膵神経内分泌腫瘍(p-NET)で膵頭十二指腸切除術(PD)をして、
今日で二ヶ月になりました。
オペ後一日目、
出来ることなら病室の窓から飛び降りたい、からスタート。
どんなにイヤでも苦しくても、この現状から逃れる術の無い絶望感。
イバラの道を裸足で歩くしか選択肢の無いことへの恐怖。
膵液漏という合併症を起こし、
お腹から管がピンピン左右に出ていることがとても不本意で、
あれ程頼んでおいたのに!!!と、
神仏、ご先祖(両親を含む)etcを恨めしく思う日々。
麻薬、別の鎮痛剤、安定剤の相乗効果で?
二日間は軽い錯乱状態にまで・・・
こんなに苦しむと解っていたら手術なんてしなかったのに!
過去は取り消せない。
「今」からも逃げ出せない。
文句たらたら五人の医師にぶつけながら、
日々、
元気になりました(*^_^*)
オペ後26日目に退院。
オペ後鬱で、涙が出た日も数知れず・・・
常に背中を丸めて歩き、
スーパーに行っただけでも青息吐息でしたが、
今は背筋を伸ばして庭木の剪定をしています(^_^)v
連日、友人知人が遊びに、否、見舞いに来て
楽しく過ごしています。
毎日、出来ることをして、したいことをして、
あっという間に一日が過ぎています。
この病気で、この手術をして十年後に生きている確率は75%らしい。
4人に1人は死んでいるんだなあ・・・
ま、先のことは誰にも解らないし、
医長からくちこへの訓話では、
困ったことが起こった時に、
困ったことをクリアすべく一生懸命頑張る。
それだけのこと。
あれこれ今から考えても仕方が無い。
とのことでした。
二ヶ月前の「今」を受け入れるしか無かったように、
二ヶ月後の「今」を大事に有り難く楽しみます。
時間に余裕があると、家にいても楽しい。
もう五回位、ミシンも出したし、
原稿用紙54枚執筆?して応募したり、ね。
シャドーボックスも作ったし、
断捨離も進行中。
庭仕事も良い気分転換になるし、
夜はのんびり夫とアルバムをめくって思い出話。
神仏、ご先祖etc様、
先日の失礼をここにお詫びいたします。
そうそう、くちこんちの四軒先で「もちまき」がありました。
最近、とんと遭遇していないので、
夫に餅拾いを厳しく命じ、
くちこは遠くから写真撮影を
が、どんどん足元に落ちてくる・・・
くちこは欲望のままにカメラを放り出し、
餅拾いに熱中したのでした。
だから碌な写真はありなせんが・・・
最後の写真は、「くちこ家風鯛飯(貧乏バージョン)」です。
スーパーに行ったら、たいそう立派な天然鯛のアラ!が580円でした。
天然ものって、やっぱりコクが違う。
金持ちの人はこの鯛のお刺身を。
頭、腹身、中骨にも未だ身はたっぷり(^_^)v
骨からは、とっても良い旨味が出る筈。
先ず塩焼きするのが、くちこ風。
昆布を敷いて、お米をセットし、上に塩焼き鯛を置く。
酒と醤油をさらに鯛の上から振りかけて炊飯。
意図的に、最後は強火で少し焦がすのもくちこ風。
骨をとって、ざっくりとしゃもじで混ぜたらできあがりです。
昆布も食べられます。
冷凍も可です。
お試しあれ
庭のフェイジョアの木、花が満開になりました。
この花、美味しいんです。
爽やかに甘い。
実はつるんとしてキウイのようなものが収穫できます。
ビタミンたっぷりだそうです。
普通の子が生まれた時の記念樹なので、引っ越す時にも持ってきた木です。
戦利品がいっぱい。
楽しんでいるじゃありませんか。
大変だったのですね。
どんどん正常に向かっていかれるのかな。
なら、いいですね。
私は術後の大変さは一時だったから、
それほど苦にはならなかったけれど、
抗がん剤の治療とその後遺症が想定外。
今でもやるのではなかったと後悔。
覆水盆に帰らず。
日記を見ていると、何だか、道は見えているみたい。
遊びの輪に入れてほしいくらいです。
ブログを、拝見しますと、少しはお元気に成られたご様子、
安心しました、
「入院中は、本当に大変だったと思います」
先の事をあれこれ、考えても仕方が無い、
何か有れば其の時は、其の時に考えれば良い。
そう思います、私も。
「くちこ家風 鯛飯」 美味しそうですね、
餅まき、「紅白のお餅」と「五円硬貨」、
五円硬貨は、縁起の良い事に御縁が有る様にと言う事ですかネぇ、、、、。
自宅の建て替えの時に主人と長男は(下の息子達は小さかったので上らず)餅まきをしましたよ。懐かしいです(^o^)
最近は餅まきをしない所も多いそうですし、地域によっては元々しない所もあるみたいですね!
