うんのないぼぅねんかいいち

　１２月　５日

　運のないおねぇさんたちとランチ忘年会でした。その１

　秋に紀伊半島へ旅をしたときの残金がある。ってことで
「ランチの代金はかからないわよ」と、妹。（このメンバーで
なにかをやるときは、妹が会計担当）

　で、場所は銀座のレストラン。予約時間ピッタリに入店したら、
他の３人はすでに席に着いていました。
　「遅かったじゃない」と、妹。
　「お久しぶり」と、鈴木さん。
　「メガネ替えた？似合うわよ」と、運のないおねぇさん。

　ケッコー広いレストランなんですが、アタイたち以外にはだれも
いませんでした。（店を出るまで２時間ぐらい居ましたが、だれも
入って来ませんでした。銀座は店が多いから、こうなってしまう
レストランもあるね）

　「大きな串に肉を刺した料理をテレビで観たんだけど、それって
あります？」と、妹。
　（いつものことですが、テレビで放送されるとその場所へ行きた
がる妹とおねぇさん）

　「ランチでは提供していないんです」
　「えぇー美味しそうだったから食べたかったのになぁ」
　「ランチビュッフェにしていただければ、同じ料理ではありま
せんが、似ているものがあります。どういたしましょう？」
　「ビュッフェ以外は？」
　「パスタランチとなっています」
　「じゃぁパスタランチで」

　「肉が食べられるんじゃなかったのぉ」と、おねぇさん。
　「ゴメンごめん。夜だけとは知らなかったから」
　「それにしてもだれも入ってこないわねぇ。お昼なのに」
　「ここは夜がメインなんだよ。生演奏が入って、ライブ感の
ある店だったよ。アタイが調べたネットの情報だと」

　まずはサラダが出てきました。
　「だれに見せるわけじゃないけど、とりあえず写真を撮っておくわ」
と、妹。
　「ねぇ。アタイを撮って」
　「面倒ねぇ。自撮りすればいいじゃないの」



　　　　　手に持っているのはパン
　　　　　これは自撮りできない。

　「今年の紀伊半島旅行はベストなタイミングよね。ほぼ晴れたし
パンダには会えたし」
　「よかったわよ。あと１週間ぐらい遅かったら、台風の直撃だった
もの」
　「伊勢うどんだけはいただけなかったわ」
　「あれ、いただいたじゃない」（笑）
　「食べたけど、やっぱり不味くていただけなかったわ」

　女性店員さんがパスタを持ってやってきました。
　「おまちどうさまでした」
　「ねぇねぇ。これ見て」と、スマホの写真を店員さんに見せている
妹。
　「わーカワイイ」と、店員さん。
　「なんの写真？」
　「こないだ行ったアドベンチャーワールドのパンダ親子」
　（店員さんもヒマなんですよ。アタイたちしか客がいないから）

　「ねぇ。会員登録するのにメールアドレスをコピーしたいんだけど、
どうすればいいの？」って、おねぇさん。
　「自分のアドレスはどこに入れてる？」
　「自分の情報なんて、自分のスマホには入れていないわよ」
　「住所録とか電話帳とかがあるでしょ」
　「どれどれ。あった」（あるに決まってますよ。以前にアタイが
入れたんだから）
　「そこにあるアドレスをコピーするために長押しだよ」
　「長押しって？」
　それでもなんとかコピーできて、会員登録画面に貼り付けることが
できました。

　「あんたたち、もう店を出るわよ。続きはお茶しながらにして」
と、妹。

　ということで、お茶でのことは明日へ。(^_^)/