日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

餅つき

2012年12月28日 | インポート
15kgの餅米を、昨夜のうちに妻が洗って大きなポリバケツの水に漬けていた。

午前9時半ごろから餅つき作業に取り掛かる。

水に漬けていたもち米を、適量ずつ蒸し器に移して、プロパンガスの炎の熱で蒸し上げる。

蒸しあがったもち米を、電動の餅つき機に投入して「つく」スイッチを押す。

およそ12分間程度の回転で、適度に引きのある餅になる。

それより長い時間回転させると、柔らかくなりすぎて、引きの弱い餅になってしまう。

搗きあがった餅を、澱粉を敷いた円形の大きなトタン製の餅取り具に移して、軍手をはめた妻がそのもちの塊をちぎる。

ちぎられた餅の塊を、息子と私で丸めてもろ蓋に並べていく。

鏡もちは、適度な大きさのある深めの丸皿にサランラップを敷いて、そこに搗きたての餅を押し込んで成型してサランラップを閉じるという方法で作る。

以前は1個ずつ手で丸めていたが、数年前に妻がよそから聞いてきた上記の方法で作るようになり、楽になった。

そのような工程を、洗ってあるもち米がなくなるまで繰り返す。

出来上がったあんこ餅と白餅を1個ずつ小皿にのせて仏壇と神棚に供える。

途中で、大根おろしにポン酢か醤油で味付けした湯取り餅を食し、あんこ餅をほおばる。

部屋の中で簡単に餅つきができるという、子どもの頃には想像もできなかったような餅つき風景。

およそ4時間かけて、午後1時30分ごろには今年の餅つきは終了した。



豊田一喜















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