鯛のアラ、我が家も見つけると良く買いますが、お吸い物とアラ炊きにするのが好きでソレしかやった事が無かったですが、今度やってみようかな(^_-)
教えて貰って、ありがとうです♪
4人のうち3人は、生存しているのですから。。。
確か患者の平均年齢は57歳ぐらいだったと思うので、
その年齢層を考えると75%って高い数字に思えます。
54枚の闘病記、もう応募されたとはすごいです。
その行動力に感動しました。(*^O^*)
その行動力があれば、絶対10年後も大丈夫ですよ!!
私は気持ちはあるけど、まだ1枚も着手してないです。(汗)
あと2ヶ月のうちになんとかしなくては・・・(汗)
私は5月末で5年経過でした。
5年の間にいろいろありましたが、振り返るとあっという間です。
先週は「あと5年がんばれるか?」とネガティブでしたが、
最近「あと5年がんばろう!」と前向きになってきました。
とりあえず、「今でしょ!」と思いながら今を精一杯生きてたら
その積み重ねが10年になるのでしょうね。
身体の回復力もすごいです。
上棟式の餅まきとは縁起がいいですね。
私も20年前くらいに参加したことありますが、
餅を拾うのは楽しいですよね。
鯛飯も美味しそう~
75%にこだわることなく、
日々の暮らしを楽しんでください。(^^♪
出来ることなら病室の窓から飛び降りたい、からスタート。
どんなにイヤでも苦しくても、この現状から逃れる術の無い絶望感。
イバラの道を裸足で歩くしか選択肢の無いことへの恐怖。
くちこさんのように現場もよく知り、ちょっとしたことではへこたれない強い女性でも、絶望感と恐怖でいっぱいだったようですね!
それほど大変な手術だったのですね!
>困ったことが起こった時に、
困ったことをクリアすべく一生懸命頑張る。
それだけのこと。
あれこれ今から考えても仕方が無い。
とのことでした。
医長さんの訓話、人生の苦難に出遭った時、とても役立つと思いました。
>夫に餅拾いを厳しく命じ、
くちこは遠くから写真撮影を
が、どんどん足元に落ちてくる・・・
「もちまき」なんて、最近ほとんど見かけません。見かけたらくちこさんのご主人のように必死になって取りますが。(笑)
性格的な適性もあったりしますね^^
さて沢山獲得したお餅は、
どんな風にして食べますか?
「良かった良かった」
ダメなんです、コメントを読むともう最初から最後まで良かった良かった(笑)
なにがなんでもしっかり養生してください。
もう2カ月まだ2カ月です。
くちこは8cm近い巨大腫瘍だったので、画像に出なくても微少な転移はあるかも?と思っています。
でも医長の訓話に従います。
いずれ、くちこも抗がん剤のお世話になるかなとも。
でも、誰がなんと言っても、二度と手術はしないつもりです。
秋に出産予定で里帰りしてくる良い子(長女)の為に頑張りました。
くちこは、お餅を食べることは未だ無理なので、全部、良い子の為に冷凍しましたよ。
我が家には餅米がたっぷりとあるし、餅つき機もあるし・・・・ね。
やはり、親ばかですね。