たまおのページ

遊びと旅のページ。
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ばばかんぼじあべとなむいち

2012年02月05日 | Weblog
 2月 5日



 行ってきました。婆様といっしょに。その1

 まずは訂正、今回の2ババの年齢ですが、80歳と73歳
でした(昨年末から、ばあさんを連れてベトナムとカンボジアに
行くことを何度か話題にしていました。アタイは80と78だと
思ってカキコしていました)
 ま、どちらにしても高齢であることにかわりがない。かな。

 そいでね。80歳のベルちゃんのほうが見た目(体力的にも)
元気なんです。スタスタ歩くし、後ろ姿だけなら50歳後半から
60歳代ぐらいにしか見えませんよ。
 73歳のみさおさんは、そのまま年齢相応のおばぁちゃん。
ですね。

 海外旅行は好きなんですが、いろいろな手続きが面倒ですよね。
今回もどこの国にするか。ってことから始まって、旅行内容を
決めて、旅行会社を決めて、カンボジア大使館でビザを申請して、
4人(ばば3人とアタイ)で行く予定だったのに、1人がドタキャン
だもの。

 1日目
 3時半に起きて、ばば2人をお迎えですよ。(あの世からの
お迎えではありません。ねんのため)
 ベルちゃんがトラブルメーカーとなることは想像できていたん
ですが、まずしょっぱなから。

 ベルちゃんの自宅に到着。スーツケースをアタイの車に積み
ながら。
 「おはようございます。よろしくお願いしますね。」
 「では、いいですね。しゅっぱぁつ!」
 ってベルちゃん家を離れたんだけれど
 「チョッと待って。なんだか家の鍵を掛け忘れたような気が
するから戻ってちょうだい。」
 (Uターンして確認したら、やっぱ鍵を掛けていませんでした)

 道路は渋滞もなく順調で、予定よりも1時間早く成田着。
 空港のロビーで受付が始まるのを待っていたら、だんだん人が
増えていきました。
 「ベトナムは人気なんだねぇ。」なんて仲間で話し合っていたん
ですが、殆どが韓国へ行く人たちでしたね。

 7時半になったので、旅行代理店のカウンターで各種書類と
日程についての説明などをうけて、ベトナム航空のチェックイン
カウンターへ。(EXIT側から入ったので、怒られましたが、
老人のグループなので、『次はダメですよ』って許してもらい
ましたよ。こういうときは年寄りはいいよね)

 出国審査。
 ベルちゃんは心臓ペースメーカーを埋め込んでいるので、金属
探知機は通れません。
 証明書を見せてボディチェック。
 「やだわよぉ。いくら女性の係り員とはいいながら、あちこち
体を触られるのは。」と言っていました。

 無事に手続き終了。
 出発ゲート近くのコーヒーショップでお茶していたら、ベトナム
航空のフライトアテンダント(客室乗務員)が通っていくんですが、
全員がスラーとして、スタイルがいいんですねぇ。
 ベトナムの民族衣装である アオザイ が細めの体型に合う
ものね。ベトナム航空には決まったサイズのアオザイしかなくって、
それを着れる人しか採用しないんじゃないのかな7?って思って
しまいましたよ。

 定刻9時半に成田発。
 機材(飛行機のことをなぜか機材って呼ぶんだよね。航空関係は)
は新しかったですよ。(カンボジアを含め、アタイたちが乗った
飛行機は)客席は目で見て8割ぐらい埋まっていました。
 アタイは中央の4列シートでしたが、隣が空いていたので、ゆったり
でしたね。(もちろんエコノミーでしたがね)


雲海というより、アタイには蔵王のモンスター(樹氷)に見えました


 しかしまあ、東南アジア系の航空会社だからなのか、ベトナム航空
だからなのか、欧米の航空会社と比べると、規律が緩いですねぇ。
離着陸時に足元へ置く荷物(バッグなど)。欧米(日本)の航空会社
なら、しっかりと前席の下に入れないと注意されるのに、足に挟んで
いる状態でも何も言われませんでしたね。(アタイじゃないよ。アタイは
ちゃんと前席に押し込んでいました)し、離陸するときにもゲーム機で
遊んでいる人がいたしね。

