ひょんなことから、昨年のブログを眺める機会があって、昨年の今頃訪れた奈良県吉野の甘樫の丘に寄り添う赤い実の常緑高木の名前が分からないままになっていた、ことに気づいた。
この1年間で、少しは樹の検索能力が向上したのかもしれないが、「木肌」、「実の色と形」、「葉の形状」などで、あらためて、「滑らかな木肌」、「赤い楕円形の実」、「細い光沢のある鋸歯が少しあり、先端が細い葉」を検索していたら、インターネットの図鑑、「ナナミノキ(七実の木)」が一番近しいというということになった。
さらにネットで、「甘樫の丘・ナナミノキ」で検索したら、奈良在住の方のブログにヒットし、「甘樫の丘展望台のナナミノキ 果実が少し色づいてきた」というコメントに行きついた。
ナナミノキでいいんだ。 北国では聞きなれないモチノキ科モチノキ属の常緑高木だった。
「宿便を外に出したような、すっきり感」だ。
暮れの、暖かな丘の記憶がよみがえるが、「まだ1年しか経っていないのか、遠い世界のような心持なんだが・・」。
丘の上に肩を寄り添うように立っている可愛い二本の木
木肌は滑らかな常緑高木
鮮明な写真ではないが、葉のカタチ、実の色とカタチといった特徴はつかめる。
http://zasshonokuma.web.fc2.com/nagyo/na/nanaminoki/nanaminoki.html