しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

サメ母が天国に旅たちました

2022年02月06日 10時12分57秒 | サメ家のこと

二月某日、サメ母、93歳、天国への階段を昇っていきました。

昨年の12/17以来、何度も病院から連絡がありました。

心不全の悪化。

意識レベルの低下。

感染症の併発。

血圧の保持が困難、等々・・・

 

実は、年内と覚悟していました。

次は、お願いだから、サメ氏の誕生日だけは逝かないでと念じていました。

その内、奇跡的に持ち直すかもなんて根拠の無い考えまで・・・

 

義母は、

義母のペースで、

ゆっくりゆっくりとソフトランディングをしていたのかなあ・・・

一つ一つ、順番に、自分の命の灯を消していっていたのかもしれません。

 

義母の事、結構、ブログに書いてきたので探してみました。

二つだけ、此処に転記しておくことにしました。

 

 

義母が、特養に入所しました - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

くちこは、一人っ子なので両親を看取りました。父は15年、母は8年半病人でした。ほぼ、時を同じくして、最初の結婚での義父母の介護もしました。此...

義母が、特養に入所しました - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

 

 

 

獅子奮迅の米寿祝い - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

四月十九日を以って、義母は目出度く八十八歳になりましたなので、ジャスト当日、特養から義母を家に連れ帰り、義妹達とその娘達とその子供達と・・・...

獅子奮迅の米寿祝い - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

 

 

ここからは・・・

ほら吹き的話を少し・・・

葬儀の時、祭壇をじっと見ていたら、義母が昇って?逝く?姿が見えた気がして。

何度も振り返って、じっと私の目を立ち止まって見ているんです。

心の中で、もういいよ、逝って。

義母が振り返る度に、心の中で話しかけました。

 

後から思うと、

くちこがサメ家に行くと、

義母は、いつもぴったりとくちこから離れなかったんです。

まるで金魚の○○みたいに後ろを付いて歩いていたのでした。

一緒にいたい。

一緒にしたい。

くちこと同じ物を食べたい。

いつもそう言っていました。

娘達のことは忘れてしまっても、くちこのことは、結構、後になるまで解ってくれていました。

嫁とは思っていない、娘だと思っていると言ってましたしね。

 

実は、義母のお骨、

くちこ家に持ち帰っています。

勿論、サメ家には立派な仏壇もあり、

そこには、義母の両親、夫も入っているのだし、本来は其処に・・・なのですが、

雪深い、冷え切った無人の家に置くのが忍びなくて。

くちサメと一緒に過ごすことが何より楽しそうだった義母なので、

くちサメの笑い声が絶えない家にしばらく滞在して貰おうかと思っているところです。

簡易的に、くちこが不器用な祭壇を設えて、遺影等々、並べています。

 

ただ・・・

くちこ家の仏壇の斜め前に置いたのですが、

くちこ家の仏壇にろうそくを点けようとしたら、どうやっても点かない。

20回位頑張ってやっとろうそくを灯して、

お線香立てを義母のお骨の前に移動してお線香をあげたのですが、

振り返ると何もしていないのに、仏壇からろうそくが落ちてきました。

途中で火は消えましたが。

ああ、厭なんだな・・・

くちこ家の仏壇に合掌して、

「仕方が無いんだよ」と口に出して言いました。

それからは、いつも通りに火が点くようになりました。

先におことわりが必要だったのかしらね。

 

実は、

ピンチヒッター的に、医療職に戻っています、コロナ禍なので。

スポット的なのですが。(当然、今だけのことです)

これ以上の詳細は書かないと決めています。

ただ、それだけでも、既にいっぱいいっぱいの精神状態な所での葬儀となりました。

他にも、色んなことがあり得ない程重なって、ね。

それでも、無事に乗り越えようと頑張っているところです。

 

くちこ拝。

 

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2021サメ家夏の陣!

2021年06月21日 08時46分34秒 | サメ家のこと

昨日は朝五時起床

五時半にはサメ家に向かって出陣していました

お天気と、くちサメの都合を摺り合わすと、昨日一日しか無かったのでね。

 

いくらなんでも・・・・

サメ家の炬燵を片付けねば

寝具も、洗って干して、家中を夏仕様に・・・

 

サメ氏は、一年中炬燵を出していても死なないから来なくて良いと制止しましたが、

くちこにサメブレーキは無効。

くちこくのいち、いざサメ家

 

既にサメ家とは長い付き合い。

汚いのは承知

ウルトラ散らかっているのも勿論承知

そして、

解決策は一つ。

「諦める」

「可能な限り見ない」

 

ただね、

今回、違う危機を肌で感じて、

サメ氏に発生した闇について危惧するに至ったのでした

 

片付けが苦手、

と言うか、

その必要性自体を感じていないこと。

捨てられない症候群が激烈悪化していること。

それとは違う・・・闇・・・

 

サメ家は二世帯住宅、母屋とは別に、くちサメ世帯として6部屋。

その内、2部屋は、物置部屋として元々、諦めてはいるのですが、

これは・・・ちょっと、違う

どうするの?と訊いたら、

不機嫌に、放っておいて、と

指摘されるのが厭で、くちこが一緒に帰るのを制止したんだろうな

手前はね、カセットテープ!と、うどんスープの箱が一緒に入っているような箱です。

このような正体不明の中身の箱が沢山あるのがサメ家です。

勿論、他の箱にも、雑貨とうどんスープの箱、入っていますよ。

多分、本人は知らないし、知ってもそれを問題に感じない。

 

 

     

 

ネズミ対策ではあるのですが・・・

一旦、全部動かして、拭き掃除はしたのですが(左はその途中の写真)

何度も、危ないと言いましたが(手摺りも無い急な階段なので)

帰る時に、元通り、また新聞や広告を拡げていました・・・

     

掃除機を掛けようとしたら、もつれにもつれたコード↓

 

