しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

姫・姫道中、松山に行く

2009年08月11日 20時27分00秒 | 旅行記

一見、セレブ風のヒラヒラした母娘、船に乗って瀬戸内海を渡る。

船内のソファーコーナーにてくつろぐ、よい子とくちこ。
ポリポリポリ・・・(いりこを食べる音)
はい、本当は、とっても庶民です。

で、賢いんだか、おばかなんだか、世間を知っているのか、知らないのか
とりあえず、肩で風切る、高ピーペア。

松山市は、思った以上に洗練された都会
文化的施設も多く、じゃこ天が美味しい

子規堂へ行き、水彩画の巧さにびっくり。
早逝は真に無念だったかと。
暑い
讃岐うどんをザルで。
すっきり、おいしい。

坊ちゃん電車に乗り、よい子感動
ポッポー・・・見事にレトロ。
で、日本最古の道後温泉着。
ちょうど、坊ちゃんカラクリ時計が動き始める・・・
坊ちゃんや、マドンナ、赤シャツ、ちょこちょこ出てくる。

千と千尋のものがたりの、ゆばーばが出てきた建物にそっくりの、道後温泉本館。
これまた、古式豊か・・・

さて、夕飯は、炙り伊予牛のにぎり、伊予牛ステーキ、鯛の兜煮、刺身とか色々・・・
握りを全部食べた上にご飯を三杯食べたのは、セレブを目指す筈だった、くちこです・・・

ああ、やっぱり庶民、出されたものは全部食べようとする本能が・・・苦、苦、苦しい

でね、くちこは、司馬遼太郎の「坂の上の雲」のファン。
何?近くに、秋山好古のお墓があるだと
行かねばならじ
浴衣に草履履きで、くちこ達は見知らぬ墓地へ
。はい、夜の八時前でした・・・
山の中へ・・・
崩れかけて階段を長々登る・・・ゼーゼー・・・辺り一面、墓。(当たり前か)
それらしい墓を一つ一つ名前を見るが・・・違う
時折、何度か、黒猫が素早く横切る・・・
他に人影なし。
暗い・・・
また黒猫・・・
帰ろう
娘を呼ぶ、返事がない。えーーーーー恥も外聞もなく大声で呼ぶ
。こだまが返る・・・のみ・・・
もう一度、もう一度・・・
神隠しか???
やや、離れたところから、よい子の姿がこちらへ、ほーーーーーほーーーほー
そそくさと帰る(墓は解らぬまま)

それから、くじけずに、ゆばーば風の道後温泉本館で入浴。

翌日は、坂の上の雲ミュージアム、大正時代の洋館、萬翠荘夏目漱石と正岡子規がしばし同居していた愚陀佛庵へ行く。
暑い

坊ちゃん団子や、坂の上の雲まんじゅうや五色そうめんを買い求め、昼食は鯛そうめんを食べ、バス、フェリー、電車を乗り継ぎ、無事帰宅。

これで、よい子に初めて四国の土を踏ますという母親の勤めを見事はたした、くちこでした、めでたし、めでたし。
PS、喧嘩はしなかったですよ。

コメント
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