しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

アルフォンス・ミュシャ展と、入船山記念館

2017年02月03日 09時07分12秒 | 旅行記

この日を迎えるまで、どんなに緊張したか?

くちこ教室(シャドーボックス)の生徒さん九人を引き連れて、

と言うか、総出でのお出掛けだったんです。

そ、くちこは、班長さんだから

どこか、頭の緩いくちこは、このお出掛けを以ってして、

やっと、生徒さんが何人居るのか自覚した次第。

チケット、食事、おやつ・・・

いろんな手配や準備をしてもさ、

何をやらかすか解らないのがくちこなの、よ

でも、元気に楽しく、十人で行ってきましたよ

 

美人揃いが特徴です

※くちこは、後列の帽子

※チケットは、前売りで800円。

 

アルフォンス・ミュシャって、くちこも、生徒さん達も好きな画家で、作品展を見に行くのはこれで二度目。

19世紀末にヨーロッパで大流行した、アールヌーヴォー様式の代表的な作家さんです。

故国チェコの読み方だと、ミュシャでは無く、ムハだそうで、今回はずっと、各絵画にその注釈がありました。

チェコの切手や、紙幣、国債にも、ミュシャの絵が使われているのが展示されていてビックリ

アールヌーヴォーの作家として有名なだけでなく、故国の再興にとても寄与した英雄なのですよね。

 

1860-1939 まずまずの長生き。

貧しい時代もありながらも、結構早めに成功したイメージかな?

晩年は、違った作風になり、二つのイメージがある感じ。

晩婚ながらも、二人のお子さんが産まれていて、

くちこ的には、子々孫々の才能が知りたいところです。

 

恐れ多くも、大昔、くちこが、シャドーボックスの作品にしましたよ。

 

 

お許しあれ・・・

 

さあさ、

次は、入船山記念館に。

此処にはね、

旧呉鎮守府司令長官官舎があるんです。

 

明治の頃の、(明治24年)

あの、「坂の上の雲」の頃の建物。

 

旧帝国海軍ってさあ、

陸軍とは、趣きが違うよね。

最初から、結構、英国風?

建物も、制服も、

軍隊の方式、考え方も?

 

とにかく、

くちこは、この時代に日本に建てられた洋風建築を見るのが好きなんです。

しかも、美術館の隣にあるんです。

生徒さんは、立場上、くちこには逆らえません。。。

※入館料は250円。

 

が、

素敵・・・であっただろう外観は、二日前からら修復に入っていました。

ああ、シートに覆われた外観

十人のコワモテのオバサン達から文句タラタラ言われた係員さん、お気の毒でした。

ソーーーリーーーー

なのに、その職員のオジサマが、快くガイドまで引き受けてくださいました。

なじられても、身を捧げる・・・良い人だわ

博学で説明も面白く、最後には、くちこファミリーの恩人に格上げされていましたよ

 

本当は、こんな外観だった筈。

国の重要文化財です。

 

 

この写真では解りににくいですが、鱗屋根です。

東京駅とか、神戸の鱗の家と同じです。

 

 

 

 

 

なんと、桜井小太郎の建築物です。

ロンドン大学を主席で卒業し、

弱冠21歳で、日本人初の英国公認建築家になった人で、

東京駅とか建てたジョサイア・コンドルの弟子。


※ちなみに、呉海軍兵学校も建てています。

くちこのブログ

http://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/ea6d864d4e6108f711c51b4cbc423140

此処も、良く保存されていて、歴史的価値が大きいと思います。


 

当然?

この時代の建物ですから、

公的な洋館と、

私的な和館とが並んでいます。

 

和館から。

未だ、古いガラスでした。

 

 

 

洋館とは、ドア一枚で繋がっています。

和館にしても、洋館にしても、敗戦後接収された進駐軍に相当荒らされてしまったようで、

残念無念

くっそーーーーっ

まあ、日本人の叡智を尽くして復旧していますけれどね。

なるべく、そのまま使って欲しかったわ。

家具なんかは、持ち帰られたのか、捨てられたのか、

殆ど無くなったそうです。

 

東京の旧岩崎邸で、金唐紙は、見ていたのだけれど、

こちらの方が、圧巻でした。

各部屋、金唐紙だらけ!

これは、日本が独自に、革細工の替わりに編み出した手法の壁紙。

ま、進駐軍は、その上に全て白のペンキを天井も含めて塗りたくったそうですが・・・

じっくりペンキを剥がしたり、

僅かに残っている所から再度、それを下絵に作ったりしたそうです。

 

 

 

年に二回、金唐紙を作成する体験教室あるそうです。

貴重な、型と道具を使わせて貰って・・・なかなかの人気みたいです。

 

 

 

 

 

←昆虫が沢山隠し絵で入っている壁紙です。

 

 

 

これは、戦艦大和の模型ですが、相当精巧にできていました。

で、

この建物は、映画の戦艦大和のロケ地にもなったそうです。

そうだよねえ。

当然だわ。

 

 

こんなステンドグラスにも海軍のマークが。

素晴らしいデザインだなあ。

 

と、ガイドさんには、総勢総意で感謝しつつ、お別れしたのでした。

旧海軍工廠塔時計の所で最後にパチリ

掲載については、了承を得ていますよ。

 

 

その後、予約しておいてレストランでランチ

お一人様、珈琲、ケーキ付で1500円。

和食4名、イタリアン4名、洋食2名。

たいした所では無いけれど、十名の席が重要だったのでね。

コース料理でしたが、適当に数枚しか写していないです。

 

             

 

              

 

とんかつ専門店で夕飯をGETし、

 

                    

 

あろうことか、全員が釘付けになり、爆買いしたのは・・・

八百屋

長ーい白ネギや、長ーい泥付き牛蒡を躊躇なく買いまくる。

里芋、干物、乾物、いりこ、みかん等々。

この姿を見た人は、間違いなく地元の人だと思った筈です。

柿色のリュックがくちこです。

 

  

 

今回も長くなり陳謝。

くちこも、疲れました

此処まで読んだ人も、お疲れ様でした。

 

 

コメント (48)
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