日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

認識の違い

2005年10月12日 | インポート
昨日、発足したばかりの雲仙市の選挙管理委員会に確認のための電話を入れました。

雲仙市の発足に伴い、合併前に届け出ておいた政治団体としての「豊田かずき後援会」の事務所の所在地や、活動区域の表示が変わるので、その処置をどのようにすれば良いのかということを問い合わせるための電話でした。

応対された雲仙市選挙管理委員会の職員氏によれば、島原振興局の中にある長崎県選挙管理委員会島原地方書記室に、再度、政治団体設立届を、新しくなった住所でし直してから、その届け出書のコピーを添えて、後援会などの看板に貼る証票をもらうための手続きに来るようにとの事でした。

そこで、雲仙市発足前に届け出ていた政治団体設立届の日付けのところを、どのようにしたら良いのかという事を疑問に思ったので、念のため、長崎県選挙管理委員会島原地方書記室に電話で尋ねてみました。

雲仙市の選挙管理委員会から言われた内容をお話したら、うちでは特別にそのような指導はしていないという返答でした。
住所が、南高来郡から雲仙市に変わったので、住所変更の届出をするのであればしておいた方がいいのではないでしょうかという程度の事でしたので、これからその所在地住所の変更届をしに行きますという事をお伝えして、電話を切りました。

上部組織としての長崎県選挙管理委員会島原地方書記室と、その下部組織であろう雲仙市選挙管理委員会とで、認識の違いがあることが分かりました。

私には、長崎県選挙管理委員会島原地方書記室の認識の方が正論であろうと思えます。
既に、平成17年5月16日に「豊田かずき後援会」の設立届をしているのですから、新たに届け出るとなると、その届け出の日付けも、新たに届け出た日付になるはずです。
そうすると、政治団体は会計報告の義務を課せられているので、その会計報告も新たに届け出る前日付けでしめて報告しなければならない事になります。

発足したばかりの雲仙市選挙管理委員会の、私からの電話に応対された職員氏が自分なりに判断して言われた事なのか、雲仙市選挙管理委員会としての統一見解だったのかは分かりませんが、上部組織との見解の相違があったという事は、下部組織が上部組織の指導をきちんと仰いでいなかったのではないのかと思えます。

島原市にある長崎県選挙管理委員会島原地方書記室に行って、政治団体の住所変更の届出をしたいのですがと伝えると、先般、電話に応対された職員の方がすぐに「届出事項の異動届」の用紙を持って来て丁寧に説明され、住所変更届を済ませる事が出来ました。

届出事項の異動届に受付印が押されたもののコピーを受け取ってから、御礼を述べて帰りました。

帰宅する途中に、旧国見町に住んでいる、ひとり暮らしの伯母さんの家に寄り、ずっと昔の思い出話などを聞かせてもらうことができました。

その思い出話の中ででも、物事に対する認識の違いから、色々な人達との諍いなどもあったのだという事を聞かせてもらいました。

色々な事柄に対して、正しい認識を持つ事が必要であるという事を強く感じた一日でした。


豊田かずき



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