かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

賢治の書

2019-12-07 06:25:52 | 日記
20年ぶりに訪れた宮沢賢治記念館で、2時間以上過ごしただけて、1日は終わった。3時過ぎには、湯治場行きの送迎バスに乗った。賢治ゆかりの地の探訪は無雪期にサイクリングで、が最適なのだろう。また来よう。
書という芸術には疎いが、賢治の絶筆となった短歌が二首認められた色紙には魅せられた。会津八一の書に魅せられたときのような、感銘を受けた。
死に向き合ったときの清々しい歌で、賢治が一流の書家であることも知った。
 
 
 
20年前は、視聴覚に華やかな、もっとアミューズメント的要素があったような記憶があるが、それの要素は、近隣の「童話村」に引き継いだと見えて、化学、農業、宗教、天文、芸術各分野の事象と賢治作品を糸で結びつけることに力点をおいた静かで真面目な記念館と変貌していた。中国語を話す幼児が、退屈そうに騒いでいた。











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