まさか・・・

あれが・・・

始まって

 

 

くちこの持っているオーラカラーは、

外がブルー。

内が、ターコイズブルー。

 

全てを受け入れて癒す色だそうで。。。

危惧を胸に仕舞い

 

とにかく、速効で大型洗濯機で洗濯開始

合わせて三回まわしました。

炬燵布団、サメ氏の布団、干せるものは全て干し、

※二階ベランダは、先ず、ベランダまで伸びた木の枝を刈り込まないと干せなかったけど。

 

掃除をし、

夏支度を完成させました

 

私道の整備                           此処以外にも・・・

     

 

 

 

   

 

やったとこ、                          やってないとこ、

 

        

 

敷物の間から、ムカデのミイラ?(孫王子の為に、婆バカくちこが撮影)

 

   

 

朝ご飯、昼ご飯、おやつ、全て、途中のコンビニで買ったパンやサンドイッチで済ませましたよ。

それでも、サメ畑の完熟ブルーベリーや、ご近所さんからオレンジジュースの差し入れ、

休憩しつつ、夕方までどうにか持ちこたえました。

 

不在票が入っていた郵便物を受け取るために、母屋の広縁に寝転がっていた時に撮影(寝転がったまま)

懐かしいよね。。。

 

   

 

 

 

サメ氏が、若いころ東南アジアで買った藁細工の絵。

六枚も出して来て、額装したい、と。(今更、モノを増やす)

六枚とも、ですわ

今日、画材店に行って、額、マット等々、注文してきました。

 

   

 

   

疲れていて、雑な撮影です

   

 

昨日は、父の日。

恒例のビールが届いたので↓

※くちこの次男からです。

 

 

誰が誰の父になるか・・・全ては無常なんだなあ・・・

 

ああ、また長くなった?

ソーリー

 

 

 

 

 

 

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義父の十七回忌でした。

2021年04月04日 08時17分50秒 | サメ家のこと

ジャスト命日に、菩提寺に、くちサメと義妹達がうち揃う、

筈でした

10分前に、くちサメと義妹2は、本堂へ。

程なく、お坊さんも登場。

義妹1さえ居れば始められるのですが、来ない

運転中だろうから電話も遠慮。

定刻10分過ぎた時に始めて貰うことにしました。

 

お坊さんが御本尊に向かい一礼し、

正しく一声を発するべく息を吸い込んだ、

その瞬間に、

義妹2、

「何のお経をあげますか?

 此処にあるお経の本を借りても良いですか?」

お坊さんは、

「そこにあるお経のをあげる予定では無かったのですが、

 一緒に唱えられるのなら、そのお経の方が唱えやすいですから、そちらのお経に替えましょう。」

義妹2、

「唱えません、目で追います。」

しーん・・・

 

サメ家のことなんです。

これまでの経験上、くちこは、なるべく関わりたくないんだけど・・・

小さな声で、

「いえ、そちらが選ばれたお経でお願いします」

くちこは、宗教に詳しくは無いんだけど、

義父の十七回忌の法要に相応しいと選ばれたお経があるのなら、それが良いのでは、と。

サメ氏は、何も言わない人なのでねえ。

 

結局、

義妹2の要望が通り、

義妹は、お経の本を極めて適当にパラパラ、そして、キョロキョロ・・・

見ているような、見ていないような

 

くちこは、宗教に詳しくないくせに、若干の霊感があり、

最近、その霊感の力も弱いのですが、

すっと背中に義妹1を背負いました。(意味不明ですよね)

※イメージ的に・・・

此処に座り、心を寄せるべきは、くちこよりも義妹1であり、

そして、今、此処に居ないながらも、此処を目指して、叶う事なら読経の席に並んでいたいと思っているであろう義妹1。

その心を此処に置くために。

義母も背負おうと思ったけれど、どうして落ちてしまう。

※変な表現ですみません・・・今後、書きませんから。

 

読経も終わり、

法話?

歓談・・・

約一時間弱経過した頃、義妹1、無言で登場

 

お坊さんが、

「大丈夫でしたか?」

「何かあったのではと心配していたんですよ」等々。

義妹1、

ただ、苦笑して終わり。。。(無言)

 

ご心配をお掛けしましたと謝ったのは、くちこ

 

最近、メンタル落ち気味だった理由の一つはこれなのよね。

50歳で再婚したくちこ。

サメ家の家風?歴史?流れ?

どんだけ当惑してきたか。

くちこから見たら、

普通の事が普通にできないような・・・

まあ、逆もまた真なり、なのでしょうけれどね。

 

くちこは禅宗(臨済宗、建仁寺派)で育ったので、

浄土真宗に、イマイチ馴染めないのもあります。

とても、煌びやかなお寺です。

 

   

 

サメ氏が食事もすると言うのでレストランヘ。

   

 

くちこは、事前に、滅多に兄妹が集まらないのだから、言いたい事、伝えたい事は言っておくようにと勧めておきましたが、

兄妹三人、会話は、ほぼ無し。

寡黙な上二人と、多動多弁ながら場が読めない一人。

場をまとめて、舵を取り、終わらせる役のくちこ。

サメ氏の前妻は、義父母、義妹達に相当虐められたことは、この近辺の語り草らしいけど、

どうして、こうなのかなあ・・・まあ、考えても栓無き事ながら、

毎度、神経がすり減って、ストレス甚大なくちこです

 

さて、

今年初めてのサメ家詣で。

義母が暮らしていた頃は、サメ氏は、ほぼ毎日帰っていたし、

くちこも、月に数度は掃除に帰っていましたが、

くちこも大きな手術をし、

サメ家も空き家になり、

どんどん足は遠のき、ついには、3か月以上も帰らなかったんだなあ・・・

 

帰省の間隔が空けば空くほど、恐怖なんです。

家の荒れ方が

サメ家の人々にとってはこれが普通みたいですが、

くちこから見たら、野生動物が棲みついたのかと思うレベルでして、

再婚した当初は、どうにか綺麗にしようと孤軍奮闘を続けましたが、

不毛に近い作業で、ストレスと過労、そして怒りの蓄積だけが残ることを学習

 

70点主義は、50点、ついには20点主義になりました。

余生は極めて有限。

勿論、体力も気力も更に有限にて下降の一途

天国のお義父さん、すみません

くちこは、諦めさせて貰います

 

   

 

      

 

            

 

唐突ですが、くちこも、過去には、結構頑張ったって記事を此処に言い訳に残しておきます↓

 

今年初のサメ家詣で - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

ついつい腰が重くて、ね行くべし。行かねば。嫁たるもの でもね、行くとなると・・・相当な覚悟が必須。サメ家と関わって既に十数年。どれだけ大変だ...

