二月某日、サメ母、93歳、天国への階段を昇っていきました。
昨年の12/17以来、何度も病院から連絡がありました。
心不全の悪化。
意識レベルの低下。
感染症の併発。
血圧の保持が困難、等々・・・
実は、年内と覚悟していました。
次は、お願いだから、サメ氏の誕生日だけは逝かないでと念じていました。
その内、奇跡的に持ち直すかもなんて根拠の無い考えまで・・・
義母は、
義母のペースで、
ゆっくりゆっくりとソフトランディングをしていたのかなあ・・・
一つ一つ、順番に、自分の命の灯を消していっていたのかもしれません。
義母の事、結構、ブログに書いてきたので探してみました。
二つだけ、此処に転記しておくことにしました。
義母が、特養に入所しました - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo
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ここからは・・・
ほら吹き的話を少し・・・
葬儀の時、祭壇をじっと見ていたら、義母が昇って?逝く?姿が見えた気がして。
何度も振り返って、じっと私の目を立ち止まって見ているんです。
心の中で、もういいよ、逝って。
義母が振り返る度に、心の中で話しかけました。
後から思うと、
くちこがサメ家に行くと、
義母は、いつもぴったりとくちこから離れなかったんです。
まるで金魚の○○みたいに後ろを付いて歩いていたのでした。
一緒にいたい。
一緒にしたい。
くちこと同じ物を食べたい。
いつもそう言っていました。
娘達のことは忘れてしまっても、くちこのことは、結構、後になるまで解ってくれていました。
嫁とは思っていない、娘だと思っていると言ってましたしね。
実は、義母のお骨、
くちこ家に持ち帰っています。
勿論、サメ家には立派な仏壇もあり、
そこには、義母の両親、夫も入っているのだし、本来は其処に・・・なのですが、
雪深い、冷え切った無人の家に置くのが忍びなくて。
くちサメと一緒に過ごすことが何より楽しそうだった義母なので、
くちサメの笑い声が絶えない家にしばらく滞在して貰おうかと思っているところです。
簡易的に、くちこが不器用な祭壇を設えて、遺影等々、並べています。
ただ・・・
くちこ家の仏壇の斜め前に置いたのですが、
くちこ家の仏壇にろうそくを点けようとしたら、どうやっても点かない。
20回位頑張ってやっとろうそくを灯して、
お線香立てを義母のお骨の前に移動してお線香をあげたのですが、
振り返ると何もしていないのに、仏壇からろうそくが落ちてきました。
途中で火は消えましたが。
ああ、厭なんだな・・・
くちこ家の仏壇に合掌して、
「仕方が無いんだよ」と口に出して言いました。
それからは、いつも通りに火が点くようになりました。
先におことわりが必要だったのかしらね。
実は、
ピンチヒッター的に、医療職に戻っています、コロナ禍なので。
スポット的なのですが。(当然、今だけのことです)
これ以上の詳細は書かないと決めています。
ただ、それだけでも、既にいっぱいいっぱいの精神状態な所での葬儀となりました。
他にも、色んなことがあり得ない程重なって、ね。
それでも、無事に乗り越えようと頑張っているところです。
くちこ拝。