日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

床屋さん

2005年11月25日 | インポート
車で15分ぐらいの所にある、瑞穂町の床屋さんで散髪をしてきました。
7年間ほど通い続けている床屋さんで、この7年間の私の周りの出来事を、たくさん話してきた場所です。

髪の毛の重さなどたいした重さでも無いのに、それを短くしてもらうと、頭がとても軽くなったように感じます。

洗髪してもらってから、きわ剃りをして、ひげを剃り、鼻毛や耳毛の手入れをしてもらっているうちに、心地よい眠たさが訪れます。

剃刀の刃が、顔の皮膚の上をすべり、顔の表面の突起を刈り取りながら、なめらかな曲面を作り上げて行きます。

床屋さんの熟練の技術の見せ所で、私にとっては至福の時間でもあります。

雲仙市という自治体にはなりましたが、床屋さんと私の関係は、同じ市民になっただけで何にも変わりません。

私にとっては、とても落ち着ける空間のひとつです。


豊田かずき