しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

花火・・・

2009年08月19日 16時19分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

cafe巡りをしていると、花火の話題が多い。
当たり前だよね、夏のイベントだし。

くちこはね、「花火」で、
自分の心の傷が、まだ枯れていないことに時々気づきます。

すっかり立ち直り、
元気になり、
乗り越え、
歩き出し、
おおいに笑い、遊び、食べ・・・
ちゃあんと、わがままに生きているうんだけどね。

心の傷に貼ったカットバンの下は・・・

元夫にとって、「女遊び」「浮気」若しくは「本気」は、「罪」ではなかった。
くちこには、よく解らないが、社会通念上「普通」のことで、ペナルティーは「想定外」

くちこは、基本、人を信じるタイプなので、元夫の素行に問題を感じつつも、さりとて疑うこともなく・・・二十数年・・・
(そこんとこが、馬鹿だと、よく言われます)

知らなかった多くの事の中に、花火一連・・・

ヨットレース、納涼飲み会、写真撮影、等々・・・の理由で、しばしば外泊。
その全ては、女連れ、ホテル泊の花火観賞でした。
西へ東へ、近県の花火大会を嘗めるように・・・
常に、ご当地の高級ホテル泊、洒落たレストラン、ワイン・・・

それらの日々の中に、くちこの母の法事も数回、含まれていました。
喪も明けない内に、ヨットレースなんてと言ったら、ちゃんとしたスポーツだから、法事より大事だと・・・

偶然、それらの全てを一気に知ってしまってから、
くちこは、花火を見るのが辛くなりました。

子供の誕生日よりも、
運動会よりも、
クリスマスよりも、
女連れの外泊を選んだ人です。

それが、残りの人生を共に過ごせないと思った理由です。
もちろん、欠点ばかりではなかったけれど・・・

この心の傷は、いつか治るのだろうか?
「花火」という言葉だけで、写真だけで、心に血が滲むくちこです。

幸せに暮らしているのに、
わざわざ、後ろを振り返る、お馬鹿なくちこでした。

毎度、重い日記で済まないです。

コメント
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