川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

樋渡利秋・検事総長は引責辞職せよ

2010-02-05 09:50:24 | 政治・社会
 2月4日(木)晴れ

 寒い一日で昼食のためうどん屋にいったほかは冬眠状態でした。闘病する友人を電話で励ましたり、国会中継を聞いたり…。

 そこへ朝青竜引退のニュース。残念ですが「運命」(本人の言葉)かな。白鵬の涙の会見が印象的。「横綱の分まで頑張る!」。

 横浜事件の刑事補償決定(横浜地裁)のニュースに続いて小沢民主党幹事長「不起訴」の検察庁発表があった。これは検察の大黒星だ。
 
 横浜事件の「決定」を伝える新聞記事です。

 横浜事件http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100204k0000e040040000c.html?link_id=RAH01

 警察と検察のでっち上げに裁判所が与した権力犯罪であったことが60年以上かかって認定されました。
 国民の税金で刑事補償金を払って、はい、すみました、で終わらせてはならないと思います。しかしながら、警察庁長官、検事総長、最高裁長官などの責任者は記者会見を開いて謝罪する気配すらありません。
 国会は国権の最高機関としてこれらの者を呼び、責任の所在を明らかにするとともにえん罪防止の手立てを講じなければなりません。

 足利事件の記憶が冷めないうちに集中審議を行い、犠牲者たちの苦しみにいささかでも報いたいものです。「鉄は熱いうちに打て」です。

 ●取り調べの可視化 ●自白調書偏重の裁判の是正 などのほか ●検察官適格審査会(参考http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/4e17bd1577633247abbcdad0bf34b1f2)の適確な運営などにも取り組むべきです。

 小沢幹事長にかかわる事件についてはぼくはこうとらえます。

 検察は、不確実で怪しい情報に基づいて、政権交代のリーダーにゼネコンからの裏献金疑惑ありと,見込み捜査を大々的に行い、マスコミを総動員して刑事被告人に追い詰めようとしたが、証拠らしいものをついに発見できず、見事に大失敗を犯した。

 国民が政権交代を選び、明治以来の官僚政治にメスを入れようとした矢先に検察庁が犯した大失態といわなければなりません。その政治的打撃は大きく改革の勢いをそぎ、政権交代の価値を貶めました。

 僕の意見、憤怒、提案など。

 ●検察は権力情報の垂れ流し(リーク)はやっても、正式な発表はなぜこそこそとやるのか。TVカメラの前で堂々と開かれた記者会見を行い、国民の疑問批判にこたえなければならない。

 ●検察は『週刊朝日』の記事に抗議したり、編集長や執筆者に呼び出しを掛けたりしているというが本当か。国民の批判には答えず、自分の気に食わない報道には恫喝を加える。こんな輩(やから)を引っ張り出して公開の席で対決する必要がある。

 週刊朝日http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020301000948.html

 週刊朝日2月12日号 検察暴走! 子ども”人質“に女性秘書「恫喝」10時間
http://honnosense.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-7dd4.html  

 ●民主党はこんなことをされて、なぜ?黙っているのか。党としての見解をなぜ表明しないのか。


 ●先に挙げた司法制度の改革のほか、民主党は企業団体献金を即時廃止し、政治腐敗の根源を断つべきだ。政権を取ったら一番先にやらなければならないことだ。

 ● 樋渡利秋・検事総長は責任を取って辞職せよ!