた。『それじゃお昼ご飯はお弁当?それとも歩き終わって高知市内で
ランチにしますか?』と聞いたら『カツオのたたきが食べたい!』と返事があった。
大豊まで高速を走りICを降りて国道32号線を南下。32号線は大豊までは走る事は
あっても、そこから南へ走るのは高速道路ができてからは初めてかもしれない。そんな
話をしながらICを降りてから20分ほどで甫喜ケ峰森林公園の駐車場に着いた。
広い駐車場の周りには学習展示館や研修棟やトイレなどの施設もあり、まずは奥様たち
に学習展示館へコウロギランの咲く場所を聞きに行ってもらう。その間トイレの周りに
咲く小さな花たちの写真を撮る。
キツネノマゴ
キツネノマゴ白花
アキノタムラソウ
学習展示館から奥様たちがニコニコ顔で戻って来た。手には森林公園のパンフレット。
そのパンフレットの園内マップには、職員さんに聞いたお目当ての居場所がボールペン
で書き込まれていた。その地図が広い森林公園の中の宝探しの地図ように見えた。
まずはキャンプ場から一旦車道に出て『水源の森』から歩いて行く。
透き通った小さな水の流れを左に見ながら森の中を歩いて行く。最後に木の橋を渡ると
道はその沢から離れて少し急な登坂になる。
坂を登りきると林道に向かって今度は緩やかな下り坂になる。道の脇には可愛らしい花
たちがひっそりと咲いている。
ヒメヤブラン
ゲンノショウコ
キンミズヒキ
一旦林道に出てしばらく歩いて行くと草刈り機のブンブンと回る機械音が聞こえてきた。
林道の脇の草を管理の方数人で刈っていた。その作業を横目で見ながら林道脇の遊歩道
へと進んで行く。
シシウド
写真を撮った時には気づかなかったが、キノコの上に極細のクモが写っていた。
雨予報で期待はしていなかった展望台からの景色は意外と遠くまで見渡せた。左に物
部川と野市町と奥の山の上には見えるのは、確かお城の様な建物だったような記憶があ
る。視線を右に移すと高知市内まで見えた。展望デッキの案内板に大きなカマキリ。
足元には黄色く可愛らしいカタバミが咲いていた。
デッキのベンチに腰掛け菓子パンを頬張る。奥様たちも行動食を口入れている。
展望デッキから『アセビの森』の中を下って行くときれいな建物のトイレがあった。ト
イレの手前には派手な色をしたヒオウギがあちらこちらに咲いていた。
記念碑のある広場を通って正面に見える甫喜ケ峰を目指す。広場から山頂への道の途中
で一輪だけ咲くチャボホトトギス。
甫喜ケ峰山頂は木々に囲まれて眺望は無かった。文字の消えかかった山名板の前には、
三等三角点 平山 610.99m。
山頂から少し進んで行くと『この先公園外』の標識。グランマさんも何気にこの先へと
歩いて行ったようだが、そのブログをしっかり読んでいない私たちもそのまま進んでし
まい、途中で気がついて引き返す。分岐まで引き返し、『林道』の道標に従って下って
行くと、風力発電の風車のある『風の広場』に出た。この風車が高知自動車道からも見
える風車だった。
風の広場からはアセビの森を過ぎ、展望台のピークの下辺りまで林道を歩いて行く。途
中から道標に従って遊歩道へと進んで行く。最後に九十九折れの道を下って行くと、学
習展示館の裏側に出た。
駐車場の横にあるトイレの中にはシャワーと更衣のスペースがあった。さっそくびっし
ょり掻いた衣服を脱いで、少し冷たかったがシャワーを浴びてスッキリとした。
今日は降水確率70%だったが、一度も降られることなく花散策ができた。『やはり晴
れ男?のお陰かな?』と奥様たちに言われて、鼻の穴が膨らむへっぽこリーダーだった。
あまりにも小さなコオロギラン。山中でよくこんなものを見つけられたものだと感心す
る。牧野富太郎さんには見えないかな?
