日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

掛け声だけ?

2005年11月30日 | インポート
今日と明日(11月30日と12月1日)で、雲仙市における初めての臨時議会が開かれるという情報を、雲仙市のホームページ以外からの情報で知りました。

確認のために雲仙市のホームページを開いてみましたが、そのような記述を探す事は出来ませんでした。

奥村市長は、情報公開の必要性を主張されておりましたが、具体的にはどのような手段による情報公開を目指しておられるのでしょうか。

雲仙市のホームページにおいて、議会の開催日程や、その議会で審議される具体的な議案の公開などは、今すぐにでもできる情報公開のひとつではないでしょうか。

市議会の召集権は市長にありますから、市長サイドからの情報として、いち早く市民に公開すべき性質の情報であろうと私は思います。

情報公開の必要性を主張するだけなら誰にでも出来ます。
掛け声だけなら誰でも出せます。

要は、それを具体的に実施できるかどうかであって、市長の指示さえあれば、今からでも雲仙市のホームページ上で公開できるはずです。

ホームページによる情報公開のメリットは、その即時性と情報伝達の広範性にあります。
何のために雲仙市のホームページを持っているのかということの認識を明確にしておく必要があると思います。

新生雲仙市議会で審議されていく事柄の、詳細な経緯をきちんと市民に伝えていく事は、情報公開を主張して当選された奥村市長が実行すべき重要施策のひとつであろうと私は思います。

買収容疑で逮捕された市議会議員に対して、雲仙市議会はどのような対応をするのか、というようなことも含めて市民は注視しているでしょう。

行政や議会の透明性の確保から雲仙市はスタートして欲しいと思っております。


豊田かずき