6月 23日
魔笛のゲネプロ(公演前の総稽古)。
一昨日(金曜)場あたり(本番舞台を使って、役者の
立ち位置とか、出入りの手順、舞台装置の確認など)と
ゲネプロでした。
アタイ、若かりし頃に何度か演劇舞台に立ったことが
あったんですが、今回のように本格的なオペラは初めて
でした。
んだもんだから、”なるほどぉ。こうやって確認して
いくんだぁ”って、ある意味面白く観ていましたよ。
(当然ですが合唱団の確認もありました)
合唱団として歌うだけではなくって、ある程度の役を
もらって、それなりに演技をする人もいます。
ヘビだったり、奴隷だったりね。そいから、表には
でないけれど舞台道具の出し入れを手伝ったりね。
アタイはなぜか武士(舞台のうしろで立っているだけ
のような役ですが、チョイとだけ演技があります)の
役となりました。
んで、わりとタンタンと場あたりが終わり、次は
ゲネプロでした。
オーケストラの演奏、歌、演技、舞台装置なども
本番と同じように進行していきます。
こうなると、アタイたち合唱は待機時間が多くなる
んですよね。
控えの部屋で待っています。1幕目が始まってから
40分後ぐらいに「そろそろ出番ですよぉ。」って
連絡がありました。
んじゃ、行くかねぇ。と動きだすのは男声(バス・
テノール)。女声の出番はそこからまた30分後ですよ。
ゲネプロですから、もし悪い所(気になる箇所)が
あっても、途中で止めないで最後まで進行します。
(ゲネプロが終わってから、それぞれに直しが伝え
られます)
合唱団、チョイ役が付いている人はそれなりに
忙しい時間帯もあるんですよ。
アタイのことで言えば、1幕目のフィナーレ近くが
一番忙しい(あくまでもアタイにとっては。です)。
奴隷→武士→僧侶の衣装へ着替えるんだよね。
チョイと演技をしながら舞台へ出て、踊りながら
退場、すぐに武士の鎧(ヨロイ)を着て、短い歌を
「陰唄」(舞台の袖など=客席から見えない場所で
歌う)歌って、10秒後ぐらいに舞台の定位置へ。
このとき、鎧といっても、革でできていて、背中に
チャック(自分ではチャックを上げられない)がつい
ているので、合唱団の女性3人に着せてもらい、左手
に槍を持ちます。
武士の出番が終わり、舞台を下りたら僧侶の白い
上っ張り をスッポリ被ります。
そんなこんなで、1回目の場あたりとゲネプロは
なんとか終わり。
(昼公演と夜公演で役者が替わるので、アタイたち
合唱団はもう一回あります)
合唱団、気合いを入れて2回目(夜公演の役者)の
ゲネプロです。
だって、このオペラは3時間ぐらいかかるもの。
続けて2回のゲネプロというのは体力的にも精神的にも
疲労度上昇ですよ。(ほんの短い休憩時間しかありま
せんでした)
そいで、2回目のゲネプロ途中で大ハプニング。
オペラ監督から「メガネはダメよ。」って指示がでま
した。
「そんなの聞いていない。そういうことなら事前に
『メガネは外して出演してもらいます』というような
説明をしておくべきだ。」
「舞台に私物を持ち込まないというのは演劇の基本
です。」
「メガネは体の一部でしょ。あきらかに私物とは違う
でしょ。」
「メガネに照明が反射して、演出上問題となります。」
「指揮が見えないし、安全面を考慮しても、今の時点
からメガネを外すというのは納得できない。」
「それでは、出入りの時点ではメガネを着用しても
かまいません。また、どうしてもメガネを掛けたまま
でなければ不安であったり、指揮が見えないという人
については着用したままでもOKとします。」
てな遣り取りがあって、最終的には個人判断という
ことになりました。
アタイも視力が低いので、メガネが無いと困るんで
すがねぇ。でした。
明日は本番当日のことをカキコしまぁす。
