川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

講演会「二つの祖国~満蒙開拓団ゆかりの地を訪ねて」

2011-09-15 23:43:29 | 中国残留日本人孤児

友人から講演会の知らせがありました。僕も行きます。よかったらどうぞ。

9月17日に国際理解講座『二つの祖国~満蒙開拓団ゆかりの地を訪ねて~』を開催します

 中野区国際交流協会は、なかのZEROとの共催で以下のとおり講演会を実施します。 

 日本で最も多くの満蒙開拓団員を送り出した長野県の下伊那郡泰阜(やすおか)村から、中島多鶴氏を講師にお招きします。中国東北部(旧満州)からの引揚者であり、帰国後は中国に取り残された残留孤児や残留婦人の帰国支援に尽力し、菊池寛賞など数々の賞を受賞しています。 

 長野県泰阜村は、昭和14年から終戦まで1,139人を満州に送り、無事に日本に帰還したのは半分以下の445人という歴史の悲劇が深い爪痕を残す村です。彼女も昭和15年に16歳で家族とともに満州にわたり、逃避行の末昭和21年8月一人で故郷に帰ってきました。日本と中国、二つの祖国を持つことを運命づけられた彼女が、命の尊さや平和への願いを語ります。

国際理解講座『二つの祖国~満蒙開拓団ゆかりの地を訪ねて~』    申し込み03-5340-5011

  1. 日時 9月17日(土曜日) 午前10時~正午
  2. 会場 中野ZERO西館3階 会議室1(中野区中野二丁目9番7号)


同時開催 写真展「残留孤児のふるさとを訪ねる」

  1. 期間 9月17日(土曜日)~20日(火曜日)
  2. 会場 なかのZERO本館 展示ギャラリー

 中野区国際交流協会と樹徳茶館(中国の文化と歴史を知る会)の共催で写真展を実施します。苦難の末、帰国した残留婦人たちや日本人公墓のある方正で暮らす残留孤児2世の写真など多数展示する予定です。

 なかのZERO●http://www.nices.jp/access/zero.html

 


やっぱり癌研は遠かった 

2011-09-15 11:55:26 | 父・家族・自分

9月14日(水)晴れ

 今日は癌研有明病院で通知簿をもらう日です。昨日、府川の自転車屋さんでブレーキとタイヤを取り替えてもらったばかりの順子号で行ってみることにしました。50km以上はあります。月曜日にさかのぼってきたばかりの道です。

 入間大橋のやや下流で荒川(入間川)右岸の土手の上の道に出ました。ここからは只管(ひたすら)、土手上と災害時非常用道路を河口に向かって走るだけです。上江(かみごう)橋から川越線をわたってしばらくの間だけは車道にもなっているので要注意です。あとはほとんど車とは縁のない道です。

 かつては対岸の荒川自転車道をよく利用したものですが右岸の道がよくなったので近いほうを走ってみたのです。

 土手上の道は「管理用」なのか、柵のようなもので通せんぼしているところがあります。それでも脇からなんとか入れます。自転車はいいよと黙認しているのかな。(親切ではありません)。

 3時間近く走って岩渕水門のそばの「知水資料館」にたどり着きました。

  知水資料館●http://www.ara.go.jp/amoa/syoukai/info.html#top

 ファンタを買って飲んだら「今日はここまでにしよう」という気分になって、王子の恵美ちゃん宅に自転車をあずけることに‥。

 せっかくだからと資料館の2階で青山士(あきら)さんにお会いしていくことにしました。8月末、信濃川大河津分水でお目にかかったばかりでしたが、ここはここで大事な仕事をされたところです。

  青山士写真

   青山士● http://www.ara.go.jp/wakwak/kouza/aoyama.html

 恵美ちゃん(池商OG)宅で出迎えてくれたのは結城さんという小学校以来のお友達です。2階にあがるといつもの笑顔があったのですがしばらく前に軽い脳梗塞をやったといいます。もう自転車にも乗れるといっていつもの通りあれこれと世話を焼いてくれました。

 小一時間三人で交流。恵美ちゃんといえば人の世話に明け暮れてきた人ですが今回ばかりは結城さんに世話になったようです。三ノ輪の幼少時からの付き合いで仲の良い姉妹もこうはいくまいという感じです。この方のことは前々から聞いており、韓国旅行を共にした写真も見せてもらったことがあります。だから僕にとっても旧知と同じです。

 面白い(失礼!)仕事をしている方です。次回はゆっくり聞かせてもらいます。

 3時前に西尾誠人主治医の診断がありました。

 「血液検査。格別の異常なし。CT検査。右肺に転移した癌も肺門リンパの癌も小さくなった。イレッサの薬効は顕著」。

予想通りで格別の感慨はないがともかくありがたいことです。薬効がある限り毎日一錠イレッサの服用が続きます。