12月 16日
「い だてん」は良かった。
大河ドラマ史上最低の視聴率(現時点ではまだ最終話の結果が出て
いないが)であった「い だてん」が終わりました。現場は力を入れて
いたんですが、いかんせん脚本が世間の好みとズレが大きくて、後半の
追い上げも実りませんでしたね。役者が何人か不祥事だったし。
取り上げたのが話題のオリンピック。とはいいながら、チョイと
地味な人物(世間一般にはあまり知られたいない人。逆にいうと、
こういう人たちが日本のスポーツ発展に寄与したことを知らしめた
んです)でしたから。
で、なんで「い だてん」が良かったのか?
それはね。アタイがエキストラ参加していたからです。(笑)
昨年の5月ぐらいから今年の9月まで、約1年半にわたって、ン十回
参加しましたが、現場の雰囲気とかスタッフの対応が良かったんです。
(現場スタッフは開き直っていた感じがしました。「オレたちは良い
作品にするだけだ」って)
NHKということもあって、スタッフの数が多いんです。だいたい
50人ぐらい。エキストラ担当の人が常時3~4人。ということで
目が行き届くんですよ。
アタイがエキストラ参加したドラマや映画の場合だと、民放TVで
20~30人、映画で30~40人でした。
「今日の撮影は、これこれこういう時代背景があって、役者さんが
こんな動きをしますので、あなたはこうやってください。
てなことで、エキストラ参加者1人ずつに動きが付けられていき
ます。
アタイの役、その他大勢的な人物としての参加が多かったんです。
寄席の客。街の通行人。スポーツイベントの応援。
何度も参加していると、知り合いも増える。待機時間にはペチャ
クチャやる。(なにしろ長いときで4~5時間も待機するときが
ありました。普通でも30分~1時間が何回かあるんです)
記憶に残っていることをいくつかカキコ。
寄席の客や街の通行人で、短いセリフやかけ声役をもらったことが
何度かありました。助監督さんに顔を覚えてもらい、コチラから
強い視線を送る。そうすると何かしら特別な役を貰えることがある。
マラソンランナーの後を、金魚のフンのようにくっついて走る。
これはキツかったですよ。TV放送ではアタイが走っているところは
ゼッタイに使われない(カメラは前から撮るが、20人ぐらいが
金魚のフン、その中でアタイは最後尾)ことが分かっているのに、
夏の暑いときに、50m10回ぐらい革靴で全力疾走でしたからね。
撮影の次ぎの日には膝が痛くなりました。
逆に昨年の12月には夏のシーン。Yシャツ1枚なのに、霧吹きで
水をかけられる。北風ピューピューの中で3時間。動いているときは
まだいいんだけど、待機中はガタガタ震えていました。(昼間の場面
でしたが、16時ぐらいまで撮影。12月ですから真っ暗で寒い)
エキストラ参加の3日前ぐらいに「歌を覚えてきてください」と
メールが入る。曲が添付されているので、それを毎日聴いて撮影当日
までに覚えたこともありました。(覚えても画面に映ることはない。
今でも歌える)
真夏の飛行場で撮影。暑いので水を飲むんですが、トイレが近くに
無い。汗で蒸発するとはいいながら女性はキツイ。
やはり夏。トラックの上で出征兵士を送り出す人の役。の予定でし
たが、直前にメンバー交代となって、アタイは乗らなかった。これは
画面には映るんだけど、とにかく日陰は無いし冬の服装で暑いし、その
シーンの撮影が終わるまで2時間ぐらいはトラックから降りられない。
あまりに過酷。助かった。(笑)
他にもエピソード的なことがいくつかありましたが、これぐらいで
やめておきます。
いろいろあったけど、ふんとに楽しい現場でしたよ。(^_^)/
「い だてん」は良かった。
大河ドラマ史上最低の視聴率(現時点ではまだ最終話の結果が出て
いないが)であった「い だてん」が終わりました。現場は力を入れて
いたんですが、いかんせん脚本が世間の好みとズレが大きくて、後半の
追い上げも実りませんでしたね。役者が何人か不祥事だったし。
取り上げたのが話題のオリンピック。とはいいながら、チョイと
地味な人物(世間一般にはあまり知られたいない人。逆にいうと、
こういう人たちが日本のスポーツ発展に寄与したことを知らしめた
んです)でしたから。
で、なんで「い だてん」が良かったのか?
それはね。アタイがエキストラ参加していたからです。(笑)
昨年の5月ぐらいから今年の9月まで、約1年半にわたって、ン十回
参加しましたが、現場の雰囲気とかスタッフの対応が良かったんです。
(現場スタッフは開き直っていた感じがしました。「オレたちは良い
作品にするだけだ」って)
NHKということもあって、スタッフの数が多いんです。だいたい
50人ぐらい。エキストラ担当の人が常時3~4人。ということで
目が行き届くんですよ。
アタイがエキストラ参加したドラマや映画の場合だと、民放TVで
20~30人、映画で30~40人でした。
「今日の撮影は、これこれこういう時代背景があって、役者さんが
こんな動きをしますので、あなたはこうやってください。
てなことで、エキストラ参加者1人ずつに動きが付けられていき
ます。
アタイの役、その他大勢的な人物としての参加が多かったんです。
寄席の客。街の通行人。スポーツイベントの応援。
何度も参加していると、知り合いも増える。待機時間にはペチャ
クチャやる。(なにしろ長いときで4~5時間も待機するときが
ありました。普通でも30分~1時間が何回かあるんです)
記憶に残っていることをいくつかカキコ。
寄席の客や街の通行人で、短いセリフやかけ声役をもらったことが
何度かありました。助監督さんに顔を覚えてもらい、コチラから
強い視線を送る。そうすると何かしら特別な役を貰えることがある。
マラソンランナーの後を、金魚のフンのようにくっついて走る。
これはキツかったですよ。TV放送ではアタイが走っているところは
ゼッタイに使われない(カメラは前から撮るが、20人ぐらいが
金魚のフン、その中でアタイは最後尾)ことが分かっているのに、
夏の暑いときに、50m10回ぐらい革靴で全力疾走でしたからね。
撮影の次ぎの日には膝が痛くなりました。
逆に昨年の12月には夏のシーン。Yシャツ1枚なのに、霧吹きで
水をかけられる。北風ピューピューの中で3時間。動いているときは
まだいいんだけど、待機中はガタガタ震えていました。(昼間の場面
でしたが、16時ぐらいまで撮影。12月ですから真っ暗で寒い)
エキストラ参加の3日前ぐらいに「歌を覚えてきてください」と
メールが入る。曲が添付されているので、それを毎日聴いて撮影当日
までに覚えたこともありました。(覚えても画面に映ることはない。
今でも歌える)
真夏の飛行場で撮影。暑いので水を飲むんですが、トイレが近くに
無い。汗で蒸発するとはいいながら女性はキツイ。
やはり夏。トラックの上で出征兵士を送り出す人の役。の予定でし
たが、直前にメンバー交代となって、アタイは乗らなかった。これは
画面には映るんだけど、とにかく日陰は無いし冬の服装で暑いし、その
シーンの撮影が終わるまで2時間ぐらいはトラックから降りられない。
あまりに過酷。助かった。(笑)
他にもエピソード的なことがいくつかありましたが、これぐらいで
やめておきます。
いろいろあったけど、ふんとに楽しい現場でしたよ。(^_^)/