今日出会った花たち
タカサゴユリ
ヘクソカズラ
シコクママコナ
ヤブラン
イヌトウバナ
コウゾリナ
お昼ご飯はカツオのたたきの専門店より、色々とメニューのある市内の『漁ま』へ。
ところが駐車場もほぼ満車で、店内から外まで待つ人で行列が出来ていた。仕方がな
いので、近くの『西村商店』へ。ここでは何とか駐車する事が出来て、私はタタキも入
った『お刺身定食』を頂いた。この店も市内の人気店。次から次とお客が入れ替わり、
店内は賑わっていた。
食事の後は牧野植物園へ。今日出かけるときに家の奥様に『今日はどちらの山に?』と
聞かれて『高知!』と答えると、『高知まで行くん。だったら牧野植物園に連れて行っ
て欲しいわ!』と言われながら出かけてきた。そのせいで何となく後ろめたさを感じな
がらも園内に咲く花を眺めながら、のんびりと今日の花散策を終えた。
植物園の花たち
日に。今週も雨予報だったけれど2週続けてお休みするのは身体がなまってしまうと思
い、雨が降っても安全に歩ける所はないかと探していたら、グランマさんが甫喜ケ峰の
コオロギランをアップしたのが目についた。そのページのURLを奥様たちに送ると、
ここ最近二人の共通の話題の、朝ドラの『らんまん』の牧野富太郎氏命名の花とあって
早速食いついてきた。『それじゃお昼ご飯はお弁当?それとも歩き終わって高知市内で
ランチにしますか?』と聞いたら『カツオのたたきが食べたい!』と返事があった。
大豊まで高速を走りICを降りて国道32号線を南下。32号線は大豊までは走る事は
あっても、そこから南へ走るのは高速道路ができてからは初めてかもしれない。そんな
話をしながらICを降りてから20分ほどで甫喜ケ峰森林公園の駐車場に着いた。
広い駐車場の周りには学習展示館や研修棟やトイレなどの施設もあり、まずは奥様たち
に学習展示館へコウロギランの咲く場所を聞きに行ってもらう。その間トイレの周りに
咲く小さな花たちの写真を撮る。
キツネノマゴ
キツネノマゴ白花
アキノタムラソウ
学習展示館から奥様たちがニコニコ顔で戻って来た。手には森林公園のパンフレット。
そのパンフレットの園内マップには、職員さんに聞いたお目当ての居場所がボールペン
で書き込まれていた。その地図が広い森林公園の中の宝探しの地図ように見えた。
まずはキャンプ場から一旦車道に出て『水源の森』から歩いて行く。
透き通った小さな水の流れを左に見ながら森の中を歩いて行く。最後に木の橋を渡ると
道はその沢から離れて少し急な登坂になる。
坂を登りきると林道に向かって今度は緩やかな下り坂になる。道の脇には可愛らしい花
たちがひっそりと咲いている。
ヒメヤブラン
ゲンノショウコ
キンミズヒキ
一旦林道に出てしばらく歩いて行くと草刈り機のブンブンと回る機械音が聞こえてきた。
林道の脇の草を管理の方数人で刈っていた。その作業を横目で見ながら林道脇の遊歩道
へと進んで行く。
シシウド
写真を撮った時には気づかなかったが、キノコの上に極細のクモが写っていた。
雨予報で期待はしていなかった展望台からの景色は意外と遠くまで見渡せた。左に物
部川と野市町と奥の山の上には見えるのは、確かお城の様な建物だったような記憶があ
る。視線を右に移すと高知市内まで見えた。展望デッキの案内板に大きなカマキリ。
足元には黄色く可愛らしいカタバミが咲いていた。
デッキのベンチに腰掛け菓子パンを頬張る。奥様たちも行動食を口入れている。
展望デッキから『アセビの森』の中を下って行くときれいな建物のトイレがあった。ト
イレの手前には派手な色をしたヒオウギがあちらこちらに咲いていた。
記念碑のある広場を通って正面に見える甫喜ケ峰を目指す。広場から山頂への道の途中
で一輪だけ咲くチャボホトトギス。
甫喜ケ峰山頂は木々に囲まれて眺望は無かった。文字の消えかかった山名板の前には、
三等三角点 平山 610.99m。
山頂から少し進んで行くと『この先公園外』の標識。グランマさんも何気にこの先へと
歩いて行ったようだが、そのブログをしっかり読んでいない私たちもそのまま進んでし
まい、途中で気がついて引き返す。分岐まで引き返し、『林道』の道標に従って下って
行くと、風力発電の風車のある『風の広場』に出た。この風車が高知自動車道からも見
える風車だった。
風の広場からはアセビの森を過ぎ、展望台のピークの下辺りまで林道を歩いて行く。途
中から道標に従って遊歩道へと進んで行く。最後に九十九折れの道を下って行くと、学
習展示館の裏側に出た。
駐車場の横にあるトイレの中にはシャワーと更衣のスペースがあった。さっそくびっし
ょり掻いた衣服を脱いで、少し冷たかったがシャワーを浴びてスッキリとした。
今日は降水確率70%だったが、一度も降られることなく花散策ができた。『やはり晴
れ男?のお陰かな?』と奥様たちに言われて、鼻の穴が膨らむへっぽこリーダーだった。
あまりにも小さなコオロギラン。山中でよくこんなものを見つけられたものだと感心す
る。牧野富太郎さんには見えないかな?
今日出会った花たち
タカサゴユリ
ヘクソカズラ
シコクママコナ
ヤブラン
イヌトウバナ
コウゾリナ
お昼ご飯はカツオのたたきの専門店より、色々とメニューのある市内の『漁ま』へ。
ところが駐車場もほぼ満車で、店内から外まで待つ人で行列が出来ていた。仕方がな
いので、近くの『西村商店』へ。ここでは何とか駐車する事が出来て、私はタタキも入
った『お刺身定食』を頂いた。この店も市内の人気店。次から次とお客が入れ替わり、
店内は賑わっていた。
食事の後は牧野植物園へ。今日出かけるときに家の奥様に『今日はどちらの山に?』と
聞かれて『高知!』と答えると、『高知まで行くん。だったら牧野植物園に連れて行っ
て欲しいわ!』と言われながら出かけてきた。そのせいで何となく後ろめたさを感じな
がらも園内に咲く花を眺めながら、のんびりと今日の花散策を終えた。
植物園の花たち