今年初のサメ家詣で - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

 

 

 

ゴミ屋敷の住人へのインタビューでさ、

住人が全く、汚いとか散らかっているとか自覚していない話が出てくるけど、

全く同様です

サメ氏に、問題意識、無いんです

全て必要、不要な物は無い、と

肥料の空き袋も、牛乳の溜まった空きパック、虫の湧いた椎茸の使用済み榾木も全て必要だと。

 

隣の綺麗な畑は従姉妹の畑、その隣の耕作放棄地に見えるのがサメ氏の畑↓

 

   

 

   

 

まあね、

住んでいないんだし、車で1時間以上離れているし、ね。

ただ、今後どうなるのかと思うと・・・

 

ポポーです↓                      壊れた外水道↓

      

 

外水道、他に3か所もあるから、此処は放棄したらと言っても、直すと言いはる。

自分が直すそうで・・・ウルトラ級に不器用なのですが・・・

 

くちこもねえ、

くちこ家とくちこの実家を一人で背負っているのでね。

もう、無理だわ

 

昭和で時が止まった家です。

懐かしいとも言えます。(きれいごとですが)

 

   

 

   

 

   

 

       

 

 

           

 

とにかく、荒れ地に点在する花達を救済

 

      

 

 

      

 

法事の後、夕方まで、サメ家の草刈りをして、ヘトヘト帰宅したくちこでした

 

閑話休題。

そう言えば、山桜と山藤の押し花の屏風額があったなと、久しぶりに出してみたら、

退色してしまっていました

 

  

 

↓在りし日の色褪せていない時・・・

 

捨てようかどうしようか・・・

3日間悩み中です

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水曜日は迎え盆、意を決してサメ家詣で

2020年08月15日 08時16分25秒 | サメ家のこと

くちこは、50歳でサメ家に嫁ぎましたが、

サメ家に住む気無し。

サメ墓に入る気無し。

サメ氏との縁は、現世のみと豪語しています。

ま、

一言でまとめれば、悪妻

 

くちこは死んだら、

両親の待つ?くちこ家のお墓に、ただいまーっと帰り、

子々孫々の合掌礼拝を受ける、これがくちこ的想定。

子供は、育てたように育つのであれば、ね

 

それでも、浮世の義理は自覚しているので、

サメ墓参りをし、サメ仏壇を拝み、

サメ家を掃除し、

遅まきながら、やっとサメ家も夏支度となったのでした。

自慢ですが?この日まで、炬燵が出ていました

 

   

 

↓くちこのお気に入りの仏像?                  ↓孫王子が好きな象

      

 

 

母屋の和室、この板戸や障子が懐かしい感じだよね           神棚は義父のお手製

   

 

母屋の台所、昭和だよねえ・・・  何一つ捨てさせて貰えないし、義妹達も出入りしている感じなので、放置と決めています。

   

 

台所から見た勝手口、家族の出入りは全て此処から           昭和なお風呂

   

 

サメ氏の草取りって、まるでイノシシ・・・              使わなくなった外水道

   

 

ポポーが実っていました↓

  

 

久しぶりに嫁が来た証に、掃き掃除をして水を流しておきました。

    

 

連日イノシシにやられた畑、今は、ネットが張られていますが・・・・   マクワウリは、たった一個でした。(持ち帰り)

   

 

何一つ捨てたく無いサメ氏との毎度のバトルが面倒で、この辺りも諦めて放置しています↓

   

 

 

出掛ける前に、ご近所さんから、またも小鯵が・・・

帰宅後、強引にミキサーにかけたら、途中で皮がブレードに絡まって、敢え無く中断。

途中から、まな板と包丁で原始的に頑張りました

   

 

青紫蘇をたっぷり刻み込みました、外にもくるんで。

   

 

豚肉と夏野菜(胡瓜、ゴーヤ、パプリカ)のスタミナ炒め(ニンニク、ショウガ、味噌、醤油、味醂、酒)

   

 

 

迎え盆・・・

サメ家には、サメ家のご先祖様が、

くちこ家には、くちこ家のご先祖様が、

ただ今、在宅中、かな?

 

閑話休題。

今日は、終戦記念日。

先日の片付けで出てきた、くちこが新聞社から依頼されて書いた原稿が出てきました。

戦争責任に関する本に載ったような?

 

戦争とは、

そして、その責任とは、

どの立場で考えるかによって白にも黒にもなる。

そして、永久に相容れない結論を持つことに。

 

軍部の独走とは、

人間の持つ本質の一つであり、

だからこそ、不可避だったのかも。

 

戦争の痛みを忘れず、

平和を願うことで、

戦争に対してブレーキをかけ続けていかなければ、

敗戦が解かっていながら、

国を護る意志を示す為に飛び立った若者達に申し訳ない。

 

東京裁判については、不満を持っていた一人であるが、

天皇制さえ保持して貰えば、無条件で敗戦を受け入れるとした上での裁判ではないかと言われたら、

そう言う視点があったか、とも思う。

戦争に平等はあり得ないという視点だ。

 

日付をみたら、14年前の原稿でした。

今より若くて青いくちこがそこに居るなあ・・・

 

2013/8/15のブログには終戦記念日の思いを書いていました。

https://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/0a11dc0c6de73c1d4b7e65be48be1b78

 

平和を祈る一日にしたいですね。

 

くちこ 合掌。

 

 

 

 

 

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終末期・・・医療・・・

2020年07月29日 13時11分44秒 | サメ家のこと

昨日の朝、

急に

今日、義母の面会に行こう!

