KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC登山部・自転車部・航空部2020.08.05

2020年08月07日 | 四国の山
今日のWOCは三つのグループに分かれて活動。

先ずは登山部はやっさん・山じい・コアラさん・ひなちゃんのやや平均年齢の高い(笑)チームに

まゆゆがその平均年齢を下げようと参加。この時期の名物のキレンゲショウマを見に、

剣山へ出かけて行った。剣山の北側の深い森の中に可憐に咲く花を楽しんできたようだ。










その頃、直近で剣山に登った山さんはこの暑さの中、自転車で汗を流していた。

と思いきや、何やら朝からうどん屋?




そして私はと言えば、麺法師さんの長年の夢だったモーターパラグライダーに挑戦。

WOCでは以前からキャニオニングやラフティング、そしてパラグライダーと会の名前の通り、

様々なアクティビティに挑戦してきたが、唯一このモーターパラグライダーだけは

まだ未体験だったようで、今回やっと夢が叶うということで麺法師さんは随分と張り切っている。


集合場所の吉野川の河川敷の鴨島運動公園に着くと、未だインストラクターの姿はなく

代りに真っ赤な消防署の車が我々の車を横切って行った。

『香川ナンバーの車を不審がられんやろか?』と車の中で話をしていると、一人の署員が車に近づいて来た。

どうやら予定していた場所でヘリコプターによる救助訓練をするので、

ホバリング時に起こるダウンウォッシュ(ヘリコプターが飛ぶために起こる吹きおろしの強烈な風)が

あるので、離れた場所でお願いしますとの事だった。

するとあっちゃんが『救助される役になりましょうか?』とニコニコ顔で言ってみたが、あっさりと断られた。




そうこうしているうちにインストラクターが到着した。この暑さの中ではと言う事でテントと椅子も用意してくれ、

日陰で色々と説明を受け必要書類書類にサインをしていると、ヘリコプターが上空を飛んで行った。

こうなると初めて間近で見るヘリコプターにメンバー全員が興奮。

インストラクターが熱心に説明してくれていても、目がどうしてもヘリコプターにいってしまう。













書類に記入した後はいよいよレクチャーが始まった。ただ午前中は練習をして昼から実際に飛んでみるとの事。

(この時期の東からの風は午後から強く吹き出すのだそうだ)

まずは飛んでいる時の記念に自身の姿を撮影するGoPro(ビデオカメラ)の説明を受ける。




後でその自撮りの動画をメールで送ってくれると言うので、顔と名前が一致するように

名前を言いながら『がんばりま~す!』とカメラに向かって宣言をする。

次第に気分も高揚し始めてきた。








本来は空を飛ぶ時の操作はインストラクターがやってくれるので、今回の体験には必要ないのだが、

このインストラクターは真面目なのか、その仕組みや操作方法を教えてくれ始めた。

キャノピーと云われる風を受ける部分から何本ものラインがでて

手元で束ねられ、ブレーキになるラインも操作しながら風を均等に受けられるように操作する。





まずは操作しやすいように後ろ向きに走りながら感覚を覚えるのだが、

これが一筋縄ではいかずにかなり難しい。先陣を切って麺法師さんがチャレンジ!




次に体重順でみやさんも挑戦。










さすがインストラクターはいとも簡単にラインを操り体の向きを変えながら操作している。





風もそろそろ吹き始め、何回もチャレンジするが皆さんなかなか上手くはいかない。

普段でも走ることなどのないメンバー。ましてや後ろ向きに走るなんて。

ほとんどの人が足をもつらせ転倒して尻もちをつく。それでもあっちゃんが意外と上手くいっている。




そろそろメンバーがばて始めたころ、インストラクターから『それじゃお昼にしましょう!』の声。

『お昼からは前向きに走る練習をします!』と言われて、『マジか!』

『もう練習はいいのに!』と不満の声が漏れ始めた。

お昼ご飯は近くにある徳島ラーメンのお店へ車を走らせる。

普段、徳島ラーメンを食べた事のないメンバーは甘辛いコクのあるラーメンに満足。







お昼ご飯を食べた後河川敷まで戻ると、インストラクターが

『川の水に浸かりに行きませんか、気持ちいいですよ!』と

何度も熱心に勧めてくる。もう早く飛びたいメンバーだったが、取りあえずお付き合いにと車に乗り込む。

座席が足りずに後ろの荷室で荷物になっているゆかりんとあっちゃん。




練習していた場所から少し車を走らせると、コンクリートの突堤の下に川の水ではなく

湧水が溜まった場所があった。高校生らしい学生がTシャツ姿で楽しそうに遊んでいた。




突堤の西側には朝来る途中に渡って来た阿波中央橋が見える。

戦後の復興時に架けられたこの橋は戦後の架設としては、

当時は日本一の長さの橋と言われたワーレントラス橋で、

橋の袂の親柱にはイサムノグチの作品のモニュメントが飾られている。




湧水の溜まりから流れ出た水に足をつけてみる。河川敷で走りこんで火照った体に、

足先が冷やされて気持ちがいい。湧水の溜まりはさらに水温が下がって冷たいくらいだ。













童心に帰って水遊びをした後は、午後からの練習。

今度は前向きに走ってキャノピーを操作するのだが、これが更に難しい。

風の向きによって走る方向を変えながらラインを操ると教えてくれるが、

後ろにあるキャノピーがどう傾いているのか皆目見当がつかない。










二人づつ練習するのでその間はテントの陰で休憩をする。

『お昼過ぎには帰れると思っていたのに。』『もう練習はいいから早く飛ぼうよ!』と

ひそひそ話をしながら練習をしているメンバーを眺めていると、

テントの陰にそよそよと気持ちのいい風が吹いてくる。

その内にみやさんが・・・・・・・!(笑)








『それじゃ~飛んでみましょう』と言うインストラクターの声に、

『待ってました!』とばかりに先発で麺法師さんがチャレンジをする。

苦節数年?、念願のモーターパラグライダーでのフライトに少し緊張気味の麺法師さん。

合図とともに思いっきり走りだした・・・・・。







後に続けとばかりにゆかりんもスタート!




続きは後編で!



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