きょうからは、毎日が日曜日のような生活をしばらくは送る事になるので、少し遅めの朝食を摂ってから、出かけようとして玄関の鍵を閉めたら、玄関を入った所に置いている黒電話が鳴り出した。
家の電話機は、停電の時にも電話線さえ切断されていなければ使えるように、ダイヤルを回してかける方式の黒電話のままにしている。
現在のプッシュホンしか知らない親戚の子どもたちにとっては、珍しい電話機であり、私の家に遊びに来て、その電話機から電話をかける時には、円形に配置されているダイヤルの穴を押して電話をかけようとする子もいる。
何十年も前に開設された、農集電話の時代と同じ形態の、黒い電話機を我が家では使っている。
あわてて玄関の鍵を開けて、黒電話の受話器を取る。
受話器の向こうからは、丁寧な言葉使いで名のられた。
つい最近、関わったことのある組織の名称とその方の名字だった。
嬉電(嬉しい電話・・・私が勝手に作った造語)だった。
人生色々あるが、きょうの嬉電は、私のこの10年間ぐらいの中では、絶対に3本の指に入るような、記念すべき電話だった。
先日このブログで紹介した、スティーブジョブズ氏の言葉の中に、「点と点を結ぶ」という内容が語られていたが、まさに人生の中の意識しなかった点と点が、結果として結ばれて生じたような、嬉しい電話だった。
きょうからの夜勤に備えて、2階の部屋で寝ている息子に、その嬉しい電話の内容を伝えに階段を駆け上った。
一連の経緯を知っている息子も喜んでくれた。
これからはその準備で少し忙しくなるが、嬉しい忙しさになる。
ご先祖様に対して、感謝の「南無阿弥陀仏」。
豊田一喜
家の電話機は、停電の時にも電話線さえ切断されていなければ使えるように、ダイヤルを回してかける方式の黒電話のままにしている。
現在のプッシュホンしか知らない親戚の子どもたちにとっては、珍しい電話機であり、私の家に遊びに来て、その電話機から電話をかける時には、円形に配置されているダイヤルの穴を押して電話をかけようとする子もいる。
何十年も前に開設された、農集電話の時代と同じ形態の、黒い電話機を我が家では使っている。
あわてて玄関の鍵を開けて、黒電話の受話器を取る。
受話器の向こうからは、丁寧な言葉使いで名のられた。
つい最近、関わったことのある組織の名称とその方の名字だった。
嬉電(嬉しい電話・・・私が勝手に作った造語)だった。
人生色々あるが、きょうの嬉電は、私のこの10年間ぐらいの中では、絶対に3本の指に入るような、記念すべき電話だった。
先日このブログで紹介した、スティーブジョブズ氏の言葉の中に、「点と点を結ぶ」という内容が語られていたが、まさに人生の中の意識しなかった点と点が、結果として結ばれて生じたような、嬉しい電話だった。
きょうからの夜勤に備えて、2階の部屋で寝ている息子に、その嬉しい電話の内容を伝えに階段を駆け上った。
一連の経緯を知っている息子も喜んでくれた。
これからはその準備で少し忙しくなるが、嬉しい忙しさになる。
ご先祖様に対して、感謝の「南無阿弥陀仏」。
豊田一喜