 これが機内食、和食と洋食から選ぶんですが、和食はデザートが
大福だったので、こっちにしました(笑)。洋食だとケーキでした。

       上のピンクが大福です

 ほぼ定刻にホーチミン着。


 飛行機を降りたらモワッと南国特有の空気に体を包み込まれました。
 ここはトランジットだけでしたが、ベルちゃんはここでも金属ゲート
ではなくボディチェック。
 日本語が通じないので、ベルちゃんがここで英会話を発揮する。
わけがなくって、なんだか日本語で伝えようとしていましたが、ダメ。
アタイはこういうときには助けません。自己解決してね。です。
 トラブルがあると、度胸がついて、英語力がアップするからね。
ついに係り員があきらめて、”アッチ行け”のジェスチャーでしたね。

 このときアタイが「ポカ」。頭の中は乗換手順のチェックとばあさん
2人の面倒を見ることでイッパイだったので、ディバッグ(リュック)を
置いたままエレベーターへ。
 係りのオニイサン(ベトナムの検査係り員)が大声で「忘れものだ
よぉ}って教えてくれました。ヨカッタよかった。


 小型のジェット機(100人乗りぐらい?)に乗り換えてカンボジア
に向かいます。
 ホーチミンからシェムリアップ(カンボジアでアンコールワットに
一番近い都市)へ。
 飛行時間は1時間ほどでした。




 そいでも機内食としてこういう機内食が出ましたよ。見た目は良くない
んだけれど、味はよござんした。
   箱はカンボジアらしく、民族衣装の女性でした。

 入出国カードを書いている途中で機体は着陸態勢へ。
 アタイはなんとかカードを手に持って書き込むことができましたが、
ベルちゃんとみさおさんは途中まで。
 到着してから空港内で書こう。ってことになりました。

 空港内のカウンターでカードに記入です。
 アタイが書いたカードを見本にして。だったんです。
 みさおさんは素直に写していたんですが、ベルちゃんが
 「ここはなんて書くの? 面倒だわねぇ空白でもいいんでしょ。」
 「たぶんダメだと思うよ。全て記入しなきゃ。」
 隣にいた日本の人(他人)が、「ここは滞在ホテル名ですよ。」って
親切に教えてくれたのに
 「分かっているわよ。いいわよ教えてくれなくても。」なんだもの。

 ツカレルんだよね。困るし・・・ ありがとう って言っておけば
いいのにねぇ。と思いますよ。トラブルを自分から引き込むタイプで
すから。ベルちゃんは。
(ベルちゃんは目が悪い(明るくないと書けない)ので、見本が読め
ないのは分かるんですが、何度も記入ミスをするんです。

 なるべくなんでも自分でやってもらうことにしていたんですが、
時間がないし。ということで
 「アタイが言うことをそのまま書き込んでちょうだいね。まず、この
欄はVN381」
 「ねぇねぇ、ビー・エヌなの?」
 「ブイ・エヌだよ。ビクトリー・ニッポンね。」
 「ブイ・エヌ ってどんな意味?」
 「いいからさぁ、書いてよ。時間が無いから。」
 「なに言ってるのよ。どんな意味か聞いてるんじゃないの!!」
って怒るんですよ。
 
 アタイも余裕があれば教えるんですが、空港の外では現地ガイドが
待っているしね。
 でもしょうがないから
 「飛行機の便名だよ。」(心の中では、自分が乗った飛行機の便名
ぐらい覚えておきなよ。でした)

 書いている途中で、「もういいわよぉ。わたし、ここは空白のまま
出すから。」
 「じゃ、空白で出してもいいよ。たぶん係り員に止められるから。
アタイたちとは別行動になるよね。それでいきましょ。」って
アタイが言ったら、それからはしぶしぶ書き込んでいました。
 ふんとにツカレル。

 空港から15分ぐらいでホテル着
 チェックインしてから夕食はホテルの近くでカンボジア料理。

  トマトと玉ねぎスープ。野菜のココナッツミルク煮

 となっていますが、結果としてはカンボジア料理もベトナム料理も
中国の影響で、日本人の感覚としては中華料理でしたね。
 ま、アタイたちはガイドさんに案内されるレストランでしたので、
一般の人たちがどんな料理を食べているのか分かりませんでしたがね。


 カンボジアでは絶対に水道水を飲んではいけません。でした。
 ホテルなど、水はタンクに一度溜めてから使うので、錆びの味
(鉄の味)でしたね。
 シャワーを使うと、少し口に入るんですが、飲み込まないように
するのに気を付かいましたね。
 お風呂から上がってから、口をミネラルウォターでグチュグチュ
やっておきました。

 初日から 先が思いやられる出だしとなりました。
 さてさて 明日からはどうなるのか? つづく。 
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