って思ったんです。

くちこ的霊感

 

義母の認知症歴は、14年?

7年前、くちこの癌発覚、大手術の後、施設入所に踏み切りました。

↓特養入所時の記事

https://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/8ab2681cd615799e968dcdee13105a21

 

↓4年前、米寿祝いの記事

https://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/eecd2c5b9c7606ec5faa7eeab905b577

 

昨冬のインフルエンザ対策以降、ずっと面会禁止でした。

例年なら、春には面会できるようになるのに、コロナ騒ぎで、そのまま面会禁止に。

 

先日、病院から手紙が来て、

予約制で、二人まで、15分を限度に面会可にします、と。

当日の電話になりましたが、無事、予約できて、指定された時間に来院したくちサメです

※新車の初ドライブは病院

 

もうね・・・

言葉も無い

変わり果てた義母の姿がそこに。

 

これまで、何時行っても、

それなりに、

義母なりに元気だったのに。

 

二日前に、車椅子に座って食事中、

多分、出血性?の嘔吐をしてから、がっくり頭を垂れたそうで・・・

※連絡無し。

それから、突如、寝たきりで、絶食中とのこと。

普通の輸液はしているけれど、高カロリー輸液をする様子は無し。

 

ずっと、指しゃぶりをしている。

声を掛けるとチラっとこちらを見るも、

すぐにまた、恍惚とした様子に戻る。

 

主治医?と面談。

貧血です、と。

Hb  6.4 

くちこ、驚愕

10以下になったら、治療すべし。

8以下であれば、断固治療、(心臓にも負担が)

6・・・速攻、輸血を!

と言うのが、くちこのモノサシです。

 

くちこが、医師に訊いてみると、

出血性嘔吐(褐色)も以前から断続的にあり、

貧血も徐々に進んでいた、そうで・・・

※これまでの面会で、そんな報告は無かったけれど。

 

微量な出血が続いて貧血が進んだとの報告。

然り。

でもさ、貧血が酷すぎて出血傾向が出ているってこともあるよな by くちこ心の声。

 

 

検査も、治療も92歳の体には負担なので、していません、と。

血清鉄とかフェリチンとか、鉄欠乏性の貧血かどうかの検査も未だでした。

勿論、貧血も未治療・・・

 

食事は、食べていましたか? by くちこ

看護婦さーん、ご飯って食べてた? by 医師

意識レベルって、どの位だったのでしょうか? by くちこ

看護婦さーん、意識ってどうだったの? by  医師

 

面談する前に、その位把握しておけよ by くちこ心の声

 

二日前までは、よく食べ、意識も普通だったとのこと。

幻覚、幻視はあっただろうなあと思うくちこですが。

 

医療って、一言でまとめても、

病院って、一言でまとめても、

その格差がどんだけ大きいか、

先進医療担った、

例えば、第三次救急とかが世の花形だけれど、

市井は、違うということ。

そして、違うことは、決して罪では無いということ。

くちこは、くちこなりに見てきました。

 

信じられない位、低レベルだったり、

あり得ない位デタラメだったり、

それらが、旧態依然として横行していること、

それが社会なんだなあ、と。

そして、確かに、社会を支えているのも事実。

正しくなくても・・・

正義だけで社会は回らないのと同じ?

 

義母は、もう、

結婚した記憶も、

子供を産んだ記憶も無い・・・

※少なくとも表面的には。

毎日、自分の排泄物を食べるようになり、特養から精神病院へ入ったのが3年前?

 

くちこは、

言いたい事の殆どを口に出さず、

ひたすら医師の話を傾聴、拝聴・・・

最後に、それまで無言だったサメ氏が、

「お任せしますので、よろしくお願いします」と。

 

家の中の空気が重いです・・・

 

義妹に様子を報告したら、

今日、面会の予約をして家を出発したところ、

同じ患者への面会は、週に一回までだからと、断られたそうです。

はあ・・・・

 

写真が無いと寂しいので、

孫王子をon-lineで孫守りしていたら、3歳の頃遊んだプールを覚えていないと言うので、

ラインで、3歳の頃の写真を送ったんです↓

ついでに、初海水浴の写真も↓

 

   

 

東京の子供達の無事を祈りつつ・・・

今日は、ゴロゴロ暮らします。

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超久しぶりのサメ家詣で

2020年06月23日 20時47分01秒 | サメ家のこと

多分・・・

今年初

こんなに行かなかったのは初めて。

まあ、コロナ騒ぎもあったしね。

 

朝っぱらから、サメ栗入り赤飯とか、

サメ胡桃入りベーコンパンとか焼いて、

あたふたと出発

くちこは泊まろうと言ったのですが、

サメ氏は、断固、日帰りする、と。

そもそも、くちこがサメ家に同行するの、凄く嫌がるんです。

くちこに山のように小言を言われ続け、

しかも、くちこの機嫌も体調も最悪になるのが解っているからかな。

 

サメ家、サメ山に向かう道、先日来の豪雨でダムが満水でした。

 

   

 

どんなの行くのが怖かったか

ウルトラ長く行っていないと言う事は、

ウルトラ家の内外が荒れているって事だから、ね

 

母屋広縁前の庭ね、

サメ氏曰く、綺麗にする途中なのだ、と

 

   

 

