しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

くち母娘箱根日記

2009年03月23日 18時38分00秒 | 旅行記

朝一番の在来線で、よそ行きを着たくちかずこは出発。
新幹線に乗って一路東京へ。
銀の鈴にて、くち娘(よい子)と合流。
小田急ロマンスカーに乗り、駅弁を食べつつ箱根湯本へ。


登山電車でガタゴト・・・二度スイッチバックをして・・・

ケーブルカーに乗り継ぐ。


すっごーい霧の中、物の勢いでロープウェーに。
一山越えて、芦ノ湖に向かう。
空中は一面乳白色、何も見えない。
ロープさえも、すぐ先で霧散・・・
綿菓子の中のアリの如し・・・

本来、仙石原でのんびりの筈が、くち娘の「水辺に行きたい」の一言で。
桃源台より最終便の海賊船が出航直前。
最終なので、箱根港についたらもう戻る便はなし。
でも乗ると言うんです・・・くち娘が。


夕暮れ、霧の湖面、海賊船に乗り湖上の人となる。
で、くち娘、突然コーヒーをこぼす。
くち娘はA型で几帳面なので、コート、マフラー、靴、床等の後始末に没頭。
怪しい海賊がずっとくち娘を心配するも軽くあしらわれて没。
バスを乗り継ぎ、やっと本来の目的の仙石原着。

フレンチ・ジャポネ・ステーキコース、シャンパン、白ワイン、赤ワイン・・・
最後の力を振り絞って温泉へ。
後、ベット上人生相談。

二日目早朝、露天に浸かりつつ海棠尊の螺鈿迷宮を読む。


AM.ポーラ美術館へ。
アラカルト、てんこ盛りの美術鑑賞は、くち母は苦手。
が、くち娘の希望。
彼女は元美大希望だったりする。


消化不良気味の鑑賞を霧小雨の中済ませ、有名な富士屋ホテルにてランチ。
重厚!古式豊かな和洋折衷。
千と千尋の物語の、ゆばーばの旅館にちょっと似ている。
ジョンレノンから明治天皇まで逗留あり。
サラダとハヤシライス、ビーフシチューで8600円也。
味も重厚!
くち母の胃は、ここでぐったりとなる。

とって返して、仙石原、ラリック美術館へ。
一つのテーマ、一つの流れ、一つの時代、一人の作品。
こんなストレートが、くち母は好き。
ラリックはシャドーボックスの世界とも重なる。
パリから運ばれたオリエンタル急行のサロンカーの中でティータイム。
ラリックの作品が多々はめ込まれたアンティークな世界にしばしうっとり。
おっと、ここで閉園時間。

へとへととホテルの温泉へ。
小猿が母猿の背中の蚤取りを・・・
いえ、背中を流す。
はい、最後はベット上人生回想。


三日目、早朝、またまた露天風呂で例の本を読みふける。
AM星の王子様ミュージアム。
くち母は王子様好き
そして、この物語はなかなか哲学である。
ふむ、良い感じのテーマパークに仕上がっている。
くち母は王子様をいっぱい買う。

PMガラスの森美術館へ。
くち母、ガラス細工を完成させる。
(ブローチの中に家を三軒作る)
で、くち母娘は、コスプレにチャレンジ
仮面舞踏会仕様。
くち母はピンクのドレス。
くち娘は黄色のドレス、マスク付き。
人生は、やったもん勝ち、着たもん勝ち、言ったもん勝ちと心得よ・・・
と、くち母、連日、くち娘を真摯に教育する。
(彼女の依頼なので)


あたふたと高速バスに乗り、乙女峠経由で新宿へ。

筆者とcafe友の体力を鑑み、本日の報告はここまでとします。
後半は後日また・・・

コメント
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