たまおのページ

遊びと旅のページ。
他にも「ボヤキ、グチ、ネタミ、ソネミ、イヤミ」などなど(^O^)/

ばばかんぼじあべとなむご

2012年02月09日 | Weblog
2月 9日

 婆様といっしょに。その5

 

 この日は5時半に起床。
 カーテンを開けたら 路面が光っていました。雨です。
「乾季」も終わり近くになって天候が不順になる季節のようで
した。
 この日の最高気温が16℃と低く、ベトナムとすれば「寒気」
って感じでした。
 
 6時から朝食です。なぜこんなに早く食べるかというと、
この日はハロン湾観光だったんですが、車で一般国道を3時間
走らないと着かないんです。
 ってことで、普段はノンビリ朝寝のばば様たちは眠たそう
でしたね。(アタイは毎日5時半に起きているので、いつもと
同じだからね)

 このホテルもバイキング形式の朝食。料理の品数はカンボジア
よりも少なかったんですが、やっぱ質は上でした。



 そうそう、カンボジアの水は絶対に飲んではいけないんですが、
ベトナムは沸かした水道水は飲めます。ということですが、アタイは
飲みませんでした。
 そいでね。洗面台に350mlのペットボトルが2本置いて
ありました。
 ウガイや歯磨きの時に使うように用意してあるんですよね。
冷蔵庫には500mlの輸入ものミネラルウォーターが入って
います。
 んで、冷蔵庫の中のボトルは2ドル、洗面台は無料でした。

 朝7時過ぎにホテルを出発。
 ハノイのラッシュアワー。噂には聞いていたし、TV番組でも
見たりしているんですが、実際に目にしたら、黒目が点になり
ましたよ。

 ルールやマナーはあるのか? あるんでしょうねぇ。
 でもそれは日本の車社会とは違うんです。
 いくら運転がうまいと自負しているアタイでも、とてもじゃ
ないけれど走ることはできませんね。ブルブル

 縦横無尽、傍若無人。車の10cm横をスクーターが走り抜け
ます。何台も何十台もビィ~ン。
 信号を守っている車は後ろからクラクションの嵐を受けます。
一時停止をしたりしません。とにかく止まるのは車を降りるとき
だけ。って感じですね。
 
 ガソリンが高い(賃金とガソリン価格の比較だと、日本の10倍
ぐらいの値段)なので、バイクも車もスピードを出していません。
追い抜くときもゆっくり、前方(対向車線)からは車線をはみ出し
て追い抜きをしかけている路線バスがパッシングをしながらやって
きます。
 そのままだと正面衝突! そういうときはこっちの車が路肩の
方へ避けますが、そこにはバイクがいるんですねぇ。
 つうことで、バイクはビッビー!と警笛を鳴らしながら速度を
落としてかわします。

 スリル満点ですよぉ。テーマパークのジェットコースターは
怖いけれど安全でしょ?
 ベトナムの道路は違いますからねぇ。ふんとに紙一重ですよ。

 ばば様が「ガイドさん、ハノイではこんな運転しているから、
交通事故が多いんじゃないの?」
 「事故の場面を見ましたか?」
 「ええ、1回だけ。」
 「そんなに多くないってことです。」
 「でも、年間何件ぐらいあるの?」
 「国家秘密です。社会主義国ですから (笑)」

 度胸をきめて、目を開けているより、居眠りしていたほうが
怖い場面を見なくていいんだよね。
 そいで、この日の最高気温は16℃。居眠りするには少し寒い
気温でした。

 んで、ばば様が「ガイドさん、今日は1日中雨ですか? 天気
予報では気温のことはなんて言ってました?」
 「天気予報は雨といってましたが、ベトナムの予報は当たらない
んです。」(笑)
 つうことで、ばば様が「ガイドさん。寒いからエアコンを入れて
もらえますか?」

 ガイドさん「エアコンを入れると よけいに寒くなりますよ。」
 ばば様「・・・???」
 ガイドさん「エアコンは冷房だけです。この車には暖房がついて
いません。」

 そうなんですよ。ベトナムは基本的に暑い国なので、もともと
車には暖房装置が付いていないんです。ワッハッハ。
 (寒い国では、車に冷房が無いのと同じだね)

 途中で休憩して11時半にハロン湾に到着。
 12時過ぎに出航する観光船に乗り込みました。
 船の中は日本人だけが集められていましたね。旅行会社は
いろいろみたいでしたが、同じ国の観光客を乗せたほうが、
ガイドさんも観光客にもベターだものね。
(隣に接岸していた船は白人だけでした)

 船の中、アタイたちの隣の席は母娘の2人連れ。
 母親(40代後半~50代前半ぐらいに見えました)が
席に座っていたので、アタイから話しかけたんです。
 よくあるパターンで「どちらからですか?」
 「東京です。」

 すぐにお嬢さんが戻ってきて座ったから、アタイが
「あら、妹さんですか? 姉妹で旅行はいいですねぇ。」
 「おじょうずねぇ。娘には悪いけれど、私はそう言って
もらえるとウレシイです。」

 それから食事しながらもいろいろ話が弾んで、ばば様たちと
以外な繋がりがあったりして、楽しい会話でした。

 つうことで、本日のお客が全員乗船。出航ぉ!!
 
  あ、これじゃ小さいか


  こっちの船です


午後は またあしたのこころなのだぁ。(おざわ しょーいち)
 つづく
 
 


 
コメント