当然ですが、昔は、平らな、農家にありがちな、何の変哲もない地面だったんです

何年前だったか、サメ氏が勝手に芝生を植え、

当然、手入れはできず、雑草まみれになり、

それを時々、草を取る作業として掘り返すわけ・・・

今や、イノシシが運動会でもしたのかと見紛う状態に

コンクリの部分も、全て掃き掃除して水まで流して帰るくちこでしたが、

サメはね・・・

そのコンクリの上に草を置いて枯らし、肥料にするそうで・・・

枯らした草を地面に戻すのよ。

草は強いからね、戻したと言うか、もう一度植えたと言うか・・・

この状態を綺麗になる途上と断言できるサメのモノサシが怖いわ

 

何も無い状態まで片付けて、水を流しておいた畑への通路も↓

 

   

 

くちこが前回頑張った作業が如何に不毛だったか、毎度骨身に沁みるのよねえ・・・

今年から田んぼを辞めたから、少しは畑の方に注力できているのだけど、の、畑↓

 

   

 

因みに、隣接した従姉妹の畑↓

 

 

この違い、何とも無い?と訊くと、

何とも無い、と

強いよねえ・・・

幸せな性格だよねえ・・・

 

母屋に風を通すために、あちこち解放するにあたり、

久しぶりに、額に入って掲げられている教育勅語や、軍人心得を拝見した次第です。

支那事変の時の勲章等々、

軍神 東郷平八郎の御真影・・・

サメ家は昭和で時が止まっています。

 

そうそう、前から不思議に思っていた、広縁のサッシ。

何が不思議なのか・・・

 

 

元々の木枠?にサッシが入っているのよ。

普通、枠もセットでサッシって入るよねえ?

 

昼ご飯(思いっきり食べ掛け)の写真を見て、感慨深いものが・・・

サメ家に出入りし始めた頃、

義母と三人で食べていましたが、

必ず、テーブルを片付けて、

ランチョンマットを敷いて、

きちんと食器を吟味して、

誰に見られても恥ずかしくない食卓にしていました

 

年々・・・

特に、この1,2年・・・

すっかりサメ家風になっているわ、と写真を見て気付きました↓

 

   

 

必死で掃除し、

片付け、

磨き・・・

しなくなりました。

しなくても平気。

しないのが普通。

ああ、サメ嫁だあ

天国のお父さん、お母さん、

くちこは、もうダメです

 

そうそう、

on-line孫守りね、ずっと続いているのですが、

この王子、昆虫、蝶とか大好きで、

くちこがサメ家に居ると言うと、

「おじいちゃんちの蝶の写真を送って」と。

時々、図鑑の蝶の写真とか、

自分が見つけた蝶の写真を送ってくるのですが、

いつか青い蝶の話になり、

それなら、おじいちゃんちにあるよと言ったのを覚えていたらしい。

「モルフォ蝶の写真、送って

はいはい、

 

 

ついでに他の写真も送りました。

 

   

 

が、反応は、モルフォ蝶だけでした。

新生蝶とか、越冬蝶って言葉も知っているので、

くちこは負けてはならじと、去年撮影したアサギマダラの写真を送ったのですが、

それはオオカバマダラの方に近いね、と。

いや、看板に書いてあったから、アサギマダラで間違いないと突っぱねたくち婆でした

ちょっとライバルな二人なんです。

 

結局、二時間半、畑の草取りと芋堀りを手伝って、

引き続き頑張るサメ氏を放置して、部屋に戻ったものの、

既に、家を片付ける気力体力は無い

やっとのことで、トイレ掃除と流し台だけ磨いて終了としました。

こたつもそのまま。。。

掃除機もかけず。。。

 

ご近所さん達にあれこれ持たされて帰宅。

百合やカラーやカスミソウも貰い物。

糯米、ジュース等々。

サメ氏の実家は空き家だけど、みんなが実家のように可愛がってくれるんです

お嫁に来てくれてありがとう

サメ氏を捨てないであげてね、と

   

 

くちこの次男から、父の日のプレゼントが届いていました

サメ氏の長男、三男、くちこの長女、長男、次男、全部で5人の子供がいるけれど、

サメ氏に父の日のプレゼントを送ってくるのは次男だけ。

まあ、くちこが再婚した時点で、みんな成人していたので、父ってイメージは無いだろうけれどね。

 

 

    

 

惣菜で夕ご飯。

キャベツを収穫したので、回鍋肉だけ作りました。

味噌汁もインスタント。

ニュージーランド周遊船旅用に購入していたのが沢山そのままになっているんです。

 

昨日の朝ごはん↓

強引に、ひじきの煮物に、サメグリーンピースやゴボウを入れましたが・・・ちょっと変。

    

 

ジャガイモを掘ったので、くずじゃがで揚げ転がしを↓

 

すっかり疲れて、昨日も今日もゴロゴロと暮らしています。

ちょっと膝が痛いけど、まあ、元気です

 

 

 

 

 

  

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あああ・・・義母・・・

2019年03月26日 09時30分16秒 | サメ家のこと

義母の面会に行ってきました。

昨今、足が遠のき気味で、薄情なくちサメペアです。

二年前に特養から退所を宣告され、精神病院に・・・

理由は、不潔行為。

 

義母は義母であること。

認知症だから仕方ないこと。

解っていても、会うのが辛くて、ね。

 

くちこは自分の為に、此処に記事を残しておきます。

※義母は2006年位からアルツハイマー型認知症です。

 

2009/10/5  義母のお金

https://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/477337239080f4e0fca8e8ac6e522eef

 

2010/5/24  義母の涙

https://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/a3df8f79f7c7f5c9ad7c6506b4f8468a

 

2012/12/12  義母の罪

https://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/4673a49c7fec1da4e4ef1eb7bc304be4

 

