かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

2017-05-17 05:18:28 | 日記

こんな夢を見た。野辺山ウルトラの翌日目覚めたら、前日走ったことは、もちろん、ゴールした記憶がない。必死に身の回りの完走証やメダルを探すが見当たらない。スタートだけはした記憶がうっすらとあるのだが、その先の記憶というものが途切れている。前日は、会場にテントを張っていた。目覚めた場所からテントに行き着き、内部を探したら見慣れぬランシャツが置かれていた。そのランシャツには、うっすらと6:15とゴールタイムが印字されていた。そのシャツの近くに誰が撮影したのか、数枚の写真があって、その1枚には、苦悶しながらゴールするオイラの姿があった。

野辺山を6:15でゴールすることは不可能であり、そんな完走シャツは聞いたこともない。

不吉な夢ではある。6:15でリタイアか。昇天か。

さて、主催者から送られてきた封筒には、「RUNNER’S CARD」という小粋なカードが入っていて、「関門ごとの目標ペースを書き入れて、カードを持参し、眺めながら、自己に鞭打ち、自己管理せよ」と応援してくれる。また、表側には各エイドごとの給食内容やトイレの数なども記されており、「これを鼻先のニンジンにしてくれ」とでも言いたげである。たかが1枚のカードだが、このカードを1日中眺めて、格闘しよう。100kマラソン、決して閑ではないのである。

 

 

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高原の朝

2017-05-16 03:19:18 | 日記

週間天気予報によると、5月21日の野辺山高原は、まずまずの天気のようだ。最低気温10度前後、(石垣島では数年に1度の厳寒)、最高気温24度(石垣島の現在の最低気温か)、曇り時々晴れ、朝に手袋が必要か、上に何か羽織るか(たぶん石垣島マラソンでもらったビニール袋)迷うが、日中は、かなり暑いと感じるのだろう。まるで、去年と同じだ。

さて、いまどきの石垣島の日の出は6:00前後となったが、長野県野辺山あたりの日の出は4:40前後だろう。高原の朝は早い。真夜中はトラツグミくんが寂しい笛を時折吹いているが、午前3時前後となると、テッペンカケタカ君=ホトトギスが「早起き鳴きて」、薄明るくなってくると、高原のあちらこちらからカッコウ君が、カッコウ、カッコウと朝を知らせる。彼らの美声に誘われてテントの外に出ると、白樺林は、深い霧に閉ざされて、思わず寒さに身震いするが、日の出とともにその霧も薄らぎ始め、八ヶ岳の巌は、次第に茜色に輝く。もう、そのころには、高原中からさまざまな小鳥たちが合唱を始めており、高原の初夏の朝は、クライマックスを迎える。

あなたの、葬式のときに流してほしい音楽は何ですか。とたずねられたら、オイラは「初夏の高原の音源が聞きたいな。」と答えるのかもしれない。

が、今度の野辺山ウルトラマラソンの日程を少しタイトにしてしまって、滝沢牧場にテントを張るのは前日の土曜日だけ。日曜日のスタートは朝の5:00だから、2時起き、3時にはテントをたたみ始めるだろう。するっていと、当日日の出前後の音源は、何千人のランナーの喚声でかき消されているのだろうな。ああ、残念だな。

だから、今年の野辺山は何とか完走を果たし、次年度からは、5月の信州一人旅を企画したいな。

 

 

http://www.tenki.jp/forecast/3/23/4820/20305-1hour.html

http://www.takizawa-bokujo.jp/contents/camp.html

5月15日のお天道様 日の出は6:00ジャスト  5月16日は、未明から雨音。

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石垣島ウルトラマラソン

2017-05-14 16:53:06 | 日記

梅雨入りした石垣島だが、朝に雷鳴と小雨があっただけで、朝9時以降は、薄日が差すコンデションとなった。気温30度の予報だったがバイクを練習を兼ね後輩の応援に行ってきたが、むしろ涼しさを覚え、快適なマラソン日和と感じた。あまりに早い後輩で、60kのコースを4時間20分でトップでゴールしたものだから、大会事務局は何の準備もできていない状況で、大いにあわてていた。

3回目の大会となるが、石垣島に在住していても、この大会は、これまで参加しようとは思わなかった。来週の野辺山を控えていることもあるが、石垣島は、5月から10月までは、「真夏」=熱中症予防で原則運動禁止なので、まじめに走ろうという気がしない。

