ああ、日々、壊れ中
老化中の危ういくちサメ
此処は一番、十歳若いくちこが踏んばらねば
社会生活が危うい・・・
サメ地区のお祭りで、ご祝儀管理(御花代)係だったくちサメ。
家で、三回も験算、やっと安堵していたら、
打ち上げ参加を促す電話が入り、サメ氏はノコノコ、トコトコ。
これが、十二時半。
昼食を戴いた筈ですが、帰って来ない。
ああ、外は雨。
十八時半、階下が騒がしい。
※くちサメ所帯の棲み処は二階。
「イタタタ、イタタタ」
ナンタラ、カンタラ・・・
降りて見たら、
ほぼ全身不随のサメが一匹。
それでも、くちこの叱咤にて、
「いーちっ、にーいいっ!」
掛け声付きで階段を這って登ってきましたが、
上半身だけ、二階に到着状態で壊滅。
そして、大声だけが元気。
渾身の力で引きずり込んでドアを閉める。
くちサメ家の名誉の為に
ずぶ濡れで、あちこち泥だらけ。
どうも、転んだらしい。。。
不本意ながら、
脱がす。
全て。。。
肩にすり傷。
背中と腰に広い打ち身。
お尻も?
こちらは、正視していないので・・・
どうも・・・
落ちた?
本人はのたうちまわっているが、大丈夫そう。
下から順次着せたものの、
シャツは三度も放り投げる始末
パジャマは断念。
本人は、自力で這って布団へ。
今度は、布団を跳ね飛ばすわ、
襖を蹴りまくるわ、
くちこは、無言で、自分の布団を引き離す。
我が身を守らねばならじ。
夜中も這ってトイレに行っていました。
服と荷物を片づけて、
「えーーーーーーっ」
あの、やっとのことで手に入れたiPhone7plusが無い
ああ、十万が消えた。
本人に聞いても無駄。
既に外は真っ暗で、雨。
傘も・・・無い。
小さなランタンを手に、頭にビニールを被り、探しに出る。
上から帰ったのか?
下から帰ったのか?
無い
でも、諦めきれず、
結局、帰っては出かけで、三度も探しましたが、無い。
深夜、ご丁寧に豪雨に。
一縷の望みは、ケースを付けていることと、防水仕様なこと。
朝、サバのようなサメに問いただすと、
案の定、知らない、と。
しかも、
「くちこが、持って行かせたから無くなったんだ、要らなかったのに」と。
で、
「くちこが、家にいると思ったから安心して呑み過ぎた、一人だったらこんなに呑まなかった」と。
許すまじ
本当に悪い時に、謝れない特質があるサメなんです
強引に、マナーモードを解除させていたのが幸いして、
朝から二人掛かりで、くちこiPhoneでコールしつつ探索。
溝の中!のiPhone7plusを発見
傘も一緒に
でもって、カバーはビショビショでしたが、iPhoneは無事でした
ありがとうアップル社様
帰宅後すぐに、位置検索できるように設定しておきました。
一応、携帯の保証はオプションで付けてはいるのですが。
サメ氏は、再度、禁酒を誓っています。
どうしてか?
くちこが、酩酊状態のサメ動画を三分間撮影保存して、
とくと見せたからです。
さて、この誓い、いつまで
ご近所さんは、
「知らん顔して、叱ったらいけんよ」と言いましたが、
そうはイカの〇〇〇〇
まあ・・・
気分治しに、孫王子の写真でも。
婿殿の誕生会ディナーだそうです