今回、サメ氏は、母親から・・・

「あんたはだれか?」

「名前はなんと言うのか?」

と訊かれていました。

前から、多分もう解っていないなあという空気は感じていましたが、

やはり、面と向かっていわれると、ね

サメ氏も、一日、しょげていました。。。

 

今聞いた事の記憶は、ほぼ1秒で消える感じです。

自分の言いたい言葉も、なかなか口まで出て来ないようで、

長く考えては、どうにか喋っているような。

 

歩けるし、

トイレも自立だし、

食事も自立、

テレビにも反応するんだけど・・・

認知症以外、さしたる病気も無い91歳。

 

くちサメは、鉄の扉の鍵を開けて貰って入ります。

そして、面会した後は、いつも悶々とした気分に。

衣食住のお世話をして貰って有難いんだけど、ね。

 

今回は、大きなプーさんのぬいぐるみと眠っていました。

誰かが、義母の為にプーさんを抱かせてくれたんだなあ。

実は、それが一番有難かったくちこです

 

会話も続かないので、

側からずっと、背中や腰をさすっていました。

できることは、それだけ。

手当て。

心から心へ。

背中から伝わる温かみと共に・・・

 

閑話休題。

goo凄く、不便!だったのが、

更に不便に

ブチ切れそうになりました

特に、自分のブックマークを一番活用していたくちことしては、憤懣やるかたないわ

一瞬、ブログ、放棄しようかと思った位です。

 

ま、気を取り直して・・・

虫を食べる?孫王子でも。

 

  

 

    

 

この幸せそうな王子は、来週、くちこ家に帰省します

またまた、くちこ家大集合なんです。

迎撃準備をせねば・・・

 

 

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今年初のサメ家詣で

2018年02月20日 18時36分45秒 | サメ家のこと

ついつい腰が重くて、ね

行くべし。

行かねば。

嫁たるもの

 

でもね、

行くとなると・・・

相当な覚悟が必須。

サメ家と関わって既に十数年。

どれだけ大変だったか

まあ、カテゴリーのサメ家のことに一応、まとめてありますが。

例えば・・・

http://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/ffa019b44606e2fc7024e0b75ee5e3f9

 

此処に、チラリと、多分十年位前のくちこの偉業を載せておきます。

上下の写真は、同じアングルでのBefore & After です。

 

      

此処までするのにどんなに大変だったか、言葉では表現できません

二世帯住宅で、くちサメエリアは、六部屋。

二度リフォームもして、四部屋は、一時期、かなり綺麗にしましたが・・・

今は、もう、サメ氏の活躍を止める余力が無くて悪化の一途です

 

それでも、最初の頃を思えば、今のレベルは、一応、人の住む処とは言えます。

で、足繁く通って、もっと精進しなかったくちこも責めを負うべき場所です。

 

ただ、

行くと、高確率で、体調悪化

機嫌も悪化

離婚も軽く頭をよぎるサメ家です

 

許容範囲を一瞥で軽くオーバーしてしまう光景だから。

そして、この光景に何の問題も感じないサメ。

モノサシの違いって怖いよね。

何一つ、捨てたくない。

片付ける行為は、何も産み出さない不毛な行為。

そんな暇があったら、田んぼや畑の仕事をするべきである。

これは、多分、サメ家の家風です。

 

同じ物が、山のように出てきます。

※これは、母屋も同じです。

ランダムにいろんな所から。

整理できてなくて、雑多な山から探す手間よりも、買う方が早い・・・

これを繰り返すのも、家風みたいで。

一生掛かっても、使い切れ無いシャーペンの芯とか消しゴムとか、

クラフトテープとか、便せんとか紐とか・・・

訊くと、

予備。

予備の予備。

予備の予備の予備。

予備の予備の・・・・・・・

この路線を現在進行形で邁進中です

因みに、歩き遍路での最小限の物を入れるべきウエストポーチですら、

消しゴムが四個出てきた、そんなサメなんです

 

 

義母も存命。

義妹達も近くに。

サメ氏が育った、サメ氏名義の家。

くちこの自由にはなりません。

捨てる権利もありません。

くちこが、元気に、

サメ氏の妻として生きていくために選んだことは、

サメ家を見捨てる、事。

 

どうにかしなくては。

いつか綺麗にしよう。

これはね、ストレスにしかならないから。

誰も、望んでいないし。

 

が、

まあ、

たまにはね、

詣でます。

 

せめて、

ご近所さん達に迷惑をかけていないか確認して、

ご挨拶して、

楽しくご近所さん達と歓談するために。

 

そして、

見てしまうと、

ついつい、頑張ってしまうのが、くちこです

 

車道に面した境界部分の植え込みの剪定と草取りから始めました。

次に、サメ家の私道へ。

私道ですが、皆さんが通る道で、枝とか伸びると注意されるんです。

サメ家の土地なのですが・・・

郵便屋さんも、他家への配達の為に毎日、通過して行きます。

 

     

 

これだけで、お昼になりました。

もう辞めようと、コタツで寝転んでいましたが、

ヒーターを付けて、コタツに入っていても寒い。

ヨロヨロと起き上がって、畑を片付けました。

広いとね、いくらでも、散らかすことが出来る。

ランダムに、グチャグチャのまま、積み上げ続けても、いくらでも場所はあるんです。

迷惑なことに

ワンルームマンションだったら良かったのに。

 

肥料の空き袋、百よりは少なかったと思いますが、全てが整理できる筈もなく、今回は、30位処分したかな?

