九日町通りで
今日の熊日:新生面に「紙の本離れ」のことが話題になっていました。今年の書籍と雑誌を合わせた紙の出版物の販売金額は15年連続で前の年を下回る見通しがついたというのです。その大きな原因はネット社会への依存が大きくなっているからだろうと思われます。コラムの中に述べられているように‘日本人の基礎教養は長い時間をかけて「本」が作りあげた’とあります。本離れが続く日本の社会が今後どう変わっていくかを危惧されています。しかし、この流れを15年以上前に戻すことは不可能に近いと思います。本を読んでいう目標が変わってしまって元に戻ることは無理だろうと思います。comeback!という悲痛にも思える懐古的なやり方は空しいだけです。
ネットからの情報収集という方法ももっともっと便利になるはずです。
せめて、と思われることは、子どもたちには‘文字を読む’ということを徹底させたいということです。まずは、学校での‘教科書音読’です、小さいころから文字を声を出して読むというクセはつけさせるべきではないでしょうか。このクセから図書館に行って本を手に取らせるというところまでいくといいのでしょうが。いまの学校ではそこまでいっていないのでは。そして高学年、中学行へ・・・もう完全にネット社会に組み込まれてしまいます。その前に本(文字を読むこと)を刷り込ませるのが得策ではないのかな?
私も1日・・30分~1時間の読書時間です。まだ本から得た知識が入ってきます。それが楽しみでもあります。そんな喜びを小さな子どもたちに身につけさせたいものです。
今日の天気( 今朝は霧が深くて太陽が見えたのは11時くらいでした)