川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

シンポジウムの生中継

2010-02-27 07:46:51 | 政治・社会
  昨夜は面白い体験をしました。

 パソコン画面で「緊急シンポ!『小沢VS検察』にみる検察と報道のあり方」の同時中継を見ることができたのです。

 こんなことは常識だよという方も多いのかもしれませんが僕には初体験でマスコミの情報管理を打ち破る可能性が生まれてきたことを実感しました。

 このシンポジウムには行ってみたいなあと思いはしても夜のことなので諦めていたのです。『創』という月刊誌の主催です。



  『シンポジウム「小沢vs検察」にみる検察と報道のあり方』


政治家の金銭スキャンダル追及は当然のことですが、検察がいまのように政局を動かすといった事態は異常であり、しかもマスコミ報道がその流れに乗ってしまっていることはさらに問題です。「小沢・検察」戦争とは何であり、報道はどうあるべきなのか。この間の検察報道の検証を含めて徹底討論したいと思います。


出演者:三井環(元大阪高検公安部長)
鈴木宗男(国会議員)
安田好弘(弁護士)
青木理(ジャーナリスト)
上杉隆(ジャーナリスト)
元木昌彦(元『週刊現代』編集長)

司会:篠田博之(月刊『創』編集長)

日時:2月26日(金)18時~21時。開場17時45分

出典・生中継アドレスhttp://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/02/1800vs.html


 検察とマスコミが一体となって人々を洗脳する恐るべき情報管理体制の全貌が元検事、元新聞記者、ムネオさんなどの証言で垣間見えてくるというすぐれた企画でした。

 このシンポジウムの様子は近くネットでその録画が見られるようですから、皆さんもぜひご覧になってください。私たちがいかに新聞やTVなどの「報道」に支配され、洗脳されて生きているか、思い知らされます。

 さしあたって記者クラブ制度を廃止し、問題意識を持ったフリーのジャーナリストが自由に記者会見に出られるようにすることが大事だということがわかりました。新政権になって部分的には実現していますが総理官邸などがガンになっているとのことです。公約通り、鳩山さんの会見をオープンにしていたら「小沢事件」での検察の対応も違ったものになっていただろうという上杉さんの指摘に納得しました。総理会見がオープンになったら検察庁も密室のままというわけにはいかなくなるのでしょう。

 敵は民主党と鳩山政権自体の中にいるのです。政権交代を市民の側に意味のあるものにするために私たち自身がネットなどを活用し何が真実かを究明し、政権を批判・監視するとともに霞が関とマスコミが一体となった情報支配の構造を解体しなければなりません。


 参考・三井元検事の発言①http://opinion.infoseek.co.jp/article/774


 三井元検事の発言②  http://toracyan53.blog60.fc2.com/blog-entry-414.html