朽ちてボロボロなのも多いし、畑の至る所に、そのまま投げてあるんです。

でもね、使うから置いてある、捨てないで、と。

新しそうなのを固めて一つの袋の中にまとめておきましたが、

サメ氏は不本意そうで・・・

 

↓今回、まとめたゴミですが・・・

せめてこれだけは捨ててねと言いましたが、返事は無かったです。

未だ使えるのに、

役立つ時もあるかもしれないのに・・・かな。

          

 

これやるのに三時間。

勝ち取った通路。                         蕗の薹。

 

          

 

でもね、

多分、人様から見たら、何処が綺麗に?って感じです。

しかも、今回は、漏水で断水中。

超怪しい箒で掃くだけでした。

 

          

 

          

 

回収業者も呼びたいし、

剪定業者も呼びたいけれど、

サメの首が動きません。。。

 

そして、この程度片付けても、

あっという間に、元に戻るのは必至。

見捨てる、と、見かねる。

いつも、この狭間に居る、非力なくちこです

以上、日曜日でした。

 

今日、火曜日は、くちこ家のいちじくの木の剪定を若干。

いつもなら、ご近所さんが、勝手にやってきて剪定して帰ってくれるのですが、

今年は、ご実家でご不幸があったらしく、長く不在。

昨夜より、ネットで勉強して、ノコギリ片手に、木に登り・・・

ただ、家に一人だし、落ちても、怪我しても困るので一時間程度で辞めました。

 未だ未だです・・・

           

 

頼まれているので、挿し木で一応、苗作りも。           

 

          

 

まあ、此処に、愚痴を吐いてみました。

気を取り直して、遅まきながら・・・

 

ハッピー・バレンタイン

 

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業な業な・・・ごうな、ごうな・・・

2017年12月18日 18時23分36秒 | サメ家のこと

ごうな、ごうな、

業なことじゃのう。。。

子供の頃から、お年寄りの言葉として耳に残っている言葉。

 

不遇な人を見ると、

その人の「業」(ごう)だと。

不遇な事がありと、

その事を、「業」のなせる事だと。

 

可哀想でも、仕方が無い時に、

気の毒でも、それが理であるように・・・

 

業って何?

調べてみたら、

 

仏教およびインドの多くの宗教の説では、善または悪の業を作ると、因果の道理によってそれ相応の楽または苦の報い(果報)が生じるとされる。

 業は果報と対になる語だが、業の果報そのものを業という場合もある。


業苦とは・・・


仏語。過去に行った悪(あくごう)のために、現世で受ける苦しみ


サメ母は、認知症です。


2009/10/5のブログ 義母のお金

 

http://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/477337239080f4e0fca8e8ac6e522eef


2010/5/24のブログ 義母の涙


http://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/a3df8f79f7c7f5c9ad7c6506b4f8468a


2010/10/13 のブログ 義母のこと


http://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/314b125dcbc91458718ed15a0cffd7eb


これを読むと、11年前から既に認知症だったんだなあ。。。

その他ね、義母絡みの記事は、サメ家のことにまとめて入っています。

此処までが、話の枕です。

 

サメ氏が、先日、三年前から義母が入所している施設の大掃除にボランティアで参加したら、

「お話があります。」と言われたそうで。

あの泰然としたサメ氏が「大変なことになった!」と施設から電話してきました

義母の問題行動が深刻となり、もう施設で見ることが出来なくなりました、と。

 

 1人で歩いてトイレに行けるんです。

1人で普通の食事を全部食べられるんです。

何の持病も成人病も無いんです。

風邪一つひきません。

なのに・・・

なんで

 

大昔、

その名も高い?鬼姑だったらしいのですが、

くちこには、そうでは無かったし。

自分が聡明であることが自慢で、

その他、いろんな事が人より勝っていることが自慢な人でした。

で、

くちこから見たら、情に対する縁が薄い人にも見えました。

そして、勿論、人生の知恵が詰まった人でした

59歳で亡くなったくちこの父と同じ昭和三年生まれ。

自分の両親を看取り、

元夫の両親の介護をし、

サメ母の介護ね、五人目の親なんです。

これが、くちこが現世で受けた宿題なんだろうなと思って生きてきましたが、

またも、不合格だわ。。。

 

とにかく、この報告を聞いて、

うろたえたし、

考え込んだし、

落ち込んだし

 

で、

聞いて、最初に頭に浮かんだ言葉が、「業」(ごう)

これは、義母の業なのだろうか、と。

業って何よ

あ、これでは、話が堂々巡りに

 

今日は、腰を庇いつつも、義母を精神病院へ。

特養からも、看護師やスタッフ、そして紹介状も。

空室待ちとなりました。

午前中、医師が不在だったこともあり、一日仕事になりました

 

先ほど、ほとほと疲れて帰宅。

サメ氏からは、

「色々世話になったね、ありがとう」と。

サメ氏は疲れて、隣で寝ています

 

帰りの車の中での雑談。

「私達、脂肪肝を積極的に治すべきじゃないね。

適当に肝硬変になって、適当に病死したいよ。」

 

考えようによっては、

くちこが癌になったこと、

あれこれ内臓を切り取ったこと、

良かったとも言えるわ。。。

 

義母は、くちこのことも、一人息子もサメ氏のことも、解らない様子。

義母の、心の中、頭の奥までは見えないけれど・・・

それでもね、歌を歌ったり、

青信号だから、早く発車するように催促したり。

残酷で、不思議な病気なんだなあ

 

尊厳死って。

延命治療をしないこと。

はい、くちこも延命治療不要です。

そして・・・

くちこの尊厳には、自分が誰だか解ることも含まれます。

これを選ぶ権利も、くちこは欲しいな、と。

 

旧友の葬儀。

伯母の訃報。

身内の入院。

工事のこと、

義母のこと、

ぎっくり腰の原因にストレスと書いてあったのを読んで、

なるほど、これも誘引だなと思ったのでした。

 

さあ、

サメを起こすべきか否か?

