日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

墓参りのハシゴ

2013年08月14日 | インポート
午前中に墓参りのハシゴをした。

伯母たちが眠っている愛野町の光西寺の室内墓にお参りして、その後そこから車で3分ぐらいの所にある自分の家の墓地に行く。

小高い尾根筋の中腹にある我が家の墓までは、車を止めたところから急な傾斜の坂道を歩いて5分ぐらいのところにあり、そこまで行きつくのにかなりの体力を要する。

妻と息子と3人で、2リットル入りのペットボトル6本の水を運び上げて、花立の水を代え石塔に水をかけて線香をあげる。

今週の日曜日に墓掃除は済ませていたので、お参りは楽だった。

我が家の墓に参った後は、隣町にある妻の実家の墓に参り、その後には同じく隣町にある伯父の墓にお参りした。

仕上げは、祖母(母の母)の墓がある隣町のお寺まで行き、そのお寺の室内墓にお参りした。

合計5箇所の墓参りのハシゴをした。

連綿と続く祖先からの血脈や、かかわりのある縁者のおかげで今の自分たちがある。

健康な体を与えてもらっていることに対する感謝をし、平和に暮らすことができている今に生かしてもらっていることに感謝できるような年齢になった。

それにしてもお盆の墓参りというのは、面白い習慣であると思う。

お盆には祖先の御霊が、それぞれの家に帰ってきているということだから、お墓の中には誰もおらずに空っぽのはずなのに。



豊田一喜