それでも、制限がユルユルなので、午後3時ごろまで(8時間)で戻ってきて、シャワーを浴びて、あのうっとりするようなサッカー場の芝生に寝転んでビールをあおりながら石垣牛のBBQを満喫するのもいいか。来年は、考えてみよう。(今年の、野辺山完走が条件)

現在、午後5時過ぎだが、まだ走っている(歩いている)人がいるのだろう。午後6時までですから制限が。

http://www.ishigakiultra.com/profile.html

 

さて、その野辺山だが、久しぶりにウルトラマラソンの気合が入ってきた。身体条件は良くなくても、ウルトラは気合なのだ。気温30度で、涼しいと感じるこのごろ、野辺山の朝晩の気温と、晴れたら日中の気温と、さてどうなるのだろう。まもなく卒業のウルトラマラソン。

 

 

梅雨入りでも、昨日の夕方の空

梅雨入りでも、本日午後の空。

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野辺山まで1週間  徳之島まで1か月  野沢温泉まで2か月

2017-05-13 09:19:22 | 日記

野辺山ウルトラマラソン大会委員会から。あと1週間、調子はどうですか。(じつは、VAAMの宣伝)のメールが入ったが、富士山を120k歩いて以来、長距離を走っていないので、まったく練習ができていないといっていいのかも。

お尻の調子も良くなく、薬を付けてG-と回復を待つしかないのか。(泣)

昨日は、2か月に1回の降圧剤の処方のため、医師の診断。ついに降圧剤の軍門に降ったが、血圧は安定しているためやむをえないのか。(医師からは、飲まないと早死にすると脅かされている。)

昨日は、1年ぶりにプールで泳いだが、何となくツービートの感覚つかめてきた。今朝は、横浜トライアスロン女子の部を観戦しながら、この日記を書いているが、女子トップ選手らは、スイムでもバイクも腕や足の回転(腕の回しもケイデンスというのか)は、オイラの倍以上あるが、あの回転では、オイラは脈拍が倍になり、脳や心臓の血管がぶちぎれるだろう。
 
ウルトラマラソンも、トライアスロンも、トレイルランも、時間内完走が目標なのだから、いかにして苦しまないで、安全にレース時間を過ごすかだけを考えていればいい。まあ、マイペースで行こう。
 
外は雷鳴が轟いてきた。いよいよ梅雨入りか。

 

 

3月の写真ですが、整理していたら気に入ったので・・・

 

  近所のアンテナに止まっていたのは、アカハラの仲間か、北への旅で立ち寄ったのか。好きな鳴き声の小鳥です。

 

   フィルム時代のトキナーレンズで撮ったさそりの尻尾にさんざめくM7星雲周辺(ソフトンフィルター使用)

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こころのプリズム

2017-05-12 09:30:53 | 日記

5月11日の宵は十五夜の出から始まる。真っ赤な、真っ赤なお月様である。お月様が赤いのは、成層圏に届いた月の光のうち青い光が拡散するため赤が残ること、水平線方向は、成層圏が厚いためその現象が顕著であること、お月様ばかりでなく、お日様だって、夕焼け雲だって、赤く見えるのはそのお陰だそうだ。

そして、今宵のお月様は、まん丸お月様ではなく、少し横に長い楕円をしているが、これも光の屈折によるものらしい。一種の蜃気楼だ。

東山画伯の風景を見て、どうして画伯の風景は、風景であっても、画伯の風景なんだろう。当たり前のことだが、風景は人を介すと、その人の風景になって、まったく三様の風景になるが、それは、何も技量の比較ではない、オイラはどうして画伯の風景に目頭を押さえるのだろう。

それは画伯のこころのプリズムにより、反射された光が、画伯のこころだからなのだろう。風景をとおして画伯という人を見ている。その人に感銘する。樹々も川も、道も、波も、それらの濃淡も、色合いも東山魁夷という人のこころのプリズムによって屈折させられた光なのだ。

そして、その光に限りない郷愁を感じる。

振り返って、オイラのこころによって屈折された光はどうだろう。紙や絵の具はないけれども、p900やd750とい逸品を手にしている。日々の心躍る風景や、りっぱな道具は与えられているのに、こころが、いまだ「澄んでいない。」

 

 

 

上は、朝の光。

月の出の朱色は、次第に黄金へと変化していく。

 

 

 

 

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