起きてもね、粗末な夕飯しか無いんです

 

気を取り直して。

 

          

 

          

 

サメ氏がね、

悪いことの次は、良い事だから、大丈夫だよ、と。


P.S

今ね、ブログ上で一番古い義母の認知症についての記事、みつけました。

2009/4/7でした。

くちこの為に此処へ。


土曜日、義母を脳外科へ。
認知症は進行していると。
進行しているのに、逆に介護度が軽くなったのは、国にお金がないため、小細工をして意図的に経費を削減しているからと言われた。
不服の申し立てをしないと、好きなようにいじられるよと。
はあ・・・
でも、国にお金がないんだし・・・

そのまま、おしゃれなイタリアンレストランに。
義母のお誕生会。
義母と主人と私で。
義母には、お箸をお願いする。
くちかずこの隣にちょこんと座って楽しそうにしている。
レストランのご厚意で、ケーキにろうそくが・・・
チョコプレートに、ひらがなで、「おめでとう」と。
義母は超うれしそう。
嬉しいから吹き消さないと言う・・・
いやいや、ロウが・・・
なんと、ヤッホーのポーズで、ふーっ!
はい、81歳、おめでとう

日曜日、義母と畑仕事。
春じゃがを植える。
大先輩のはずなのに、いちいちくちかずこの指示を仰ぐ。
次々に義母に指示を飛ばし、とっとと植えて、ご近所さんと談笑。

ついでに、そのご近所さんに、二階の本棚の移動を依頼。
いやー、田舎の人は力持ち。
くちかずこは非力なので、号令係。
昼に、田んぼから帰った夫が呆れている・・・
「一体、あんたは、何様か」と。
え?くちかずこ様ですけど。

義母の料理があまりに無茶無茶なので、オール電化にしているものの、IHを止めたんだけど・・・
元々料理は好きではなかった筈なのに、いざ使えないとなると、すごい執着!
毎回、物忘れがひどくなっているから使えない旨、説明すると、やや悲しそうに納得するものの、
ものの10分で、「故障している、早く修理を」と言ってくる。
義母は元々行動派なので、自分で、修理を依頼してしまう。

迷ったあげく・・・・
くちかずこは、全てを話す決心をする。
二年前に、アルツハイマー型認知症と診断されたこと。
検査をしたら脳が縮んでいたこと。
原因や治療が十分に確立されていないこと。
もっと、早い進行をみんなで心配していたけれど、
お義母さんは、元々とても頭が良く、優秀な人なので、
(この一言で、義母の目がキラリ!)
まだ、この位で済んでいること。
「お義母さんはとてもよく頑張ったからね!」
「お義母さんは、とてもよく頑張ったと思うよ!」

義母は、じっとくちかずこの目をみて・・・
「はっきり、言ってくれてありがとう」
「遠回しでなく、ちゃんと伝えてくれてありがとう」
「あんたのような、嫁でよかった、ありがとう」

「お義母さん、良い人だー!!!!」
思わず、義母の手をさすり続けた・・・
二人とも、涙が出そうだったけれど、泣けなかった・・・

多分、30分もしたら、この話も消去される・・・
でもね、義母の魂は少しも壊れていないはず・・・
その魂と真摯の向き合いたいと思うくちかずこ・・・です。
くちかずこのしたこと、間違っていたかな????

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サメ地区秋祭りの為、夫婦で参陣!

2016年10月18日 20時43分51秒 | サメ家のこと

サメ氏は、〇〇なので、住んで居ない(住民票も無い)サメ家地区の役員を今春から引き受けています

任期は二年ですが。

くち家地区の自治会の副会長もしています。

任期は無期限。。。

それが、サメなんです

断る知恵が無い。

 

でもって、今回は、サメ地区秋祭りと、くち地区運動会がダブルブッキング。

ほれみいっ!と言っても無駄ですし、二泊三日でサメ家コースを選択。

 

先ずは、手土産等々を買って・・・

 

               

 

                   

 

くちこは、サメ家のご近所さん達にあれこれ日々貰いっぱなしなのでね。

 

秋祭りは、レトロ感満載でした

くちサメは、御花代(ご祝儀)集め。

くちこは、お金の計算苦手なのに頑張りました。

 

                   

 

 

                

 

祭りの前日は、サメ家のあまりの汚さに夕方から体調悪くなり、

鼻水タラタラ、喉は痛いわ、寒気はするわで、

体温計から、風邪薬等々、買いに走りました

もうダメかと思いました

お祭り日は、どうにか復活

 

何年経っても、なかなか、この汚さに慣れることが出来ないんです

自分の家では無いので、もう諦めると開き直って久しいのですが・・・

 

                 

 

                  

 

                    

 

一応、綺麗にしておいたそうです。。。

余りに疲れて、アフター写真を取り忘れましたが、キッチンからトイレに至るまで磨きましたよ

片づけて、掃除機。

芝刈りに、庭木の剪定もしました。

干し柿も。

今年は、裏年ですが、それにしても少なかったです。

 

               

 

ほら、最初の写真で見えなかった外水道と流し台が発掘されています! ↓此処に流し台が少し見えているでしょ?(くちこ一人で!)

 

                ←   

 

干し柿を干す作業をしていると、義母を思い出します。

いつも、大喜びで一緒に干していましたから。

義母も、サメ氏と同じく、くちこのコバンザメなんです

縄もスルスルと稲わらで作ってくれて、くちこは、びっくりぽんでした

 

↓この流し台の後ろの大木は、ポポーの木2本です。

 

お隣の畑はいつも綺麗、羨ましい      ↓サメは、この程度で綺麗と心底思える人。(後ろの木は胡桃、キウイ)

 

       

 

人間も人も、かくあるべし

お隣の畑を見る都度に、確信するくちこです

 

そうそ、こんなレトロな箪笥もあるんです、ボロだけど。

 

 

箪笥の前のお花は、ご近所さんからです、こんな感じ。(これで半分。。。)

 

 

帰りに薬局でくちこの体を調べたら、こんなに疲れていました。

 

 

帰宅後も雑用に追われていて、やっとPCに向かえた次第です


P.S

実は、またまたサメ氏が、やらかしています。

長くなるので、次回にでも。

 

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