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たまごのことそのいち

2012年02月24日 | Weblog
 2月 24日

 たまごのこと いろいろ。その1

 まずは子どもの頃の思い出から。
 生家ではアタイが小学生になるころまでニワトリを飼って
いました。 いわゆる放し飼いです。

 もちろんエサを与えるんですが、たいしたものではあり
ませんでした。 貝殻を擂り潰したり、野菜クズや糠(ぬか)
でしたね。
 あとは放し飼いですから、地面の虫などでたんぱく質を取って
いたんだね。

 オンドリ1羽、メンドリ2~3羽だったと思うけれど、
なにしろアタイが5~6歳までのことでしたから、記憶が
さだかではありません。

 んで、飛ぶんですよね。ニワトリも鳥の仲間だものね。
高さだと3m~5mぐらい、距離だと20m~30mぐらいは
バタバタと飛んでいましたね。
 放し飼いでしたが、夜には自分からトリ小屋に戻ってきま
したよ。
 犬に追われたりして、迷子(迷い鶏)になることはありました。

 オンドリは「気が強い」んだよね。メンドリを守るためにね。
 アタイなんか小さかったから、オンドリに つっつかれ
て泣いていましたよ。追いかけまわされるんですが、それだけ
じゃなくって、オンドリの目が怖かったですよぉ。

 そうそう、たまごのことでした。
 まぁ卵を産むんですが、毎日ではありません。そりゃそうだ
よね。栄養が良いわけじゃないし、灯りで無理やり産ませたり
していないものね。
 メンドリが数羽いたんだけれど、毎日1個、多い日で2個
でした。(産んでいない日もありました)

 朝、産みたてはホカホカで殻も柔らかいんですよ。
 それを朝、「生たまごご飯」にします。育ち盛りの きょうだい
3人が1個のたまごで2杯づつ食べるんですから、生たまごご飯と
いうより 醤油に卵入り って感じでしたよ。
 親たちもたまごを食べるので、こどもが毎日食べることはあり
ませんでしたね。

 そいでも美味しかったですねえ。ホカホカご飯にたまごは最高
だと思いますよ。今でもね。
 あ、ホカホカご飯は朝だけですよ。あのころの生家では。
ご飯を炊くのは朝だけでした。なにしろ竈(かまど)でしたもの。

 あの時代、卵は貴重品でしたから普段は食べられませんもの。
我が家はニワトリを飼っていたから食べられたんですが、そうじゃ
なければ祝い事とかお祭り以外は口にすることができませんでした。

 小学校の運動会は地域一番の行事でした。家族全員で応援に
行くんだよね。ゴザやムシロを持って場所取りでした。
 んで、お昼はみんなでオニギリをパクリ。そしてメインは卵焼き。
なにはなくても卵でしたねぇ。(茹で卵もありましたが、アタイは
好きじゃないので、甘めに作った卵焼きでしたね)

 それから何年後には、我が家の収入も増えてきたので、近所に
あった養鶏場にカゴを持っていって、直接買っていました。
 そのころは、「生たまごご飯」も1人で1個になっていたのですが、
そいでも毎日は食べることができませんでした。

 今じゃ逆に毎日は食べなくてもいいなぁ。数年前までは朝ご飯に
必ず目玉焼きやスクランブルエッグを食べていたんだけどねぇ。
 たまごのこと つづく。です。
 
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