魔笛のゲネプロ(公演前の総稽古)。
一昨日(金曜)場あたり(本番舞台を使って、役者の
立ち位置とか、出入りの手順、舞台装置の確認など)と
ゲネプロでした。
アタイ、若かりし頃に何度か演劇舞台に立ったことが
あったんですが、今回のように本格的なオペラは初めて
でした。
んだもんだから、”なるほどぉ。こうやって確認して
いくんだぁ”って、ある意味面白く観ていましたよ。
(当然ですが合唱団の確認もありました)
合唱団として歌うだけではなくって、ある程度の役を
もらって、それなりに演技をする人もいます。
ヘビだったり、奴隷だったりね。そいから、表には
でないけれど舞台道具の出し入れを手伝ったりね。
アタイはなぜか武士(舞台のうしろで立っているだけ
のような役ですが、チョイとだけ演技があります)の
役となりました。
んで、わりとタンタンと場あたりが終わり、次は
ゲネプロでした。
オーケストラの演奏、歌、演技、舞台装置なども
本番と同じように進行していきます。
こうなると、アタイたち合唱は待機時間が多くなる
んですよね。
控えの部屋で待っています。1幕目が始まってから
40分後ぐらいに「そろそろ出番ですよぉ。」って
連絡がありました。
んじゃ、行くかねぇ。と動きだすのは男声(バス・
テノール)。女声の出番はそこからまた30分後ですよ。
ゲネプロですから、もし悪い所(気になる箇所)が
あっても、途中で止めないで最後まで進行します。
(ゲネプロが終わってから、それぞれに直しが伝え
られます)
合唱団、チョイ役が付いている人はそれなりに
忙しい時間帯もあるんですよ。
アタイのことで言えば、1幕目のフィナーレ近くが
一番忙しい(あくまでもアタイにとっては。です)。
奴隷→武士→僧侶の衣装へ着替えるんだよね。
チョイと演技をしながら舞台へ出て、踊りながら
退場、すぐに武士の鎧(ヨロイ)を着て、短い歌を
「陰唄」(舞台の袖など=客席から見えない場所で
歌う)歌って、10秒後ぐらいに舞台の定位置へ。
このとき、鎧といっても、革でできていて、背中に
チャック(自分ではチャックを上げられない)がつい
ているので、合唱団の女性3人に着せてもらい、左手
に槍を持ちます。
武士の出番が終わり、舞台を下りたら僧侶の白い
上っ張り をスッポリ被ります。
そんなこんなで、1回目の場あたりとゲネプロは
なんとか終わり。
(昼公演と夜公演で役者が替わるので、アタイたち
合唱団はもう一回あります)
合唱団、気合いを入れて2回目(夜公演の役者)の
ゲネプロです。
だって、このオペラは3時間ぐらいかかるもの。
続けて2回のゲネプロというのは体力的にも精神的にも
疲労度上昇ですよ。(ほんの短い休憩時間しかありま
せんでした)
そいで、2回目のゲネプロ途中で大ハプニング。
オペラ監督から「メガネはダメよ。」って指示がでま
した。
「そんなの聞いていない。そういうことなら事前に
『メガネは外して出演してもらいます』というような
説明をしておくべきだ。」
「舞台に私物を持ち込まないというのは演劇の基本
です。」
「メガネは体の一部でしょ。あきらかに私物とは違う
でしょ。」
「メガネに照明が反射して、演出上問題となります。」
「指揮が見えないし、安全面を考慮しても、今の時点
からメガネを外すというのは納得できない。」
「それでは、出入りの時点ではメガネを着用しても
かまいません。また、どうしてもメガネを掛けたまま
でなければ不安であったり、指揮が見えないという人
については着用したままでもOKとします。」
てな遣り取りがあって、最終的には個人判断という
ことになりました。
アタイも視力が低いので、メガネが無いと困るんで
すがねぇ。でした。
明日は本番当日のことをカキコしまぁす。